アフリカ・エジプトの写真|ナイル川クルーズ(アスワンのファルーカとカイロのベリーダンス他) |
ナイル川クルーズ
ナイル川クルーズ(ファルーカ(白い三角帆の帆船)とベリーダンス他)に関しての写真や情報を発信してます。 カイロではベリー(belly=腹)ダンス(お腹を使ったダンス((Belly dance)の夕べ。 エジプトのベリーダンスは西洋人が最初に見た様式とされる。ナポレオンがエジプトに侵攻した際、ナポレオン軍はガワーズィー族との遭遇を果たした。ガワーズィー族はプロフェッショナルな芸人集団として、音楽家として生計を立てていた。売春を行う女性たちがいる一方で、ほとんどノマドの様な生活を送りつつも交易ルートを確立した街に居住していた。 遭遇した当初、フランス人たちは重たげな宝石と髪型に飾り立てられた「野蛮な」踊りを見せる彼らの出現を嫌悪した。しかし、うっとりさせられるような彼らのダンスに自然と惹き付けられていくのにそう時間はかからなかった。 また、男性がスカートを穿き踊るタンヌーラ・ダンスは目が点に。 アスワンでは、残念ながらファルーカは風のため無理でしがエンジン付きボートで、暮れなずむ夕陽のクルージング。 静と動のクルージングをご紹介します。 いずれも素晴らしいものでした。
■ナイル川(ニイル川)(Nile River)は、アフリカ大陸東北部を流れ地中海に注ぐ世界最長級の河川。ヴィクトリア湖上流のカゲラ川源流(げんりゅう)からで全長6690km。ナイル川の最上流はブルンジのルヴィロンザ川で、その肥沃な流域は世界四大文明のひとつであるエジプト文明を育んだ。古代ギリシアの歴史家・ヘロドトス(Herodotus)は「エジプトはナイル川の賜物」という言葉を『歴史』に記している。20世紀には水害を防ぐためアスワン・ダム、アスワン・ハイ・ダムが建設され、灌漑が発達することで三角州地帯を中心に通年耕作が可能となった。ウガンダ・タンザニアなどの湖沼地帯(こしょうちたい)から流出する白ナイルと、エチオピア高原から流出する青ナイル川(the
Blue Nile)が,スーダンのハルツームで合流し,ナイル川本流となる。
アスワンでのクルーズ
アスワンは世界有数の国際的なリゾート地です。当日は、アスワンでファルーカ(帆掛け舟)でのクルージングの予定が強風のため断念。エンジンつきの船で暮れなずむナイル川をクルージング。 ★ファルーカ(falucca)は、エジプトのアスワンやルクソールなどのナイル川で利用されている帆船。近年は、生活の足というよりも、観光目的で使用されつつある。白い三角帆の帆船。
A felucca is a traditional wooden sailing boat used in protected waters
of the Red Sea and eastern Mediterranean including Malta, and particularly
along the Nile in Egypt, Sudan, and also in Iraq. Its rig consists of one
or two lateen sails.
カイロでのクルーズ ベリーダンス
ベリーダンス(Belly dance、あるいはbellydance、(belly=腹))は中東およびその他のアラブ文化圏で発展したダンス・スタイルを指す言葉であり、これらを呼称するために造語された西洋の呼称。 ベリーダンスはイスラム時代以前のエジプトより、口承に基づき伝授され知られてきた。その起源は諸説存在するが、地中海世界、中東、アフリカと関係があるという証拠が最も多く挙げられている。例えば紀元前5世紀ほど昔のものといわれるエジプトの墓の壁画には、半裸のダンサー達が描かれており、その姿はベリーダンサーが鏡の前で行う柔軟体操の姿勢に似ている。
また、12世紀から13世紀にかけてのペルシアの細密画の中においてもベリーダンスの描写が見られ、その歴史の長さを伺わせる。 ベリーダンス(Belly
dance、あるいはbellydance)は、アラブ文化圏ではラクス・シャルキー(Raqs Sharqi、「東方の踊り」の意)、ラクス・バラディー(Raqs
Baladi、 「民族舞踏」の意)として知られ、トルコ語ではオルヤンタル・ダンス(Oryantal dansi、「東方舞踏」の意)として知られている。特に「ラクス・シャルキー」と言う言葉の起源はエジプトであるとされる。
■ベリーダンスの観客は日本人と韓国人、その他女性が多いことに驚きました。 イスラムの服装をしている女性も多数見受けれた。 段々とイスラムの女性も自由になったのか? エクササイズか?
