日本の世界遺産(UNESCO World Herittage)・遺跡の切手 トップページ
日本のユネスコ世界遺産(World Herittage)の切手です。 このページでは日本の世界遺産の概略を紹介してます。 2016年現在日本には、
(1)法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)(平成5年記載)、(2)姫路城(兵庫県)(平成5年記載)、(3)屋久島(鹿児島県)(平成5年記載)、(4)白神山地(青森県、秋田県)(平成5年記載)、(5)古都京都の文化財(京都府、滋賀県)(平成6年記載)、(6)白川郷・五箇山の合掌造り集落(岐阜県、富山県)(平成7年記載)、(7)原爆ドーム(広島県)(平成8年記載)、(8)厳島神社(広島県)(平成8年記載)、(9)古都奈良の文化財(奈良県)(平成10年記載)、(10)日光の社寺(栃木県)(平成11年記載)、(11)琉球王国のグスク及び関連遺産群(沖縄県)(平成12年記載)、(12)紀伊山地の霊場と参詣道(三重県、奈良県、和歌山県)(平成16年記載)、(13)知床(北海道)(平成17年記載)、(14)石見銀山遺跡とその文化的景観(島根県)(平成19年記載)、(15)小笠原諸島(東京都)(平成23年記載)、(16)平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群(岩手県)(平成23年記載)、(17)富士山−信仰の対象と芸術の源泉(静岡県、山梨県)(平成25年記載)、(18)富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬県)(平成26年記載)、(19)明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(岩手県、静岡県、山口県、福岡県、熊本県、佐賀県、長崎県、鹿児島県)(平成27年記載)、(20)国立西洋美術館本館(東京都)(平成28年記載)(注)7か国(日本、フランス、アルゼンチン、ベルギー、ドイツ、インド、スイス)にまたがる「ル・コルビュジエの建築作品−近代建築運動への顕著な貢献−」の構成資産の一つ。(21)「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県)(平成29年記載)、(22)長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(平成30年記載)、(23)百舌鳥・古市古墳群(令和元年記載)の23の世界遺産があります。一部他のページと画像が重複する部分ある事ご了承下さい。
尚、アジアの世界遺産・遺跡は こちら です。 日本の遺跡切手は吉野ヶ里含め多数あります。高松塚古墳とキトラ古墳の壁画は奈良編で掲載しました。
日本も海外も世界遺産や名山の多数は少なからずパワースポットだと思います。 2011年に平泉と小笠原が、2013年には富士山が新たに世界遺産として登録された。
▲日本の国宝の索引 [ 世界遺産(日本全体のトップ)|建築物|絵画|工芸品 ] 「平城遷都1300年の切手と写真」 |
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■世界遺産Index [ TOP|ヨーロッパ|アフリカ|アメリカ大陸|オセアニア|アジア(日本、中国、東南アジア、西アジア) ] |
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ブログ:古代日本のロマン:卑弥呼と邪馬台国のニュース(箸墓古墳)(2009年5月29日) |
日本の世界遺産と遺跡・古墳 |
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■日本の世界遺産(The UNESCO World Heritage ) 日本全体のトップ ★作成に当たり、Wikipediaやその地に地域のHPの資料を使わせていただきました。 |
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@世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物(Buddhist Monuments in the Horyu-ji Area)」 |
法隆寺 | ||
■法隆寺をはじめとするこの地域の仏教建築物は聖徳太子と縁が深く、中国の六朝時代の建築の影響を多大に受けている。特に、法隆寺の西院伽藍は、建築年代に諸説あるが世界最古の木造建築として国際的にも著名。西院伽藍は<B>現存する世界最古の木造建築物群</B>です。法隆寺の建築物群は法起寺と共に、1993年に「法隆寺地域の仏教建造物」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。 法隆寺の遺物の殆どが国宝に指定されている。 (Buddhist Monuments in the Horyu-ji Area) |
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法隆寺・観音菩薩像(壁画) |
法隆寺・五重塔 |
法隆寺・金堂と五重塔 |
法隆寺・金堂 |
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A世界遺産「姫路城(Himeji Castle, Himeji-jo)」 |
