ロシア旅行の写真 2017年5月サンクトペテルブルグ エルミタージュ美術館 新館 |
エルミタージュ美術館
エルミタージュ美術館(Hermitage Museum)は、サンクトペテルブルクにあるロシアの国立美術館。 1990年に世界遺産(サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群)に包括登録されている。 1764年にエカチェリーナ2世がドイツから美術品を買い取ったのが、エルミタージュ・コレクションのはじまり。
エルミタージュ美術館の新館はルノワール、セザンヌなどの印象派(切手の印象派)の絵画がおおいのですが、ゴッホやゴーギャン・・・とりわけマチスのダンスやピカソの青の時代の絵画が秀逸です。エルミタージュ美術館の宮殿広場を挟み真向いの旧参謀本部の左側の建物が新館となっています。アレクサンドルの円柱も見応えがあります。
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お断り)絵画は、美術館の照明やライトの加減で、うまく撮影ができないものが多かった。やむを得ず斜めからの撮影も多かった事をご了承ください。
参考文献)『エルミタージュ美術館の絵画』コリン・アイスラー著(中央公論社)
ご注意)写真は2017年05月に当方が撮影したものです。著作権は保持しています。
(拡大○)若しくは小さな画像は、画像クリックで拡大画像をご覧いただけます。
エルミタージュ 新別館(ブランチ館)
どちらの美術館も見学者も多く、館内は非常に暑い。 印象派以降の絵画が中心です。
参考になる切手での画家と絵画 [ ゴッホ(no.1|no.2)
|ルノワール
|マネとモネ
|セザンヌ
|ゴーギャン
|マチス
|ピカソ ]
■ピエール=オーギュスト・ルノワール Pierre-Augustê Renoir:印象派の中でも特に名が知られた同派を代表する巨匠。
ルノワール 『女優ジャンヌ・サマリーの肖像』『扇子を持つ女』『小さな鞭を持った少年』
ルノワール『扇子を持つ女』 |
ルノワール『小さな鞭を持った少年』 |
ルノワール『ジャンヌ・サマリーの肖像』 |
ルノワール 『女優ジャンヌ・サマリーの肖像』 |
ルノワール『ピアノを弾く少女たち』1892年 |
ルノワール『In the Garden』1885年 |
ルノワール |
ルノワール『帽子の少女』 |
ルノワール『花瓶のバラ』 |
■ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)は、フランスの画家。当初はクロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールらとともに印象派のグループの一員として活動していたが、1880年代からグループを離れ、伝統的な絵画の約束事にとらわれない独自の絵画様式を探求した。
セザンヌ 『ピアノを弾く少女』『煙草を吸う男』『カーテンのある静物』『青い風景』
セザンヌ『静物画』 |
セザンヌ『静物画』 |
セザンヌ『ドレーピングのある静物』1894-5年 |
セザンヌ『男性水浴図』1892-94年 |
セザンヌ『ピアノを弾く若い娘(タンホイザー序曲)』 |
セザンヌ『青い風景』1903年頃 |
男性水浴図は、少年時代にアルク川で水遊びを楽しんだ原体験が投影されており、攻撃性や闘争性が表れている。 |
■モネ: Claude Monet(1840-1926) フランス人、後期印象派画家。 光の画家と呼ばれ、代表作:「睡蓮」、「ルーアン大聖堂」の連作 etc.。 モネは時間や季節とともに移りゆく光と色彩の変化を生涯にわたり追求した画家であった。
モネ 『庭の女』『ジヴェルニーの干草』『ウォータールー橋』
モネ『庭の貴婦人(サンタドレス)』1867 旧館 |
モネ『モンジュロンの庭の一隅』1876年 |
モネ『芥子畑』1887年 |
モネ『庭に座る女性』 1875年 |
クロード・モネ『アーブル港の大埠頭』 |
モネ 『庭』 |
