パワースポット・磐船神社|饒速日命が天孫降臨された記念の地 |
磐船神社
磐船神社(いわふねじんじゃ)は、交野市の南端、天野川の渓谷沿いにあり、「天の磐船」(あめのいわふね)とよばれる天野川を跨ぐように横たわる高さ約12メートル・長さ約12メートルの舟形巨岩を御神体としている。
本殿はなく、巨岩の前に小さな拝殿があります。
神社の起源は不明であるが、天照国照彦天火明奇玉神饒速日尊(あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと = 饒速日命)が天の磐船に乗って河内国河上の哮ヶ峯(たけるがみね)に降臨されたとの伝承がある。
交野に勢力を保っていた肩野物部氏という物部氏傍系一族の氏神であり、一族が深く関わっていたといわれている。 切手以外の写真はクリックで拡大。
交野市(かたのし)は、大阪府北河内地域に位置する市。大阪市、京都市および奈良市までの距離がいずれもおおむね20キロメートルのところにあり、古くからこの3都市の文化を吸収し、独特の風土を培ってきました。交野市内では、古くから七夕伝説や七夕にまつわる名所などが残されており、毎年7月、機物神社、星田妙見宮でそれぞれ特徴ある七夕祭が催される。
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磐船神社 |
磐船神社 境内 |
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「天の磐船」 |
天の磐船の前に小さな拝殿 |
天野川をふさぐ「天の磐船」 |
磐船神社・創祀の由来 |
磐船神社の岩窟 |
境内を流れる天野川 |
磐船神社は大阪府の東北部、交野市私市(かたのし きさいち)にあり、奈良県生駒市に隣接する、生駒山系の北端、まさに河内と大和の境に位置します。境内を流れる天野川は、10キロほどくだって淀川に注ぎ込みます。この天野川にそって古代の道ができ、「上つ鳥見路」と名付けられ、後世には「磐船街道」とか「割石越え」と呼ばれるこの道(現在の国道168号線)は現在の枚方と奈良の斑鳩地方をむすび、さらには熊野にまで続く道でした。
天野川トンネル |
不動明王 |
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交野市私市の「磐船神社」付近は、天野川・国道168号ともに急峻・狭隘でボトルネックだった。 かつて磐船神社前の国道は離合渋滞の名所であり、 川幅も御神体の巨岩が跨ぐほど狭く、過去にはたび重なる氾濫により、社殿・宝物などの流失が続いていた。1997年(平成9年)に道路改良工事と河川防災工事が竣工し、磐船神社の手前でバイパスされ、河川・国道ともに東側の山中をトンネルが貫いている。
★天孫降臨(てんそんこうりん)とは、天孫の邇邇藝命(ににぎのみこと)が、葦原の中つ国を治めるために天降ったこと。
★邇邇藝命は天照大御神から授かった三種の神器をたずさえ、天児屋命(あまのこやねのみこと)などの神々を連れて、高天原から地上へと向かう。途中、猿田毘古神(さるたひこのかみ)が案内をし、邇邇藝命は筑紫の日向(ひむか)の高千穂に降り立ったという、『記紀』に記された日本神話である。
★ニギハヤヒノミコトは、日本神話に登場する神。『日本書紀』では饒速日命、『古事記』では邇藝速日命と表記する。別名、櫛玉命(くしたまのみこと)。物部氏、穂積氏、熊野国造らの祖神と伝わる。『日本書紀』などの記述によれば、神武東征に先立ち、アマテラスから十種の神宝を授かり天磐船に乗って河内国(大阪府交野市)の河上の地に天降り、その後大和国(奈良県)に移ったとされている。これらは、邇邇藝命の天孫降臨説話とは別系統の説話と考えられる。
■日本の写真・風景 |
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大阪府交野市私市にある磐船神社(天孫降臨)様のHPを参考にさせていただきました。 |
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パワースポット|大阪府・交野市 磐船神社 |