西洋美術切手 パブロ・ピカソの絵画切手と写真
最近の絵画では、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso,1881年10月25日 - 1973年4月8日)を切手と写真で特集しました。ピカソはスペインのマラガに生まれ、フランスで制作活動をした画家・彫刻家・芸術家。ジョルジュ・ブラック同様、キュビスムの創始者のひとり。パブロ・ピカソは、20歳から「青の時代」として、青を主調に貧しい人びとを描く。25歳からパリに定住し、道化師、曲芸師を描く「桃色(バラ色)の時代」を向かえる。フェルナンド・オリヴィエという恋人を得て、明るい色調でサーカスの芸人などを描いた。
その後、原始芸術の影響で、「ニグロの時代」へと変貌。『アヴィニオンの娘たち』を契機としピカソは、ブラックとともに「キュビスト運動の時代」に入り、同時に「新古典時代」、「メタモルフォーズの時代」が続く。1937年、フランコ軍側のドイツ軍が、バスクの首都ゲルニカを無差別爆撃した。それに憤り、『ゲルニカ』を描いた。パブロ・ピカソは生涯におよそ13,500点の油絵と素描、100,000点の版画、34,000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な美術家であるとギネスブックに記されてます。
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ピカソ(Pablo Picasso) 切手 |
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■パブロ・ピカソは作風がめまぐるしく変化した画家として有名であり、それぞれの時期が「◯◯の時代」と呼ばれてる。 |
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ピカソ絵画・ユーゴスラビア発行 |
ピカソ 『母性(motherhood)』、『ピエロ』、『ピエロ(harlequin)と彼の伴侶』 モルディブ、1973年発行 |
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■『ピエロ』は1918年の作品で、ニューヨーク近代美術館蔵。パブロ・ピカソが初めてのイタリア旅行で、コメディア・デル・アルテに惹かれ、「桃色の時代」の芸人への親近感が蘇ったのであろうか、スタイルはガラッと変わって写実的です。 |
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『悲劇』(ラオス、1989年) |
『ジェイミ(Jaime)の肖像』 |
『母性(Maternity)』 |
『ハルレクインと彼の伴侶』 |
『アヴィニオンの娘たち』(パラグアイ) 『アヴィニオンの娘たち』(コートジボアール) |
『夢』(中央アフリカ、1981年) |
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■『アヴィニオンの娘たち』は、セザンヌの「大水浴図」を髣髴とさせるこの大作は、パブロ・ピカソがはじめて自分独自の世界を発見した記念碑であり、20世紀美術の出発点でもあった。バルセロナの売春宿の女たちを暗にモチーフにしてながらも、「桃色の時代」の文学性や感傷は微塵も無く、人物が炸裂した岩石の切断面のようにキビキビととらえられてる。悲哀と暗鬱製に変わって大胆な欲望が裸のまま白日の下に謳歌された作品です。数年前からイベリア彫刻やゴーギャンの木彫に見られる、対象を単純なマッスで捉える方法の影響が現れてるが、特に左のマスクをつけたような二人の女性の描き方には当時のフランス領コンゴの黒人彫刻の影響が著しい。アフリカ彫刻の時代。後に起こる「キュビスム革命」の発端となった。ニューヨーク近代美術館にあります。 |
『夢』(コートジボアール) |
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●青の時代(1901年-1904年) :親友カサヘマスの自殺にショックを受け、青色無機顔料のプロシア青をベースとする暗青色を基調として、軽業師、アルルカン、売春婦、乞食、芸術家などを描いた。 |
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ピカソ・青の時代 『ピカソの自画像』、『』、『ブルーヌード』 |
ピカソ・青の時代 『老いたるギター弾き』、『羽のついた帽子の女性』、『アンヘル・フェルナンデス・デソト氏の肖像』 |
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ピカソ・青の時代 『うずくまる女性と子供』、『La Vie:臨終 (Life:生)』、『』 |
■ロンドン(2010年、CNN) 競売大手クリスティーズは23日夜にロンドンでピカソやモネなどの絵画オークションを開き、落札価格の総額が同国の絵画オークション史上最高額となる1億5260万ポンド(約210億円)に達したと発表した。 オークションには絵画62点が出品され、ピカソの「アンヘル・フェルナンデス・デソト氏の肖像(Angel Fernandez de Soto)」(1903年)は最高額の約3500万ポンド(約47億円)で匿名の入札者に落札された。これは以前の持ち主が1995年に払った額のほぼ2倍。 |
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『3人の女』(モーリタニア) |
『家族』(モーリタニア) |
『ピカソの自画像』 |
『鳩』(コートジボアール) |
『 春 』 フランス(1998年) |
チェコスロバキア『自画像』 |
1901年《MOTHERHOOD》 |
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『 春 』 1956年 |
1972年発行(拡大○) |
ロンドン・ナショナルギャラリー |
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■『自画像』は1907年のピカソの作品。粗暴で直接的な表現で描かれた。ニグロ彫刻の持つ強い面と面の衝突。 |
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『Las Mennas(青の時代)』 |
『セノーラ・カナルス』、『パブロ・ピカソ自画像』、『ジェイミ・サバルテス』、『演技の跡で(女優)』 |
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『科学と慈善』 |
『画家とモデル』 |
『鳩』 |
フランス 1975年 『道化師ポール(アルルカンに扮したパウロ )』 |
"Boy with a Dog","The Family of Saltimbanques", "Harlequin with a Guitar"他 (ピカソ、2001年) |
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”La Vie (Life)", "Bathers with a Toy Boat", "Evocation
(L'enterrement de Casagemas)", "L'etreinte" |
"Sleeping Peasants" |
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ピカソの絵画 全て女性を表現してますが、違う時代でも非常に穏やかな温かみを感じます(セント・トーマス、2005年) |
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ピカソ(マリ、1973年) |
