Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

Kunioの世界の切手紹介と海外写真集
地学・動物・植物の切手|世界の化石(fossil) 地質時代に生息していた生物もしくはその活動の痕跡 恐竜やシダ類、アンモナイト、三葉虫

ホーム>切手・題材・テーマ別>地理・地学>世界の鉱物(化石)


地学関係の切手|世界の化石(fossil)

 世界の鉱物(原石・岩石・化石、一般的には、地質学的作用により形成される、天然に産する一定の化学組成を有した無機質結晶質物質のことを指す)の中の化石の切手です。 地球の歴史は、太陽系の隕石や月の岩石の生成年代から、この頃、原始地球が形成されたと考えられている。月の形成時期も、45億5000万年前とされる。 月の形成仮説の1つとして、地球に原始惑星が衝突して形成されたとするジャイアント・インパクト説がある。 44億年前 - 現在、知られている最古の岩石鉱物が現れる。
化石(fossil)では恐竜やシダ類、アンモナイト、三葉虫や「生きてる化石」の肺魚もありました。化石を見ている失われた世界に思いをはせます。化石(かせき、fossil)とは、地質時代に生息していた生物もしくはその活動の痕跡を指す。多くは、古い地層の中の堆積岩において発見される。化石の存在によって知られる生物のことを古生物といい、化石を素材として、過去の生物のことを研究する学問分野を古生物学という。資料としての化石は、1.古生物として、2.堆積物として、の二重の性格を併せもっている。 日本の化石で有名な場所紹介。
「地質年代表と生物進化」はこちら
参考ページ:「アメリカ自然史博物館(The American Museum of Natural History, AMNH)の写真集

 

地理学や地学関係の切手 [ 宝石・鉱物化石世界の地図切手地震・火山・気象地震・火山・気象ニュース
      環境保全南極や極地探検オーロラ世界の洞窟・鍾乳洞世界の港町
      水に関する海、川、滝、沼、湖(世界日本)|世界の名山(世界日本) ]

鉱物関連の頁索引 [ 実際の 原石・岩石(世界日本)|化石|切手の原石・岩石・宝石恐竜・古代生物化石 ]

  (ページ内の索引) [ 原石・岩石宝石鉱山・鉱業 ]    参考HP:鉱物の一覧(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

 世界の化石

■鉱物に置換されていない例として、炭化した植物、琥珀(こはく)に取り込まれた昆虫、シベリアで発掘された生体に近いマンモス、新しい時代では貝殻がそのまま化石になるなどの例もあります。

 チェコスロバキアの化石(1968年)

アンモナイト、カエルの化石

玄武岩の中のメノウ、貝類
(斧足網 Pelecypoda )

三葉虫(trilobite)

アンモナイト(日本)

チェコスロバキアの化石 切手  チェコスロバキアの化石 切手  チェコスロバキアの化石 三葉虫 切手  アンモナイト(日本)

■三葉虫(さんようちゅう、Trilobite)は、カンブリア紀に現れて古生代の終期(ペルム紀)に絶滅した節足動物である。古生代を代表する無脊椎動物であり、化石としても多産し、示準化石としても重視される。
■アンモナイト(アンモナイト亜綱、Ammonoidea)は、古生代シルル紀末期(もしくは、デボン紀中期)から中生代白亜紀末までのおよそ3億5,000万年前後の間を、海洋に広く分布し繁栄した、頭足類の分類群の一つ。

■アンモナイトの呼び名は「Ammon (アモン神) + -ites (…石)」から来ており、「アモンの石」の意。古代ローマの博物学者プリニウスは、古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた牡羊様(ルクソール・カルナック神殿の入口にある)スフィンクスの角を連想し、同様の石を総称して「ammonis cornua(アンモーニス・コルヌア、アモンの角(複数形))」と呼んだ。 具体的な写真は「エジプト|ルクソール東岸」で紹介

ハンガリーの化石(1969年)

カエデの葉の化石

魚の化石

アンモナイトの化石

亀の化石

カエデの葉の化石 魚 ハンガリー 切手 ハンガリー アンモナイト 亀 化石 切手

 南ア・トランスカイ貝の化石(1992年)

Pseudomelania sutherlandi

アンモナイト(Gaudryceras denseplicatum)

Neithea quinquecostata

Pugilina (Mayeria) acuticarinata

Pseudomelania sutherlandi トランスカイ 貝の化石 アンモナイト(Gaudryceras denseplicatum) トランスカイ 貝の化石 Neithea quinquecostata トランスカイ 貝の化石 Pugilina (Mayeria) acuticarinata トランスカイ 貝の化石

