Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

Kunioの世界の切手紹介と海外写真集
植物切手|世界の竹の切手。タケ(竹)とは、イネ目イネ科タケ亜科のうち、木本(木)のように茎が木質化する種の総称 竹の工芸品も
食用にされるタケノコの代表的なものは中国から伝えられたモウソウチクであるが、 ハチクとマダケもよく知られている。

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世界の竹やタケノコ(筍)、竹細工の切手

 世界の竹の切手です。タケ(竹,bamboo)とは広義には、イネ目イネ科タケ亜科 (Bambusaceae) のうち、木本(木)のように茎が木質化する種の総称です。竹、ササは、その生育型から、タケ、ササ(笹)、バンブー (bamboo) の3つに分けられます。 タケは気候が温暖で湿潤な地域に分布し、アジアの温帯・熱帯地域に多いがササは寒冷地にも自生する。 タケ・ササの分布は北は樺太から南はオーストラリアの北部、西はインド亜大陸からヒマラヤ地域、またはアフリカ中部にも及ぶ。 北アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカの大部分には見られない。 通常、地下茎を広げることによって生息域を広げる。 一部のタケ類は周期的に開花し一斉に枯れることが知られている。 その周期は極めて長く、マダケの場合は120年周期、ササは40-60年周期であると推定されています。 食用にされるタケノコの代表的なものは中国から伝えられたモウソウチクであるが、 ハチクとマダケもよく知られている。 日本の昔話の竹取物語(奈良県北葛城郡広陵町)も有名です。 また竹は加工がしやすいので色々なもの(楽器、籠、橋、道具、容器・・・)に使われています。それらに関しても掲載します。

 

■世界の植物 [ 生け花や盆栽野菜・薬用植物世界の農林畜産業と八百屋キノコ海草や海藻食虫植物 ]

 植物の竹・笹・バンブー

タケは約120年周期、ササは40年から60年周期でどちらも開花後には枯死する。 
葉は、タケは格子目があるが、ササにはそれがなく縦に伸びる平行脈である。

竹(ベトナム、1967年) 左から Bambusa Bignami(建築でも使用) 、Arundinaria rolleana 、Arundinaria racemosa 、
Bambusa arundinaceu 、Dendrocalamus patellaris

竹(ベトナム、1967年) Bambusa Bignami 竹(ベトナム、1967年) Arundinaria rolleana  竹(ベトナム、1967年) Arundinaria racemosa  竹(ベトナム、1967年) Bambusa arundinaceu  竹(ベトナム、1967年) Dendrocalamus patellaris

竹(中国、1993年) 紫竹、金○竹、仏肝竹、茶○竹 香港切手展のカバー

竹(中国、1993年) 紫竹、金○竹、仏肝竹、茶○竹 香港切手展のカバー

■紫竹はイネ科の竹。高さ3〜8メートル。茎は2年目から黒紫色に変わる。観賞用に栽培されています。
■モウソウチク(孟宗竹)はアジアの温暖湿潤地域に分布する竹の一種である。種名は冬に母の為に寒中筍を掘り採った三国時代の人物、孟宗に因む。日本のタケ類の中で最大で、高さ25mに達するものもある。葉の長さは4〜8cmで、竹の大きさの割には小さい。枝先に8枚ほどまで付き、裏面基部にはわずかに毛がある。タケノコは4月頃に地下茎から発芽する。このタケノコは大型で肉厚で柔らかく、えぐ味が少ないため食用に供される。 稈は物理性が劣るので繊細な細工物の素材としてはマダケに劣るが、花器、ざる、かご、すだれ、箸の他、鉄製品やプラスチック製品が普及するまでは建築材料、農業資材、漁業資材などとして用いられる。
■冒寒尋筍:「二十四孝」、孟宗(もうそう)は、幼い時に父を亡くし年老いた母を養っていた。病気になった母は、あれやこれやと食べ物を欲しがった。ある冬に筍が食べたいと言った。孟宗は竹林に行ったが、冬に筍があるはずもない。孟宗は涙ながらに天に祈りながら雪を掘っていた。すると、あっと言う間に雪が融け、土の中から筍が沢山出て来た。孟宗は大変喜び、筍を採って帰り、熱い汁物を作って母に与えると、たちまち病も癒えて天寿を全うした。これも深い孝行の思いが天に通じたのであろう。孟宗竹の語源と言われる。詳細は 「四字熟語」の頁で。 

モウソウダケ((孟宗竹、台湾)

竹と楓(日タイ修好120周年、
日本、2007年)

竹の林と池の蓮の花
(バグラデシュ(東パキスタン))

竹(タケ、北ベトナム)

モウソウダケ(台湾) 竹と楓(日タイ修好120周年、2007年) 竹の林と池の蓮の花(バグラディッシュ(東パキスタン)) 竹(タケ、北ベトナム)

