名張・万葉の会|藤井寺&羽曳野 古市古墳群(ふるいちこふんぐん) 陪家の陵も含む |
古市古墳群
日本有数の大型古墳が密集する古市古墳群(ふるいちこふんぐん)は、大阪府の東南部に位置する、羽曳野市・藤井寺市を中心に広がる古墳群で、4世紀末から6世紀前半頃までのおよそ150年の間に築造された。 東西約2.5キロ、南北4キロの範囲内に、墳丘長日本第2位の誉田御廟山古墳(伝応神陵)など墳丘長200メートル以上の大型前方後円墳6基を含む、123基(現存87基)の古墳で構成されている。いずれも標高24メートル以上の台地や丘陵上にある。
北部の誉田山古墳(伝応神陵)・仲津山古墳(伝仲津姫陵)・市ノ山古墳(伝允恭陵)・岡ミサンザイ古墳(伝仲哀陵)などの古い古墳群と南方の前ノ山古墳(白鳥陵)を中心とする前方部の著しく発達した西向きの新しい一群とに分けられる。
2008年9月26日、仁徳天皇陵を含む百舌鳥古墳群とともに世界遺産の国内暫定リストに追加された。また、幅20〜30メートルの大溝が前方後円墳の墳丘の間を走っている。『日本書紀』仁徳十四年の条、感玖(こむく)の大溝かと推定されている。「古市の大溝」と名づけられている。
■古市古墳群(ふるいちこふんぐん)
東西約2.5キロ、南北4キロの範囲内に、墳丘長日本第2位の誉田御廟山古墳(伝応神陵)など墳丘長200メートル以上の大型前方後円墳6基を含む、123基(現存87基)の古墳で構成されている。いずれも標高24メートル以上の台地や丘陵上にある。北部の誉田山古墳(伝応神陵)・仲津山古墳(伝仲津姫陵)・市ノ山古墳(伝允恭陵)・岡ミサンザイ古墳(伝仲哀陵)などの古い古墳群と南方の前ノ山古墳(白鳥陵)を中心とする前方部の著しく発達した西向きの新しい一群とに分けられる。相対的序列は、仲津山古墳、誉田山古墳・仲津山古墳・津堂城山古墳、市ノ山古墳・墓山古墳、河内大塚古墳、前ノ山古墳、ボケ山古墳、白髪山古墳、高屋城山古墳になる。
古墳造営には豪族の土師氏などが関与していたと考えられている。
■ミサンザイ古墳(みさんざいこふん)とは、日本の古墳の名称。 ミサンザイとは『みささぎ(御陵)』がなまったものとされており、各地に同名の古墳がある。
★世界遺産名:「百舌鳥・古市古墳群 -古代日本の墳墓群-」
百舌鳥・古市古墳群は,古墳時代の最盛期であった4世紀後半から5世紀後半にかけて,当時の政治・文化の中心地のひとつであり,大陸に向かう航路の発着点であった大阪湾に接する平野上に築造された。 世界でも独特な,墳長500メートル近くに達する前方後円墳から20メートル台の墳墓まで,大きさと形状に多様性を示す古墳により構成される。墳丘は幾何学的にデザインされ,埴輪などで外観が飾り立てられ,葬送儀礼の舞台となった。(令和元年登録)
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