Repubblica Italiana(イタリア共和国)|世界遺産 ヴェローナ(ジュリエット、オペラ・・) |
Repubblica Italiana(イタリア共和国)
イタリア共和国(Repubblica Italiana)。 世界遺産 中世の都市ヴェローナ(Verona)。 ヴェローナは、人口27万人のイタリアの都市であり、ヴェネト州ヴェローナ県の県庁所在地です。
アディジェ川沿いにあり、ガルダ湖の約30km東に位置しています。 ヴェローナは古代遺跡で世界遺産に登録され、シェイクスピアの戯曲『ヴェローナの二紳士』、『ロミオとジュリエット』の舞台としても知られる。 ヴェローナは、中世の町並みにローマ遺跡が残り、円形劇場(アレーナ・ディ・ヴェローナ)で知られている。このアレーナでは毎年7月~9月にかけ野外オペラが上演される。 人口は25万人。 紀元前49年にユリウス・カエサル(シザー)はヴェローナの属する北伊属州の自由民全員にローマ市民権を与えており、この地域はルビコン川以南のローマ本国と変わりないほどローマ化していた。 そしてアウグストゥス帝の時代にはローマ本国に組み入れられた。 ヴェローナはヴェネツィアの西約100kmにあります。 ヴェネツィア、ミラノから鉄道で1時間半から2時間程度。 ジュリエットの家は、癒し系の強力なパワースポットです。
説明資料作成では、Wikipediaを利用しています。 世界遺産の切手:イタリア。
ご注意)写真は私が撮影し著作権があります。転載禁止! |
ページ内索引 {市街地風景|ヴェッキオ城(Castel Vecchio)|ファッション・アクセサリー|ローマ遺跡|ジュリエットの家|ハムレットに関するおまけ}
ヴェローナ 市街地風景
■ヴェローナは、イタリアの北部、ミラノ~ヴェネツィアを結ぶ横の線(それぞれフランス南部、東欧へと続く)と、ローマ~ドイツを結ぶ縦の線の交差するところにあり、そのため交通の要所として古代ローマ時代から栄えてきました。 その為、
中世の町並みがよく残っています。 街の中心部には、アウグストゥス帝時代の紀元1世紀に建造されたと言う円形競技場(アレーナ・ディ・ヴェローナ)があり、街の象徴となっている。毎年夏には、アイーダなどの野外オペラが開催される。1822年にはロッシーニが自作の「ラ・サンタ・アッレンツァ
La Santa Alleanza」というカンタータの指揮をしている。
またヴェローナは、シェイクスピアの戯曲『ヴェローナの二紳士』、『ロミオとジュリエット』の舞台としても知られている。 2000年、ヴェローナ市街として、世界遺産(文化遺産)に登録された。シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台であり、映画や舞台でおなじみのバルコニーは観光名所となっている。 ここは「ジュリエットの家」と呼ばれており、館内には当時の家具や日用品が展示されている。 前庭にはジュリエットの像もある。VENEZIA(ヴェネツィア)、VICENZA(ヴィチェンツァ)、PADOVA(パドヴァ)、MANTOVA(マントヴァ)とは、電車、車ともに約1時間の距離にあります。
世界遺産 ヴェッキオ城(Castel Vecchio)
■ヴェッキオ城(カステルヴェッキオ、Castel Vecchio) :14世紀後半にカングランデ2世により建築された。以後は、スカラ家の居城として用いられる。赤いレンガでできている城壁と6つの塔、跳ね橋が残る。ナポレオンがヴェローナを支配したときはこの城が兵舎として使われた歴史も持つ。現在は、市立博物館となっている。
ファッション・アクセサリー
■マッジーニ通りは、美の街ベローナが誇るトップクラスのショッピングストリートです。また、マッジーニ通りはベローナ最大の歩行者専用道でもあります。 洋服、ファッション
アクセサリー、靴などの店が多く並び、セールの期間中はとてもお得にショッピングができます !
