アフリカ・エジプトの写真|ナイル川クルーズとダム、遺跡の町 アスワン(Aswan) |
アスワン(Aswan)とは
アスワン(Aswan)、もしくはシエネ(Syene)は、エジプト南部、ヌビア地方の都市(ルクソールから約200km、カイロから870km))で、アスワン県の県都。市内には、アガサ・クリスティが『ナイルに死す』を執筆し、その舞台となったことで知られる名門ホテル「オールド・カタラクト」がある。 フィラエ神殿は、世界文化遺産に登録されている。アブ・シンベルへの観光拠点でもある。1951年〜1978年にかけて、世界最少の平均降水量(0.5mm)を記録した。また、エラトステネスは、この都市とアレキサンドリアとの太陽の南中高度の違いから地球の全周の大きさを求めた。 切りかけのオベリスク。 宿泊所;ピラミサ
イシス アイランド ホテル, アスワン (Pyramisa Isis Island Hotel) 気がついたのですが、エジプトは土葬のようです。 沖縄のお墓に似た大きなお墓がアスワンの街中には多数見られた。
※エラトステネス(Eratosthenes, 紀元前275年 - 紀元前194年)は、ヘレニズム時代のエジプトで活躍したギリシャ人の学者。業績は文献学、地理学をはじめヘレニズム時代の学問の多岐に渡るが、特に数学と天文学の分野で後世に残る大きな業績を残した。地球の大きさを初めて測定した人物として、また素数の判定法であるエラトステネスの篩を発明したことで知られる。
アスワン空港
コムオンボからは60-70kmの距離にあるアスワン空港(ASWAN AIRPORT:ASW)はトランジット空港の役割で利用しています。 アスワンの見学も然ることながら、陸路でアブ・シンベルを目指すことは、途中に山賊などモノ騒がせな輩が多く、空路で向かうためでした。
切りかけのオベリスク
切りかけのオベリスク(Unfinished obelisk)は、3面が切り取られているが底辺が岩盤と繋がっていえる。岩の亀裂が原因で切り出しが中止となった長さ41.75m、重さ1168t。 ハトシェプスト女王(B.C.1505〜1484)若しくはカルナックのトトメス三世の祝祭殿に捧げられる予定であった。 切り出しは岩盤に割れ目をつけ、木の楔を打ちつけ水をかけ木の膨張で切り出す方法。 古代の知恵が生きています。 因みにアスワンの石は、赤御影石(花崗岩)で、オベリスクやピラミッドなど、エジプトの各所の古代遺跡・神殿で利用されています。 アスワンの東岸の市街地から1kmほど南に行った所で、古代から良質の花崗岩の産地。 途中、大きな墓地をたくさん見ました。
切りかけのオベリスク |
切りかけのオベリスク |
切りかけのオベリスク |
切りかけのオベリスク(遠景) 拡大せず |
アスワンの市街地遠望 |
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アスワン 切りかけのオベリスクの入場券(拡大せず) |
切りかけのオベリスク |
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エジプトとの入場券は必ずホログラムが付いていますが理由は何なんでしょうか?機械を通すわけでもなくモギリです。 |
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切りかけのオベリスク |
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The stone quarries of ancient Egypt located here were celebrated for their
stone, and especially for the granitic rock called Syenite. They furnished
the colossal statues, obelisks, and monolithal shrines that are found throughout
Egypt, including the pyramids; and the traces of the quarrymen who wrought
in these 3,000 years ago are still visible in the native rock. They lie
on either bank of the Nile, and a road, four miles (6 km) in length, was
cut beside them from Syene to Philae.
アスワン・ハイダム
古いアスワン・ダム(オールド・アスワンダム、エル・ハッザン(貯水湖))は、アスワン・ロウ・ダムとも呼ばれる。アスワンの花崗岩を使い1901年に完成し、以降数度にわたって拡張された。 高さ30.5m、長さ1,960m。
アスワン・ハイ・ダムは、「エジプトの母」とも呼ばれるナイル川に造られた高さ111m、全長3,600mの巨大ロックフィルダム。 ナイル川の河口から900kmのアスワンにあります。 アスワン・ダムの6.4km上流に建設され、1970年に完成した。 毎年のように起こっていたナイル川の氾濫を防止するとともに、12基の水力発電装置が210万kwの電力を供給。 ダムにより出現したナセル湖から供給される水は不足がちの農業用水を安定させ、砂漠の緑化も行われた。 その一方で、ナイル川の生態バランスを破壊したなどの批判もある。 今では、周辺の遺跡とともに、観光地となっている。 当時のエジプトのナセル大統領がソ連の支援を受けてアスワン・ハイ・ダムを国家的事業として計画を立てた。 日本のダムに比べるともの凄く大きいです。 ここには野犬が沢山いた。
※ アスワン・ハイ・ダム完成後、下流の住民にビルハルツ住血吸虫の感染が蔓延した。 これは、ダムの完成と周辺への灌漑のため、ナイル川本流の水流が減った上に、ダムよりも下流の最大流速が落ちたことで、住血吸虫の中間宿主である巻貝が大量繁殖したためである。以前は洪水で押し流されていた。
ピラミサ イシス アイランド ホテル, アスワン
ピラミサ イシスアイランドリゾート&スパ アスワン (Pyramisa Isis Island Resort & Spa Aswan 、旧ピラミサ
イシス アイランド ホテル)は、アスワンの中心部に近いナイル川の中州に浮かぶ島のウォーターフロントに位置しています。 ナイル川の美しさに囲まれたピンクのホテルで、リラックスした滞在を楽しむことができました。 ショッピング・エリアや空港に近い便利なところにあり、ビジネス、レクリエーション施設も完備しています。
アスワン国際空港より車で約30分 住所:AmbonartiIsland,Aswan,EGYPT