Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

Kunioの世界の切手紹介と海外写真集 ヨーロッパ・バチカン市国|システィーナ礼拝堂 『最後の審判』とミケランジェロ他の絵画 システィーナ礼拝堂は、1477年−1480年に建設された。 天井画『創世記』(1508年−1512年)と祭壇壁画『最後の審判』で知られています。 側壁のキリストとモーゼの生涯をテーマにした壁画は、ペルジーノ、ボッティチェッリ、ギルランダイオらの作。

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バチカン市国|システィーナ礼拝堂 『最後の審判』とミケランジェロ他の作品

 バチカン市国(Governor of Vatican City)のシスティーナ礼拝堂 『最後の審判』とミケランジェロの作品。 システィーナ礼拝堂(Cappella Sistina)はサン・ピエトロ大聖堂に隣接し、バチカン宮殿内に建てられた礼拝堂。 ミケランジェロが描いた創世記などの大天井画、最後の審判の壁画で有名です。 教皇を選出するコンクラーヴェの会場としても知られています。 宗教上の理由で、当然ながらシスティーナ礼拝堂は全面撮影禁止で、以外はフラッシュをしなければ撮影可能でした。 システィーナ礼拝堂は、シクストゥス4世により1477年−1480年に建設された。 ミケランジェロの天井画『創世記』(1508年−1512年)と祭壇壁画『最後の審判』(1536年−1541年)で知られています。 側壁のキリストとモーゼの生涯をテーマにした壁画は、ペルジーノ、ボッティチェッリ、ギルランダイオらの作。  また、システィーナ礼拝堂は、撮影禁止のため切手で見た様を中心に表現してみました。 ただし、バチカン美術館の入口の長蛇の列は避けたが、システィーナ礼拝堂にたどり着くまでに相当疲れていました。 また、通常の美術館で作品を目の当たりに見るのとは違い、20メートルの高さの暗い所にある天井画は、いかに巨大なサイズとはいえ細部がわからずもどかしい思いをします。 切手や写真で見るのは簡単ですが、天井の多数の絵画がそれぞれ絵の向きが違うため、場所が異なるとわかりにくい面もありました。 撮りたかった。 若し行かれる方があれば双眼鏡やオペラグラスを用意したほうが良いです。 
 説明資料作成では、Wikipediaやバチカン博物館の書籍を参考に利用させて戴きました。 
 世界遺産の切手:イタリア、絵画切手:ミケランジェロ(ルネサンス)。   


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■イタリア特別編 [ イタリアのトップミラノヴェローナヴェネツィア
フィレンツェドゥオーモヴェッキオ橋ウフィツィ美術館とアカデミア美術館 )|ローマコロッセウムフォロ・ロマーノ )|
バチカン市国
バチカン博物館ラファエロの間システィーナ礼拝堂 ) ]

下のサムネイルをクリックすると大きな写真で閲覧できます。   ご注意)写真は当方が撮影したもので著作権があります。

 システィーナ礼拝堂(Cappella Sistina)

シクストゥス4世により1477年−1480年に建設

システィーナ礼拝堂の『最後の審判』 中央にいるのがイエス・キリスト バチカン博物館の書籍を参考 システィーナ礼拝堂の最後の審判

『最後の審判』は、大きく四つの階層に分かれており、上から、天使たちの群像、イエス・キリストを中心とした天国、地獄に引きずり落とされる人々、地獄が描かれている。地獄の有様を描くにあたって、ミケランジェロはダンテの叙事詩『神曲』地獄篇から霊感を得たと言われています。