マッジーニ通りの端から少し離れたところには、ジュリエットの家があります。
ヴェローナの街中のファッション・ストリート |
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ヴェローナの女性ファッション(ブティックのディスプレイ) |
ヴェローナ街角の彫像 |
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ヴェローナ街角 結構狭い |
ジュリエットの町で見つけた |
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■1405年にヴェローナはヴェネツィアの支配下に入った。 ルネサンス期のヴェローナは商業また文化の中心として発展した。 この世紀における人口には振幅が激しく、1511年に38,000人だった人口は1512年には25,000人に減少し、1526年には55,000人に上るが、1530年にはペストのため20,000人に減少している。 数多くの学校が生まれ、ヨーロッパ規模の文化的な活動が展開された。
■バスターミナルは駅前にあり、市バス(オレンジ色のバス)のチケットは駅構内のたばこ屋で販売しています。 ちなみに青いバスは中・長距離バスで、チケット売場はターミナル横のオフィスになります。 1日券もありますが、見所は旧市街の狭い範囲に集中しているので、旧市街までの往復分として2枚購入するだけでいいと思います。 旧市街まで1.5kmほどなので、時間がある場合は徒歩で移動も可。
世界遺産 ローマ遺跡
■ヴェローナ市街(ヴェローナしがい)は、イタリアにあるユネスコの世界遺産(文化遺産)のひとつ。イタリア北東部の都市ヴェローナはローマ時代の遺跡や中世の街並みがよく残されている。登録は2000年。 ヴェローナはイタリアの北東部、アルプス山脈の麓にある街である。現在はヴェローナ県の県庁都市であるが、ミラノ、ヴェネツィア、ローマの各方面への道の交差する場所で古くから交通の要衝の地であった。このため多くの国の支配下に置かれた。街の最盛期は、13世紀から14世紀、デッラ・スカラ家の統治時代に迎える。その後、ミラノのヴィスコンティ家の支配下に入り、15世紀初めからはヴェネツィア共和国に属した。
ジュリエットの家(it:Casa di Giulietta)
■イタリアのヴェローナには中世の町並みがよく残っている。 シェイクスピアの戯曲『ヴェローナの二紳士』、『ロミオとジュリエット(ハムレット)』の舞台としても知られる。2000年、ヴェローナ市街として、世界遺産(文化遺産)に登録された。 ロミオとジュリエットに肖りたい若い男女が大勢いました。ジュリエットの家(it:Casa
di Giulietta)は、癒し系の強力なパワースポットです。
It is a balcony of "Giulietta's house" famous for shakespearian
'Romeo und Julia'.
右端の鍋つかみは、その場で刺繍をしてくれます。場所は、ジュリエットの家の中庭(下の左2枚)の写真を写しているところにあります。また中庭の左側には2-3軒お土産やがあったと思います。
「ジュリエットの家」 |
「ジュリエットの家」の観光客 |
「ジュリエットの家」 |
「ジュリエットの家」 |
「ジュリエットの家」 |
「ジュリエットの家」 |
ジュリエットの家に入る前に,お土産で早速購入 |
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■「ジュリエットの家」(Casa di Giulietta)は、、ヴェローナの細いカペッロ通りから入口の門を入ると中庭で、ここにバルコニーがあります。 その手前にジュリエット像が立っているのですが、この胸に触ると幸せになると言われているので摩擦でつるつるになっています。 シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台であり、映画や舞台でおなじみのバルコニーは観光名所となっている。 ここは「ジュリエットの家」と呼ばれており、館内には当時の家具や日用品が展示されている。 前庭にはジュリエットの像もあります。 ジュリエット像の右胸を触ると、幸せな結婚が出来るという言い伝えがあるそうです。だから、ジュリエット像の右胸は、みんなが触る為、銅色のままです。 写真でも女性が触っています。 |
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※ヴェローナには“ジュリエットクラブ”があります。ジュリエットへの手紙はこちらへどうぞ。 返事がくることもあるそうです!! |
ヴェローナの結構派手目の市内観光バス |
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映画「ジュリエットからの手紙」:映画の中でも登場するヴェローナにある“ジュリエットクラブ”には、今なお世界中から年間5000通もの恋の悩みを綴った手紙が届き、その“ジュリエットレター”1通ずつに“ジュリエットの秘書”と呼ばれる女性たちが返事を書いているという。 |
