Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

Kunioの世界の切手紹介と海外写真集
美術切手|シャガール(Marc CHAGALL):ロシア(現ベラルーシ)出身のフランスの画家。
近代絵画、人間の一生を生涯のテーマに、仲の良いほのぼのとした恋人たちの幻想的な絵。ステンドグラス作品も多数。

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西洋美術切手 近代絵画の切手 シャガール

 最近の絵画では、シャガール(Marc CHAGALL)の仲の良いほのぼのとした恋人たちの幻想的な絵。 マルク・シャガールは1887年7月7日、ポーランド国境に近いロシアの小さな村ヴィテブスクに生まれました。ロシア(現ベラルーシ)出身のフランスの画家。1910年10月にパリに留学し、印象派やキュビズムに感銘を受けました。 ユダヤ人として生まれ、過酷な現代史に翻弄されて何度も移住を繰り返しながらも、第二次世界大戦を経て再びフランスに戻り、パリを第二の故郷と決め晩年の1985年まで創作活動を続けました。 青春の追憶、生まれ故郷ヴィテブスクへのノスタルジー、アメリカ滞在中に失った妻への悲しみ、戦争への残虐な生々しい記憶。 誕生、結婚、死など人間の一生を生涯のテーマとして、青を基調とする独特の色彩を駆使しながら、人間に対する限りない愛と悲しみを謳い上げました。 重力の法則を超え、幻想的な世界の中で夢と想像力を、ユートピアと現実を融合させる術を心得ていた芸術家は他にいません。
 

 

■巨匠の絵画切手 [ ボッティチェッリダ・ヴィンチラファエロミケランジェロデューラーティツィアーノルーベンスベラスケスアングルエル・グレコレンブラントカラヴァッジオフェルメールダイクドラクロワゴヤ|ゴッホ(no.1|no.2)|ルノワールマネとモネセザンヌゴーギャンマチスピカソダリ葛飾北斎安藤広重クリムトシャガールモディリアーニミュシャ ]

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20世紀以降 マルク・シャガール(Marc CHAGALL)

メス大聖堂のステンドグラス
(フランス、シャガールの作品)

『エッフェル塔と恋人達』
(フランス)

シャガールの絵画、画像拡大可能(キルギスタン)

国連バブリックロビーの東側・
ステンドグラス 
画像拡大可能

メス大聖堂(フランス、シャガールの作品) ステンドグラス シャガール 絵画切手 エッフェル塔と恋人達 フランス シャガール 絵画切手 シャガール 絵画切手 国連 ステンドグラス

シャガールのステンドグラス(国連):バブリックロビーの東側に、フランスの芸術家、マーク・シャガールによってデザインされたステンドグラスがあります。これは1961年に飛行機事故で死亡した第2代国連事務総長のダグ・ハマーショルド氏ならびに15名の記念碑として、マーク・シャガール自身と国連スタッフにより1964年に寄贈されました。
この幅15フィート、高さ12フィートの記念碑には、たくさんの花の中から現れた天使の顔にキスされている小さな子どもたちなど、平和と愛を象徴するいくつかのシンボルが描かれています。左側そして母親たちのまわりには、平和を求めてもがいている人々が描かれています。パネルに描かれた音楽の記号が、ハマーショルド氏が好きだったベートーベンの第9交響曲を想い起こさせます。 

シャガール生誕100年(グレバダグレナディーンズ、1987年)

シャガール生誕100年(ドミニカ、1987年)

『Firebird design for the curtain of the Stravinsky Ballet production』
『Firebird design for the curtain of the Stravinsky Ballet production』 ドミニカ シャガール

シャガール生誕100年(ブータン、1987年)

『Still Life.』(シャガール)

『The Concert.』(シャガール)

『Still Life.』(シャガール) 『The Concert.』(シャガール)

■シャガールの作品にはヴァイオリンを弾く人や動物などがしばしば登場します。シャガールにとって、叔父がヴァイオリン奏者だったこともあり、音楽は幼い頃からとても身近な存在であり、クレズマーと呼ばれる生活に密着した東欧ユダヤ人の民族音楽に親しんでいました。
■音楽を愛したシャガールには、音楽に関わる制作も多く、パリ・オペラ座の天井画や、ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場の壁画『音楽の勝利』『音楽の起源』を描いたほか、ニースのマルク・シャガール聖書の言葉美術館にはシャガールが絵を描いたクラブサン(ハープシコード)が寄贈されています。 また、舞台芸術の分野でも、今回のシャガール展で紹介される、アメリカ亡命時代に手がけられたチャイコフスキーのピアノ三重奏曲イ短調作品50を用いた『アレコ』、ストラヴィンスキー(Stravinsky)の音楽による『火の鳥』の二つのバレエの他、戦後フランスに戻ってから、ラヴェルの音楽による『ダフニスとクロエ』といったバレエの舞台美術を担当しているほか、メトロポリタンオペラではシャガールが最も愛した作曲家であるモーツァルトのオペラ『魔笛』の舞台美術も制作しています。

