Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

Kunioの世界の切手紹介と海外写真集
コレクション|世界の化石(Fossil) 牡蠣、アンモナイト、三葉虫、アルキメデス、恐竜、鮫、山珊瑚、フズリナ・・・
ニューヨークのマンハッタンにあるアメリカ自然史博物館関連のものも掲載。

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コレクション|世界の化石(Fossil) アンモナイトやニューヨークのアメリカ自然史博物館のサメの歯等

 岩石は化石も含んでいます。 化石(かせき、fossil)とは、地質時代に生息していた生物もしくはその活動の痕跡を指し、多くは、古い地層の中の堆積岩において発見されるのが常です。また化石は、過去の生物の遺骸や遺跡が、何らかの形で地層の中から発見されたものです。 世界は広く・地球の歴史も長く、途方も無い化石が沢山あります。 私たちも家族で近くに化石探しに出掛けます。 楽しいですよ。 決して暗い趣味ではありません。 採取場所はまちまちですが、化石は以前は神奈川県に住んでいた時は酒匂川の上流(マガキの化石は、神奈川県西部の酒匂川上流に露出する足柄層群の最上部層の塩沢層の泥岩中に含まれているものが多い)、現在は三重県の為、久居方面に出かけます。 因みに原石の関係では二上山や京都府です。 生きている化石としてはオウムガイやシーラカンスがあります。 ヒマラヤは隆起した関係で化石(山珊瑚)などの鉱物の宝庫です。 化石は見ていると古代へのロマンを掻き立ててやみません。 珍品はアルキメデス(コケムシ類の芯化石),です。 世界の鉱物(原石・岩石・宝石・化石)の切手はこちらです。 また恐竜・古代生物関係の切手はこちらです。 「地質年代表と生物進化」はこちら
■「アメリカ自然史博物館(The American Museum of Natural History, AMNH)の写真集
 原石・化石に関する参考HPです。   @海外宝石鉱物発掘企画 A加藤の鉱物、化石 Bセルフクリエーション Cラブラドライト推進協会 


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世界の化石(Fossil) アンモナイトやニューヨーク自然史博物館のサメの歯等

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■化石(かせき、英語:fossil)とは、地質時代に生息していた生物もしくはその活動の痕跡を指す。多くは、古い地層の中の堆積岩において発見される。化石の存在によって知られる生物のことを古生物といい、化石を素材として、過去の生物のことを研究する学問分野を古生物学といいます。鉱物に置換されていない例として、炭化した植物、琥珀(こはく)に取り込まれた昆虫、シベリアで発掘された生体に近いマンモス、新しい時代では貝殻がそのまま化石になるなどの例もあります。化石は示相化石や示準化石で年代や気候などを特定しています。(後述

■化石(日本)

地球の歴史は、太陽系の隕石や月の岩石の生成年代から、この頃、原始地球が形成されたと考えられている。月の形成時期も、45億5000万年前とされる。 月の形成仮説の1つとして、地球に原始惑星が衝突して形成されたとするジャイアント・インパクト説がある。 44億年前 - 現在、知られている最古の岩石鉱物が現れました。化石は、過去の生物の遺骸や遺跡が、何らかの形で地層の中から発見されたものです。遺骸が地層にとじ込められたのち、肉などの軟質部は通常、化学変化により失われる。したがって化石には動物の骨や殻、歯などの固い組織の部分を主として、それらが鉱物に置換されて残っているものが多いが、木の葉や恐竜をはじめとする動物の皮膚や羽毛の型が残っているもの、貝などの内部が鉱物で充填されたものもある。形状的には、凸型(雄型、石膏型形状)のものを「カスト」、凹型(雌型、鋳型形状)を「モールド」と呼ぶ。また、軟体性生物あるいは生物における軟質部が酸素の少ない泥に閉じ込められたバージェス頁岩のような例もまれに見つかる。 2005年、アメリカでティラノサウルスの大腿骨から柔軟性を残した血管や骨細胞が発見され、どのくらい組織が残されているか注目されている。

牡蠣(カキ)の化石は珍しくもなく、日本の第三紀以降の海成の地層からはごく普通に見つかるそうです。

巻貝の化石(米国・ワイオミング州)

