日本の世界遺産・遺跡の切手 青森県の南西部から秋田県北西部にかけて広がる 白神山地
日本のユネスコ世界遺産(UNESCO World Herittage)の白神山地(Shirakami-Sanchi)の切手(Stamp)です。 白神山地(しらかみさんち)は、青森県の南西部から秋田県北西部にかけて広がる山地で、人の手が加えられていないブナの原生林からなる地域である。昭和29年発行国土地理院地勢図には白神山地の名称が使われているが、世界遺産登録以前には弘西山地(こうせいさんち)とも呼ばれていた。白神山地は、名勝地のような美しい高山植物や雄大な景色を眺められる場所はあまり多くはない。眺望が良い場所や高山植物が咲いている場所に行くためには、それなりに苦労をしなければならない。世界遺産の登録は、観光地であるからではなく、このような人為の影響をほとんど受けていない原生的地区が広大に広がっている場所が世界的に珍しいためである。何も役に立たないと言われたブナ林は今、恩恵を与える森のダムとして生きています。.
参考:社団法人 日本ユネスコ協会連盟のHP(世界遺産活動)
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ブログ:古代日本のロマン:卑弥呼と邪馬台国のニュース(箸墓古墳)(2009年5月29日) |
日本の世界遺産と遺跡・古墳 |
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■日本の世界遺産(The UNESCO World Heritage ) 日本全体のトップ ★作成に当たり、Wikipediaやその地に地域のHPの資料を使わせていただきました。 |
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■世界遺産の白神山地とは、青森県南西部から秋田県北西部にまたがる130,000haに及ぶ広大な山地帯の総称です。 原生的なブナ林で占められている区域16,971haが、1993(平成5)年12月に世界遺産として登録されました。このうち青森県側の面積は、約4分の3を占めています。白神山地は、氷河期以降の新しいブナ林の東アジアにおける代表的な森林として、また、世界的にも特異な動植物の多様性を有する森林として、優れた原生的な状態で残存していることが高く評価されている地域です。 アオモリマンテマ等の地域固有の植物をはじめ5百種以上の多様な植物が生育しているほか、ニホンカモシカ、ツキノワグマ等14種の中大型ほ乳類、イヌワシ、クマゲラ等84種の鳥類、約2千種の昆虫類など、多様な動物が生息しています。 |
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白神山地、赤石渓流(白神岳から望む、白神山地の秋) 拡大 |
白神山地のブナの原生林 |
白神山地のクマゲラ |
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県内屈指の景勝地である赤石渓流は、黄葉の時期に一段と美しくなります。特に「日本の滝100選」に選ばれた、くろくまの滝周辺や奥赤石大橋から見る景色は、まさに絶景です。 |
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赤石渓流暗門の滝県立自然公園 |
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■ブナ(漢字は「●(木に無)」)の木は従来、椎茸栽培以外にはあまり役に立たない木であったために伐採を免れたと言えるであろう。ブナは沢山の小さな実を付けるために、果樹と同様に寿命が短く、寿命は200年ほどであると言われている。白神山地のブナの原生林は樹齢の若いもの、大木、老木、倒壊し朽ちたものまであらゆる世代が見られる。 |
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世界遺産・白神山地の地図(青森県中津軽郡西目屋村川原平 付近) |
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■1997年、白神山地の秋田県側核心地区から新しい酵母菌「白神こだま酵母」が発見される。この酵母菌は耐冷性に優れ(パン生地を長期冷凍保存しても菌が生きている。したがってパン生地をより長期間冷凍保存できる)、発酵力が極めて強い酵母である。この他、天然甘味料のトレハロースを大量に作ることによる独特の甘みや、焼いた時の香りの良さなど各種の優れた性質を持っていて、現在、パン製造に幅広く活用されつつある。 |
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第32回国体・自転車競技に |
岩木山と林檎(青森,2002) |
■岩木山は、津軽平野の南西部に位置する標高1,625mの青森県の最高峰であり、山頂から裾野までの美しい形から「津軽富士」と呼ばれています。 |
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■クマゲラ (熊啄木鳥、Dryocopus martius)は、動物界脊索動物門鳥綱キツツキ目キツツキ科クマゲラ属に分類される鳥類。マツからなる原生林、混交林、ブナ林などに生息する。 |
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日本の世界遺産・遺跡の切手 青森県の南西部から秋田県北西部にかけて広がる 白神山地 |
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