 アンゴラの化石(1970年)

イギリスの化石

ストロマトライト、Stromatolite
先カンブリア時代

肺魚、Microceratodus angolensis 三畳紀

アンモナイト

アンゴラの化石(1970年) Stromatolite ストロマトライト アンゴラの化石(1970年)肺魚 Microceratodus angolensis 三畳紀 アンモナイト イギリスの化石

■ストロマトライト(Stromatolite)は、藍藻類(らんそうるい・シアノバクテリアとも)の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石の事で、化石は多いが現生のものはオーストラリア・シャーク湾(ハメリンプール)やセティス湖など、ごくわずかな水域のみで発見される。
■ハイギョ(肺魚)は、肉鰭綱・肺魚亜綱(Dipnoi)に属する硬骨魚類の総称。肺、肉鰭、歯板、内鼻孔などを持つ分類群で、いわゆる「生きている化石」と呼ばれる生物の一つ。約4億年前のデボン紀に出現し、化石では淡水産・海産を合わせて100種以上が知られる。しかし数度の大量絶滅を経て生き残った現生種は全て淡水産で、オーストラリアにネオケラトドゥス属1種、南アメリカにレピドシレン属1種、アフリカにプロトプテルス属4種の計3属6種だけが知られる。

東ドイツの化石(1973年) ベルリン自然史博物館

レバキア・石炭紀
(Lebachia speciosa)

シダ植物・石炭紀
(Sphenopteris hollandica)

恐竜(翼竜)・ジュラ紀
(Pterodactylus kochi)

シダ植物・二畳紀
(Botryopteris forensis)

東ドイツの化石 レバキア科 (Lebachia speciosa) 東ドイツの化石 シダ植物(Sphenopteris hollandica) 東ドイツの化石 恐竜(翼竜)・ジュラ紀(Pterodactylus kochi) 東ドイツの化石 シダ植物・二畳紀(Botryopteris forensis)

始祖鳥・ジュラ紀
(Archaeopteryx lithographica)

レバキア(Lebachia) は、種子植物下門 (Spermatophytata) seed plants 、裸子植物上綱 (Gymnosperma/
Gymnospermophyta)、
ヴォルチア綱 (Voltziopsida)
石炭紀末期〜ジュラ紀前期

■始祖鳥(しそちょう、学名: Archaeopteryx)の最初の化石は1860年、ドイツのババリア州ゾルンホーフェン(Solnhofen)地域のジュラ紀後期(キンメリッジアン、1億4600万年〜1億4100万年前)の地層から発見された。 始祖鳥の大きさや概形はカササギに近く、前足に羽根が並んで幅広で曲線的な翼を形成し、後足は基部には羽根を密生するが半ば以上はそれを欠く。また全身に羽根が生えており、体長は長い尾も含めて大きな標本で50cm程度であり、胴体部はその半分程度である。標本によってはさらに小さい(右図)。これらの特徴は現生の鳥類に似ているが、鋭い歯を備えた顎を持つ点、鉤爪のある3本の指を持つ点、そして長い尾部に骨を持つ点などが明らかに異なる。

東ドイツの化石 始祖鳥・ジュラ紀(Archaeopteryx lithographica)

古生物「バグアテリウム・ハウレギ」(ペルー、2009年) 

中国の古生代の生物と化石(1958年)

31万年前に南アメリカに生息した古生物「バグアテリウム・ハウレギ」(火獣類)。ペルー北部で発見された顎や歯などの化石。シート地は復元された模型の頭部。(クリックで拡大)

三葉虫・恐竜(ルーフェンゴサウルス・Lufengosaurus)・腫骨鹿
中国の古生代の生物(1958年) 三葉虫・恐竜・腫骨鹿 化石 切手

■三葉虫(さんようちゅう、Trilobite)は、カンブリア紀に現れて古生代の終期(ペルム紀)に絶滅した節足動物である。古生代を代表する無脊椎動物であり、化石としても多産し、示準化石としても重視される。アンモナイト含め 化石の頁に 詳細は。恐竜はこの切手が世界最初 
■Lufengosaurus:中国・四川省、雲南省、チベット(西蔵)自治区で発見された四足あるいは二足歩行の植物食恐竜。
■腫骨鹿:今からほぼ五十万年前のものと考えられる北京原人の遺跡から、数十種にのぼる哺乳動物の骨格化石が出土し、腫骨鹿の遺骸だけでも二千個余りが発掘されている。

カナダの化石(1991年)・・先史代の生き物

微小化石

初期の木(シダ類)

初期の魚

陸生の爬虫類(land reptiles)

