日本の世界遺産の切手と写真 「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」(富士山、富士五湖、三保の松原)
日本のユネスコ世界遺産(UNESCO World Herittage)の富士山の切手(Stamp)です。 富士山(ふじさん、英語表記:Mount
Fuji)は、静岡県(富士宮市、裾野市、富士市、御殿場市、駿東郡小山町)と山梨県(富士吉田市、南都留郡鳴沢村)に跨る活火山である。標高3,776
m、日本最高峰(剣ヶ峰)の独立峰で、その優美な風貌は日本国内のみならず日本国外でも日本の象徴として広く知られている。
また、三保の松原(Miho no Matsubara)と富士五湖は古来よりの景勝地です。 写真はクリックで拡大します。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)第37回世界遺産委員会は2013年6月22日、「富士山 「三保松原」含め」(山梨、静岡両県)を世界文化遺産に登録することを決めた。山岳信仰や浮世絵など芸術作品の対象として日本文化の象徴的存在が高く評価された。
名称は、「Fujisan, sacred place and source of artistic inspiration (富士山−信仰の対象と芸術の源泉)」
参考:社団法人 日本ユネスコ協会連盟のHP(世界遺産活動)
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ブログ:古代日本のロマン:卑弥呼と邪馬台国のニュース(箸墓古墳)(2009年5月29日) |
日本の世界遺産と遺跡・古墳 |
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■日本の世界遺産(The UNESCO World Heritage ) 日本全体のトップ ★作成に当たり、Wikipediaやその地に地域のHPの資料を使わせていただきました。 |
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鎌倉大仏と富士山、ダグラス |
風景切手・富士山(1926年) |
富士山と桜の花(第1次昭和) |
富士山と桜の花(第2次昭和) |
富士鹿切手4銭 |
富士鹿切手8銭 |
富士鹿切手20銭 |
富士鹿切手20銭 |
暁の富士 |
芦ノ湖と富士(1939年) |
富士鹿切手(1922-1937)は、外国郵便料金の改正で、印刷物4銭、はがき8銭、書状20銭の三種類の切手が発行された。図柄は、富士山と菊の紋章、松林に鹿を配した斬新なデザイン。 |
富士山と桜の花(第3次昭和) |
三ツ峰からの富士(1948年) |
河口湖からの富士(1948年) |
七面山からの富士(1948年) |
山中湖からの富士(1948年) |
葛飾北斎100年祭記念(1948年)凱風快晴(赤富士) |
葛飾北斎 凱風快晴(赤富士) |
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国立公園 |
国立公園 |
富士山・剣ケ峰の |
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静岡・清水港と富士山 |
ふじ山 唱歌 |
葛飾北斎の『赤富士』 |
「相州梅沢左」 ロータリー |
作詞作曲不詳 |
『赤富士』と国会議事堂 (日本、1960年) |
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第58回国体・サッカーと富士山とツツジ(静岡、2003年) |
富士山 日本ハンガリー交流年 |
第41回国体・床運動 |
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小田原・酒匂川(さかわがわ)と |
■酒匂川(さかわがわ)は、富士山東麓の御殿場市を源流とし、御殿場線とほぼ並行して 流れる。南足柄、小田原を経由し相模湾へ注ぐ。
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静岡・サンコウチョウと富士山 |
富士山とラベンダー(山梨県) |
桜と富士山 |
「忍野八海」(山梨、2001年) |
初夏の富士山(静岡) |
晩秋の富士山(静岡) |
八紘一宇塔と富士山 |
静岡・日本平の茶摘(1951年) |
■富士五湖(ふじごこ)は、山梨県側の富士山麓に位置する5つの湖の総称。本栖湖(富士河口湖町、身延町)(もとすこ)、精進湖(富士河口湖町)(しょうじこ)、西湖(富士河口湖町)(さいこ)、河口湖(富士河口湖町)(かわぐちこ)、山中湖(山中湖村)(やまなかこ)は、いずれも富士山の噴火による堰止湖で、富士箱根伊豆国立公園に指定されている。河口湖と山中湖はそれぞれ個別の構成資産として、本栖湖、精進湖、西湖は「富士山域」という一つの構成資産の中の一部として五湖全てが世界遺産に登録された。 |