■クルージングは、夜が主で夜景を愛でてリッチな食事(ディナー)を楽しむものです。 ナイトクルージングに付きものはショータイム。 前半は、キーボード演奏の方と男性女性1名ずつの歌手の方が出てきて、洋楽やアラビア語の歌を歌ってくれました。 その後、強烈なジャンベやタンバリンの音楽に合わせてダンサーの登場です。 お酒は厳禁の国で、少し物寂しさを感じました。 但し船は物凄く静かに動いています。 カイロの夜景を見る限り日本企業の進出も目覚しいものがあるよう感じた。 見慣れたネオンサインも多い。 食事はバイキングスタイルで、美味しかったし、量も十分ありました。 5ッ星のクルーズ船ナイルクリスタルの最上級の席を確保してもらいました。 特等席です。
ベリーダンス |
ベリーダンス |
ベリーダンサー |
SEXYなベリーダンス |
ベリーダンサー |
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■ベリーダンス(bellydance)のもたらす恩恵は精神にも健康にも存在する。ダンスは心肺能力によい働きをもたらし、身体の柔軟性と強靱さを増強させ、胴体や「コア・マッスル(体幹)」を引き締めるが、脚の筋力形成にもよい影響をもたらす。多くのベリーダンス・スタイルは筋肉の「孤立した動き」を強調するため、ダンスを学ぶことで様々な筋肉や独立した筋肉系統の動かし方を習得出来る。ヴェールを使ったダンスは腕や肩、他の上半身の筋肉を鍛えることに繋がり、ジルの演奏は筋力強化と指一本一本をバラバラに動かす事にも繋がる。ベリーダンスは全ての年齢・体型に適したダンスであり、参加する人に応じて肉体的な負荷を選択出来る。
カイロでのクルーズ タンヌーラ
エジプトの伝統的な民族舞踊「タンヌーラ(Al-Tannura、スカートの意味)」:男性が大きなスカートをグルグル回転させて踊りますが、日本の色独楽風で綺麗です。イスラームの修行の一部をステージ化したものだそうです。 ダンサーは4枚のスカートをまとっていて、1枚ずつ脱いでいく。このスカートは4つの季節を象徴しています。 また時計と反対周りにまわるということは、イスラム教徒たちが、メッカのカーバ神殿の周りを回るのと同じということ、またダンサーが右腕をあげ、左腕をさげる時、それは地球と天国の融合を示すのです。そして、ぐるぐる回ることによってトランス状態になり神と一体化し、天国へと導かれるというのが、このタンヌーラ・ダンスです。 別の名前でスーフィーダンス。
タンヌーラ・ダンス |
タンヌーラ・ダンス |
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タンヌーラ・ダンス |
タンヌーラ・ダンスは、見てるだけで目が回りそうです |
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タンヌーラ・ダンス |
ナイル川の船から見る |
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タンヌーラ・ダンス |
タンヌーラを手で旋回 |
ベリーダンスの演奏者達 |
カイロの市街地を流れるナイル川と岸辺の草 |
ナイル川の船上で昼食 |
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ナイル川に舫るクルージング用の観光ボート(ホテルの近くで) |
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■カイロでは、ナイル川が流れるものの、少し市街地から外れると砂漠で、現在は空港の辺りも砂漠ですが、新たな住宅の建築が続いています。水は部分的に豊富でも全体的には貧弱です。 ただ、夕陽は古代のエジプト人の思いに浸るのには十分過ぎるほど綺麗でした。
この夕陽を見て、独特の死生観をつくったのです。
地域のナイル川
アフリカ・エジプトの写真|ナイル川クルーズ(アスワンのファルーカとカイロのベリーダンス他) |