西洋美術切手 (特別企画)チェコ・プラハ美術館収蔵絵画
チェコの美術切手は綺麗さとその緻密さで有名です。非常に美しい凹版印刷です。今回特別企画としてチェコのプラハ国立美術館(200余年の歴史を誇るプラハ国立美術館は、ヨーロッパ有数の美術館として西洋絵画の名品を所蔵しています。)に収蔵されている絵画を纏めて展示しました。画家は切手に記載の通りで、中世からルネサンス−現代までの作品があり、有名画家は別の頁に紹介していますので具体的な内容・画家については省略しました。年代別に整理してます。Vaclav
Hollar(ホラー、1607-1677) と呼ばれる作家の詳細は不詳ですが非常に多いことが特徴です。 プラハ国立美術館は、中世より現代にいたるヨーロッパ美術の一大宝庫として、その名は世界中に知れわたっています。16世紀チェコの国王ルドルフ2世の蒐集品を母胎とするこの膨大なコレクションで構成されています。チェコ出身の画家ミュシャは一番切手のプラハ城だけでなく、この美術館には大いに貢献しています。 *画像クリックで大きな画像表示になります。
(特別企画)チェコ・プラハ美術館収蔵絵画 |
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1300年代以前 |
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フレスコ画や宗教画が多かった時代でしょうか。 |
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1400年代 |
15-16世紀は、ルネサンスの時代です。 |
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いずれも デューラー |
ルーカス・クラナッハ |
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『薔薇冠の祝祭』(チェコ) |
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■『茨の冠の祝祭 (Das Rosenkranzfest)』1506年 162×194.5cm アルブレヒト・デューラー (Albrecht Durer)作:主題は玉座に鎮座する聖母マリアと幼子キリストを中心に聖人たちを配する≪聖会話≫で、聖母マリアは左手で皇帝マクシミリアン1世に冠を与えながら、自身も上空の天使より冠を受けている。また幼子キリストの下部では楽器を手にし、場面に相応しい音楽を奏でる天使の姿を始め、聖母子への捧げ物などがデューラーの高度な細密描写によって描かれている。遠近法によって巧みに描かれる背景や、各登場人物の精神性に富む繊細な表現など、画家の成熟しつつある技量がよく窺えるほか、晴天に染まる青い空や聖母の着衣の濃紺、皇帝マクシミリアン1世と教皇ユリウス2世が着衣する豪華な赤色の衣服など、配色にもヴェネツィアらしい大胆かつ豊かな色彩が使用されいている。プラハ 国立美術館シュテルンベルク宮殿館。 |
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1500年代 |
15-16世紀は、ルネサンスの時代です。16世紀末から18世紀前半はバロックの時代。 |
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AbbessCroder(16世紀) |
エルグレコ |
フリューゲル |
"Madonna and Child", the retable in the Church of the Assumption, Bansksa Bystrica, Slovakia レヴォチャのマスターポール |
1600年代 |
16世紀末から18世紀前半はバロックの時代。 |
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ルーベンス |
Vaclav Hollar |
Vaclav Hollar(ホラー) 「春」 |
Vaclav Hollar |
1700年代 |
18世紀前半まではバロックの時代、18世紀末-フランス革命前はロココの時代、別に18−19世紀頃はロマン派・写実派の時代です。日本は江戸時代です。 |
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レンブラント |
喜多川 歌麿 |
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左はロココ時代のセバスティアーノ・リッチSebastiano Ricci 1659〜1734 の絵画です。 イタリア、ウィーン、ロンドンで活躍、後年はヴェネツィアで制作した。甥のマルコも画家で、共同制作もしている。 |
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■浮世絵関連の頁索引 [ 浮世絵(1,2)|日本の絵画|印象派・ゴッホ|プラハ美術館収蔵|広重と北斎|趣味の雑貨(版画) ] |
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1800年代 |
18世紀末-フランス革命前はロココの時代、別に18−19世紀頃はロマン派・写実派の時代です。印象派やフォービズムも台頭しています。日本は江戸時代から明治にかけてです。 |
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josef navratil |
ルノワール |
マネ |
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レピン |
プレスラー |
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フランティシェク・ゼニセク(1849 - 1916)の代表作「オルドルジラとホジェナ」(1884年)。王子オルドルジラと乙女ホジェナの物語の出会いの場面。(チェコ、2009) |
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アルフレッド・シスレー |
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1900年代 |
20世紀の美術は、様々な「イズム」に彩られており、19世紀以前に比べて、その動きは著しく激しかったことから、「20世紀美術」という用語で言われます。 |
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エルンスト |
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リースラー |
ミュシャ |
ミュシャ |
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ピカソ |
Mudroch (1909-1968) , |
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■ピカソが作成した絵画のゲルニカは、スペイン北部バスク地方の小さな町の名です。当時、内戦状態にあったスペインで、1937年、フランコ将軍を支援するドイツ空軍が猛爆し多くの市民がなくなりました。その暴挙に抗議の意思を表すため、同年開催されたパリ万博スペイン館に描かれた大壁画が有名なこの作品です。 原画は、縦3.5m横7.8mの大作です。 所 蔵:ソフィア王妃国立美術館 |
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アルフレート・ユスティーツ |
年代不詳 |
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■今はチェコとスロバキアの2つの国に分かれていますが、2つの民族が一つになってできた旧チェコスロバキアの切手は、凹版多色刷りの切手が特徴であり、凹版の繊細な表現力を活かした素晴らしい切手が数多く発行されています。 |
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その他美術関係の切手・写真(切手が主体) |
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西洋美術切手 (特別企画)チェコ・プラハ美術館収蔵絵画 |
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