美術切手|キリスト教絵画を見る為の聖書の 聖人、聖職者、神学者 編
美術切手|キリスト教絵画を見るために知っておくべき旧約聖書と新約聖書(福音書ほか)について。 聖人、聖職者、神学者 編。 聖人のアトリビュートと言えば、ペテロは、鍵を持っている、ヨゼフは、羊の服や、十字架を持ってます。 絵画の内に描かれている女性がオルガンなどの楽器を手にしていればセシリアであろうし、車輪とともに描かれていればアレクサンドリアのカタリナであると見分けることができる。 また、シュロの葉は殉教者(致命者)に共通するアトリビュートである。 『レゲンダ・アウレア』(Legenda
aurea, 黄金伝説)とは、ヤコブス・デ・ウォラギネ(1230頃 − 98)によるキリスト教の聖人伝集で文化・芸術に大きな影響を与えた。1267年頃に完成した。イエス、マリア、天使ミカエルのほか、100名以上にものぼる聖人達の生涯が章ごとに紹介され、その分量は『旧約聖書』と『新約聖書』を足したのとほぼ同じである。 使徒(しと)とは、狭義にはイエス・キリストの12人の高弟を指すが、それに近い弟子(パウロ、七十門徒など)にもこの語が用いられることがある。広義には、重要な役割を果たしたキリスト教の宣教者(「遣わされた者」)および、その宣教者の称号。
目次はこちらから。
Art Stamp | Old Testament for the Christian's paintings (Genesis, Exodus)
and the New Testament (Gospel More)
『聖母マリア』、『聖アンナ(Saint Anne)』、『ヒエロニムス』、『聖トマス』、『聖ペテロと聖パウロ』、『聖カタリナ』、『聖カシルダ』、『聖セシリア(Cecilia)』、『聖セバスチャン』、『ジャンヌ・ダルク』、『ヤコブス・デ・ウォラギネ』、 『レゲンダ・アウレア』(黄金伝説)、『聖ゲオルギウス』、『聖母の結婚』、『聖ビルギッタ』、『アッシジの聖フランチェスコ』 |
7.聖人・聖職者・神学者 |
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『聖母マリア』 |
『聖母マリア』(せいぼマリア)は、カトリック教会用語でイエス・キリスト(ナザレのイエス)の母、ナザレのヨセフの妻を指す最も一般的な称号である。ヨアキムとアンナの娘とされている。童貞マリア、処女マリア、聖母、(サンタ-)マリア、ミリアムとも。正教会の一員である日本ハリストス正教会では生神女マリヤ(しょうしんじょマリヤ)の表現が多用される。 |
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『切った梨を持つ聖母子』 |
『システィーナの聖母』 ドレスデン国立絵画館 1512-4 (拡大○) |
ラファエロの絵画 |
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ボッティチェッリ 『マニフィカトの聖母』(Madonna del Magnificat) |
『岩窟の聖母』(Virgin of the Rocks)(イタリア、1952年) |
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ダ・ヴィンチ画 |
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■マニフィカト (Magnificat) 「我が心、主を崇め」は キリスト教聖歌のひとつ。ラテン語典礼文の第1語を以ってこのように呼ぶ。テキストは、ルカによる福音書のマリア(マリヤ)の祈り(ルカ1:46-55)による。現在、正教会では、主に日曜の早課において、9つのイルモスの前に歌われる。一句ごとにマリヤへの賛詞「ヘルウィムより尊くセラフィムに並びなく栄え、操を破らずして神ことばを生みし、実の生神女たる爾(なんじ)を崇め誉む(あがめほむ)」をはさんで歌う。 |
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ハンス・メムリンク 『林檎を持つ聖母』、フランス、2005年 |
『聖母子』(Rogier van der Weyden、ファン・デル・ウェイデン) |
チマブーエ『聖母と天使たち』 1270頃 ルーヴル美術館 |
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ヤン・ファン・エイク 『ヘントの祭壇画(ゲントの祭壇画)』 |
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ヤコポ・ディ・チョーネ |
ジョット 『マエスタ(オンニッサンティの聖母)』 1200年代 拡大○ |
『ロザリオの聖母 (The Madonna of the Rosary)』 |
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拡大○ |
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ルーベンス 『聖母子』 |
ルーヴルの名画 ラファエロ 『フランソワ一世の聖家族』 拡大○ |
パルミジャニーノ 『長い首の聖母』 ウフィツィ美術館 拡大○ |
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『聖家族と幼児洗礼者ヨハネ(トンド・ドーニ)』 1504-06年頃 ミケランジェロ |