『最後の審判』((ミケランジェロ、バチカン市国、1994年)システィーナ礼拝堂の祭壇のフレスコ画の『最後の審判』はミケンランジェロが制作

『最後の審判』 ミケランジェロ ルネサンス 絵画

『最後の審判』((ミケランジェロ、バチカン市国、1994年)イタリア語 Giudizio Universale)は、ルネサンス期の芸術家ミケランジェロの代表作で、バチカン宮殿のシスティーナ礼拝堂の祭壇に描かれたフレスコ画である。1541年に完成した。 これより先、ミケランジェロはローマ教皇ユリウス2世よりシスティーナ礼拝堂の天井画を描くよう命じられ、1508年から1512年にかけて創世記をテーマにした作品を完成させている。それから20数年経ち、教皇パウルス3世に祭壇画の制作を命じられ、1535年から約5年の歳月をかけて1541年に『最後の審判』が完成した。天井画と祭壇画の間には、ローマ略奪という大事件があり、今日、美術史上でも盛期ルネサンスからマニエリスムの時代への転換期とされている。 『最後の審判』には400名以上の人物が描かれている。中央では再臨したイエス・キリストが死者に裁きを下しており、向かって左側には天国へと昇天していく人々が、右側には地獄へと堕ちていく人々が描写されている。右下の水面に浮かんだ舟の上で、亡者に向かって櫂を振りかざしているのは冥府の渡し守カロンであり、この舟に乗せられた死者は、アケローン川を渡って地獄の各階層へと振り分けられていくという。ミケランジェロはこの地獄風景を描くのに、ダンテの『神曲』地獄篇のイメージを借りた。

当サイトの参考ページ『ミケランジェロ(ルネサンス)』

500年前、ヴァザーリはこう書いていた。『(足場がはずされて)天井画が公にされると、世界中から人々が殺到した。天井画は一目見るだけで人々を驚嘆させ、言葉を失わせるに十分であった』。

■システィーナ礼拝堂は典礼の場であり、蝋燭の煤などによる天井画や壁画の劣化が指摘されていた。しかし近年、日本テレビの支援によって1982年から1994年までに修復作業が行われた。天井画・壁画は洗浄され、製作当時の鮮やかな色彩が蘇った(腰巻も一部を除き、元に戻された)。

システィーナ礼拝堂の天井画 バチカン博物館の書籍を参考

ミケンランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画・旧約聖書・創世記 『アダムの創造』
 (Creazione di Adamo、1510年)(タジキスタン)

■システィーナ礼拝堂天井画は、バチカン市国のバチカン宮殿内に建てられたシスティーナ礼拝堂の天井に、ミケランジェロ・ブオナローティによって描かれた絵画作品です。盛期ルネサンスを代表する芸術作品の一つであるこの天井画は、1508年から1512年にかけて制作された。天井画がある壮大なシスティーナ礼拝堂は、1477年から1480年にかけて、教皇シクストゥス4世によってバチカン宮殿内に建造されたものである。さまざまな主題を含むこの天井画は、祭壇壁の『最後の審判』の巨大なフレスコ画(これもミケランジェロ作)や、他の画家たちによって制作されたフレスコ壁画、ラファエロの原画によるタペストリー群などとともに、システィーナ礼拝堂全体の装飾計画の一部をなすものであり、これらは全体として、カトリック教会の教義を絵画化したものである。律法・預言・諸書の3部39巻からなる。

ミケンランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画・アダムの創造(タジキスタン)


旧約聖書創世記の9場面、天地創造から大洪水までを描いたフレスコ画で構成されている。

システィーナ礼拝堂の天井の装飾の中心をなすのは、『創世記』に取材した9つの場面
旧約聖書・創世記の9場面、天地創造から大洪水までを描いたフレスコ画で構成されている。
『太陽、月、植物の創造』、『アダムの創造』の絵画では、父なる神の手がアダムに生命を吹き込む図像が。