姫路城 | ||
■姫路城(Himeji Castle, Himeji-jo)は、白漆喰(しろしっくい)の白壁ゆえ、別名・白鷺城(しらさぎじょう)とも呼ばれています。 4大国宝城(姫路城、松本城、彦根城、犬山城)の一つで、築城以来の姿をほぼ残しており、1993年に日本で初めてユネスコの世界文化遺産に登録されました。 城は海抜45.6mの姫山の頂上に建てられており、天守閣の高さは46.4mです。通路は迷路のように曲がりくねり、複雑な防御の仕組みにより、まっすぐ進めないようになっています。 |
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国宝・姫路城(国連) |
安土・桃山時代・姫路城 |
姫路城天守閣・姫路城図 |
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B世界遺産「屋久島(Yakushima)」 |
屋久島 | ||
屋久島の縄文杉 |
屋久島のヤクシカ |
■屋久島(やくしま)は、九州大隅半島の南南西約60kmの海上に位置する島。鹿児島県熊毛郡屋久島町に属し、近隣の種子島や口永良部島などと共に大隅諸島を形成する。豊かで美しい自然が残されており、島の中央部の宮之浦岳を含む屋久杉自生林や西部林道付近など、島の面積の約21%がユネスコの世界自然遺産に登録されている。縄文杉、ウィルソン株(この杉は大阪城の建設に使われ、残った切り株だと言われている)などの屋久杉が自生するほか、日本最北端のガジュマル林がある。島北部の永田浜は世界有数のアカウミガメの産卵地である。島北西部の砂浜、前浜といなか浜は、屋久島永田浜という名称で2005年11月、ラムサール条約登録湿地となった。 |
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C世界遺産「白神山地(Shirakami-Sanchi)」 |
白神 | ||
■白神山地とは、青森県南西部から秋田県北西部にまたがる130,000haに及ぶ広大な山地帯の総称です。 原生的なブナ林で占められている区域16,971haが、1993(平成5)年12月に世界遺産として登録されました。このうち青森県側の面積は、約4分の3を占めています。白神山地は、氷河期以降の新しいブナ林の東アジアにおける代表的な森林として、また、世界的にも特異な動植物の多様性を有する森林として、優れた原生的な状態で残存していることが高く評価されている地域です。 アオモリマンテマ等の地域固有の植物をはじめ5百種以上の多様な植物が生育しているほか、ニホンカモシカ、ツキノワグマ等14種の中大型ほ乳類、イヌワシ、クマゲラ等84種の鳥類、約2千種の昆虫類など、多様な動物が生息しています。 |
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白神山地、赤石渓流 |
白神山地のブナの原生林 |
白神山地のクマゲラ |
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D世界遺産「古都京都の文化財(Historic Monuments of Ancient Kyoto)」 |
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■桓武天皇が784年(延暦3年)の長岡京に続いて、794年(延暦13年)平安京に遷都したことに始まる千年の都である。 現在は世界有数の観光都市。神社仏閣の本山を多数擁する。 古都京都の文化財 - (1994年、文化遺産)が世界遺産で登録されています。 )、D古都京都の文化財 - (1994年、文化遺産)に登録されているのは、賀茂別雷神社 (上賀茂神社) 、賀茂御祖神社 (下鴨神社)、教王護国寺 (東寺)、清水寺、延暦寺、醍醐寺、仁和寺、平等院、宇治上神社、高山寺、西芳寺 (苔寺)、天龍寺、鹿苑寺 (金閣寺)、慈照寺 (銀閣寺)、龍安寺、西本願寺、二条城 が2008年現在その世界遺産の対象となっています。 |
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本願寺・唐門、本願寺・飛雲閣、本願寺・書院 |
二条城・二の丸御殿、二条城・松鷹図 |
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□西本願寺は、京都府京都市下京区にある浄土真宗本願寺派本山の寺院。正式の寺号は本願寺(ほんがんじ)。同じ下京区内にある東本願寺(正式名称は真宗本廟)と区別するために「西本願寺」「お西さん」などと呼ばれることが多い。 |
□二条城は京都市中京区二条通堀川西入二条城町にある江戸時代の城で、徳川家康の将軍宣下と、徳川慶喜の大政奉還が行われ、江戸幕府の始まりと終焉の場所でもある。築城主:徳川家康、築城年:1603年。 |
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E世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落 |
白川郷・五箇山 | ||