『The Smolensk Newspaper』(シャガール、ブータン、1987年)

『The Smolensk Newspaper』(シャガール)

『Composition with goat』(シャガール)

『ロミオとジュリエット』(シャガール)

『Composition with goat』(シャガール) ロミオとジュリエット

シエラ・レオネで発行されたシャガール生誕100年(1987年)の絵画

『Wedding Feast、Stravinsky's Ballet(1945)』(シャガール)

『The Falling Angel』(シャガール)

シャガール 絵画 『Wedding Feast、Stravinsky's Ballet(1945)』 ストラヴィンスキー バレエ シャガール 絵画 『The Falling Angel』 天使

イスラエル(1973年) エルサレム、ハダーサ・ヘブライ大学医療センターにあるステンドグラス。十二支族を描く。(シャガール)

■イスラエルの十二支族とは、ヤコブの息子とされるルベン(Reuben)、シメオン(Simeon)、ユダ(Judah)、イッサカル(Issachar)、ゼブルン(Zebulum)、エフライム、マナセ、ベニヤミン(Benjamin)、ダン(Dan)、アシェル(Asher)、ガド(Gad)、ナフタリ(Naphtali)です。切手ではLeviとJosephが入っています。 エフライム とマナセはヨセフの息子たちです。

イスラエル(1973年)エルサレム、ハダーサ・ヘブライ大学医療センターにあるステンドグラス。十二支族を描く。 シャガール
イスラエル(1973年)エルサレム、ハダーサ・ヘブライ大学医療センターにあるステンドグラス。十二支族を描く。 シャガール

シャガール(Marc CHAGALL)

『ダビデ王』(イスラエル、
1969年)シャガール

イスラエル(1973年)エルサレム、ハダーサ・ヘブライ大学医療センターにあるステンドグラス。十二支族を描く。 シャガール
『ダビデ王』(イスラエル、1969年)シャガール

シエラ・レオネで発行されたシャガール生誕100年(1987年)の絵画

『The Quarrel(1911-12)』
(シャガール)

『Rebecca Giving Abraham's Servant a Drink』

『The Village』(シャガール)

『Id a the Window(1924)』
(シャガール)

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『Promenade(1913)』
(シャガール)

『Peasants』(シャガール)

『Turquoise Plate』
(シャガール)

『Cemetery Gate(1917)』
(シャガール)

シャガール 絵画  シャガール 絵画  シャガール 絵画 

もっとも有名な絵画が背景『』(シャガール)

『』(シャガール)

バチカン美術館のシャガールの絵画

バチカン博物館   拡大可能

シャガール『ピエタ』

シャガール『』

シャガール『キリスト磔刑』

シャガール『』

シャガールの宗教画について France (1923-1941)時代
After returning to Paris from one of his trips, Vollard commissioned him to illustrate the Old Testament version of the Bible. Although he could have completed the project in France, he used the assignment as an excuse to travel to Palestine to experience for himself the Holy Land. He arrived there during February 1931 and ended up staying for two months. Chagall felt at home in Palestine where many people spoke Yiddish and Russian. According to Baal-Teshuva, "he was impressed by the pioneering spirit of the people in the kibbutzim and deeply moved by the Wailing Wall and the other holy places."
Chagall later told a friend that Palestine gave him "the most vivid impression he had ever received." Wullschlager notes, however, that whereas Delacroix and Matisse had found inspiration in the exoticism of North Africa, he as a Jew in Palestine had different perspective. "What he was really searching for there was not external stimulus but an inner authorization from the land of his ancestors, to plunge into his work on the Bible illustrations." Chagall stated that "In the East I found the Bible and part of my own being."

■1966年、シャガールは17点から連作『聖書のメッセージ』をフランス国家に寄贈した。マルローはこの連作を含むシャガールの作品を展示するための国立美術館の建設を推進し、ニース市が土地を提供する形で1973年、画家の86歳の誕生日にニース市のシャガール美術館が開館した。墓はニースに近いサン・ポール(Saint Paul)のユダヤ人墓地にある。
毒舌家としても知られ、同時代の画家や芸術運動にはシニカルな態度を示していた。特にピカソに対しては極めて辛辣な評価を下している。しかし、だからといってピカソと仲が悪かったわけではなく、むしろ、ピカソにしては珍しく、けんかをしないほど仲がよかったともいわれる。

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