カナダの化石 微小化石 先史代の生き物 カナダの化石 初期の木(シダ類) 先史代の生き物 カナダの化石 初期の魚 先史代の生き物 カナダの化石 陸生の爬虫類(land reptiles) 先史代の生き物

 恐竜命名(英国、1991年) 恐竜の骨格

イグアノドン

ステゴザウルス

ティラノザウルス

プロトケラトプス

恐竜命名(英国、1991年)  恐竜命名(英国、1991年) 

トリケラトプス(Triceratops)

恐竜命名(英国、1991年) トリケラトプス(Triceratops)

恐竜の名前などは「ロストワールドで生きていた古代生物や恐竜・化石のニュース」を参照

表 地質年代表と生物進化(化石、現在休止中の「地学教室」さんより転載させていただきました) メールも無理な様でHP上でお礼致します。

地質年代区分(相対年代) 放射年代
(絶対年代)
生物に関する出来事 主な化石 その他の出来事


新生代 第四紀
170万
農耕の開始
人類
が進化、世界へ拡がる
現生に似る 氷期が繰り返し来る
伊豆が衝突
第三紀
6500万
人類が登場
被子植物ホ乳類が繁栄
  日本海ができ日本列島はアジア大陸より分離 
中生代 白亜紀
1.4億
  大絶滅
ホ乳類が登場
ハ虫類(恐竜)が繁栄
裸子植物が繁栄



アンモナイト
サンカクガイ
腕足類
サンゴ
隕石衝突
日本列島の付加体成長 
ジュラ紀
2.1億
 
三畳紀
2億5千万
 
古生代 二畳紀
2.9億
  大絶滅

フズリナ
ウミユリ
サンゴ
パンゲア超大陸の分裂
アジア大陸東縁の付加体として日本が成長開始
石炭紀
3.6億
シダ植物、両生類が繁栄  
デボン紀
4.1億
  大絶滅
魚類が繁栄
 
シルル紀
4.1億
動物(昆虫)が上陸
シダ植物が上陸
サンゴ
筆石
三葉虫
 
オルドビス紀
5.1億
  大絶滅

 
カンブリア紀
5.7億
さまざまな無脊椎動物の爆発的登場
(カンブリア爆発=バージェス動物群)
 
先カ
ンブ
リア
時代
原生代

25億
  大絶滅
動物が登場
多細胞生物が登場
ストロマトライト 日本列島最古の岩石

最初の超大陸?
太古代
(始生代)




40億
酸素呼吸の開始
真核生物が登場
光合成の開始
生命誕生


最古の化石
内核の成長(磁場の発生)
縞状鉄鉱層

最古の堆積岩
冥王代


46億年前
    原始海洋
核・マントル・原始大気分化
マグマオーシャン
地球誕生

日本の化石で有名な所を紹介

■野尻湖(のじりこ)は、長野県上水内郡信濃町にある湖。芙蓉湖(ふようこ)とも呼ばれる。ナウマンゾウ化石が出土する湖としても知られており、発掘調査が行われる。1948年に地元住民が偶然ナウマンゾウの臼歯を発見(発見当初は、凸凹の形状から「湯たんぽの化石」言っていた)したことにより、1962年から湖底や湖畔での発掘調査が始まった。発掘が行われるのは、野尻湖の西岸の立が鼻という岬付近の湖底とその周辺である。地名を取って「立が鼻遺跡」と呼ばれるキルサイト(狩猟した大型哺乳動物の解体場)の遺跡である。

上信越高原・野尻湖と妙高山
(1965年、国立公園)

上信越高原・野尻湖と妙高山(1965年、国立公園)

化石の産地案内ではありませんので自分なりによく下調べをして出かけてください。

新潟西頸城郡青海町周辺   その保存の良さはピカイチ
福島県いわき市  古生代・中生代・新生代と揃っている産地
千葉県市原市瀬又  第四紀産地
富山県下新川郡朝日町  ジュラ紀来馬層群の化石産地
山中地溝帯  白亜紀前期のアンモナイト産地
長野県上水内郡信濃町  ナウマンゾウ

岩手県東磐井郡東山町  日本最古のアンモナイト産地
岐阜県本巣郡根尾村  古生代ペルム紀の化石産地
岩手県大船渡の古生代     シルル紀〜石炭紀三葉虫の産地
岐阜県大垣市赤坂町金生山  日本の古生物学発祥の地
岐阜県吉城郡上宝村福地  日本最古?の化石産地
長野県上伊那郡長谷村戸台  中生代白亜紀のアンモナイト


地学関係の切手|世界の化石(fossil)

カウンター