 牡蠣の化石(東北・平泉地方)
牡蠣化石

かって、東北の平泉方面を旅行した際に、旅館のそばにあった八百屋のおじさんから、「昔は、このあたりは、海の底であの山の頂きに、この様な化石がごろごろしていた。」との事でした。
残念なことにニスを塗ってしまっていますが、ご覧の通り立派な化石です。  縦は50cm横は20cm程度と思います。  義経が平泉に落ち延びた頃、さぞや化石が転がる山道で歩きずらかったとおもいます。

巻貝の化石(米国・ワイオミング州)

■化石(海外)

アンモナイト(アンモナイト亜綱、Ammonoidea)は、古生代シルル紀末期(もしくは、デボン紀中期)から中生代白亜紀末までのおよそ3億5,000万年前後の間を、海洋に広く分布し繁栄した、頭足類の分類群の一つ。 全ての種は有殻で、それは平らな巻き貝の形をしているのが通常である。アンモナイトは軟体動物なので、柔らかな軟体部分(本体部)が残ることはまずあり得ない。軟体部分の痕跡を留めた化石の発見例は存在するがごくわずかしかなく、それも大半が断片的にしか痕跡を残していない。アンモナイトの化石は多くの年代地層で見出されるが、その種類は限定的・規則的であるので、各種のアンモナイト化石が発見される地層はその年代をアンモナイトによって特定出来る。

アンモナイトの化石
 

アンモナイト(ジュラ紀、フランス)
アンモナイト

チリ産のアンモナイト(中生代白亜紀)
チリ産のアンモナイト(中生代白亜紀)

右はドイツ・ハリュシュタットのアンモナイト

■皆さんご存知のアンモナイトの化石です。これは非常に小さいですが保有する他のものと比較しても、硬さや成り立ち具合がしっかりしていると思います。
  下はドイツで産出したアンモナイトの化石
 ドイツ アンモナイト

フランス・リヨン近郊のアンモナイト
(中生代ジュラ紀前期

フランス・リヨン近郊のアンモナイト(中生代ジュラ紀前期

左はドイツ・ハリュシュタットのアンモナイト

アンモナイトは「Ammon (アモン神) + -ites (…石)」から来ており、「アモンの石」の意。古代ローマの博物学者プリニウスは、古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた牡羊様(ルクソール・カルナック神殿の入口にある)スフィンクスの角を連想し、同様の石を総称して「ammonis cornua(アンモーニス・コルヌア、アモンの角(複数形))」と呼んだ。 具体的な写真は「エジプト|ルクソール東岸」で紹介。  国内の主要な産地である北海道では「かぼちゃ石」と通称。

三葉虫(さんようちゅう、Trilobite)は、カンブリア紀に現れて古生代の終期(ペルム紀)に絶滅した節足動物である。古生代を代表する無脊椎動物であり、化石としても多産し、示準化石としても重視される。三葉虫の足跡の化石はクルジアナ<Cruziana>と言われている。三葉虫はもっとも有名な化石生物の一つで、無脊椎動物ではアンモナイトとで双璧をなす。化石を装飾品にすることもあるが、日本ではほとんど出土しない。
※三葉虫(節足動物、カンブリア紀以降、古生代の終わりまで生息)

 三葉虫米国・ユタ州(古生代カンブリア紀後期(約5億年前))・エルラシアキンギ

三葉虫・モロッコ(オルドビス紀)フレキシカリネメ

エルラシアキンギ :アメリカ合衆国のユタ州で発見。カンブリア紀のもので、
全長1.6cmほど。
エルラシアキンギ 三葉虫 米国・ユタ州(古生代カンブリア紀後期(約5億年前) エルラシアキンギ 三葉虫 米国・ユタ州(古生代カンブリア紀後期(約5億年前)

三葉虫・モロッコ(オルドビス紀)フレキシカリネメ

 オーソセラスの化石
 (デボン紀、モロッコ)

 

