日本の風景|名張・万葉の会 山の辺の道(天理市) 長岳寺・トレイル青垣 |
山の辺の道(天理から柳本へ)
日本最古の道である大和の古道(やまとのこどう)のうち、奈良盆地の東、平地と山地の間を縫うように南北に通る道が『山の辺の道』です。 山の辺の道は、三輪山のある桜井市から天理市を経由して奈良市の春日山まで続く道です。 今回は道のりの丁度真ん中の天理周辺のの神社・仏閣・古墳(遺跡)を対象としました。 天理市は天理教の本山、伊勢神宮と同じ古さの日本最古の石上神社と七支刀、天皇陵があります。 各々格式だけでなく相当古く有名な神社や遺跡。 また各神宮等の謂れは、Wikipedia を参考にしてます。 奈良・桜井(泊瀬の道の海石榴市が山の辺の道の出発点若しくは終点と言われています。 平成22年6月5日及び平成24年4月5日撮影。
切手以外の写真はクリックで拡大。 参考 天理市(山の辺の道)
長岳寺(ちょうがくじ)
■長岳寺(ちょうがくじ)は奈良県天理市柳本町にある高野山真言宗の寺院。山号は釜の口山(かまのくちさん)、本尊は阿弥陀如来、天長元年(824年)に淳和天皇の勅願により空海(弘法大師)が大和神社(おおやまとじんじゃ)の神宮寺として創建したという。関西花の寺二十五霊場第19番札所。釜口大師の名で親しまれます。 大門
は、1640年再建。 塀の縞模様が3本線で由緒あるお寺です。1万2千坪の広大な寺領に四季折々の美しい花々が咲き匂う長岳寺は、山の辺の道に位置し、最古の鐘楼門(重文)が伝わる古刹。
天長元年(824年)に淳和天皇の勅願により空海(弘法大師)が大和神社(おおやまとじんじゃ)の神宮寺として創建したという。盛時には48もの塔頭が建ち並んでいた。 日本最古の歴史の道といわれる山の辺の道のほぼ中間点に位置している。
長岳寺の石段、下馬所。 |
長岳寺 |
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長岳寺の大門(山門・肘切門ひじきり)寛永17年(1640年)に再建 |
十市遠忠の述懐碑 |
長岳寺の注連縄 |
長岳寺境内に居た野良猫 |
長岳寺の境内図 |
長岳寺の大門 |
お寺の塀の線の数:お寺の壁ではなく塀に入ってる横線が五本のお寺は天皇家と関係がある寺院(門跡寺院といいます)です。 三本は天皇家との関係はないが、大きなお寺である場合が多いです。 横線が入ってないのは一般の寺院です。
JR桜井線「柳本」駅下車。 駅前広場から真直ぐ東側に延びている商店街(いささか寂れているが)を進む。400m程歩くと左手に黒塚古墳が見える。更に約200m進むと国道169号線に行き当たるのでそれを越えて、数十メートル北側にある三叉路を東の方向に向かう。途中、右手に崇神天皇陵が見える。左方向にトレイルセンターの建物が見えるので、その敷地内を通過すると長岳寺の大門に着く。
「柳本」駅から徒歩約20分。
天理市トレイルセンター(トレイル青垣)
■天理市トレイルセンター(トレイル青垣)は、自然と親しみ学習できる休憩施設。天理市内のハイキングルートの紹介や黒塚古墳の模型、文化財などを展示している。奈良県天理市柳本町577-1。
崇神天皇陵のすぐ脇で、長岳寺のすぐ下。山の辺の道を散策したり、古墳巡りをしたりするのに丁度いい位置にあります。
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