■白川郷・五箇山の合掌造り集落(Historic Villages of Shirakawa-go and Gokayama)は、岐阜県大野郡白川村荻町並びに富山県東砺波郡上平村菅沼及び同郡平村相倉の3つの集落からなりますが、標高2,702mの白山の東に広がる険しい山岳地帯、日本有数の豪雪地帯にあって、この地域の中央を南から北に流れる庄川上流沿いに形成された段丘面に立地し、岐阜県側は白川郷、富山県側は五箇山と称されています。3つの集落を合わせて平成7(1995)年12月に世界遺産に登録されています。 |
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白川村荻町(秋(1))、白川村荻町(秋(2))、白川村荻町(夏)、白川村荻町 明善寺、上平村菅沼(夏)、上平村菅沼(冬) | |||
五箇山の合掌造り・岩瀬家 |
白川郷・合掌造りの集落 |
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■合掌造りは、茅葺(かやぶき)の角度の急な屋根が大きな特徴となっている。現在見られる合掌造りにも切妻屋根のもの(白川郷や五箇山に多い)、入母屋屋根のもの(旧荘川村に多い)があります。合掌造りの小屋組は、白川郷や五箇山のものが有名になっているが、本来は日本の民家に広く見られた構造です。 |
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F世界遺産「原爆ドーム(Hiroshima Peace Memorial (Genbaku Dome) )」(広島) |
広島 | ||
原爆ドーム(Atomic Bomb Dome)と広島県物産陳列館 |
■原爆ドーム(Atomic Bomb Dome)は、本来は大正4(1915)年に完成した広島県物産陳列館です。設計はチェコ人の建築家ヤン・レツル氏で、楕円形のドーム、壁面のふくらみなどに見られる大胆なヨーロッパ風の建物は当時の広島名所の一つとなり、シンボルともなりました。昭和20(1945)年8月6日午前8時15分、この建物から南東約160メートルの高度約580メートルで原爆が炸裂しました。建物は一瞬にして大破・全焼しましたが、爆風がほぼ真上から到達したため、壁の一部は倒壊を免れ、ドームの鉄枠とともに象徴的な姿をさらしました。この廃墟は、いつのころからか「原爆ドーム」と呼ばれるようになり、平成7(1995)年6月に国の史跡に指定され、平成8(1996)年12月には世界遺産に登録されました。 |
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G世界遺産「厳島神社(Itsukushima Shinto Shrine)」 |
厳島 | ||
■1400年の歴史をもち、日本全国に約500社ある厳島神社の総本社である。厳島神社のある厳島(宮島)は俗に「安芸の宮島」と呼ばれ、日本三景の一つとなっている。平家納経で有名。厳島神社の平舞台は、四天王寺(大阪市天王寺区)の石舞台、住吉大社(大阪市住吉区)の石舞台と共に「日本三舞台」の一つ。ユネスコの世界遺産(文化遺産)となっている。鳥居の高さは、16メートル。厳島神社社殿は、推古天皇の時代に佐伯鞍職による創建と伝承されています。 厳島神社の社殿の基礎が確立し、社運が盛大になったのは平清盛が久安2年(1146年)に安芸の守に任官し、その一門の崇敬が始まってからです。厳島神社の社殿の主要部分はほぼ平安時代に造営されましたが、その後2度の火災に遭い、現在の本社本殿は元亀2年(1571年)、客神社は仁治2年(1241年)の建築です。細部にはそれぞれ時代の特色が見られますが、全般に造営当初の様式を忠実に守っており、平安時代末期の建築様式を知ることができる貴重な遺産といえます。 |
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日本三景・厳島神社(1960年) |
国宝・小桜威大鎧(厳島神社) |
国宝・厳島神社(1988年) |
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H世界遺産「古都奈良の文化財(Historic Monuments of Ancient Nara)」 |
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■東大寺 、正倉院 、興福寺 、春日大社 、元興寺 、薬師寺 、唐招提寺 、平城宮跡 、春日山原始林が対象となっています。古都奈良の文化財は日本建築と日本美術の進化のひときわ優れた証拠性を有しており、それらは中国と朝鮮との文化的つながりの結果であり後世の発展に重要な影響を与えることになった。 良の建築遺産は、奈良が首都であった時代に開花した日本文化の唯一の証左である。 奈良は奈良時代に平城京が置かれた古都として有名であり、シルクロードの終着点として天平文化が花開いた地として知られる。年間観光客は約1300万人に及ぶ。 (Historic Monuments of Ancient Nara) |
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東大寺・大仏殿、東大寺・南大門、東大寺・大仏蓮弁毛彫、東大寺・戒壇院広目天、興福寺・仏頭、興福寺・竜燈鬼立像 |
