世界の農林畜産業関係や八百屋の切手 季節の歳時記
世界の農林畜産業と八百屋さんの切手です。 アジアは米の栽培でも世界で有数で、田植えや稲刈りなど日本でも見慣れた風景の切手が多く、農林業関係の切手を掲載してます。 米作やゴム採取、タバコ栽培。 広大な国土を持つ中国は、世界最大の米生産量を産み出しています。広大な稲作面積に加え、伝統的に二期作が行われ、更に市場原理導入に伴う日本の技術(資本)提供,積極的な農業政策により、大量な生産を可能にしている。WTO(世界貿易機関)の過去のラウンドに限らず関税率、規制数量ともに自由化、もしくは関税の一定水準化の流れが加速している。 さらに輸出入協定の協議は、自由貿易協定(FTA)に移行しており、輸出を含めた考え方を必要としている。これは将来に渡って日本を含め自国の農業を輸入規制によって保護することの難しさを表していると言える。自国の農業保護は今後、国際競争力、国内市場が農業理解を持てるかどうかにかかってきている。そのような状況の農業・主に米作を中心に整理しています。 参考頁:電子薬用植物図鑑(帝京大学薬学部)
食べ物切手の索引[ 料理・馳走・点心|スイーツ(菓子・お茶)|果物(フルーツ)切手|野菜・薬用植物|農林業|きのこ(キノコ)|ワイン ] |
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世界の農産物のうち、世界三大穀物は小麦、米、トウモロコシです。 |
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中南米・ドミニカ共和国の収穫風景(コーヒー豆,カカオ,プランテーン,サトウキビ,トウモロコシ) |
ビルマの稲作(ミャンマー) |
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国連・食料関係の切手 |
フィリピン(占領地・田植え) |
日本の農婦(選挙切手) |
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■稲作の起源は植物相の豊富な中国雲南省といわれてきたが、最近の考古学的調査により、雲南省の稲作遺跡は4400年前以上に遡れないことが明らかになった。ところが、江西省や湖南省で1万年以上前に遡る稲籾が続々と発見されており、古いものは1万2000年前に遡る[1]。これらは焼畑による陸稲栽培と考えられている。 日本列島における稲作の歴史は長きに亘って弥生時代に始まるとされてきた。しかし、近年になって縄文後期中葉に属する岡山県南溝手遺跡や同県津島岡大遺跡の土器胎土内からイネのプラント・オパールが発見されたことにより、紀元前約3500年前から陸稲(熱帯ジャポニカ)による稲作が行われていたとする学説が有力となってきた。 |
第5回世界森林会議 植林、森林保護、製材産業(台湾、1960) |
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日本占領地・ビルマの農業・牛を使った稲作(ミャンマー) |
Cryptomeria japonica (杉、スギ) -Male flower (= Cryptomeria pollen) ・・花粉症の元凶・近所のスギの雄花 飛散しようとしてます |
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▲日本がビルマで発行した正刷 |
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ネパール・田植え |
日本・稲刈り |
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カンボジア・植林 |
タイ・田の耕作(水牛) |
中国・紀60農業大豊収 |
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カンボジアの田植え・稲刈り |
上段左から オオムギ、稲 |
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旧中国の稲刈り風景 |
ラオスの稲刈り風景(親子) |
中国の牧畜風景(ヤギ、羊) |
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パイナップル栽培 |
ネパールの農耕切手 |
天然ゴムの採取 |
造園と園芸(アメリカ、1957年) |
パプアニューギニア |
「豊かな大地」の象徴 |
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ネブラスカ準州100年 |
水田・稲作(日本) |
世界食料の日 農業 FAO |
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(アメリカ、1954年) 種をまく女 |
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■天然ゴムが人類史上初めて利用されたのは、6世紀のアステカ文明だと言われています。15世紀にコロンブスがアメリカ大陸に到達した後、西欧社会に持ち込まれましたが、利用価値はあまり高くなく、むしろ希少品として扱われたようです。天然ゴムの生産はほぼアジアに集中していますが、さらに国別にみると、以前は南米アマゾン川流域が多かったのですが、グッドイヤによってゴムと硫黄の混ぜ合わせで弾性が伸びる事が発見され、今ではタイ・インドネシア・マレーシアの3カ国で70%を占めます。ゴムの木は白樺に似ていて、樹皮を傷つけると白い樹液を出します。 |
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ベトナムの稲作風景 |