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ダ・ヴィンチ『ブノワの聖母』(ベヌアの聖母) エルミタージュ美術館 |
ダ・ヴィンチ『リッタの聖母』 エルミタージュ美術館 |
ニッコロ・ジェリニ『聖母子』1400年 エルミタージュ美術館 |
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『聖母の結婚』 |
聖母マリアが14歳の時に、神殿の司祭長のもとへ天使が現れ『国中の独身者に一本、杖を持たせて集めよ。そして杖の先に花の咲いた者を(聖母マリアの)夫として選べ』と聖告を受け、その聖告に従い国中の独身者を集める中、大工ヨセフの手にする杖の先に花が咲き、聖母マリアの夫として選定された後、両者で結婚の儀式をおこなう場面≪聖母マリアの結婚≫。画面中央より左側に聖母マリアと5人の処女たちが配され、画面右側には夫ヨセフと選定に漏れた多くの独身者たちが描き込まれている。そして画面の中央では司祭長が聖母マリアと夫ヨセフの手を取り婚姻の印となる指輪を(聖母マリアの手の先へ)近づけている。画面右端では枝の先に花が咲かなかった(神に選ばれなかった)独身者が怒りのあまりに枝を折る仕草を見せており、この父なる神による奇跡的出来事を神聖化している。 |
『聖母の結婚 (Sposalizio della Vergine)』 修行期、初期の作品 |
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『聖アンナ(Saint Anne)』 |
『聖アンナ(Saint Anne)』はイエスの母マリアの母親。正教会・カトリック教会・聖公会で聖人として崇敬される。アンナという名前は、ヘブライ語の名前
Hannah のギリシア語表記である。 |
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『聖アンナと聖母子、セシリア』 |
デューラー 『Virgin and Child with St. Anne』 1519 |
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『聖ヒエロニムス』 |
『エウセビウス・ソポロニウス・ヒエローニュムス』(Eusebius Sophronius Hieronymus, 340年頃 - 420年9月30日)は、キリスト教の聖職者・神学者。聖書のラテン語訳であるウルガータ訳の翻訳者として知られる。四大ラテン教父のひとりであり、正教会・非カルケドン派・カトリック教会・聖公会・ルーテル教会で聖人とされる(カトリックでは教会博士)。日本ハリストス正教会での呼称は克肖者イエロニム。 |
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ダ・ヴィンチ 『荒野の聖ヒエロニムス』 バチカン美術館 拡大○ |
『書斎の聖ヒエロニムス(St Jerome in his Study 1514)』(銅版画、デューラー) |
『執筆する聖ヒエロニムス』 |
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『執筆する聖ヒエロニムス』。ローマのボルゲーゼ美術館に所蔵される本作の主題は、ラテン教会四大博士のひとりで、ローマで神道を学んだ後19歳で洗礼を受け、シリアの砂漠で数年間隠修生活をおくり数々の誘惑に打ち勝ったほか、聖パウラを弟子にしウルガタ聖書の翻訳をおこなった聖人≪聖ヒエロニムス≫を描いたもの。 カラヴァッジョ。 |
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ボッティチェッリ『聖ヒエロニムス』エルミタージュ美術館 |
ボッティチェッリ『聖ドミニクス』エルミタージュ美術館 |
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ドミニコ(羅:Dominicus abl. Dominico 1170年 - 1221年8月6日)、グスマンの聖ドミニコは、ドミニコ会の創設者、カトリックの修道士、聖人。 |
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『聖トマス』 |
『聖トマス』 |
『聖トマスの懐疑』 カラヴァッジオ |
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トマスはディディモ(Didymos 双子)と呼ばれました。一般に若く髭がない人物として描かれます。トマスは非常に疑り深い人物でした。この事は『トマスの不信』や『トマスの懐疑』と呼ばれしばしば絵画の主題にもなっています。トマスはキリストが生き返ったという事を他の使徒たちから聞かされましたが、自分はその場に居合わせなかったため、一人キリストの復活を信じようとせずにいました。そこに磔刑後のキリストが現れ、蘇った事をトマスに示します。 |
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『聖ペテロと聖パウロ』 |
デューラー 『四人の使徒 (Die zwei Apostel)』 |
レンブラント 『賢者の対話(聖ペテロと聖パウロの会話)』 |