チェコスロバキア発行『ゲルニカ』 |
(「プラハ美術館収蔵」にも収録) |
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パブロ・ピカソ(Pablo Picasso,1881年10月25日 - |
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パブロ・ピカソの『ゲルニカ』チェコスロバキア発行 タブを含めた切手のサイズ33x106mm。 |
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ピカソの有名絵画 『ゲルニカ』 |
スペイン発行のピカソの『ゲルニカ』 |
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チェコスロバキア発行 スペイン発行 カメルーン発行(1981年) |
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■ゲルニカは白と黒、グレーだけで描かれてるパブロ・ピカソのモノクロの作品です。ゲルニカはスペイン北部バスク地方の小さな町の名です。当時、内戦状態にあったスペインで、1937年、フランコ将軍を支援するドイツ空軍が猛爆し多くの市民がなくなりました。パブロ・ピカソはその暴挙に抗議の意思を表すため、同年開催されたパリ万博スペイン館に描かれた大壁画が有名なこの作品です。歯をむき出しにして、いななく馬を中心に、左側にぬっと立つ牛と死児を抱えた母親、中央の斃れた戦士、右側の駆け、叫ぶ女たちが息もつかせぬドラマの緊迫感を与える絵画です。スペイン内乱という祖国に危機に臨んで物凄い緊迫感を感じます。 原画は、縦3.5m横7.8mの大作です。
所蔵:ソフィア王妃国立美術館 |
ゲルニカ |
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ピカソが描く平和のハト |
アンチグア・バブーダで発行されたパブロ・ピカソの絵画切手 『海辺を走る2人の女』 |
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(チェコスロバキア) |
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ピカソが描く『平和の鳩』(中国) |
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左は紀18で1952年・アジア太平洋地域平和会議、下は紀10の「世界の平和を守れ」2次 |
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ピカソが描く『平和の鳩』(中国) |
左は紀5の「世界の平和を守れ」1次(東北版)、下は紀24の「世界の平和を守れ」3次 |
『玉乗りの少女』 |
パブロ・ピカソ、画家 |
■パブロ・ピカソが平和主義者だったのか、それともただの臆病者だったのか、現在でも議論が続いてる。第一次世界大戦、スペイン内戦、第二次世界大戦という3つの戦争に、ピカソは積極的に関わらなかった。フランスの2度にわたる対ドイツ戦争では、スペイン人であるピカソは招集されずにすんだ。上の鳩の作品もそのうちのひとつかと思われる。 |
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『演技の跡で(女優)』、『鳩を持つ子供』 (ボリビア) ピカソ |
『鳩を持つ子供』(ベトナム) |
『戦争』(ベトナム) |
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『平和』(ベトナム) |
『3人の音楽家』(ベトナム) |
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『鳩を持つ子供』 |
『馬上の道化者(harlequin)』(マリ、1981年)ピカソ |
"Three Musicians(3人のミュージシャン), or Musicians in Masks(仮面を被ったミューージシャン)"(ピカソ、2001年) |
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『三人の踊り子』 |
『自画像のある女の胸像』 |
『ピエロに扮したポール』 |
『サーカス芸人の家族と猿』 |
『鳥かご』(マリ、1967年 |
『道化師ポール(アルルカンに扮したパウロ )』(マリ、1967年) |
『パンの笛』(マリ、1967年) |
『フットボールをする人達』 |
パブロ・ピカソの絵画切手 『海辺を走る2人の女』(パラグアイ) |
■『海辺を走る2人の女』(1922)パリ、国立ピカソ美術館蔵 二人の女の姿態は大きくデフォルメされて、駆けっこをする姿が画面全体に均等に拡がってる。 |
1980年チェコスロバキア発行 |
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パブロ・ピカソの絵画切手 『浜辺の家族』(パラグアイ) |
『行き止まり(Still-Life)』 |
『闘牛士(Bullfighter)』 |
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『絵を描く子供達』 |
『腰掛けてる婦人』 |
『王様のポール』、『ピエロに扮したポール』 ピカソ(パラグアイ) |
『3人のミュージシャン』 |
「ピカソ」(赤道ギニア、1981) |
「ピカソ」(赤道ギニア、1981) |
「ピカソ」(赤道ギニア、1981) |
「ピカソ」(赤道ギニア、1981) |
『玉乗りの少女』 |
「ピカソ」(赤道ギニア、1981) |
『セノーラ・カナルス』 |
パブロ・ピカソ |
ピカソは作風がめまぐるしく変化した画家として有名であり、それぞれの時期が「◯◯の時代」と呼ばれている。主なもの。 |
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『若い女性』、『鳩を持つ子供』、『花を持つピエロのポール』、『Francoise、Claude and Paloma』 ピカソ サントメ、1981年 |
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ピカソ画 |
『人形を持つ少女』、『父、母と子供』 ピカソ画 |
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パブロ・ピカソのアメリカ合衆国の美術館での絵画の写真(クリックで拡大) |
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☆シカゴ美術館 ピカソの絵画(親子) |
☆ボストン美術館 ピカソ「キュビズム(キュビスム)」 |
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・ピカソの絵は「キュビズム(キュビスム)」と言われてます。ピカソの作品と思えない程の慈愛に満ちた作品です。 |
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■イラク:パブロ・ピカソ?の絵 90年のクウェート侵攻で略奪か【毎日新聞 2009年8月28日 東京朝刊】 |
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その他美術関係の切手・写真(切手が主体) |
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