世界の生け花(華道)や盆栽の切手 Ikebana (flower arrangement) and bonsai stamps of the world
世界の生け花(華道)や盆栽の切手です。華道としては、室町時代中期、京都六角堂の僧侶により確立され、代々池のほとりに住まいしていた事から「池坊(いけのぼう)」と呼ばれ、それがのちに流派の名前となっています。また盆栽に関しては1990年代以降盆栽が海外でも注目を集めるとともに見直す動きが高まり、若者の間でも粋な趣味として再認識されるようになってきています。 フラワーアレンジメントとは一本だけでも美しい花をたくさん集めてより美しくする手法です。 アレンジをする時、形そのものだけを考えるのではなく、花を飾る場所、シーンすなわちTPOを考えたうえ、その状況にふさわしい花選びとアレンジが大切になります。お茶の木の盆栽は珍しいですね。 癒し系です。フラワーアレンジメントに関しては印象派の画家・ゴッホの作品にも多く見られます。
華道(生け花、いけばな)は、仏教の伝来と発展に伴い、仏前に花を手向ける供花に由来するという説が有力です。一輪挿しなどに挿した花を愛でる習慣は、古くは平安時代あたりまで遡り、たとえば『枕草子』などの文献資料からたどることができる。当初は既存の器を利用していたが、後に専用の花器が製作されるようになりました。
■種類を限定した花分類 |
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生け花・盆栽の索引 [ 生け花・フラワーアレンジメント|盆栽 ] 印象派・ゴッホの絵画は「ゴッホの絵画」 |
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■華道(かどう)とは、草花や樹木などの植物材料を組み合わせて構成し、鑑賞する芸術。花道とも表記し、またいけばなとも呼ばれる。 ただし「華道」という呼称には「いけばな」よりも求道的側面が強調されている。日本発祥の芸術で、国際的に広がっていると言う人もいる。 さまざまな花材をいけるが、そのいけ方は華道流派によって異なる。例えば、見る方向は正面と定められている流派も多くあり、3次元の空間を、2次元で最大限に表す流派もある。これは日本絵画の表現方法にも通じる。欧米のフラワーデザイン(en:Floral Design)は、3次元のどこから見ても統一したフォルムが感じられるように生けると言われている。また、日本のいけばな・華道では、色鮮やかな花だけでなく、枝ぶりや木の幹の美しい表情、葉や苔まで、自然植物すべてを総じて「はな」と呼び鑑賞するのも、海外のアレンジの概念とは一線を画す。 |
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吉祥 生け花(台湾、2002年) |
生け花(台湾) |
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吉祥 生け花(台湾、1998年) 吉慶有余、和合如意、栄華富貴、百事大吉 |
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フラワーアレンジメント(モナコ) |
■世界の花束25種の内訳)スコットランド(中央国花のアザミ)、ジャージー、ジブラルタル、ドミニカ国、カナダ、キプロス、タークスカイコス諸島、バハマ、モントセラト、ケイマン諸島、バングラデシュ(中央国花の睡蓮)、フォークランド諸島、グレナダ、ネビス、ジャマイカ、オーストラリア、フィジー、ニューヘブリデス、ピトケアン島、クック諸島、トンガ、セイシェル、ジンバブエ、クリスマス島、アンティグア |
世界の花束25種(マーシャル諸島、クリックで拡大) |
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フラワーアレンジメント(モナコ) |
フラワーアレンジメント(モナコ) |
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フラワーアレンジメント(モナコ) |
フラワーアレンジメント(モナコ) |
フラワーアレンジメント(モナコ) |
フラワーアレンジメント(モナコ) |
生け花(台湾) |
モナコの生け花風の花瓶 |
■フラワーアレンジメントとは、花の形や色を活かして、美しく配置すること。アルミワイヤーや吸水フォームを用いて、オリジナルな「花空間」を表現していく。アレンジという言葉には「整理する」「配列する」「配置する」「飾りつける」という意味があります。フラワーアレンジメントとは一本だけでも美しい花をたくさん集めてより美しくする手法です。日本では奈良時代の仏に献じる供花から観賞へと生け花が発達し、定着してきました。また西洋ではエジプト文明の頃に神への捧げものとして花が使われていた様子が絵画や彫刻に残ってます。 生け花もアレンジメントも美しいものを神仏に捧げるという根源は同じものです。ただそれぞれの民族・環境・生活様式の違いが表現方法・手法の違いとなっているにすぎません。 |
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フラワーアレンジメント |
フラワーアレンジメント(モナコ) |
フラワーアレンジメント・生け花 |
花のバスケットを運ぶ女性 |