台湾の竹

台湾の竹

台湾の竹

台湾の竹

台湾の竹 台湾の竹

竹に関する書籍類


(Bamboo、韓国、1964年)

第4回世界竹カンファレンス ゴールデンバンブー(Schizostachyum brachycladum )/デンドロカラムス属 Dendrocalamus.(Dendrocalamus asper, 大型のバンブー(竹)、Bambu betung) 

竹林の散歩
(ジャマイカ、1938年)

竹(Bamboo、韓国、1964年) ゴールデンバンブー(Schizostachyum brachycladum ) デンドロカラムス属 Dendrocalamus.(Dendrocalamus asper, 大型のバンブー(竹) インドネシア 竹林の散歩(ジャマイカ、1938年)

竹(中国、1993年) 毛竹 香港切手展・小型シート PJZ-3
パンダのホログラム付き
 

中国のパンダの親子・竹を食べてる絵画

竹(中国、1993年) 毛竹 香港切手展・小型シート PJZ-3 切手 動物 パンダ 中国 中国のパンダの親子・竹を食べてる絵画

パンダの初日印と笹のカバー(墨絵風、子供と兄弟)

パンダの初日印と笹のカバー(墨絵風、子供と兄弟)

パンダの初日印と笹のカバー

竹・グリーティング
(中国香港、2001年)

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 タケノコ(筍)

福田平八郎・筍

■タケノコ(竹の子、筍、英名:bamboo shoot)は、イネ科タケ亜科タケの若芽を指し、日本や中国で野菜として利用されている。春の季語。
竹の地下茎(根茎)は節ごとに根と芽を備え、主に3 - 4年目の芽が温帯では春先に、熱帯では夏に伸長を始める。食用にされるタケノコの代表的なものは中国から伝えられたモウソウチクであるが、 ハチクとマダケもよく知られている。

奈良・広陵町箸尾の
「季節料理 四季」のかぐや姫

かぐや姫(竹取の翁)

福田平八郎・筍 日本画 奈良・広陵町のレストランのかぐや姫 かぐや姫(竹取の翁)

左はかぐや姫(竹取物語)伝説で有名な場所の写真(拡大アリ)

四字熟語の諺(台湾)

負米養親
冒寒尋筍
売身葬父
単衣順母

四字熟語の諺(台湾)負米養親,冒寒尋筍,売身葬父,単衣順母

食材の竹
筍(たけのこ)、メンマ(麺麻)。シナチク(支那竹)とも。実の栄養価は小麦に匹敵するともいわれ、救荒食物として飢饉を救った逸話もあるが、むしろ野ネズミの大発生による飢饉を招いた例が多い(開花を凶事とする根拠)。主にクマザサ茶として、ミヤコザサの新芽が利用される。
生薬 としての竹
ハチクまたはマダケの葉は、竹葉(ちくよう)という生薬で解熱、利尿作用がある。 葉を酒に漬けて香りを付けた竹葉青というリキュールが中国にある。 ハチクまたはマダケの茎の外層を削り取った内層は、竹茹(ちくじょ)という生薬で解熱、鎮吐などの作用がある。 タンチク、 ハチクの茎を火で炙って流れた液汁は、竹癧(ちくれき)という生薬である。

タケノコ(筍)

タケノコ(筍)

當麻寺・東塔(国宝)脇の筍

奈良・葛城市(當麻の道) ・東塔(国宝)脇の筍 美味しそう

當麻寺・東塔(国宝)

當麻寺・東塔(国宝)脇の筍 美味しそうな感じでした 當麻寺・東塔(国宝)脇の筍 美味しそうな感じでした
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 竹・笹・バンブーを利用したもの各種

珠浦橋(四川省、竹索の橋、中国)

フィリピンのフォークダンスの切手

珠浦橋は竹索の橋で、宋代(A.D.1000頃)以前には名づけられていた。最大支間長61mのこの橋は、竹の繊維でロープを作り、ハンモック状の形をした原始的な吊橋。橋脚は丸太を用いた裾の広がった柱列式、基礎は石を積み上げている。

ティニクリング(鳥の名)踊り(別名:バンブーダンス)、ランプの踊り 
パンダンゴ・サ・イロー

フィリピンのフォークダンスの切手 ティニクリング(鳥の名)踊り(別名:バンブーダンス)、ランプの踊り パンダンゴ・サ・イロー あひるの踊り イティク・イティク、ロックダンス シングキル

あひるの踊り イティク・イティク、ロックダンス シングキル

珠浦橋(中国)