■このオーソセラス(Orthoceras)は、アフリカ・モロッコのサハラ砂漠で発見されたもので、縦長の殻を持つイカ・タコの仲間です。中国でも産出します。表面は非常に滑らかで、黒光りしています。古生代シルル紀からデボン紀(約4億2千万年〜3億8千万年前)に生息していたものです。日本では何故か直角石と呼ばれ、文鎮やチョーカーに利用されているようです。 何か寂しい気持ちがします。

 フズリナの化石

フズリナ(fusulina)は、、古生代(石炭紀〜ペルム紀)に全盛期を迎えた有孔虫である。存続した期間は約1億年。石灰質の殻を持っていたことから、石灰岩中に現れる化石として知られる。日本では、秋吉台などの石灰岩中に多量に存在することで知られ、進化の系統がよく研究されており示準化石としても用いられる。
また、日本で勾玉の素材などとして愛好されてきた碧玉の多くは放散虫の遺体で形成されている。紡錘虫類(fusulinid)。碧玉(へきぎょく、異称:ジャスパー、英語:jasper)は、微細な石英の結晶が集まってできた鉱物(潜晶質石英)であり、宝石の一種で、古代においては世界中で装飾品(装身具を含む)などに用いられた。 東アジアでは勾玉や管玉などとしての利用がそれであり、ほかにも、印材、指輪、簪(かんざし)、笄(こうがい)、花瓶、庭石などに使用される。

日本・山口県・秋吉台のフズリナの化石

うにの化石(フランス・カロヴィアン層)。
中生代ジュラ紀

秋吉台のフズリナ うにの化石(フランス・カロヴィアン層)。中生代ジュラ紀

ジャスパー(碧玉)

ジャスパー(赤碧石、三重、伊賀)
硬度 7 SiO2

ジャスパー 宝石 原石 ジャスパー 三重・伊賀 原石

 鮫の歯 (Shark Teeth) ニューヨークのアメリカ自然史博物館で購入

鮫(さめ)は、古生代デボン紀(約4〜3.5億年前)の中頃に現れ、それまで、繁栄していた甲冑魚類を圧倒し、海中の覇者となりました。鮫は、硬質の骨を持たない軟骨魚類です。脊椎骨と内在骨は強靱な軟骨で出来ているため、骨格の化石は乏しいですが、歯は化石として残りやすく、”鮫の歯”として海成の堆積岩中に多くみられる化石となっています。鮫の歯の化石は、「天狗(てんぐ)の爪」などと俗称されます。
アメリカ自然史博物館(The American Museum of Natural History, AMNH)の写真集

サメの歯 化石

アメリカ自然史博物館(The American Museum of Natural History)は、ニューヨーク市マンハッタン区内アッパー・ウエストサイド (Upper West Side) にある科学博物館。動植物、鉱物など自然科学・博物学に関わる多数の標本・資料を所蔵・公開している。正門は、巨大なローマ風バシリカに通じているが、そこにあるアロサウルス (Allosaurus) から我が子を守ろうとして後ろ足で立つバロサウルス (Barosaurus) の骨格標本は展示全体の中で際だっている。本博物館は、アフリカ・アジア・北アメリカにおける哺乳類のジオラマや、海洋ホール に吊るされたシロナガスクジラの実物大模型や、北西海岸部のインディアン民族であるハイダ族 (Haida) が作成した64フィート長の彩色彫刻戦闘用カヌー(北アメリカ北西部由来)や、世界最大のブルーサファイアである「スター・オブ・インディア」 ('Star of India') で有名です。

 恐竜の骨化石・米国・ユタ州東部モリソン層

シダ類の化石

■恐竜の化石は世界各地で発見されているが米国ユタ州東部のモリソン層はさまざまな恐竜の骨の化石が大量に埋もれている事で特に有名です。写真の化石は1億6千年前の恐竜の骨の化石と言われています。白亜紀です。

恐竜の骨化石 米国・ユタ州東部モリソン層 シダ類の化石

アルキメデス(コケムシ類の芯化石), アメリカ、
インディアナ州・古生代石炭紀(3億2千5百年前)光ってない部分

小魚の化石(綺麗に残っています)

アルキメデス(コケムシ類の芯化石), アメリカ、インディアナ州・古生代石炭紀(3億2千5百年前)