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富士五湖「山梨」 1999年 【山中湖】 【河口湖】 【西 湖】 【精進湖】 【本栖湖】 |
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【山中湖】:三国峠中腹かた山中湖を望んだ秋の風景を描いています。 【河口湖】:河口湖の風景を描いています。 【西湖】:紅葉台の紅葉、青木ヶ原樹海の針葉樹、富士の雪、西湖の風景を描いています。 【精進湖】:夕焼けに映える精進湖とこぶしの花を描いています。 【本栖湖】:青木ヶ原樹海に降った雨が、翌朝の日ざしで蒸発している朝の本栖湖の風景を描いています。 |
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「おおまつよいぐさ」と |
「あつもりそう」 と |
日本静岡県の八十八夜 |
日本静岡県の新茶摘み |
■富士山絵画は平安時代に歌枕として詠まれた諸国の名所を描く名所絵の成立とともにはじまり、現存する作例はないものの、記録からこの頃には富士を描いた名所絵屏風の画題として描かれていたと考えられている。
中でも、江戸の浮世絵師・安藤広重(歌川広重)が描いた日本切手・東海道五十三次(国際文通週間、浮世絵)の中の富士山、葛飾北斎が富士山を中心に描いた日本の浮世絵切手・冨嶽三十六景は有名です。 葛飾北斎(江戸、浮世絵、冨嶽三十六景、北斎漫画)
最初の年賀 渡辺崋山 |
葛飾北斎の |
葛飾北斎の「浪裏富士」とスマトラ沖地震・津波の不明者の写真 |
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源頼朝(平山郁夫) |
横山大観・霊峰飛鶴 |
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■富士山をバックに材木座海岸を馬で走る頼朝を描いています。師匠の前田 青邨の描く「洞窟の頼朝 (重要文化財) 」を彷彿とさせます。 でも意外な感じです。 |
霊峰飛鶴. 不動の富士と、その前を通り過ぎる鶴の群れを対比して、悠久の時の流れをあらわしている。85歳の作品。 |
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安田靫彦・黎明富士 |
安藤広重 原(朝之富士) |
安藤広重 由比(薩た峰) |
葛飾北斎・「山下白雨」 |
葛飾北斎・神奈川沖浪裏 |
葛飾北斎・保土ヶ谷 |
葛飾北斎・甲州三坂水面 |
葛飾北斎・甲州石班沢 |
葛飾北斎・隠田の水車 |
葛飾北斎・凱風快晴(赤富士) |
葛飾北斎・相州箱根湖水 |
葛飾北斎・上総ノ海路 |
■富士山は和歌の歌枕としてよく取り上げられる。また、『万葉集』の中には、富士山を詠んだ歌がいくつも収められている。
「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける」 (3.318) は山部赤人による有名な短歌(反歌)である。
■浅間神社(せんげんじんじゃ、あさまじんじゃ)は、「浅間」を社名に持つ神社。
浅間神社のほとんどは富士山に対する信仰(富士信仰、特に浅間信仰)の神社であるが、一部浅間山に対する信仰の神社もある。富士信仰に基づいて富士山を神格化した浅間大神(浅間神)、または浅間神を記紀神話に現れる木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)と見てこれを祀る神社である。富士山は古くは「福慈神」・「不尽神」記載されるような霊妙な神山・日本鎮護の神山であった。しかし奈良時代末から火山活動が活発化し、火山神(浅間神)としての信仰(浅間信仰)として全国に広がった。富士山南麓の静岡県富士宮市に鎮座する富士山本宮浅間大社が総本宮とされている。延長5年(927年)成立の『延喜式神名帳』には、名神大社として駿河国と甲斐国に「浅間神社」の記載がある。
※2013年に「富士山と信仰・芸術の関連遺産群」として世界文化遺産への登録勧告があった浅間神社。
富士山本宮浅間大社 (静岡県富士宮市) / 山宮浅間神社 (静岡県富士宮市) / 村山浅間神社 (静岡県富士宮市) / 人穴浅間神社(人穴富士講遺跡)
(静岡県富士宮市) / 須山浅間神社 (静岡県裾野市) / 冨士浅間神社 (静岡県駿東郡小山町) / 河口浅間神社 (山梨県南都留郡富士河口湖町)
/ 冨士御室浅間神社 (山梨県南都留郡富士河口湖町) / 北口本宮冨士浅間神社 (山梨県富士吉田市)