大和の風景の切手と写真｜橿原　おふさ観音、今井町、八木札の辻交流館　他　おふさ観音（おふさかんのん）は、イングリッシュローズが境内に所狭しとあふれる寺院として知られてる。大和三山の耳成山と畝傍山のほぼ中央に位置する寺院。

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近鉄百貨店　
橿原（大和八木）

橿原文化会館

下ツ道（中街道）

おふさ観音　山門

おふさ観音　本堂入口

おふさ観音　恵比寿さん

■本堂は、ご本尊である十一面観音様（秘仏）をおまつりし、日々ご祈祷を受けられる参拝者が絶えません。

奈良県・橿原市のおふさ観音　本堂・風鈴

イングリッシュローズ

おふさ観音寺で風鈴祭が行われてます。橿原市小房町というところにあるのですが、有名な橿原神宮のけっこう近くです。2500個の風鈴が吊るされており、ちょっと離れた場所からでも涼しげな音が聞こえてきます。

おふさ観音　風鈴まつり

おふさ観音　本堂前の風鈴

おふさ観音　風鈴まつり

おふさ観音　風鈴まつり

おふさ観音　風鈴まつり

おふさ観音　風鈴まつり

■おふさ観音のご本尊は、「十一面観音」といい、11の顔で四方を常に見つめておられます。苦しむ人々を見落とすことなく救済してくださる。 観音様には、十一面観音様の他にも千手観音や如意輪観音などがありますが、いずれも、観音様の様々なお力を、姿を変えて表現されたもの。これらを「変化観音」といわれます。 当寺のご本尊の十一面観音菩薩は、かつて京都比叡山北谷の観音院ご本尊であったのを、慶安3年（1650年）4月にご遷座されたものです。
■賓頭盧尊者（おびんづる様）、中国や日本のお寺に、おびんずる様の像が祀（まつ）ってあるのは、おびんずる様の体に触ってその手で自分の体をなでれば、病気が治り、頭も良くなれば節々も軽くなる云うおびんずる様の霊験（不思議なご利益）が、尚深く信仰されているからです。おびんずるさまが外に安置されているのには実は訳があります。お酒が好きで、お釈迦さまとの「禁酒」の約束を破ったので、生涯、内陣にはいることを許されなかったとか。

おふさ観音　本堂前

おふさ観音　水子地蔵

後ろは大師堂

賓頭盧尊者
（おびんづる様）

日本庭園「円空庭」　
萩の花

日本庭園「円空庭」　
紫陽花

藤原宮瓦

おふさ観音　亀の池

おふさ観音　東諸尊堂

おふさ観音　大師堂

■亀の池は、たくさんの亀が泳ぐ池です。亀は、観音様の化身とされています。
■東諸尊堂は、地蔵菩薩（子供の守り神様）、正市井稲荷大明神（五穀豊穣）、弥勒尊石（衆生の救済）、福の神（福徳円満）の諸尊をおまつりしています。「東の四体様」ともお呼びしています。
■大師堂は、宗祖弘法大師と、向かって右に普大士尊（もの忘れ封じの神様）、向かって左に庚申尊（病魔退散）をおまつりしています。
■茶房　おふさ　-　円空庭の奥へと歩を進めると、その先に「茶房　おふさ」があります。大正4年に建てられた御殿造りの茶室は、日々のあわただしさから開放された空間となるでしょう。

茶房おふさ　

茶房おふさ　

茶房おふさ　円窓

茶房おふさ　曼荼羅と彫刻

茶房おふさ　曼荼羅と彫刻

茶房おふさ

鯉の池を囲むように、静かにたたずむ回遊式の日本庭園です。名前の「円」は"悟り"、「空」は"無限"を表し、見る人に心の安らぎを与えてくれる庭、という意味がこめられています。

総本家さなぶりや　早苗響餅（さなぶりもち）

日本庭園「円空庭」
　鯉の池

総本家さなぶりや　早苗響餅（さなぶりもち）；お店の看板から引用します。「さなぶり」の由来大和に古くから伝わる小麦を主材料にした粉餅、ぶつぶつした舌ざわりが特徴。「さなぶり」は夏の季語「さ」は田の神をさし「なぶり」は昇り。おふさ観音の近くの店舗です。

東側の「平田家」

西側の「平田家」

西側の「平田家」前の
珍しい丸型ポスト

今から1400 年も前の飛鳥時代に開かれた古道である横大路（伊勢街道）と下ツ道（中街道）の交差点が「八木札の辻」

■今から１４００年前、横大路は、飛鳥京と難波津を結ぶ当時の国道１号線であり、この道を通じて大陸・朝鮮半島から様々な先進文化が日本へともたらされ、また、遣隋使・遣唐使が世界へと旅立っていきました。　時代が下り、江戸時代になると横大路は伊勢街道となり、下ツ道と交差する「八木札の辻」は大いに賑わいました。同じ時期、西に位置する今井町は、商業の町として「海の堺、陸の今井」と称されるほど大いに栄えました。
■丸型ポストは、1901年に登場し試験的に設置された「俵谷式ポスト」「中村式ポスト」が最初の丸型ポストで、材質は鋳鉄。1970年に後継の「郵便差出箱1号（角型）」が登場し、丸型の生産・設置は終了した。丸型ポストは、1901年に登場し試験的に設置された「俵谷式ポスト」「中村式ポスト」が最初の丸型ポストで、材質は鋳鉄。1970年に後継の「郵便差出箱1号（角型）」が登場し、丸型の生産・設置は終了した。