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ハムレットに関するおまけ
■「ロミオとジュリエット」 アンコーラ社発行資料より転載(拡大しません)
「ロミオとジュリエット」 アンコーラ社発行の本の表裏 F.ハイエス作「接吻」、 |
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■ロミオの家とされているものは、スカラ家の廊のすぐ脇の通りVia delle Arche Scaligere にあります(建物の上のM字型の胸壁が目印)。 「ロミオの家」(Casa di Cagnolo Nogalora detto Romeo」と看板が出てあるだけです。個人所有なので入場は出来ません。 |
ロミオの家 |
ジュリエットの墓の入口 |
「ジュリエットの家」の内部、「ジュリエットの家」のブロンズ像とバルコニー、 |
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ジュリエットの墓の入口、16世紀に発行されたダ・ボルトの本の口絵、 |
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■サンフランチェスコ・アル・コルソ教会にジュリエットの墓があります。1930年代にはその墓で愛の儀式というセレモニーも行なわれていた。 |
サン・ゼーノ・マッジョーレ教会(Basilica di San Zeno)の「テオドリックの狩」 |
アディジェ川に架かるスカリジェロ橋(Ponte di Castelvecchio) |
■サンゼーノマッジョーレ教会《Basilica di San Zeno Maggiore》イタリア北東部、ベネト州の都市ベローナにあるロマネスク様式の教会。4世紀頃の司祭でベローナの守護聖人であるゼーノを祭る。9世紀の創建。12世紀に地震で倒壊し、13世紀にかけて再建。彫刻が施された青銅製の正面扉はロマネスク美術の傑作とされる。マンテーニャ作の祭壇画「聖母と諸聖人」がある。 |
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サン・ゼーノ広場とサン・ゼーノ・マッジョーレ教会(:Basilica di San Zeno)、カステルヴェッキオ(コルソ通り側のファサード)、アルケ・スカリジェーレのカンシニョーリオの記念碑、スカリジェーリ宮殿の中庭のランベルティの塔とラジョーネ階段 |
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■スカリジェロ橋(Ponte Scaligero)は、白い石と赤いレンガの調和が美しい三重橋。城と同じ頃に完成されたが、この橋の目的は向こう岸に渡るというよりも敵に攻め込まれたときに町から逃げるためであったようだ。第2次世界大戦下の1945年に退却するドイツ軍によって爆破されたが、戦後石の断片を川から拾い集め昔ながらの姿に架け直された。 |
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■シニョリーア:領主制度 イタリア各地にシニュリーア広場は、古代ローマ時代の公共広場に起源し、領主の広場若しくは公共広場の意味。 |
■『ロミオとジュリエット』(または『ロメオとジュリエット』、Romeo and Juliet )は、ギリシャ神話の『ピュラモスとティスベ』(『桑の木』)を元にしたイングランドの劇作家ウィリアム・シェイクスピアによる戯曲。舞台は14世紀のイタリアの都市ヴェローナ。そこではモンタギュー家とキャピュレット家が、血で血を洗う抗争を繰り返している。
あらすじは、 モンタギュー家の一人息子ロミオは、ロザラインへの片思いに苦しんでいる。気晴らしにと、友人達とキャピュレット家のパーティに忍び込んだロミオは、キャピュレット家の一人娘ジュリエットに出会い、たちまち二人は恋におちる。二人は修道僧ロレンスの元で秘かに結婚。ロレンスは二人の結婚が両家の争いに終止符を打つきっかけになる事を期待する。 しかし、その直後、ロミオは友人と共に街頭での争いに巻き込まれ、親友・マキューシオを殺された仕返しにキャピュレット夫人の甥ティボルトを殺してしまう。ヴェローナの大公エスカラスは、ロミオを追放の罪に処する。一方、キャピュレットは悲しみにくれるジュリエットに大公の親戚のパリスと結婚する事を命じる。 ジュリエットに助けを求められたロレンスは、彼女をロミオに添わせるべく、仮死の毒を使った計略を立てる。しかし、この計画は追放されていたロミオにうまく伝わらなかった。そのため、ジュリエットが死んだと思ったロミオは彼女の墓で毒を飲んで死に、その直後に仮死状態から目覚めたジュリエットもロミオの短剣で後を追う。事の真相を知り悲嘆に暮れる両家は、ついに和解する。
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