ゴッホの『デイジーとアネモネの花瓶』(パリ時代、拡大○) |
ゴッホの『銅の花瓶のあみがさゆり』(パリ時代、拡大○) |
ゴッホの『花瓶のカーネーション』(パリ時代) |
ゴッホの『クリサンテミュームと野の花の花瓶』(拡大○) |
『ヒャクニチソウとその他の野花の花瓶』(パリ時代、拡大○) |
フラワーアレンジメント・生け花 |
フラワーアレンジメント |
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フラワーアレンジメント |
バレンタインデーの花束 |
フラワーアレンジメント |
フラワーアレンジメント |
花瓶(Vase)に活けた花・フラワーアレンジメント(ユーゴスラビア、1993年) |
第5回いけばな世界大会 |
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ユニバーサル技能五輪国際大会(2007年) フラワーアレンジメント: 第7回国際アビリンピックで競われる種目の一つ。第39回技能五輪国際大会では、同様の競技が「フラワー装飾」職種として行われます。飾る時・飾る場所・飾る目的を把握した上で花などを選び、指定された用途に合ったアレンジメントを製作します。※ 「フラワーアレンジメントI」に組合わせているものは、「(ユニバーサル技能五輪)ロゴマークオリジナルアレンジメント」 |
ユニバーサル技能五輪国際大会 フラワーアレンジメント |
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台湾の いけばな(1986年) |
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台湾の いけばな(1987年) |
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Ikebana (生け花, "living flowers") is the Japanese art of flower
arrangement, also known as kadoo (華道, the "way of flowers"). |
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■盆栽(ぼんさい)とは、草木を鉢に植えて、枝ぶり、葉姿、幹の肌、根及び鉢の総称、もしくはその姿全体を鑑賞する趣味。中国で唐の時代に行われていた「盆景」が平安時代に日本へ入ってきて始まった。江戸時代になると武士の副業としても盆栽の栽培が盛んになり、盆栽や園芸は興隆する。明治以降も盆栽は粋な趣味でありました。 日本以上にアジアの盆栽熱は大きい。 |
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ベトナムの盆栽(インドゴムノキ(Ficus pilosa)、インドボダイジュ(Ficus religiosa)、 |
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ベトナムの盆栽(シダレガジュマル(Ficus benjamina)、ニレ(Ulmus tonkinensis)、 |
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■ハクチョウゲ(白丁花)とは、アカネ科の植物の一種。学名Serissa foetida(同意語 Serissa japonica)。原産地は東南アジア。ハクチョウゲという名前の由来は、その花が丁字型の白い花を付けるところから来ていて、白鳥とは関係が無い。生垣や庭木としてよく栽培されるのは、強い刈り込みにも良く耐え、細かい枝が容易に分岐するためである。常緑低木であるため低生垣用に利用され、花期は5〜7月頃である。西日本の暖地では、秋の気候の良い時期にも開花することがある。 |
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ベトナムの盆栽 |
ハクチョウゲ(Serissa foetida |
イロハモミジ(Acer palmatum,Japanese maple 、モナコ,1995年) |
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アキニレの盆栽(中国、1981年) |
■ネズ(杜松、学名:Juniperus rigida)は、ヒノキ科ビャクシン属に属する針葉樹。日本では東北以南の日当たりの良い丘陵地帯や花崗岩地に自生している。庭木、生垣として利用され、盆栽では音読みのトショウの名で親しまれている。和名はネズの硬い針葉をネズミ除けに使っていたことから、ネズミを刺すという意でネズミサシとなり、それが縮まったことに由来する。 |
ミヤマビャクシン(中国の盆栽) |
銀杏(イチョウ) |
ネズの盆栽 |
イブキ(中国の盆栽) |
マメガキ(中国の盆栽) |
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盆栽(Mai hok-hian、 |
盆栽(Mai kam-ma-lo) |
盆栽(Mai khen) |
盆栽(Mai khabuan) |
日本の盆栽(Goyo-matsu、世界盆栽大会記念、平成元年) |