■エドガー(エドガール)・ドガは、フランスの印象派の画家、彫刻家。ドガの作品には室内風景を描いたものが多い。初期の作品は海辺の情景などであったが、1870年代後半のモノタイプによる一連の作品では客と娼婦たちの姿が多く描かれた。そして1880年代半ば以降のパステル作品では、そうした特定の逸話的な場面でなく、閉ざされた部屋で黙々と日々の身づくろいに精を出す女の姿が描かれていく。 エルミタージュのドガの作品にはバレエを扱った主題、ことに楽屋や練習風景、舞台袖といった一般人では出入りできない場所での場面を描いたものが多い。
ドガ『座る踊り子』 |
ドガ『After the Bath』 |
ドガ『二人の踊り子』 |
ドガ『ダンサー』 |
ドガ『Dancers' Heads』 |
ドガ『身づくろいする女』1889年 パステル |
カンディンスキー『コンポジション6』1913年 |
エドガー・ドガ 『コンコルド広場』 |
エドガー・ドガ |
■印象派の炎の画家フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)は後期印象派の中でも最も名の知られたオランダ出身の画家。 ゴッホ
『アルルの女たち』『ライラックの木』『夜の白い家』
ゴッホ |
ゴッホ |
ゴッホ |
ゴッホ『トラビュック夫人の肖像』 |
ロートレック『Woman with an Umbrella』 |
ゴッホ『オランダ藁葺き屋根の小屋』1890年 |
■ウジェーヌ・アンリ・ポール・ゴーギャンは、フランスのポスト印象派の画家。タヒチでの最初の3週間は、植民地の首都で西欧化の進んだパペーテで過ごした。パペーテでレジャーを楽しむ金もなかったので、およそ45キロメートル離れたパプアーリにアトリエを構えることにして、自分で竹の小屋を建てた。ここで、『ファタタ・テ・ミティ(海辺で)』や、『イア・オラナ・マリア』といった作品を描いた。後者は、タヒチ時代で最も評価の高い作品となっている。 ゴーギャン
『果実を持つ女』
ゴーギャン『甘い夢(休息の喜び)』1894年 |
ゴーギャン |
ゴーギャン『ル・パラウ・パラウ(噂話)』 |
ゴーギャン |
ゴーギャン『どこへ行くの』エラ・ハレエ・イア・オエ 1893年 |
ゴーギャン『手に花を持つ女(マリアの月)』1899年 |
ゴーギャン |
ゴーギャン『カヌー』 |
ゴーギャン『タヒチの生活情景』1896年 |
■アンリ・マティス(Henri Matisse)は、フランスの画家。フォーヴィスム(野獣派)のリーダ-的存在であり、野獣派の活動が短期間で終わった後も20世紀を代表する芸術家の一人として活動を続けた。
アンリ・マティス『赤い部屋』『会話』『ダンス』
■パブロ・ピカソ(Pablo Picasso, 1881年10月25日 - 1973年4月8日)は、スペインのマラガに生まれ、フランスで制作活動をした画家。ジョルジュ・ブラックとともに、キュビスムの創始者として知られる。
(作風)青の時代(1901年 - 1904年)、薔薇色の時代(1904年 - 1906年)、アフリカ彫刻の時代(1906年 - 1908年)、プロトキュビスムの時代(1907年 - 1908年)、分析的キュビスムの時代(1908年 - 1912年)、総合的キュビスムの時代(1912年 - 1921年)、新古典主義の時代(1917年 - 1925年)、シュルレアリスム(超現実主義)の時代(1925年 - 1936年)、戦争とゲルニカ(1937年)、ヴァロリス期(1947年 - 1953年)陶芸家としての活動を始める。晩年(1954年 - 1973年)
ピカソ 青の時代の作品が多い
■新館周辺風景 エルミタージュ美術館の宮殿広場を挟み真向いの旧参謀本部の左側の建物が新館となっています。アレクサンドルの円柱も見応えがあります。
宮殿広場は、当日はサンクトペテルブルグの生誕記念日で行事が開催されていました。非常に賑やかです。
現在日本では、下記内容の展覧会が東京と名古屋で開かれています。
展覧会名:大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち
会期 :2017年3月18日(土)-9月18日(月・祝)
写真撮影は可能ですが、フラッシュと三脚は禁止です。1階にしかないトイレとカフェの位置も確認しておくべきです。 2015年現在、印象派以降の絵画は、新別館(ブランチ館)に移動しています。
※ Wikipediaを参考に一部文の転用もしています。 |
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