アフリカ・エジプトの写真|アレキサンドリア グレコ・ローマン国立博物館とカタコンベ |
グレコ・ローマン国立博物館
グレコ・ローマン国立博物館(アレクサンドリア国立博物館)は、2003年にオープンした新しい博物館。 以前外国の領事館が入っていた建物を博物館に改装したので、展示物以外にも、植民地風の建物を見る楽しみもある。 地下1階は古代エジプト時代の展示。1階はグレコローマン時代、2階はコプト、イスラムに関する展示がある。 展示品は少ないが、展示品一つ一つがきれいにディスプレイされて、簡単な英文での説明もあり、見学はしやすい。 ただし、地下1階のファラオ時代の展示物は、暗い中ガラスケースに入って展示されているので、気をつけないとガラスに激突する危険あり。 また、地下1階からさらに地下に伸びる階段があり、ここを下っていくと古代エジプト時代のミイラが2体ある地下墳墓風の展示室に出る。 1階には、アレキサンドリア湾の海底から引き上げられたグレコローマン時代の彫刻やスフィンクスも展示されている。
国立博物館の展示物
メドゥーサ(Medousa)は、ギリシャ神話に登場する怪物。ゴルゴーン三姉妹の一人である。姉に当たる「力」のステンノー、「広い海」のエウリュアレーと共に「女王」メドゥーサと呼ばれる。 語源はギリシア語の「medousa(女支配者)」である。 見たものを石に変える能力を持つ魔物。 頭髪は無数の毒蛇で、イノシシの歯、青銅の手、黄金の翼をそなえた容姿をもっている。 海の神であるポセイドーンの愛人であり、ポセイドーンとの間に天馬ペーガソスとクリューサーオール(「黄金の剣」の意)がいる。ペルセウスによって首を切り落とされ退治された。
また本来はクレオパトラの像がある筈が無かったです。 盗難?
セラピス神はエジプトとギリシアの宗教的概念の融合で、アレキサンドリアにその根源があります。セラピス神への崇拝を始めたとされるのはプトレマイオスT世で『セラペウム』と呼ばれる最初の神殿を建てました。セラピス神への信仰は広くローマ時代に引き継がれ、その神殿もローマ帝国全土に広まっていきました。 でも見た目はギリシャ風ですね。 エジプトの人の反発も大きかった。
■エジプトに関するニュース
2010年2月17日、黄金のマスクで知られる古代エジプト王、ツタンカーメンは、マラリア感染と骨折による合併症により17―19歳前後で死亡したとの研究結果が、米医学誌JAMAの最新号で発表された。ミイラのDNAなどから明らかになったという。
チームは、ツタンカーメンをはじめ、同じ時代のミイラ10体を、人類学、放射線学、遺伝子検査などの手法で調べた。調査を率いた考古学者ザヒ・ハワス博士によると、DNA鑑定の結果、ツタンカーメンは同博士がかねて推測していた通り、同じ第18王朝の王アクエンアテン(アメンホテプ4世)の息子だったことが分かった。 母親はアクエンアテンの姉妹とみられ、近親婚による遺伝病を患っていた可能性がある。 調査対象のミイラからは全体として、循環器などに先天性とみられる異常が多く見つかったという。
カタコンベ
コム・エル・シュカファのカタコンベ(英:catacomb)は、地下の墓所のこと。 長い階段を下りました。 カタコンベは、ある家族の墓所でしたが、ローマを逃れたキリスト(コプトキリスト教)教徒が隠れ礼拝した場所。 ファラオ時代とローマ時代の建築様式を取り入れて2世紀に造られた深さ100フィート、地下3階のこの墳墓には、遺族が石のベンチに座って葬儀を行なうトリクリニウムや、ヘビのレリーフがある中央墓があります。 またソベク神とアヌビス神の像もあります。 基本的に撮影禁止。
アレキサンドリア |
カタコンベ 地下の入口 |
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最後の部屋の前にはあたかも家族が生活できるくらいの場所や道具もそろい、何故か沖縄地方のお墓のイメージが思い浮かびました。 日本ではお墓で生活や宴会など考えられないが、沖縄などでは故人を偲び楽しく送り出すと聞いています。 地上と地下の違いはあれども、カタコンベもそんなものだったのかと思います。
※カタコンベ(イタリア語:catacombe)は、古代キリスト教徒の地下墓所。ギリシア語カタキュムバス(「窪地(くぼち)の傍ら」の意)に由来。ローマにある窪地の古い地名であったが、そこに建てられた聖セバスチャン教会の地下墓所の名前となり、さらに、これと同様な古代のキリスト教徒の地下墓所をもさすようになった。初めは家族墓所だけであったが、3世紀以前に信者共同の墓所も設けられたようである。しかし地下に墓所をつくる慣習はユダヤ教その他の宗教においても行われていた。カタコンベはナポリ、シチリア、北アフリカ、小アジアなど古代ローマ世界の諸所に広がっている。
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