旧約聖書創世記の9場面、天地創造から大洪水までを描いたフレスコ画で構成されている。

システィーナ礼拝堂の天井の装飾の中心をなすのは、『創世記』に取材した9つの場面
『アダムとエヴァの原罪とエデンの園からの追放』、『ノアの洪水』

旧約聖書創世記の9場面、天地創造から大洪水までを描いたフレスコ画で構成されている。

システィーナ礼拝堂の『イヴの創造』 神に合掌し神を賞賛するイヴと木の切り株にもたれかかるアダム バチカン博物館の書籍を参考

システィーナ礼拝堂天井画 (Cappella Sistina)
『イニュード(青年裸体像)』 切手は、『楽園追放』

ミケランジェロ システィーナ礼拝堂 『ノアの洪水』部分

礼拝堂のヴォールト天井は大きなペンデンティヴによって支えられ、ペンデンティヴ間には各側壁に6箇所ずつの窓が開けられている。礼拝堂の両端、入口側と祭壇側の壁にはさらに2箇所ずつの窓があったが、これらは今日ではふさがれており、祭壇側の壁にはミケランジェロの『最後の審判』が描かれている。各窓の上方にはルネッタと呼ばれるアーチ形の区画がある(側壁に各6、両端の壁に各2の計16箇所)。側壁のルネッタのうち8つは、そのさらに上に三角形のスパンドレルと呼ばれる区画があり、ルネッタとヴォールト天井の間の空間を埋めている。残りの8つのルネッタは、礼拝堂四隅の大ペンデンティヴの下に位置する。 

システィーナ礼拝堂のミケランジェロの作品 自画像やシスティーナ礼拝堂:預言者 イザヤ、デルフォイの巫女、エレミア、ヨエル 
 天井画より (バチカン市国、1964年)

ミケランジェロ ルネサンス 絵画切手 バチカン市国発行 ミケランジェロ ルネサンス 絵画切手 バチカン市国発行

イニューディ(単数形は『イニュード』)は、中央の天井画(創世記の場面)9面のうち、5つの小画面の四隅を支える者としてミケランジェロが描いた、20名の筋肉質の男性裸体像である。これらの像は、ピンク色のリボン、緑色のクッション、大きな樫の実の花冠など、さまざまな物を持ち、あるいは身につけ、もたれかかっている。樫の実はミケランジェロのパトロンであるユリウス2世の家系(デッラ・ローヴェレ家)のシンボルであり、ラファエロ作のユリウス2世像の椅子の柱頭飾りにも用いられている。

アダム(イタリア、1961年)

イヴ(イタリア、1961年)

ミケランジェロ 絵画 アダム(イタリア、1961年) ミケランジェロ ルネサンス 絵画切手 イヴ(イタリア、1961年)

預言者の顔、ヨエル、リビアのSybil、イサイア(イザヤ)、エリトリアのSybil
システィーナ礼拝堂の天井画より((ミケランジェロ、イタリア、1961年の様々な預言者の顔の模写)

ミケランジェロ ルネサンス 絵画切手 イタリア 奴隷の顔、ジョエル、リビアのSybil、イサイア、エリトリアのSybil ミケランジェロ ルネサンス ミケランジェロ ルネサンス 絵画切手 イタリア 奴隷の顔、ジョエル、リビアのSybil、イサイア、エリトリアのSybil ミケランジェロ ルネサンス ミケランジェロ ルネサンス 絵画切手 イタリア 奴隷の顔、ジョエル、リビアのSybil、イサイア、エリトリアのSybil

ダニエル、Delphic-Sybil(デルフォイの巫女)、Cumanean-Sybil(クマエの巫女)、ザチャーリア、エレミア
システィーナ礼拝堂の天井画より (ミケランジェロ、イタリア、1961年の様々な預言者の顔の模写)

ミケランジェロ ルネサンス 絵画切手 イタリア ダニエル、Delphic-Sybil、Cumanean-Sybil、ザチャーリア、ジェレミア ミケランジェロ ルネサンス 絵画切手 イタリア    ミケランジェロ ルネサンス 絵画切手 イタリア ダニエル、Delphic-Sybil、Cumanean-Sybil、ザチャーリア、ジェレミア

ミケランジェロ システィーナ礼拝堂のルネッタに描かれた預言者と巫女 上と一緒で説明省略します

ミケランジェロ システィーナ礼拝堂のルネッタに描かれた預言者と巫女
ミケランジェロ システィーナ礼拝堂のルネッタに描かれた預言者と巫女
ミケランジェロ システィーナ礼拝堂のルネッタに描かれた預言者と巫女

