Czech Republic(チェコ共和国)|ヴルタヴァ川とボヘミアの森、チェスキークルムロフ |
Czech Republic(チェコ共和国)
チェコ共和国(Cezh,チェコきょうわこく)、通称チェコは、ヨーロッパ中部の国。首都は、プラハ(Praha)。 政治的には東欧に分類されてきたが、ヨーロッパ共産圏の消滅後は、中欧または中東欧に分類されるようになった。 北はポーランド、東はスロバキア、南はオーストリア、西はドイツと国境を接する内陸国。1993年にチェコスロヴァキアがチェコとスロバキアに分離し成立した。 首都プラハ(世界遺産プラハ歴史地区)を中心に構成してます。昔学生時代はプラハの春と言って物語ったのを覚えています。 一番切手を交えて紹介します。また昔「ボヘミアン」の歌があったかと思います。懐かしいですね。 また世界遺産・チェスキークルムロフ(中世からルネサンスにかけての街並み)の写真も。ヴルタヴァ川(モルダウ川)は作曲家スメタナ「交響詩
我が祖国」 の題材にもある川です。 まさにその美しい調べにのって、ドイツ国境の「ボヘミアの森」から流れだし、次第に川幅を広げながら村人たちの楽しい集いや古城を映して、ゆっくり北に向って流れていきます。 首都プラハの街を貫流する頃には、もう堂々たる大河となり、やがて国境を越えるとエルベ川となって北海へ注ぐことになります。世界遺産・テルチ(おとぎの国の様)の切手も収録。
プラハの地図やニュースも配信中。チェコ出身のミュシャのレトロな絵画切手も掲載。
ご注意)画像の無断転用はお断りします。 |
プラハ(Praha)
■プラハ(チェコ語、スロヴァキア語:Praha)は、チェコ共和国の首都であり、同国最大の都市である。人口は、約120万人。市内中心部をヴルタヴァ川(ドイツ語名モルダウ)が流れる。 古い町並み・建物が数多く現存しており、毎年海外から多くの観光客が訪れる。 カレル大学は中欧最古の大学である。 尖塔が多くあることから「百塔の街」とも呼ばれる。 ティコ・ブラーエが天体観測を行った天文塔もそのひとつである。 9世紀後半にはプラハ城が建設された。 ウィーンよりも遥かにドイツ寄りに位置し、ボヘミア王を兼ねたドイツ人が神聖ローマ帝国皇帝をつとめ、この地を首都にドイツ民族(および彼らが支配する中欧多民族帝国)に戴かれていた時期もあることから、独自のスラブ文化と併せて一種の国際性も古くから備えた都市となっている。
Prague is the capital and largest city of the Czech Republic.
The city proper is home to about 1.3 million people, while its metropolitan
area is estimated to have a population of over 2.3 million. Prague has
been a political, cultural and economic centre of Europe and particularly
central Europe for the over 1,100 years of its existence. For centuries,
during the Gothic and Renaissance eras, Prague was the permanent seat of
two Holy Roman Emperors and thus was also the capital of the Holy Roman
Empire. The city played roles in the Protestant Reformation, the Thirty
Years' War, and in 20th-century history, both during the two World Wars
and during the post-war Communist era.
Prague is home to a number of famous cultural attractions, many of which
survived the violence and destruction of twentieth century Europe. Since
1992, the extensive historic centre of Prague has been included in the
UNESCO list of World Heritage Sites, making the city one of the most popular
tourist destinations in Europe, receiving more than 4.1 million international
visitors annually, as of 2009. Prague is classified as a global city.