■まさに、前3世紀の古代ギリシアの数学者にして技術者の天才・アルキメデスが発明した揚水ポンプにそっくりです。これは実はコケムシのコロニー化石なのですが、正式な種名はまさに、「アルキメデス」です。写真の部分は骨組みで、その周りについていた網状の部分に、数千個の個体(個虫)のコケムシが生活していたそうです。コケムシは岩や貝殻に付着して生きている動物ですが、このようにねじくぎのような集合になることもあります。

小魚の化石(綺麗に残っています)

■「ネジを廻すと前に進む」というアルキメデスのねじの原理を利用した「アルキメディアン・スクリュー(Archimedes' screw)」と呼ばれる螺旋型のドリル
Archimedes' screw, also called the Archimedean screw or screwpump, is a machine historically used for transferring water from a low-lying body of water into irrigation ditches. The screw pump is commonly attributed to Archimedes on the occasion of his visit to Egypt, but this tradition may reflect only that the apparatus was unknown to the Greeks before Hellenistic times and introduced in his lifetime by unknown Greek engineers.
珪化木(けいかぼく)は、木化石とも呼ばれるように、古代に何らかの原因で土砂等に埋もれた樹木が、膨大な年月をかけ地層からかかる圧力により木の細胞組織の中にケイ素と酸素、水素との化合物であるケイ酸を含有した地下水が入り込むことによって、樹木が原型を変えずに二酸化ケイ素(シリカ)という物質に変化することで、石英や水晶などと同様に固くなり、化石化したものである。 

米国・アリゾナ州の珪化木(木の化石)

米国・アリゾナ州の木の化石 珪化木(木の化石) 米国・アリゾナ州の木の化石 珪化木(木の化石) 米国・アリゾナ州の木の化石

コハク(琥珀)

虫(クモ?)入りコハク(ブラジル)

コハク

■琥珀(コハク)とは、数千万年〜数億年前、地上に繁茂していた樹木の樹脂が土砂などに埋もれ化石化したもので、いわば「樹脂の化石」。色も、黄、茶、赤、白、青、緑、黒など極めて多彩で約250色あると言われています。琥珀は樹木から分泌された樹液の化石。

琥珀またはコハク(こはく、英語: amber)とは、木の樹脂(ヤニ)が地中に埋没し、長い年月により固化した宝石である。半化石樹脂や半化石の琥珀は、コーパルという。 鉱物ではないが、硬度は鉱物に匹敵する。色は、黄色を帯びたあめ色のものが多い。琥珀の主な産地はロシア連邦のカリーニングラード州で、カリーニングラード州だけで世界の琥珀の90%を産出し、そのほかでも、リトアニア共和国、ラトビア共和国など大半がバルト海の南岸・東岸地域である。日本国内では、岩手県久慈市近辺で産出される。

右は化石コレクションです。魚、三葉虫、貝、カエデ・・。

化石コレクションです。魚、三葉虫、貝、カエデ・・。

ネパール産の山珊瑚

ネパール産の山珊瑚(マウンテンコーラル):ヒマラヤの山で採れた化石に近い高級珊瑚。山珊瑚は太古ヒマラヤが海の底から隆起して山になった時に出来た珊瑚の化石です。ラマ教の僧侶が数珠として使っていたそうです。この山珊瑚を見ると数千年、数万年の大地の力と美を感じますね。山珊瑚(マウンテンコーラル)は不妊や女性の悩みを解消する時に役立つと言われており、優しく包み込むようなサポートが得られるパワーストーン。珊瑚は古くから帯留めやかんざしなどに使われ、日本で親しまれてきた。サンゴには色々な種類があり、ジュエリーとして使用されるものだけでも血赤珊瑚、桃珊瑚、ボケ珊瑚などが挙げられる。

ネパール産の山珊瑚

石炭(せきたん、coal)とは、古代の植物が完全に腐敗分解する前に地中に埋もれ、そこで長い期間地熱や地圧を受けて変質(石炭化)したことにより生成した物質の総称。見方を変えれば植物化石でもある。 石炭は古くから燃料として使われてきており、特に産業革命以後20世紀初頭まで最重要の燃料として、また化学工業や都市ガスの原料として「黒ダイヤ」・「黒いダイヤ」・「黒の宝石」等と呼ばれていた。