天井画に描かれている女預言者 : 古代ギリシア・ローマの伝説に現れる女予言者「シビュラ」(Sibyl, sibylla)なども「巫女」と訳される。神懸かりとなり神託を伝えるのはシャーマンの特徴であり、古代ギリシアではデルポイの神託は尊重されていた。
民間伝承では救世主を待望する異教徒のシンボルであり、キリスト教美術の図像にはアトリビュート(持物)として書物を持つ姿が多く見られる。他に「ペルシアの巫女」は頭にヴェール、「リビアの巫女」は灯りのともった蝋燭、「キンメリアの(イタリアの)巫女」はコルヌコピア(豊穣の角)、「エリュトレイア(リディア)の巫女」は「受胎告知」の預言者として百合、「サモスの巫女」は「キリストの降誕」の預言者として秣桶(まぐさおけ)か揺り籠、「クマエの巫女」も「キリストの降誕」の預言者として貝殻、「ヘレスポントスの巫女」は「キリストの磔刑」の預言者として釘、「アグリッパの(エジプトの)巫女」は浅黒い肌で「キリストの笞打ち」の預言者として笞、「エウロパの巫女」は「エジプトへの逃避」の預言者として「嬰児虐殺」の剣を持つ。「フリュギアの巫女」は「キリストの復活」の預言者として十字架を伴い、「ティブルの巫女」は片手を切り落とされている。巫女の単独像は少なく、多くは群像として表現される。
エゼキエル書13章18節に、「手の節に呪縛の組紐をつけ、諸々の頭に合う呪祓の被り物(ミスパホート 散らすを表すサパーフから)を作り被らせる」巫女が罵倒されている。組紐(占い紐 あるいは枕)と訳されるケサトートが、「縛る」を表すカシートの派生語であり、「鳥を捕らえるごとく魂をとる」と表現されているので、そのような儀礼を行う者であったらしい。

ミケランジェロ(一部、ダヴィンチの有名絵画も混入、左から2件目) 『最後の審判』、『デルフォイの巫女』 他(2001年)

 

ミケンランジェロの自画像
(ソ連、1964年発行)

左から、Pittiの聖母子、バチカンのNiche、システィーナ教会の絵画の部分・聖母子 
(ミケランジェロ、イタリア発行1975年

ミケランジェロ ルネサンス

ミケランジェロ ルネサンス 絵画切手 イタリア発行 左から、Pittiの聖母子、バチカンのNiche、システィーナ教会の絵画の部分・聖母子

『リビアの巫女 (Sibilla libica)』、『デルフォイの巫女』、『最後の審判』 他(コートジボアール)

ルネッタ(lunette)は、壁面の半円形の部分を指し、開口部(窓)になっている場合もある。 一般に室内のヴォールトと壁面の接したところにできる半円形の部分を指して使う。ミケランジェロはシスティーナ礼拝堂のルネットを見て、その部分を最後の審判の構成に利用した。ルネットが窓になっている場合、これを『弦月窓 (half-moon window)』または『扇窓 (fanlight)』と呼ぶ。

『リビアの巫女 (Sibilla libica)』

『リビアの巫女 (Sibilla libica)』 1511年、395×380cm | フレスコ | システィーナ礼拝堂(バチカン):『預言者と巫女』部分の人物には沈黙、思想、読書、瞑想、熱狂、恍惚、対話など、様々な場面でのポーズで、その精神状態を表しているとされている。システィーナ礼拝堂天井画はミケランジェロの生気みなぎる豊かな肉体表現が絵画として最も顕著に表れた作品のひとつであり、中でも本場面『リビアの巫女』部分は、巫女の壮麗な美しさと、対象を背面から捉える絶妙な構図展開が融合した代表的部分として広く知られている。