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■平城遷都1300年関連 [ 平城遷都1300年のトップ|宇陀市と宇陀郡(曽爾、御杖)|奈良市(旧月ヶ瀬、都祁)、山辺郡山添|天理市〜桜井市(山の辺の道)|桜井市(長谷寺、奥の院・瀧蔵神社他)|西三重(名張市・伊賀市・津市、壬申の乱)|橿原市・藤原京|明日香|薬師寺 ] |
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I世界遺産「日光の社寺(Shrines and Temples of Nikko)」 |
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■世界遺産の範囲は、栃木県日光市の二社一寺(日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺 )及びそれらの境内地からなり、その中には国宝9棟、重要文化財94棟の建造物群が含まれています。 日光と言えば東照宮です。 日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)は栃木県日光市にある神社。江戸幕府初代将軍徳川家康を神格化した東照大権現を祀る。日本全国の東照宮の総本社的存在である。正式名称は地名等を冠称しない「東照宮」であるが、他の東照宮との区別のために、「日光東照宮」と呼ばれることが多い。陰陽道に強い影響を受け、本殿前に設けられた陽明門(国宝)とその前の鳥居を中心に結んだ上空に北極星が来るように造られているという。 |
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日光 二荒山神社神橋、二荒山神社本殿、輪王寺大猷院風神、輪王寺大猷院雷神、輪王寺大猷院拝殿、輪王寺大猷院本殿 |
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J世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群 |
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■「琉球王国の城(グスク)及び関連遺産群」(Gusuku Sites and Related Properties of the Kingdom of Ryukyu)は、琉球が琉球王国への統一に動き始める14世紀後半から、王国が確立した後の18世紀末にかけて生み出された、琉球地方独自の特徴を表す文化資産群で、重要文化財2棟を含む次の9つの資産が平成12(2000)年12月に世界遺産に登録されました。。 |
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Gusuku Sites and Related Properties of the Kingdom of Ryukyu |
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玉稜、園比屋武御嶽石門、今帰仁城跡、座喜味城跡、勝連城跡、中城城跡 |
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首里城跡 歓会門、正殿、識名園、斎場御嶽(世界遺産・「琉球王国の城(グスク)及び関連遺産群」) |
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K世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道 |
紀伊山地 | ||
■紀伊山地の霊場と参詣道(きいさんちのれいじょうとさんけいみち、Sacred Sites and Pilgrimage Routes in the Kii Mountain Range)は、和歌山県・奈良県・三重県にまたがる、寺院や参詣道(熊野古道、大峯奥駈道、高野山町石道)などの総称。2004年7月7日、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。 |
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青岸渡寺・本堂「如意輪堂」、金剛峯寺・大門、金剛峯寺:木造矜羯羅童子立像、金峯山寺・本堂「蔵王堂」、 |
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L世界遺産「知床(Shiretoko)」(北海道) |
知床 | ||
■北海道の東端にあるオホーツク海に面した知床半島と、その沿岸海域が登録の対象となっている。半島中央部は、千島火山帯が貫き、海岸線は荒く海に削られた地域である。冬には世界で最も南端に接岸する流氷が訪れる。この流氷により大量のプランクトンが知床半島付近にもたらされ、サケなどの豊富な魚介類が生息する。サケは秋に知床の河川を遡上し、ヒグマやオジロワシなどに捕食される。これらの動物の排泄物および死骸は、植物の栄養素として陸地に還元される。このような、海と陸との食物連鎖を見ることのできる貴重な自然環境が残る点が国際自然保護連合(IUCN)に評価され、2005年に世界自然遺産の登録物件となった |
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知床五湖と知床連山、シマフクロウ、流氷と羅臼岳、チシマツガザクラ |