ベトナムの水田の耕作と牛 |
ベトナムの女性と稲刈り |
ベトナムの女性と稲刈り |
ギリシャの特産品(1953年) |
ニュージーランドの農業振興 |
日本 |
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オレンジ栽培 |
オリーブオイル(Pallas Athene) |
牛と羊と女性(1956年) |
沖縄の田植え風景(1971年) |
タバコ栽培、ワイン、イチジク(Fig)、ブドウとパン、ブドウを持つバッカス(ギリシャ) |
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■世界のお米の種類:@ジャポニカ米は、日本でよく食べられているお米ですが、日本以外にも朝鮮半島、中国東北部、台湾北部、アメリカ西海岸でも栽培されています。このジャポニカ米を育てている地域では、日本と同じようにお米は「炊く」という調理方法で食べているところが多いようです。ジャポニカ米は、米を主食として食べる地域での栽培が多く見られます。ジャポニカ米を生産している国は、中国、韓国、北朝鮮、台湾、アメリカなどです。 Aインディカ米は、インドからその栽培が広まり、今では全世界で栽培されている主流ともいえる米です。インド、インドネシア、バングラデシュ、ベトナム、タイ、ミャンマー、フィリピン、中国南部にかけてと、アメリカ大陸、ブラジルで生産されています。日本や韓国などのごく少数の国を除けば、ほとんどの国では米と言えばこのインディカ米を指しています。世界の米の生産量のほとんどはこのインディカ米が占めています。インディカ米は、ジャポニカ米よりも気温が高い、熱帯や亜熱帯の地域での栽培が盛んです。 Bジャパニカ米は、ジャワ島やインドネシアなどの東南アジアやイタリア、スペイン、トルコ、中南米で栽培されています。栽培には亜熱帯気候の地域が適しています。インディカ米やジャパニカ米と比べると、生産量はわずかしかなく、珍しいお米だと言えるでしょう。わたしたちが口にすることはなかなか機会がないかもしれませんが、イタリアやスペインなどでパエリヤやリゾットに使われるお米です。(「米辞典」を参考にしています) |
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台湾の農業・四季折々 |
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エクアドルの農業(馬で耕作) |
オンタリオの農場(カナダ、1954年) |
コンバイン(カナダ、1954年) |
綿摘み(スーダン,1962年) |
水郷の新しい顔(中国、1978年、T34) |
稲刈りをする人(韓国,) |
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シリアのトラクターと乳牛(畜産) |
養鶏(ルーマニア、1959年) |
牛の牧畜 |
牧羊 |
中国・人民公社で農業に励む女性達(稲作、綿 ほか) |
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国際米穀年・農業祭 |
農業試験研究100年 |
農業災害補償50周年(日本、1997年)稲穂と稲の天日干し |
日本酪農発祥の地・千葉 |
■日本酪農発祥の地は、千葉県安房郡の山間、嶺岡地域です。酪農発祥の地は、馬の放牧地としてスタートした。 戦国時代(1500年代)に国守里見氏が軍馬を育てる目的で嶺岡牧場を創った。 その後江戸幕府が嶺岡牧場を直轄する。
8代将軍吉宗は馬の改良に力を入れ外国産の馬を輸入した。 その際に印度の白牛3頭が入ってきた。 白牛は年々繁殖し、1793年からは搾った牛乳から白牛酪が作られるようになった。
バターのような白牛酪は、始め将軍への献上品であったが後に生産量も増え庶民にも販売されるようになった。 このことが日本の酪農のはじまりである。
安房に於ける牛種は最初は南部系の和種。 |
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説明(パンフレットより抜粋): |
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煙草(タバコ)栽培・ルーマニア |
農作物の収穫(ルーマニア) |
フルーツの収穫 |
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麦の収穫と若い女性(ルーマニア) |
種をまく人と虹(ポーランド) |
農場と家畜動物のケアの進歩(イエメン,1969年) |
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ニワトリ、アヒル、ヒヨコ、ヤギ、ヒツジと椰子の木 |
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ブドウとブドウ摘みの女性 |
カゴに摘んだブドウを運ぶ労働者 |
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ポートワインの船での輸送 |
ポートワインのボトルと貯蔵 |
■ポートワイン(英語:Port Wine)またはヴィーニョ・ド・ポルト(ポルトガル語:vinho do Porto)はポルトガル北部ポルト港から出荷される特産の酒精強化ワイン。日本の酒税法上では甘味果実酒に分類される。ポルト・ワインとも言います。ポートワインは、まだ糖分が残っている発酵途中にアルコール度数77度のブランデーを加えて酵母の働きを止めるのが特徴である。この製法によって独特の甘みとコクが生まれます。 |