切手に見るチェコ
■プラハは、1346年にボヘミア王カレル1世が神聖ローマ帝国の皇帝に選ばれ、カレル4世(ドイツ語名カール4世)となると、神聖ローマ帝国の首都はプラハに移され、プラハ城の拡張や、中欧初の大学、カレル大学の創立、カレル橋の建設とヴルタヴァ川東岸市街地の整備などの都市開発が行われ、ローマやコンスタンティノープルと並ぶ、ヨーロッパ最大の都市にまで急速に発展。「黄金のプラハ」と形容されるほどの大きな都市だったそうです。 プラハ旧市庁舎の天体時計は、「世界の時計や時刻に・・・」のページに掲載しています。
■プラハの旧市街広場(ティーン教会、ヤン・フス像、旧市庁舎、天文時計)はプラハの心臓部とも言える広場。11世紀頃、ドイツやフランスなどと商業的関係の発展に伴い、教会や商人達の住居の土が建てられるようになって、次第にこの広場が形作られていった。また、ひろばを取り囲む建物群は、ゴシック様式、ルネサンス様式、」バロック様式など、プラハの歴史に登場したほとんどの時代様式が混在しています。天文時計は旧市庁舎の下の方にある。縦に二つの円が並んでおり、それぞれが作られた当時の宇宙観(天動説)に基づいた天体の動きと時間を表している。9:00~21:00の毎正時になると、仕掛けが動き出します。 |
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プラハ旧市庁舎の |
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[切手リンク:ヨーロッパ切手|デッドカントリー切手|世界遺産 ] | ||
■世界遺産・チェコのテルチ歴史地区のテルチは、チェコ・モラヴィア地方ヴィソチナ州の町。城と、良質の保存がなされているルネサンス様式の長い中心地が含まれる。1992年UNESCO世界遺産に登録。城の建設者ザハリアーシュ・フラデツで、彼にちなみ広場の名前がつけられた。彼の名はインドリフーフ・フラデツの市名にも含まれている。テルチは14世紀半ばに建設された。古代ローマ式の聖霊塔が既にこの定住地にあった。町の城壁と被昇天の聖母教会は、ゴシック建築である。(1994年) |
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チェコスロバキアの一番切手です。 プラハ城(ミュシャ)がデザインのモチーフに。 |
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■プラハ聖ヴィート大聖堂のステンドグラスはあの有名な画家アルフォンス・マリア・ミュシャ(Alfons Maria Mucha)によって製作されました。 |
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■ベドルジハ・スメタナ(1824年3月2日 - 1884年5月12日)は、チェコの作曲家・指揮者・ピアニスト。スメタナは、当時、オーストリア=ハンガリー帝国(オーストリア帝国)によって支配されていたチェコの独立国家への願望、チェコ民族主義と密接に関係する国民楽派を発展させた先駆者。そのため祖国チェコにおいては、広くチェコ音楽の祖とみなされている。国際的には、6つの交響詩から成る『わが祖国』と、オペラ『売られた花嫁』、弦楽四重奏曲『弦楽四重奏曲第1番 「わが生涯より」』で知られる。『わが祖国』は、スメタナの祖国であるチェコの歴史、伝説、風景を描写した作品で、第2曲の「ヴルタヴァ」(モルダウ)が特に著名である。 |
■チェコ出身の作曲家、スメタナ作のオペラ |
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カレル橋はチェコ共和国の首都、プラハを流れるヴルタヴァ川(モルダウ)に架かっている橋(切手、2008年) |
■チェコの首都プラハにあるカレル橋はヨーロッパに現存する最古の石橋。神聖ローマ皇帝カール4世の治世下1357年に建設が始まり1400年に完成した。1841年までプラハ旧市街とその周囲をつなぐ唯一の橋であった。また、西欧と東欧の交易ルートとしてプラハが重要な地位を占めるようになった。最初は単に石橋、プラハ橋と呼ばれていたが1870年よりカレル橋と呼ばれるようになった。(下へ続く) |
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橋の長さは516メートルで幅は10メートル。16連のアーチから構成されている。また橋を守るために3つの塔が建てられておりとくに旧市街側の塔はゴシック様式の建築として名高い。橋の欄干には15体ずつ、合計30体の彫刻が並んでいる。その多くはバロック様式である。(チェコの世界遺産) |