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(Two Scholars Disputing) |
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■『四人の使徒 (Die zwei Apostel)』では、洗礼者聖ヨハネは楽天的で快活であるが、激しやすい気質の≪多血質≫の気質を表し、聖ペテロは感情の変化や活気に乏しいが、粘り強く勤勉な気質≪粘液質≫を表現したものであると解釈される。 |
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また、聖パウロは、わずかなことでも誇大に考えて取り越し苦労をし、いつもくよくよして心が晴れない性質≪憂鬱質(黒胆汁質とも呼ばれる)≫を表し、福音書の記者でもある聖マルコは、激情的で怒りっぽい気質≪胆汁質≫を表現したものであると解釈されている |
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『聖カタリナ』(St.Catharine) |
■『聖カタリナの神秘の結婚』とは、カタリナ(St.Catharine)が聖母マリアに抱かれた幼き姿のイエスに婚姻の指輪を与えられる場面を指し、カタリナとイエスの精神的な深いつながりを示し、ルネサンス以降はよく描かれた主題である。 ローマ皇帝の求婚を退けた理由はこうである。キリスト教に改宗したカタリナは聖母子の幻影を見、幼児キリストから結婚の指輪を与えられる。彼女とキリストとの精神的な絆を示す場面として、ルネサンス以降多く描かれた。聖カタリナは若い女の子、学生、聖職者、車大工、壊れた車輪の守護聖人である。結婚の天使が彼女の周りを取り巻いている。 またイエスとの婚姻的体験を持つとされる4世紀の聖女、アレクサンドリアのカタリナが描かれるがシエナでは、アレクサンドリアのカタリナと同様に、イエスとの婚姻的体験を持つとされるシエナ出身で守護聖人でもある聖カタリナ(1347-1378)がよく描かれ、その姿は修道女のいでたちで、手には十字架と百合を持ち、悪魔を踏みつけている。 聖カタリナまたはアレクサンドリアのカタリナ(287年 - 305年)) は、釘のささった車輪が彼女のマークとなっており、「カタリナの車輪(Catherine Wheel)」と呼ばれています。 |
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ロレンツォ・ロット 『聖母子と聖カタリナ、聖トマス』 拡大○ |
コレッジョ 『聖カタリナの神秘の結婚(Nozze mistiche di santa Caterina)』 |
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聖カタリナは、正教会では聖大致命女エカテリナとして敬われ、ローマ・カトリックでは伝統的に『14人の聖なる援助者』の一人とされている。ジャンヌ・ダルクと話したとされる聖人の一人。祝日は11月25日(ロシアなどの正教会では11月24日)。 彼女の象徴・アトリビュートとして、壊れた車輪、剣、足下の王冠、霰、花嫁のヴェールと指輪、鳩、鞭、本、異教の哲学者と論争する女性、などが用いられる。 |
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ヴェロネーゼ 『聖家族と聖カタリナと幼い洗礼者聖ヨハネ』 |
『アレキサンドリアの聖カタリナ』 |
クラナッハ |
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ウフィツィ美術館 拡大○ |
ロンドン・ナショナル・ギャラリー |
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ヴェロネーゼ『聖カタリナの神秘の結婚』 エルミタージュ美術館 |
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『聖カシルダ』 |
聖カシルダ(ポルトガルの聖イザベル)は、おそらくはスペイン皇帝カルロス4世が1796年のセビーリャ滞在時に購入したと考えられている本作の聖人像≪聖カシルダ≫は、9世紀前半頃にブルゴスに生まれたムーア人の王女で父である王の意に反してキリスト教へ改宗後、キリスト教徒であった囚人を世話し、1087年に殉教した聖女である。プラド美術館蔵(マドリッド) |
『聖カシルダ(ポルトガルの聖イザベル)』(ギニアビサウ) |
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『聖セシリア(Cecilia) |
聖セシリア(Cecilia, 生没年不詳、聖カエキリア、セチュリア)は、キリスト教(カトリック教会・正教会)の聖人。特にカトリック教会において有名な聖人であり、音楽家と盲人の守護聖人とされる。記念日は11月22日。古典ラテン語ではケキリア、英語ではシシーリア、スペイン語ではセシーリア、イタリア語および中世ラテン語ではチェチーリア、ドイツ語ではツェツィーリア、フランス語ではセシルないしはセシール(Cecile)と呼ばれる。セシリアは、伝説によると神を賛美するのに楽器を奏でながら歌ったと言い伝えられており、これが様々な芸術分野において霊感の出所となってきた。ローマの音楽大学、聖チェチーリア音楽院もこの聖女にちなんでいる。 |
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『聖カエキリア(聖セシリア(Cecilia, 生没年不詳))と譜面を持つ天使』 |