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日本では「イタリアン」「イタ飯(いためし)」等の呼び名で親しまれている。日本で認識されている特徴としては、オリーブ・オイルやオリーブ、トマトが使われる事が多いということが挙げられる。しかしこれはナポリなどの南イタリアの特徴であり、北イタリアでは隣接するフランスやスイス同様バターや生クリームを利用した料理が多い。イタリア東部ではオーストリアやスロベニアの影響が見られる。またシチリアなどの北アフリカに近い地域では、アラブ人やベルベル人の料理の影響を受けていてクスクスやアランチーニなどの料理が食べられる。イタリア料理は、フランス料理の原型でもある。1533年、フィレンツェの名門貴族であるメディチ家のカテリーナがフランスのアンリ2世に嫁いでパリに移り住む際、大勢のイタリア人料理人や香料師を連れてイタリア料理や氷菓、ナイフ・フォークの使用といったものをフランスに持ち込んだ。米料理と言えばリゾットが有名だが、米は小型のパスタと同様に扱われることも多い。米をデザートに用いるのも一般的である。イタリアはヨーロッパ一の米どころであり、料理ごとに最適な種類の米を使い分ける。 |
イタリアの食文化 米とオリーブ(1995年) |
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世界食物の日(1985年) |
バンコク下町にあるバークロン市場は、野菜と切り花を扱う観光名所 |
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アフガニスタン 八百屋の店先 |
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■八百屋(やおや)は、野菜を主に販売する店である。若しくは、青果店と言う。八百はたくさんと言う意味で、数多くの物を扱うところからきている。最初のうちは「八百物屋(やおものや)」、あるいは「八百屋店(やおやだな・やおやみせ)」と呼ばれていたが後に八百屋にと呼ばれるようになった。また、江戸時代には「青果物」を扱う店ということで「青屋(あおや)」と言ったが、時代につれ発音がなまって「やおや」になったという説もある。 |
澳門の露天商 お茶屋さんや果物屋、八百屋が並ぶ |
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ブダペスト市内の果物屋さんの店先(フルーツとパプリカ) |
ローマ三越の傍の路上のジューシーなフルーツ販売・豊富ですね |
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ヨーロッパ・オレンジの果汁は、 |
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■ [ オーストリア(Austoria (2005年(Wien)|2006年(Zaltburug))|チェコ(Cezh)|フランス(France (パリ(Paris)|ルーヴル美術館(Louvre))|オランダ(Holland、(スキポール空港、アムステルダム))|ハンガリー(Hungary)|ドイツ(Germany (ベルリン、ポツダム(Berlin、Potsdam))|ロマンチック街道)|スイス(Switzerland) ] |
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ハンゲショウ(半夏生) |
■半夏生(はんげしょう)は雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生えるころ(ハンゲショウ(カタシログサ(片白草))という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになるころとも)。今年は今日7月1日がそれに当たります。 |
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日本の田植え風景(於 名張) |
日本の田植え風景(於 名張) 田植機 |
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稲を作る場合には、除草剤をまいて雑草をおさえるのですが、除操作剤をまいた田んぼでは、様々な生き物がいなくなったという声を聞きます。効率的な農家には、苗を植える作業をなくしてしまおうという工夫をしている農家もあります。 苗を植えず、直接田んぼに種をまいてしまうのです。豆や麦の種まきのように、大型機械で乾いた田んぼに種をまきます。 稲が生えてきた頃を見計らって水を入れ、栽培していく方法です。 |
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ホオズキの花 ホオズキ(鬼灯、酸漿、Chinese lantern plant) |
ネギ坊主(ネギぼうず、Allium fistulosum、Japanese bunching onion ) |
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オーストラリアの農業と酪農(食料品)の増産 小麦、牛肉、乳製品(バター) 1953年 |
ピーマン (bell pepper) |
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花と果実の写真の索引 [ 蓮と睡蓮|春の花と果実[ No.1|No.2 ]|夏の花と果実[ No.1|No.2 ] |
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関連ブログ 2008.06.05|| |
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