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M世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観 |
石見 | ||
■安土桃山時代から江戸時代まで、日本は世界有数の銀産出国でした。その日本産の銀の大半は、産出量年間約1万貫(約38d)と推定される、島根県の石見銀山から産出された銀だったと言われています。 石見銀山は、鎌倉時代末期に周防の国守大内氏により発見されました。本格的な開発は、16世紀に博多の商人神屋寿禎により始められ、16世紀中頃から17世紀にかけて銀山としての最盛期を迎えました。 近代には銀の産出が減り、1923年(大正12年)に閉山となりましたが、開山時代から20世紀初頭にかけての多くの鉱山遺跡が良い状態で保存されていたため、1969年(昭和44年)に国指定史跡となりました。 |
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タルタリア図(1570年頃の地図) |
龍源寺間歩(坑道) |
大正期の製錬工場と |
城上神社(きがみじんじゃ)の |
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N世界遺産「平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」 |
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平泉(ひらいずみ)は、岩手県南西部にある古くからの地名であり、現在の平泉町の中心部にあたる。この地域一帯には、平安時代末期、奥州藤原氏が栄えた時代の寺院や遺跡群が多く残り、そのうち5件が「平泉 - 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の名で、2011年(平成23年)6月26日(現地時間:6月25日)にユネスコの世界遺産リストに登録された。 |
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平泉の金色堂(2000年) |
平泉の金色堂(1954年発行) |
新動植物II 平泉・金色堂 |
中尊寺(金色堂)と紅葉 |
■平泉は、平安時代末期に奥州藤原氏の本拠地となった町として有名である。奥州藤原氏の時代には、平泉の人口は10万〜15万人と推定され、当時の日本(推定総人口1000万人)において、平安京(16万〜30万人)に次ぐ大都市として栄えた。現在でも、中尊寺や毛越寺などの遺跡から、当時の繁栄を偲ぶ事ができる。衣川と磐井川に挟まれた比較的開けた丘陵地帯にあり、またすぐ東を北上川が流れているために、水運にも優れた地域である。奈良時代から平安時代にかけて、ここの支配権をめぐって各勢力がしばしば激しく争った。古代期から、平泉は軍事の要衝地帯として重要視されていた。8世紀には大和政権と蝦夷勢力の衝突が胆沢盆地を中心に行われ、そのもっとも大きなものである792年(延暦11)の大和政権の坂上田村麻呂と蝦夷方のアテルイの戦いは平泉近辺におけるものであった。その後、蝦夷勢力の衰退と802年(延暦21)の胆沢城(奥州市)の築城とともに大和政権の支配下に入るようになった。江戸時代前期の1680年(明治-187年)6月9日(元禄2年旧5月13日)、平泉を訪れた松尾芭蕉は、奥州藤原氏の当時繁栄を極めた居館のあった場所が、田野となっている有様を見て、「夏草や
兵(つわもの)どもが 夢の跡 」と俳句を詠み、また朽ちかけていたもののかろうじて光を残す中尊寺金色堂においては、「五月雨の 降(ふり)残してや
光堂」の句を残している(いずれも『奥の細道』所載)。 |
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平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群 |
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中尊寺「金色堂」 |
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中尊寺金銅華鬘(けまん),中尊寺経蔵,毛越寺曲水の宴,毛越寺浄土庭園,観自在王院跡.無量光院跡と金鶏山,中尊寺ハス |
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小笠原諸島(おがさわらしょとう)は、東京都特別区の南南東約1,000kmの太平洋上にある30余の島々。 |
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小笠原諸島復帰 |
日本・オガサワラコウモリ |
■オガサワラオオコウモリ(小笠原大蝙蝠、Pteropus pselaphon)は、小笠原諸島唯一の固有哺乳類である。体長19-25cm。全身は黒い体毛で覆われ、銀色の毛が混じる。 外耳は小型。1969年に種として国の天然記念物、2009年に種の保存法により国内希少野生動植物種に指定されている |
小笠原の自然(ザトウクジラ) |
小笠原諸島●ザトウクジラ●アカガシラカラスバト●アオウミガメ●ハハジマメグロ●ミナミハンドウイルカ●南島扇池●タコノキ●おがさわら丸●ムニンヒメツバキ●硫黄島 |