ミケンランジェロ 『』、『Cumanean-Sybil(クマエの巫女)』、『楽園追放』の蛇、『』

ミケンランジェロ 『Cumanean-Sybil(クマエの巫女)』 ミケンランジェロ 『楽園追放』の蛇

■ミケランジェロは、ミケランジェロは、各窓の上方にはルネッタと呼ばれるアーチ形の区画と三角形のスパンドレルと呼ばれる区画についても天井画の一環として制作を命じられた。ルネッタは、側壁と天井を視覚的につなぐ役割をしている。ルネッタに描かれた人物(高さはおおむね2メートル)は、サイズの点では、巨大な預言者・巫女像と、小さめに描かれた歴代教皇像(各窓の両脇に15世紀に描かれた)との中間くらいの大きさである。ルネッタの画像のテーマはキリストの祖先たちである。
■ルネッタ(ルネット)に描かれた人物たちは家族を表すとみられるが、いずれの場合もそれは分断された家族である。家族たちは中央の銘板によって物理的に隔てられているだけでなく、さまざまな感情によって互いに背を向けあい、あるいは嫉妬、疑い、怒りなどの感情を自分自身に、あるいはパートナーの方へと向けている。これらの絵でミケランジェロは、人間の怒りや不幸を表現している。そして、これらの家族像を通して人間の本性につきものの問題点を鑑賞者に示し、人類は何ゆえ救世主イエス・キリストを必要とするのかを明瞭に示している。ルネッタの窮屈な空間で、人物は座り、うずくまり、待つほかない。

現存する14面のルネッタのうち、最初に描かれたと思われる2面、『エレアザル、マタン』と『ヤコブ、ヨセフ』がもっとも細かく描き込まれている。人物像は入口側から祭壇側に向かうにしたがって大きくなり、最後の方の絵の1つはわずか2日で仕上げられている。

ミケランジェロ システィーナ礼拝堂のルネッタに描かれたキリストの祖先・人物達(バチカン市国、1991年)
『エレアザル、マタン』部分、『エレアザル、マタン』部分、
『ヤコブ、ヨセフ』のルネッタ。右のあやしげな老人がイエスの地上の父・ヨセフであろう。、『ヤコブ、ヨセフ』の部分

『エレアザル、マタン』

■『エレアザル、マタン』のルネッタには、他の画面には見られないような、衣装の細部を念入りに表現した2人の人物像が見られる。ルネッタ左側の女性像は、ペンデンティヴの巫女像と同様にその衣装が念入りに表されている。女性のスカートは折り返されて、リネンのペチコートと、肌に喰い込む薄紫色のストッキングを留めているガーターをのぞかせている。彼女は小物入れを下げ、ドレスは脇の下の部分が編み上げになっている。銘板をはさんで反対側に座る男性像は、ルネッタに描かれた男性像の中で唯一美形に描かれている。

ミケランジェロ システィーナ礼拝堂のルネッタに描かれたキリストの祖先・人物達(バチカン市国、1991年)

ミケランジェロ システィーナ礼拝堂のルネッタに描かれたキリストの祖先・人物達(バチカン市国、1991年)

ルネッタの中央、各窓の上部にあたる場所には装飾付きの枠の中に大理石製の銘板が描かれている。銘板にはアブラハムから始まり、イエスの地上における父であるヨセフに至る男系の先祖たち40人の名(『マタイによる福音書』による)が記されている(祭壇壁のルネッタ2面は『最後の審判』制作時に失われており、現在見える名前は33名分)。

ボッティチェッリ システィーナ礼拝堂壁画(1481-83年、バチカン)

ボッティチェッリ システィーナ礼拝堂壁画(1481-83年、バチカン)

『東方三博士の礼拝』

『モーセの試練』 拡大○

『反逆者たちの懲罰(コラ、ダタン、アビラムの懲罰)』

『キリストの誘惑と癩病者の浄め』
 拡大○

ルネサンス ドミニカ 1973年 ボッティチェリ 聖母子 絵画

ルネサンス ボッティチェッリ 絵画 切手 『モーセ生涯のできごと』

反逆者たちの懲罰(コラ、ダタン、アビラムの懲罰)

ルネサンス ボッティチェッリ 絵画 切手 『キリストの誘惑』

『反逆者たちの懲罰(コラ、ダタン、アビラムの懲罰)』は、キリスト教美術の図像としては非常に珍しい旧約聖書『律法(モーセ五書)』より律法者モーセへ叛逆したコラ、ダタン、アビラムの懲罰の場面が中央と左右に三場面として描かれている。中央の場面では司祭アロンに反抗し薫香を捧げようとしたコラの従者が、モーセの放った見えない炎によって焼かれる姿が描かれ、背景には初めてキリスト教を公認した皇帝聖コンスタンティヌス帝の凱旋門が配されている。また右部にはモーセを石打せんとするダタンの一行が、左部にはモーセによって現れた大地の裂け目に落ちるアビラム等が描かれている。

