ロシア旅行の写真 2017年5月水の都サンクトペテルブルグへ(クルーズ編) |
水の都サンクトペテルブルグ
サンクトペテルブルグは、幾度も行きたい場所。北緯60度に位置するサンクトペテルブルクの特徴は、日照時間が短く厳しい寒さの冬と、非常に長い日照時間の夏です。サンクトぺテルブルグはその街並みから、古都だと思われますが、実は1703年に、ピョートル大帝によって何もない沼地に人工的に創建された街です。そして、文学・音楽・バレエ・美術・演劇・建築などの芸術に端的に顕れるロシア文化の集積場所。その事から、1990年には「サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建造物群」として、世界遺産にも登録された。 このページでは、クルーズの中で見えたサンクトペテルブルグを。
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ご注意)写真は2017年05月に当方が撮影したものです。著作権は保持しています。
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St. Petersburg is a place I want to visit many times. St. Petersburg located at 60 degrees north is characterized by a short sunshine time, severe cold winter and summer with very long sunshine hours. St. Petersburg is considered to be an ancient capital from the cityscape, but in fact it was a city that was artificially founded in 1703 by Peter the Great, nothing in a swamp. And it is an accumulation place of Russian culture that undoubtedly appears in the arts such as literature, music, ballet, art, theater, architecture. From that, in 1990, it was registered as a World Heritage Site as "Historic Centre of Saint Petersburg and Related Groups of Monuments".
ネヴァ川から見た景色
水の都・サンクトペテロブルグの街並みを運河クルーズで見てみました。 船の上は結構寒いので毛布を貸してくれます。 市街はネヴァ川河口デルタの島々と両岸に広がり運河網が発達し、バルト海において重要な港市の位置をしめる。ネヴァ川は運河や河川などにより、白海、ドニエプル川、ヴォルガ川と結ばれているため、この都市はカスピ海やウラル、ヴォルガからの船舶のバルト海への出口となっている。運河が縦横に巡る美しい街並みを有することから、「北のヴェネツィア」と称されることもある。 橋のたもとを見ていると興味深い光景に突き当たる。
■ヴァシリエフスキー島は大ネヴァ川と小ネヴァ川に挟まれた島で、先端の岬の辺りがストリェールカと呼ばれる島の中心。 学問の中心でもある。
■ヴァシリエフスキー島の岬の先端ストリェールカに建つロストラの燈台柱(海戦勝利記念柱)。旧証券取引所(現:海軍博物館)の近く。ネバ川の航路の安全のために19世紀初頭に設置された。高さ約32メートル。燈台柱は蝋燭を模している。
■マリインスキー劇場 は、ロシアのサンクトペテルブルクにあるオペラとバレエ専用の劇場。皇室の劇場で、帝国を代表するオペラ、バレエの中心施設であった。クラシック・バレエの名作「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」は、ここで初演された。
ルミャンツェフ邸 |
マリインスキー劇場 |
ネヴァ川の風景 |
■ルミャンツェフ邸は、元英国商人ルミャンツェフのお屋敷跡。内部は、サンクトペテルブルグ歴史博物館の分室として利用され、レニングラード攻防戦の際の市民の生活の展示などがあります。 |
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ニコライ宮殿とサンクト=ペテルブルク・オペラ |
ネヴァ川のペテルゴフ行き高速船乗り場 宮殿橋 |
風見鶏のある旧海軍省 |
■ニコラエフスキー宮殿(ニコライ宮殿 Nikolaevsky dvorets)は、ロシア皇帝ニコライ1世の皇子女のために造営された。 |
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クンストカメラ(Kunstkamera、希少なものの陳列所) |
冬の小運河(スペードの女王)を行く |
ペトロパヴロフスキー大聖堂 |
■1714年、クンストカメラが、ピョートル大帝によって、図書館、自然科学系博物学コレクションを収蔵するため創設された。クンストカメラの建物は、サンクトペテルブルク、ワシリエフスキー島のネヴァ川(ボリシャヤ・ネヴァ川)河畔に建設された。対岸には、冬宮や旧海軍省がある。このバロック様式に属する建物は、1727年に完成を見た。 |
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停泊する帆船 |
帆船の前を高速艇 |
トロイツキー橋 |
■トロイツキー橋は、ネバ川に架かる跳ね橋。マルスの広場とペトログラード側を結ぶ。 |
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サンクトペテルブルク国立絵画・彫刻・建築学院 |
ボリシャヤ・ネヴァ川 |
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昔、サンクトペテルブルグの街を作るときに、住民には石をもって来るように指示が出たそうです。確かに、沼地であった場所に町を作るには必要だったのだろうと思います。 それと美術館等に行くと石の彫刻が多いことも驚く。
そのことをちょっと調べてみると、ウラル地方で採れる石材を用いた貴石細工はロシアの伝統工芸で、その始まりもまた18世紀初に遡る。17世紀末のウラル山脈は僻遠の地で、ヨーロッパとシベリアの間をつなぐ幹線道路沿いに、わずかな村や住居が点在しているだけだった。17世紀はツアーリ(ロシア皇帝)に許可を得たストロガノフ家がこの地域を自費で開発していたが、ピョートル大帝の時代になると、ドイツ人に訓練された国の鉱山技師たちが派遣されて金属鉱脈の探査を行い、またさまざまな色石(大理石、カーネリアン、ジャスパー、トパーズなど)を発見した。だそうです。
運河から見た景色
■グリボエードフ運河は、モイカ川の左岸から分流し、市中を通り、フォンタンカ川へ合流する。名称はロシアの外交官・作家・作曲家のアレクサンドル・グリボエードフ(1795~1829)から取っている。ドストエフスキーの小説にも登場する。グリボエードフ運河に沿った河岸通りには、血の上の救世主教会、カザン聖堂、サンクトペテルブルク財政・経済学大学などがある。
■フォンタンカ川 (Fontanka River)は別名フォンタンカ運河とも呼ばれる。主要河川であるネヴァ川左岸の夏の庭園から発し、市の中心部を流れて、ネヴァ川が大・小ネヴァ川に分かれた後の大ネヴァ川のすぐ南で、共にフィンランド湾へ流れ込む。 フォンタン(は噴水の意味で、この川の水が夏の庭園の噴水に使われたことに由来するという 。 全長は6.7km、川幅は最大で70mに達する。 夏の庭園を過ぎたところの右岸からモイカ川が分流する。全部で15の橋が架けられていて、目抜き通りのネフスキー大通りがその上を通るアニーチコフ橋がつとに有名である
■モイカ川(Moyka River)はサンクトペテルブルクの流れる川。主要河川であるネヴァ川の左岸にある夏の庭園のところからフォンタンカ川が始まり、この庭園を過ぎるとすぐ右岸からモイカ川が分流して、しばらくするとモイカ川の左岸からグリボエードフ運河が分流し、モイカ川はさらに西へ市の中心部を流れて、ネヴァ川が大・小ネヴァ川に分かれた後の大ネヴァ川へ流れ込む。モイカはは原住民であるイングリア人のイングリア語で泥水の意味という。
※ Wikipediaを参考に一部文の転用もしています。 |
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