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世界遺産 小笠原・父島海岸 |
小笠原・南島サンゴ礁 |
ハハジマメグロ |
シマアカネ |
小笠原の固有種 |
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■シマアカネ (Boninthemis insularis、日本)は、体長約40mm。腹部の赤い色が特徴。小笠原諸島の特に無人島にのみ生息する希少なトンボ。 |
オガサワラタマムシ |
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P世界遺産「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」(Fujisan, sacred place and source of artistic inspiration ) |
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日本のユネスコ世界遺産(UNESCO World Herittage)の富士山の切手(Stamp)です。 富士山(ふじさん、英語表記:Mount Fuji)は、静岡県(富士宮市、裾野市、富士市、御殿場市、駿東郡小山町)と山梨県(富士吉田市、南都留郡鳴沢村)に跨る活火山である。標高3,776 m、日本最高峰(剣ヶ峰)の独立峰で、その優美な風貌は日本国内のみならず日本国外でも日本の象徴として広く知られている。 三保の松原と富士五湖、浅間神社も含まれています。 |
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鎌倉大仏と富士山、ダグラス |
富士山(1926年) |
富士山と桜の花(第1次昭和) |
富士山と桜の花(第2次昭和) |
「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」 俯瞰、富士山の四季 |
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Q世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬県)」 |
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R世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(岩手県、静岡県、山口県、福岡県、熊本県、佐賀県、長崎県、鹿児島県)」 |
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■九州、山口を中心に進められた日本の近代化は、西洋先進諸国からの積極的な技術導入によって進められ、それらの国との文化の交流がうかがわれること。鎖国状態にあった日本において、非西洋地域で初めて、約50年間という短期間で飛躍的な経済的発展を成し遂げた産業遺産群は、その歴史上の重要な段階を物語る優れた科学技術の集合体であること。などが評価され、2015年、文化遺産に登録された。 |
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官営八幡製鐵所 旧本事務所 |
萩反射炉/旧集成館(しゅうせいかん) 反射炉跡/韮山(にらやま)反射炉/橋野鉄鉱山 |
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遠賀川(おんががわ) |
三重津(みえつ)海軍所跡/小菅修船場跡(こすげしゅうせんばあと)/ |
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■登録地域および物件 |
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■反射炉(はんしゃろ、Reverberatory furnace)とは、金属融解炉の一種。18世紀から19世紀にかけて鉄の精錬に使われた。 |
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P世界遺産国立西洋美術館本館(東京都)」(7か国(日本、フランス、アルゼンチン、ベルギー、ドイツ、インド、スイス)にまたがる「ル・コルビュジエの建築作品−近代建築運動への顕著な貢献−」の構成資産の一つ。 ) |
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ロダン『地獄の門』:ダンテ・アリギエーリの |
ロダン『カレーの市民』 |
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ロダン『カレーの市民』:百年戦争時の1347年、イギリス海峡におけるフランス側の重要な港カレーが、一年以上にわたってイギリス軍に包囲されていた際(カレー包囲戦)の出来事に基づいて作られている。 |
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21世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県) | |||