「八木の札の辻」

東の平田家（旧旅籠）

八木札の辻交流館

八木札の辻交流館　案内

横大路（伊勢街道）

下ツ道（中街道）

小屋梁

家屋内の井戸

主屋1階

幕末の儒者　谷三山の書/
「松菊猶存」（しょうきく　なお　ぞんず）

谷三山について(橿原市HP)

■谷三山は、江戸時代の後期の儒者。　谷三山の卓越した学識を認めた頼山陽（らいさんよう）や吉田松陰など幕末の知識人とも親交があったということです。　大和国(奈良県)高市郡八木で商業を営む父重之と母ちやの3男。家は豊かであったが幼少より多病で,15,6歳ごろ聴力を失う。正史経伝の勉学に励み,文政12(1829)年京に出て猪飼敬所に就いた。天保6(1835)年ごろ家塾興譲館をおこし門人多数におよんだ。15年1月高取藩(奈良県)藩主植村家教により儒臣に抜擢され士籍に列した。その学問は経世に志あり,また藩政や尊王攘夷,あるいは山陵修復についてなど,たびたび上書した。

中庭

主屋1階

主屋1階

主屋1階　箪笥

主屋1階　衝立

主屋1階は南側に土間

主屋1階　箪笥

■所在地 北八木町
建築年代 18世紀後半〜19世紀前半
主屋1階は南側に土間をとった2列6室型です。北側筋の2室には奥行きの浅いトコとタナを設け、南側の室とは板戸と襖の2重の仕切りを設けています。東側筋の2列目に当初からのものと思われる幅の広い階段が現存します。主に2階部分が客室として使われていました。西側筋に4室、東側筋に2室と階段を含んだ板間があり、西側と南側の街道筋には欄干がめぐらせてあります。2階部分は旧状をよくとどめており、北側筋の2室には、1階と同様、奥行の浅いトコ・タナを設けています。

主屋２階　幅の広い階段

2階部分が客室

横大路（伊勢街道)

2階部分の客室

2階部分の客室　しつらえ

2階部分の客室

庭

2階部分の客室

松尾芭蕉　笈の小文　収録歌　句碑

■貞亭5年（1688）松尾芭蕉が45歳　4月上旬 　奈良で唐招提寺などを見物。11日 　奈良を出立。八木、耳成山の東の八木宿に泊まる。

「草臥れて　宿かるころや　藤の花」

句意　-　松尾芭蕉が一日の旅に疲れて旅籠を求める黄昏。　晩春の暮色の中に淡い紫の藤の花がおぼつかなく咲き垂れて、そこはかとない旅愁と春愁を誘う。（笈の小文）

中世から「八木市」が開かれ、南大和の物資の集散地として繁栄し、
江戸時代には高札場になっていた。　

八木町の古い酒屋

橿原市北八木町の町並　
横大路(伊勢街道)と下ッ道の交差点

■切り妻造り平入り、本瓦または桟瓦葺きの中２階建て、中２階の壁面は漆喰塗り込めの虫籠窓、大屋根には煙だし、格子、出格子、袖壁をつけた家屋も見かけられた。

■横大路に沿って西側には高田・今井、東側に桜井といった町が存在したため、八木は中街道に沿った商圏を拡大させて、奈良盆地南部の中心地としての機能を蓄積していった。
江戸時代の八木は商工業者や旅篭屋が多く居住して活動した町であった。例えば文政２年(１８１９)の記録によると、旅篭屋・茶屋４軒、酒造２、醤油味噌２、青物類５、豆腐こんにゃく２、菓子類２、綿打職４、、絹類売人３、紺屋１、小間物売人２、荒物売人３。　天保１３年(１８４２)北八木では旅篭屋５、酒造１、醤油屋２、請売酒屋１、絞り油屋２、米屋商売５、魚類３等とさまざまな職業の人々が居住していた。

今井町

今井まちなみ交流センター「華甍（はないらか）」

■今井まちなみ交流センター「華甍（はないらか）」 （県指定有形文化財） - 1903年（明治36年）に建てられた奈良県下初の社会教育施設で、旧高市郡教育博物館であった。その後、今井町役場として長く使用されていた。現在は、今井観光案内の拠点となっており、今井町の歴史を詳しく、わかりやすく解説する資料を集め展示している。

今井町の町並み

今井町の町並み案内

今井町に咲くツツジ

飛騨温泉

旧家

畝傍駅（うねびえき）

■畝傍駅（うねびえき）は、奈良県橿原市八木町二丁目にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）桜井線（万葉まほろば線）の駅である。難読駅名としても知られる。かつては、橿原神宮や神武天皇陵への最寄り駅だったため、参拝する皇族のために駅舎内には貴賓室が設けられた。1940年（昭和15年）には皇紀2600年大祭が営まれて昭和天皇が、1959年（昭和34年）には成婚から間もない皇太子夫妻（今上天皇・皇后）が、この貴賓室を利用した。