■七夕行事のなかで一番普及しているのは、何といっても竹の七夕飾りです。竹の葉に「天の川」などと書いた短冊などを結んで星に字の上達や技芸の上達を祈るのは、現在の日本でも最もポピュラーな行事で江戸時代に始まりました。
■七夕(しちせき、たなばた)は、日本、中国、台湾、ベトナム、大韓民国などにおける節供、節日の一つで、旧暦の7月7日の夜のことですが、日本では明治改暦以降、お盆が7月か8月に分かれるように7月7日又は月遅れの8月7日に分かれて七夕祭りが行われる。五節句の一つにも数えられる。元来、中国での行事であったものが奈良時代に伝わり、元からあった日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説と合わさって生まれた言葉です。
■笹は精霊(祖先の霊)が宿る依代である。全国的には、短冊に願い事を書き葉竹に飾ることが一般的に行われている。 

神奈川・平塚七夕祭り

万国博覧会・竿灯

山口・七夕ちょうちん

神奈川・平塚七夕祭り 笹の葉 万国博覧会・竿灯 山口・七夕ちょうちん 1992年

北朝鮮の七夕を記念して発行された切手のようです

ランタン(竹細工か木工細工の灯、ベトナム)

北朝鮮 民族衣装 チマチョゴリ 切手 七夕

ランタン(ベトナム)

■竹は食材としては、若いものを筍として食べるほか、葉を食料として利用する動物もおり、ジャイアントパンダはこれを主食としている。
■タケ類の種は、世界で600種とも1200種とも言われる。日本には150種、あるいは600種があるといわれています。

故宮博物館の古物・雕竹器(台湾、1983年)

故宮古物・雕竹器(台湾、1983年) 故宮古物・雕竹器(台湾、1983年)

笹の葉には防腐作用があり、料理や食材、特に保存食を包むのによく使われる(鱒寿司,ちまきなど)。

寅(1974年、梅竹透釣燈籠)
室町時代. 重要文化財 年賀

台湾の子供の遊び

寅(1974年、梅竹透釣燈籠)

お手玉、竹トンボ、ゴム飛び、ゴム引き
台湾の子供の遊び お手玉、竹トンボ,ゴム飛び、ゴム引き

子供の頃に竹とんぼは、よく作り遊びましたね

■ラオスの楽器(1957年)

伊藤若冲・雪竹に錦鶏図

ラオスの楽器 左から正倉院にもあるケーン(Khaen、笙(しょう))、ソー・オー(Soo-oo、2弦の胡弓)、コーン(Kong、片面太鼓)

何か神社で使う楽器・笙のように見えます。

左から正倉院にもあるケーン(Khaen、笙(しょう))、ソー・オー(Soo-oo、2弦の胡弓)、コーン(Kong、片面太鼓)
右の画像の一番上の楽器はラン・ナット(Rang nat、舟型木琴)、クーイ(Khuy、竹笛)、コーン・ヴォン(Khong vong、銅壺琴)です。

 

珠浦橋(四川省、竹索の橋、中国)

竹索の橋で、宋代(A.D.1000頃)以前には名づけられていた。最大支間長61mのこの橋は、竹の繊維でロープを作り、ハンモック状の形をした原始的な吊橋。橋脚は丸太を用いた裾の広がった柱列式、基礎は石を積み上げている。

『竹雀図』
中国・故宮博物館

巳(1977年、竹ヘビ)
日本年賀

珠浦橋(中国) 『扇面画』(明・清時代、中国、1982年、T77)『竹雀図』 巳(1977年、竹ヘビ)

松竹図 台湾・故宮博物館

松竹図 台湾・故宮博物館

『寒林平野図』(北宋時代)

『墨竹図』(北宋時代)

『○木竹石図』(元時代)

『雙松図』(元時代)

松竹図 「寒林平野図」(北宋時代) 「墨竹図」 松竹図 「○木竹石図」(元時代) 「雙松図」

国宝・『春日大社赤糸威鎧』

■国宝・『春日大社赤糸威鎧』は、現存する鎧のなかでも、特に豪華な金物僧職が施された作品で、日本を代表する鎧。源義経が奉納したと伝えられる。若宮祭などの祭礼用に造られたか、奉納のために制作されたものと考えられている。 茜で染められた赤の組紐でつづられ、兜の金銅大鍬形と吹返しの竹と雀の透彫、大袖の竹と虎の透彫金物があり、「竹虎雀餝」と称される。(鎌倉時代)

鶴に竹文様の刺繍(紅型)

春日大社 世界遺産 国宝・『春日大社赤糸威鎧』 鎌倉時代 鶴に竹文様の刺繍 日本 着物

■鶴と竹は、吉祥を表す日本の伝統的文様です。切手の鶴に竹文様の刺繍は、ハンガリー・日本友好協会会長Judit Vihar(ヴィハル・ユディット)氏が所有する着物に用いられているものです。

ベトナム・地方の踊り子たち

ドラの踊り(モイ族)、竹の踊り(ムン族)、笠の踊り(タイ族)、日傘の踊り (ベトナム、1962年)

ベトナム 民族衣装 アオザイ 切手 ダンサー ドラの踊り(モイ族)、竹の踊り(ムン族)、笠の踊り(タイ族)、日傘の踊り
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花と果実・野菜の写真の索引 
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