金製指輪/金銅製龍頭/奈良三彩有蓋小壺/三角縁神獣鏡 |
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(Sacred Island of Okinoshima and Associated Sites in the Munakata Region) は、ユネスコの世界遺産リスト登録物件で、日本の世界遺産の中では21番目に登録された。福岡県の宗像市及び福津市内にある宗像三女神を祀る宗像大社信仰や、大宮司家宗像氏にまつわる史跡・文化財を対象とするものであり、自然崇拝を元とする固有の信仰・祭祀が4世紀以来現代まで継承されている点などが評価されている。 |
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22世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」 | |||
平戸の聖地と集落(中江ノ島)、天草のア津集落、外海の出津集落 |
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キリスト教が禁じられている中で、長崎と天草地方において日本の伝統的宗教や一般社会と共生しながら信仰を続けた潜伏キリシタンの信仰継続にかかわる伝統のあかしとなる遺産群です。2018年7月に世界文化遺産に登録されました。 |
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2020年現在日本には、(1)法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)(平成5年記載)、(2)姫路城(兵庫県)(平成5年記載)、(3)屋久島(鹿児島県)(平成5年記載)、(4)白神山地(青森県、秋田県)(平成5年記載)、(5)古都京都の文化財(京都府、滋賀県)(平成6年記載)、(6)白川郷・五箇山の合掌造り集落(岐阜県、富山県)(平成7年記載)、(7)原爆ドーム(広島県)(平成8年記載)、(8)厳島神社(広島県)(平成8年記載)、(9)古都奈良の文化財(奈良県)(平成10年記載)、(10)日光の社寺(栃木県)(平成11年記載)、(11)琉球王国のグスク及び関連遺産群(沖縄県)(平成12年記載)、(12)紀伊山地の霊場と参詣道(三重県、奈良県、和歌山県)(平成16年記載)、(13)知床(北海道)(平成17年記載)、(14)石見銀山遺跡とその文化的景観(島根県)(平成19年記載)、(15)小笠原諸島(東京都)(平成23年記載)、(16)平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群(岩手県)(平成23年記載)、(17)富士山−信仰の対象と芸術の源泉(静岡県、山梨県)(平成25年記載)、(18)富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬県)(平成26年記載)、(19)明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(岩手県、静岡県、山口県、福岡県、熊本県、佐賀県、長崎県、鹿児島県)(平成27年記載)、(20)国立西洋美術館本館(東京都)(平成28年記載)(注)7か国(日本、フランス、アルゼンチン、ベルギー、ドイツ、インド、スイス)にまたがる「ル・コルビュジエの建築作品−近代建築運動への顕著な貢献−」の構成資産の一つ。(21)「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県)(平成29年記載)、(22)長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(平成30年記載)、(23)百舌鳥・古市古墳群(令和元年記載)の23の世界遺産があります。 |
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23世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」 | |||
百舌鳥・古市古墳群は、古墳時代の最盛期(4世紀後半から5世紀後半)にかけて築造された、古代日本列島の王たちの墓群です。古代日本の政治文化の中心地のひとつであり、大陸に向かう航路の出発点であった大阪平野に位置しています。)本資産の古墳には、前方後円墳、帆立貝形墳、円墳、方墳という4種類があります。これらの型式は、日本列島各地の古墳の規範となった標準化されたものでした。本古墳群は、古代中央集権国家が成立する直前の時代にあって、激動する東アジア情勢への対応として展開した、墳墓によって権力を象徴した日本列島の人々の歴史を物語る顕著な証左です。 |
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仁徳天皇陵古墳(堺市)/ 履中天皇陵古墳(堺市)/衝角付冑型埴輪(いたすけ古墳出土)/ |
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応神天皇陵古墳(羽曳野市)/仲姫命陵古墳(藤井寺市)/水鳥形埴輪(津堂城山古墳出土)/ |
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