『悪魔の誘惑(マタイ伝とルカ伝)』 40日の断食を終え、空腹を感じていたイエスの前に悪魔が現れ、神の子であるならば、石をパンに変えるよう命じたらどうだ、と問う。それに対して、イエスは『人はパンにのみ生きるのではない。エホバの口から出るすべてのことばによって生きなければならないと書いてある』(申命記 8:3)と答える。 次に悪魔は、イエスをエルサレム神殿の屋根に立たせ、神の子であるなら、飛び降りてみろ、という。天使たちが受け止めてくれるからである。イエスは『あなた方の神エホバを試みてはならない』(申命記 6:16)と切り返す(ルカ伝では2つ目と3つ目の誘惑が逆)。
最後に悪魔は、イエスを世界中が見渡せる高みに上せ、もし私にひれ伏すならこれを全て与えよう、と誘惑する。イエスは『あなたの神エホバを恐れ,この方に仕えるべきである』(申命記 6:13)『『あなたの神エホバをあなたは崇拝しなければならず,この方だけに神聖な奉仕をささげなければならない』と書いてあります』(ルカ4:1‐13)と答え、退ける。悪魔はあらゆる誘惑を終え、その場を去る。

コジモ・ロッセリ
『十戒の石版の授受』  拡大

ギルランダイオ 『最初の使徒たちのお召し』  拡大

十戒の石版の授受 ロッセリ 最初の使徒たちのお召し ギルランダイオ

コジモ・ロッセリ
『紅海渡歩』  拡大

コジモ・ロッセリ
『山上の垂訓』  拡大

紅海渡歩 ロッセリ コジモ・ロッセリ 『山上の訓戒』 システィーナ礼拝堂 右側

ペルジーノ 『モーゼのエジプトへの旅』

シニョレッリ 『モーセの遺言と死』

シニョレッリ 『モーセの遺言と死』

■1482年教皇シクストゥス4世の依頼によって描かれたシスティナ礼拝堂側壁のフレスコ画から、『モーセの試練』、『キリストの試練』の中に描かれているボッティチェッリ独特の柔らかな線描で描かれた優美な女性の顔部分と背景をコラージュしたデザイン。(ヴァチカン、2010年)

『モーセの試練』『キリストの試練』の中に描かれているボッティチェリ独特の柔らかな線描で描かれた優美な女性の顔部分  『モーセの試練』『キリストの試練』の中に描かれているボッティチェリ独特の柔らかな線描で描かれた優美な女性の顔部分

システィナ礼拝堂側壁のフレスコ画から、『モーセの試練』の部分
左側 ボッティチェッリ  バチカン博物館の書籍を参考

コジモ・ロッセリ 『山上の垂訓』 システィーナ礼拝堂
右側 バチカン博物館の書籍を参考

システィナ礼拝堂側壁のフレスコ画から、『モーセの試練』の部分 左側 ボッティチェッリ コジモ・ロッセリ 『山上の訓戒』 システィーナ礼拝堂 右側

ペルジーノ 『ペテロへ天国の鍵の授与』 システィーナ礼拝堂
左側 バチカン博物館の書籍を参考

ペルジーノ 『モーゼのエジプトへの旅』 システィーナ礼拝堂
左側 バチカン博物館の書籍を参考

システィーナ礼拝堂 ペルジーノ 『ペテロへの鍵の授与』 バチカン博物館の書籍を参考 ペルジーノ 『モーゼのエジプトへの旅』 システィーナ礼拝堂
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 その他 バチカン市国にあるミケランジェロの作品

■サン・ピエトロ大聖堂の中に入ってすぐ右側にルネサンスの巨匠・ミケランジェロが1498年(23歳)〜1500年(25歳)にかけて制作した『ピエタ』があります。 十字架にかけられて亡くなったキリストの亡骸を聖母マリアが抱いている像を『ピエタ』と言います。

サン・ピエトロ大聖堂のミケンランジェロ作『ピエタ』

当サイトの参考ページ『ミケランジェロ(ルネサンス)』

サン・ピエトロ大聖堂のミケンランジェロ作『ピエタ』

サン・ピエトロのピエタ(バチカン、サン・ピエトロ大聖堂)