埼玉県の大宮盆栽村の |
オークの盆栽(台湾) |
福建茶の盆栽(台湾) |
盆栽に関する書籍類 |
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フィリピン盆栽協会35年(フィリピン、2008年、クリックで拡大)サルスベリ、ニンジンボク、サンタンカほか。シート地に“Bonsai”の文字。 |
ベトナムの盆栽(アデニウム・オベスム(Adenium obesum)、 |
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■アデニウム・オベスムは、キョウチクトウ科、別名「砂漠のバラ」とも呼ばれる熱帯アフリカ原産の多肉植物です。茎の根元がとっくり状にふくらむユニークな草姿で枝の先端に近くに葉がつき花を咲かせます。暑さや乾燥には強いのですが寒さには弱いので冬は鉢植えにして室内で管理します。雨にも弱いので庭植えには不向きな植物です。 |
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ベトナムの盆栽(松の一種(Pinus merkusii) 、サガリバナ(Barringtonia acutangula)、インドゴムノキ(Ficus
elastica)、 |
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ベトナムの盆栽(ウッドアアップル(Limonia acidissima)、 |
福建茶の盆栽 |
火棘、朴樹の盆栽 |
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雀梅の盆栽 |
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アフリカ・アンゴラの盆栽 |
ベトナムの立派な盆栽(1986年) |
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■小さな鉢の中に壮大な自然の景色と美しい四季の変化を創り出す芸術作品。平安時代に中国(唐)から盆景が伝えられ、その後日本独自の盆栽へ分化して特に江戸時代には武士を中心に盛んに栽培されて発展していった。近年は若年層の間でも人気を集め、世界的な評価も高まって「BONSAI」は今や国際的な共通語となっている。埼玉県の大宮には、盆栽村(Bonsai Village )という場所があり、5月には盆栽祭りが開かれるとのこと。 |
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アフリカのジブチで発行の盆栽 大きな森や林 大木に見えます(2007年) |
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アフリカのジブチで発行の盆栽とフクロウ |
アフリカのルワンダで発行の盆栽とフクロウ |
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Bonsai (盆栽 Chinese, Japanese) (lit. plantings in tray, from bon, a tray
or low-sided pot and sai, a planting or plantings) is an artistic medium
originating in Japan. Broadly speaking it consists of growing a tree or
shrub in a container - and shaping it in an aesthetic fashion. Similar
practices exist in other cultures, including the Chinese tradition of penjing
and the miniature living landscapes of Vietnamese hon non. The Japanese
tradition dates back over a thousand years, and has evolved its own unique
aesthetics and terminology. |
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会場で展示されていた菊の盆栽、菊が盆栽とは? 2010年消防フェスタ(11月14日、於;名張市役所前広場) クリックで拡大 |
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山菊と呼ばれる小菊は、丈夫で芽吹きが良く、花付きも良いので作る人の思うがままに、いろいろの形への仕立て方が出来ます。 |
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花と果実・野菜の写真の索引 |
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植物切手|世界の生け花(華道)や盆栽、フラワーアレンジメントの切手 |
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