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■首都プラハは忘れることのできない千年都市の雰囲気を持った、世界で最も美しい都市に属します。しかし無数の 博物館、美術館、そして記念物はここだけでなく、チェコ共和国のその他の地域でも見られます。
チェコ共和国の地図は、歴史的な町、城、教会、そして修道院に、文字どおりに覆われています。稀に見る文化遺産には、12 のユネスコ世界遺産が含まれています。これだけ世界遺産が密集している地域は世界のその他では決して見つかりません。 その自らの多彩さによって、サイクリングや水辺のレジャーなどの活動的な休暇のための、理想的な場所となっている、チェコの自然の美しさもお勧めします。70以上のゴルフ場がかりたて、冬休みには幾十ものスキーセンターが用意されています。 世界的に有名なのが、数百年もの伝統を持つチェコの温泉です。この快適な環境で、療養だけでなくリラクゼーションにもできます。 チェコを訪れる度に、チェコ料理、かの有名なチェコビール、そして格別なモラビアワインの、“味”のさらなる発見があります。クリスマスに、春休みに、夏に、そして秋に訪れて下さい。
画家アルフォンス・ミュシャ
■チェコの出身の画家アルフォンス・ミュシャのレトロな絵画
■チェコで有名なものは、町並みや世界遺産の綺麗さと、個人的にはチェコの美術切手は綺麗さとその緻密さで有名で好きです。非常に美しい凹版印刷です。(絵画切手はこちら) その絵画に関して、200余年の歴史を誇るプラハ国立美術館は、ヨーロッパ有数の美術館として西洋絵画の名品を所蔵し、チェコ出身で画家ミュシャ(Alfons
Maria Mucha)は、チェコの一番切手のプラハ城だけでなく、この美術館には大いに貢献しています。ミュシャが描く、優美な女性像、花や植物をモチーフとした叙情的な曲線、文様で装飾された作品は、世界中の多くの人々に愛されており、ミュシャはアール・ヌーヴォーを象徴する画家となっています。
アルフォンス・ミュシャ画 / アルフォンス・ミュシャ画 「ヒヤシンス姫」 |
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アルフォンス・ミュシャ画「芸術」 |
チェコ・プラハのランタン |
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■ワイン生産は南モラヴィアで最も盛んです。白ワインは国際コンテストで成功を収めています。人気のある葡萄品種にはグリューナー・ヴェルトリーナー、ミュラー・トゥルガウ、モラヴィア・マスカットなどが挙げられます。フランコフカやセントローレンスに代表される赤ワインも黙ってはいません。ボヘミアワイン、モラヴィアワイン、そして世界中のワインを取り揃えるワインバーはチェコ全国どこでもありますが、本物のワインセラーが持つ雰囲気は、他と変え難いものがあります。
チェコの女性・帽子(1977年)
■チェコの女性がきれいなことは確かですね。「フランス女性は化粧で美しくなるが、チェコの女性は寝起きのままで美しい」という喩えがあります。切手は、チェコ女性の帽子のいろいろ。繊細な線と大胆な線が混在。
※チェコの民族衣装: |
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チェコスロバキアの各地の民族衣装(1956年) |
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1.40k スロバキア(Slovakia)のCicmany、 |
※スロバキア共和国、通称スロバキアは、中央ヨーロッパの共和制国家。首都はブラチスラヴァで、北西にチェコ、北にポーランド、東にウクライナ、南にハンガリー、南西にオーストリアと隣接する。第一次世界大戦後、オーストリア・ハンガリー帝国からチェコと合併するかたちで独立し、1989年のビロード革命による共産党政権崩壊を経て、1993年1月1日にチェコスロバキアから分離独立し現在に至る。 |
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the Czech Republic(チェコ共和国) ヴルタヴァ川(モルダウ川)とボヘミアの森、チェスキークルムロフ |