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『聖シモン』 |
■聖ネレオと聖アキレオとは兄弟で、ローマ軍隊の兵士。聖ペトロの手から洗礼を受けた。この二人は、聖女フラヴィア・ドミティッラの家につかえていて、彼女とともに殉教した。 |
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『聖シモン』(ルーベンス) |
『聖グレゴリーと聖人達』 |
『聖ネーレウスとドミティッラ、アキレウス』 (ウガンダ、1990年) |
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『聖セバスチャン』 |
『聖セバスチャン』(エルミタージュ美術館)ティツィアーノ |
ペルジーノ『聖セバスティアヌス』1495年頃 エルミタージュ美術館 |
『聖セバスチャン』 ペルジーノ (ソ連、1982年) |
■聖セバスティアヌス (Sebastianus, 伝承による没月日287年1月20日)は、キリスト教(正教会・非カルケドン派・カトリック教会)の聖人・殉教者(致命者)。聖セバスチャンとも表記される。3世紀のディオクレティアヌス帝のキリスト教迫害で殺害されたといわれてきた。彼は美術や文学で、柱に身を縛り付けられ、矢を射られた姿で描かれることが多い。正教会では聖致命者セバスティアンと呼称され、記憶日は12月18日(ユリウス暦を使用する正教会では12月31日に相当)。カトリック教会での祝日は1月20日。 |
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『聖ゲオルギウス』 |
『聖ゲオルギウス』は、伝説上の戦士聖人、殉教者。カッパドキア生まれ。3世紀頃パレスティナのリッダで死んだといわれている。ヴェネツィアなどヨーロッパでは、いくつかの都市で守護聖人になっている。1222年にはイングランドの守護聖人になり、14世紀頃にはガーター騎士団の守護聖人にもなっている。竜は「悪」や「異教」を象徴している。異教徒の国がキリスト教に改宗したときに、槍によって竜を殺すという象徴が使われた。 |
『パウムガルトナー祭壇画』の聖ゲオルギウス、聖エウスタキウス |
『聖ゲオルギウスと竜』 1505 |
デューラー |
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『聖エウスタキウス』 (Eustachius)またはエウスタティウス(Eustathius)は、2世紀に生きたとされる、伝説的なキリスト教殉教者猟師の守護聖人として信仰を集めるようになった。正教会では大致命者エウスタフィと呼ばれる。 元の名はプラキドゥス(Placidus)といい、トラヤヌス帝に仕えるローマの将軍であった。ある日ティヴォリ近郊で猟をしていたところ、彼は突然キリストの幻視を見た。彼はすぐに改宗し、家族と共に洗礼を受けた。改宗後、幸運を意味するエウスタキウスに改名した。彼は異教信仰を拒絶し、自身の信仰を公にしたことから、ハドリアヌス帝に捕らえられた。 |
聖ゲオルギーの間『大王座の間』 エルミタージュ美術館 |
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コリント式柱 この間はアンナ女帝のために作られた |
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『聖ビルギッタ』 |
スウェーデンのビルギッタ |
聖ビルギッタ (Santa Brigida, スウェーデン語:Heliga Birgitta, 1303年-1373年7月23日)は、スウェーデンの聖職者。ローマ・カトリックとルーテル教会の聖人。ビルギッタ会を設立した。ヨーロッパ、スウェーデン、未亡人の守護聖人。スウェーデンで最も崇敬の対象となっている聖人である。ビルギッタは本名をビルギッタ・ビルゲンスドッテル(Birgitta Birgersdottir)といい、ウップランド地方の知事ビルゲル・ペッションの娘として生まれた。父は国有数の裕福な地主で、母親も名門ビェルボ家の出身であった。1316年、ビルギッタはネルケ地方の領主で、エステルイェートランド地方のウルヴォーサ一族出身のウルフ・グドマルションと結婚し、8子をもうけた。 |
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そのうちの1人が、のちの聖カタリナである。ビルギッタは子供の頃から頻繁に幻視を見ていた(てんかんを抱えていた事が原因とされている)。亡くなる少し前には、地面に横たわる幼児のキリストと、ブロンドの髪をした聖母マリアを幻視で見たという。1999年、教皇ヨハネ・パウロ2世はビルギッタをヨーロッパの守護聖人と定めた。彼女の祝日は7月23日(公式には10月8日)である。 |
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『アッシジの聖フランチェスコ』 |