サン・ピエトロのピエタ(バチカン、サン・ピエトロ大聖堂)

ミケランジェロ・ブオナローティ(Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni, 1475年3月6日 - 1564年2月18日)は、イタリアルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人。名前はミカエル(Michael)と天使(angelo)を併せたもの。西洋で最も巨大な絵画の一つとも言われるバチカンのシスティーナ礼拝堂の天井フレスコ画や『最後の審判』、パオリーナ礼拝堂にある『聖ペテロの磔刑』、『パウロの改宗』を描いたことでよく知られている。もともとは彫刻家であり、『ピエタ』や『ダビデ像』等の傑作のほかにも『バッカス』、『モーセ』、『ラケル』、『レア』などが有名である。 レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ・サンティとともにルネサンスの三大巨匠と呼ばれる。

サン・ピエトロ大聖堂のミケンランジェロ作『ピエタ』

バチカン サン・ピエトロ大聖堂 本物
ミケランジェロ 『サン・ピエトロのピエタ』

ミケランジェロ 『サン・ピエトロのピエタ』

ミケンランジェロ作『ピエタ』はバチカン 絵画館入口にあるミケランジェロの『ピエタ』 本物はサン・ピエトロ大聖堂(掲載
 ミケンランジェロ作『ピエタ』レプリカ 拡大

ミケンランジェロ作『ピエタ』 ミケンランジェロ作『ピエタ』

サン・ピエトロのピエタ(バチカン市国)

 この『サン・ピエトロのピエタ』はミケランジェロの数ある彫刻の中でもダビデ像と並ぶ最高傑作と言われています。 およそ2年をかけてミケランジェロは大理石の一枚岩からかつてなく壮麗な彫刻を創り上げました。 制作にあたり『ピエタ』という題材について彼の下した解釈は、過去の他の芸術家たちとは大きく異なるもので、失意に沈む年配の女性として表現されるのが通例であった聖母マリアの姿を、ミケランジェロは若々しく穏やかで神々しい女性に仕立て上げたのである。 息子イエスよりも若く見えることについて枢機卿は『マグダラのマリアの間違いではないか』と非難した(ドレスの裾からマリアの爪先がわずかに覗いていることからも、この非難は的外れなものではない)が、ミケランジェロは『原罪のない聖母マリアは歳をとらない』と断言した。 弱冠23歳のミケランジェロが制作したピエタは、死せる息子キリストを抱える聖母マリアの悲しみに満ちた表情や筋肉や衣服の細密な描写など、それまでに彫刻されたピエタの表現を遥かに超えたものであった。

"Pieta", "バッカス(Bacchus)", and "David(ダビデ)"フィレンツェ アカデミア美術館、”ピエタ”他の彫像(ミケンランジェロ)

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サン・ピエトロ広場(イタリア語:Piazza San Pietro)はバチカン市国南東端にあるカトリック教会の総本山、サン・ピエトロ大聖堂の正面にある楕円形の広場。ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの設計により、1656-67年に建設された。4列のドーリア式円柱による列柱廊と140体の聖人像に囲まれた広場の中央にオベリスク(Obelisco Vaticano )が立つ。広場に向かう信者たちが渡るサン・タンジェロ橋。足を踏み入れると、ベルニーニが配した10体の天使が迎えてくれる。持っているのは十字架や茨の冠、キリストの受難を象徴するものなど、信者たちはこの橋を渡りながら、キリストの受難と自らの苦しみを思い、聖地へと向かう。

ローマのサンタンジェロ城からのローマの風景 テヴェレ川

テヴェレ川に架かるサンタンジェロ橋

サンタンジェロ橋からのローマの風景 テヴェレ川 サンタンジェロ橋からのローマの風景 テヴェレ川に架かるサンタンジェロ橋

ベルニーニが配した10体の天使が迎えてくれる

■テヴェレ川(Tevere)は、古代ローマ時代には『澄んでない川』を語源とするティベリス川(Tiberis flumen ラテン語)と呼ばれていた。伝説では、ローマの創始者であるロムルスも双子の弟レムスと共にこの川に流された事になっている。

サンタンジェロ橋から
サンタンジェロ城を


 

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