石炭は、第一次世界大戦前後からカロリーが石炭の2倍ある液体燃料の石油に艦船燃料が切り替わり、戦後中東で大量の石油が採掘され1バレル1ドルの時代を迎えると産業分野でも石油の導入が進み(エネルギー革命)西側先進国で採掘条件の悪い坑内掘り炭鉱は廃れた。
■日本で勾玉の素材などとして愛好されてきた碧玉の多くは放散虫の遺体で形成されている化石です。

ジャスパー(赤碧石、三重、伊賀)
硬度 7 SiO2

石炭

ジャスパー 三重・伊賀 原石

地質年代表と生物進化(化石)

表 地質年代表と生物進化(現在休止中の「地学教室」さんより転載させていただきました) メールも無理な様でHP上でお礼致します。

地質年代区分(相対年代) 放射年代
(絶対年代)
生物に関する出来事 主な化石 その他の出来事


新生代 第四紀
170万
農耕の開始
人類
が進化、世界へ拡がる
現生に似る 氷期が繰り返し来る
伊豆が衝突
第三紀
6500万
人類が登場
被子植物ホ乳類が繁栄
  日本海ができ日本列島はアジア大陸より分離 
中生代 白亜紀
1.4億
  大絶滅
ホ乳類が登場
ハ虫類(恐竜)が繁栄
裸子植物が繁栄



アンモナイト
サンカクガイ
腕足類
サンゴ
隕石衝突
日本列島の付加体成長 
ジュラ紀
2.1億
 
三畳紀
2億5千万
 
古生代 二畳紀
2.9億
  大絶滅

フズリナ
ウミユリ
サンゴ
パンゲア超大陸の分裂
アジア大陸東縁の付加体として日本が成長開始
石炭紀
3.6億
シダ植物、両生類が繁栄  
デボン紀
4.1億
  大絶滅
魚類が繁栄
 
シルル紀
4.1億
動物(昆虫)が上陸
シダ植物が上陸
サンゴ
筆石
三葉虫
 
オルドビス紀
5.1億
  大絶滅

 
カンブリア紀
5.7億
さまざまな無脊椎動物の爆発的登場
(カンブリア爆発=バージェス動物群)
 
先カ
ンブ
リア
時代
原生代

25億
  大絶滅
動物が登場
多細胞生物が登場
ストロマトライト 日本列島最古の岩石

最初の超大陸?
太古代
(始生代)




40億
酸素呼吸の開始
真核生物が登場
光合成の開始
生命誕生


最古の化石
内核の成長(磁場の発生)
縞状鉄鉱層

最古の堆積岩

■化石を堆積物としてみた場合、そもそも「古生代」「中生代」「新生代」など地質時代の区分(地質年代)は、化石にもとづいて定められたものであり、カンブリア紀は俗に「三葉虫時代」と呼ばれたりする。放射性同位体による年代推定法が確立するまでは、地層のできた時代を知る手がかりは、化石のみであった。そのなかでも、特定の地質時代に限り生息していた特定の種の化石は示準化石と呼ばれ、それぞれの地層の年代決定に用いられる。
■示相化石(しそうかせき、facies fossil)とは、その化石が含まれる地層の堆積環境を明確に示す化石で、示相化石は、サンゴ(暖かく澄んだ浅い海)やシジミ(川の河口付近)などがわかりやすい例であるが、実際にはすべての化石が多かれ少なかれ示相化石としての意味をもつものであり、とくに植物化石は、古気候などを知る重要な資料となっている。
■示準化石(しじゅんかせき、index fossil、leading fossil)とは、その化石の含まれる地層が堆積した地質時代を示す化石で、示準化石の例としては三葉虫(古生代)、フデイシ(古生代)、アンモナイト(中生代)、ビカリア(新生代)などがある。


コレクション|世界の化石(Fossil) アンモナイトやニューヨークのアメリカ自然史博物館のサメの歯等

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