■アッシジのフランチェスコ(伊:Francesco d'Assisi、ラテン語:Franciscus Assisiensis、本名 ジョヴァンニ・ディ・ベルナルドーネ Giovanni di Bernardone、1182年 7月5日 - 1226年10月3日)は、フランシスコ会の創設者として知られるカトリック修道士。悔悛と神の国を説き、中世イタリアにおける最も著名な聖人のひとりであり、カトリック教会と聖公会で崇敬される。シエナのカタリナと共にイタリアの守護聖人。一般には「フランシスコ」と表記されることが多い。フランチェスコは、西欧中世の盛時、12世紀後半、ピエトロ・ディ・ベルナルドーネ(Pietro di Bernardone)を父に、イタリアはローマの北に位置するウンブリア地方アッシジの町に生まれた。フランチェスコの普遍的精神をよく表しているのは、有名な「太陽の歌」 Cantico delle creatureであろう。そこでは太陽・月・風・水・火・空気・大地を「兄弟姉妹」として主への賛美に参加させ、はては死までも「姉妹なる死」として迎えたのである。こうしたことから、彼は西洋人には珍しいほど自然と一体化した聖人として国や教派を超えて世界中の人から愛されている。 |
ヤコピーノ・ディ・フランチェスコ『アッシジの聖フランチェスコの葬式』 |
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1330年頃 |
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小鳥へ向かって説教したという伝説も有名であり、教皇ヨハネ・パウロ2世は彼を「自然環境の保護の聖人」とした。 |
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『ジャンヌ・ダルク |
ジャンヌ・ダルク(仏: Jehanne Darc、Jeanne d'Arc、英: Joan of Arc(ジョーン・オブ・アーク)、1412年1月6日
- 1431年5月30日)は、「オルレアンの乙女」(仏: la Pucelle d'Orleans/英: The Maid of Orleans)とも呼ばれるフランスの国民的英雄で、カトリック教会における聖人。 |
ジャンヌ・ダルク碑設立 |
ジャンヌ・ダルク |
■ジャンヌ・ダルク(1412〜31)。フランスの国民的ヒロインで百年戦争のフランスの勝利に貢献したが、宗教裁判で異端とされわずか19歳で火刑になった。図案はジャンヌ・ダルク教会と十字架。 |
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ジャンヌは1425年、初めて「声」を聞いたとされる。後の処刑裁判での答弁によると、聖女カトリーヌとマルグリット、そして大天使ミカエルの声であったという。 |
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『ヤコブス・デ・ウォラギネ』 |
『ヤコブス・デ・ウォラギネ』(Jacobus de Voragine, 1230年? − 1298年8月13日)は、中世イタリアの年代記作者でジェノヴァの第8代大司教。ヨーロッパで最も広く読まれたキリスト教の聖者・殉教者たちの列伝である『黄金伝説』(Legenda
aurea)の作者。その名前はJacobus de VoragineかJacobus a Voragine(ラテン語形)、Jacopo da
Varagine(イタリア語形)が多く用いられる。カトリック教会で福者。 |
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■『キリスト教絵画を見る為の旧約聖書(創世記、出エジプト記)と新約聖書(福音書ほか)』の主な内容 |
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1.旧約聖書・『創世記』と三大預言書:『創世記』は、多くの系図が含まれておりイスラエル周辺部族の縁起等も語られている。 |
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2.旧約聖書・『出エジプト記』と女司祭、巫女:『出エジプト記』(Exodus)は、旧約聖書の二番目の書であり、『創世記』の後を受け、モーセが、虐げられていたユダヤ人を率いてエジプトから脱出する物語を中心に描かれている。 |
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3.新約聖書:紀元1世紀から2世紀にかけてキリスト教徒たちによって書かれた文書で、『旧約聖書』とならぶキリスト教の正典。27の書が含まれるが、それらはイエス・キリストの生涯と言葉(福音と呼ばれる)、初代教会の歴史(『使徒言行録』)、初代教会の指導者たちによって書かれた書簡からなっており『ヨハネの黙示録』が最後におかれている。 『マタイによる福音書』、『マルコによる福音書』、『ルカによる福音書』、『ヨハネによる福音書』、『ヨハネの黙示録』 他 |
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7.聖人、聖職者、神学者:『ヒエロニムス』、『聖トマス』、『聖ペテロと聖パウロ』、『聖カタリナ』、『聖カシルダ』 他 |
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8.その他(外典、奇跡 ほか):『ユディト記』、『サムエル記』、『ダニエル書補遺』、『トビト記』、『ルードの泉(ルルドの奇跡)』 他 |
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