花の女王・綺麗な蘭(ラン)の花切手(Orchid Stamps)と珍しい花
世界の綺麗な蘭(ラン)の花切手です。栽培されて居るものだけでなく野生のランも掲載、当然世界的には蘭が多くそれらも取り入れます。 ラン科(蘭科、Orchidaceae,Orchid)は、その多くが美しく、独特の形の花を咲かせる。世界に700属以上15,000種、日本に75属230種がある。鑑賞価値の高いものが多く、栽培や品種改良が進められている。他方、採取のために絶滅に瀕している種も少なくない。南極をのぞくすべての大陸の熱帯から亜寒帯に自生する。被子植物の中では最も後に地球上に現れた植物である。可憐な花は誰をも魅了します。
ラン科(Orchidaceae)の大きな分類は、ヤクシマラン亜科(Apostasioideae)、アツモリソウ亜科(Cypripedioideae)、ネジバナ亜科(Spiranthoideae、トロピディア 他)、チドリソウ亜科(Orchidoideae、オルキス 他)、セッコク亜科(
Epidendroideae、バニラ、デンドロビウム 他)、バンダ亜科(Vandoideae、シンビジウム、バンダ 他) です。
ネジバナはラン科ではめずらしく、芝生や土手、都市公園等の人間の生活圏に近い所で普通に見ることができます。最後にはウガンダの珍しい花を掲載。パフィオペディルム(Paphiopedilum)の花は、唇弁(袋状)が膨らんで、叔父さん顔に見えてユーモラスです。
ページ内の索引 [ 蘭(ラン)|珍しい花 ]
■種類を限定した花分類 |
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Aceras anthropophorum、 |
オルキス属の一種(Orchis ustulata、ドイツ、1984年) |
Limodorum属の一種(Limodorum abortivum、ドイツ、1984年) |
ダクチロリザ・サンブリキナ |
■右の切手は、蘭花紋章を描く「満華」通常切手(満州国、1935年発行)の3種。満州切手収集家には入手しがたい切手です。実際には蘭花はランではなく匂いが良い花を中国ではランと呼んでいました。この花はフジバカマです。ラン切手収集家を泣かせた事件でした。 |
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コチョウセッコク |
キクノケスの1種 |
レーリオカトレア |
コチョウラン |
中華民国(台湾) |
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タイの蘭(1986年) バンダ(vanda varavuth)、アスコセンダ属(Ascocenda Emma)、 |
フィリピンのランの花 |
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下の切手はタイ(1974&78年) |
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デンドロビウム・ヘテロカルプム |
エリデス オドラタ |
サルスベリ |
デンドロビウム パルチェラム |
デンドロビウム パルチェラム |
トリコグロッチス・ファシアタ |
デンドロビューム・セニレ(Dendrobium senile) |
ワーディアナム |
エリデス オドラタ |
デンドロビューム 雲南sp. |
デンドロビューム・ヘテロカーパム(Dendrobium heterocarpum) |
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タイの蘭の花(1992年、Paphiopedilum(パフィオペディラム属)) |
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パフィオペディラム・ベラチュラム(Paphiopedilum bellatulum) |
パフィオペディラム属の一種 |
パフィオペディラム・コンカラー |
パフィオペディルム・ゴデフロイアエ(Paphiopedilum godefroyae) |
パフィオペディラム・ビローサム |
パフィオペディラム・ニベウム |
パフィオペディルム・サクハクリ(Paphiopedilum sukhakulii) |
パフィオペディラム・パリシー |
北ベトナムの蘭の花 | 北ベトナムの蘭の花 | ||
中国のラン カンランの一種(1988年、拡大○) |
中国のラン (1988年、拡大○) |
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シュンランとイッケイキュウカ |
スルガランとホウサイラン |
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■カンラン(Cymbidium kanran Makino)は、単子葉植物ラン科シュンラン属の蘭で、本州の紀伊半島から南の四国、九州、琉球列島にかけて分布するランである。地面に根を広げる、地生蘭。日本産のランの中では大柄なもののひとつで、よく育ったものは草丈が1m位にまでなる。茎は球形の偽球茎となる。 |
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インドの蘭の花 |
インドの蘭の花 |
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ブータンの蘭の花(1990年) |
ブータンの蘭の花(1990年) |
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10CH:レナンセラ・モナキカ(Renanthera monachica)、50CH:バンダ・ケルレア(Vanda coerulea)、1nu:ファレノプシス・ビオラケア(Phalaenopsis violacea)、2nu:デンドロビウム ノビレ(Dendorobiumu nobile)、5nu:バンドプシス リソチロイデス(Vandopsis lissochiloides)、6nu:パフィオペディルムの1種(Paphiopedilum rothschildianum)、7nu:胡蝶蘭・ファレノプシス・スキレリアナ (Phalaenopsis schilleriana)、9nu:パフィオペディルム・インシグネ・サンデレ(Paphiopedilum insigne)、10nu:パフィオペディラム・ベラツルム(Paphiopedilum bellatulum)、20nu:ドリティスの原種(Doritis pulcherrima)、35nu:胡蝶蘭・ファレノプシス・マリアエ(Phalaenopsis mariae) |
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ラーチャプルック (日タイ修好120周年、2007年)(タイの国花) |
「あつもりそう」 と |
貴重な種類のランリンコスチリスギガンテア |
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■アツモリソウ(敦盛草、学名:Cypripedium macranthos var. speciosum、シノニムCypripedium macranthum var. speciosum)は、ラン科の多年草。1997年に「特定国内希少野生動植物種」に指定される。 |
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アメリカの蘭の花 ピンクラン,オオキバナノアツモリ, |
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中南米・スリナムのラン切手 |
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スリナムの蘭の花(オンキジウム,エピデンドルム,ブラッシア) |
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スリナムのランの花 |
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スウェーデンの野生のランの花の切手 |
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左から |
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プラミッド蘭(Pyramid Orchid (Anacamptis pyramidalis)) |
アツモリソウ(Lady's slipper) |
エピパクティス・パルストリス |
グリーン・ベインド・オーキッド |
ヴェネズエラのラン |
ヴェネズエラのラン |
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南米・コロンビアの蘭(ラン)の小型シート |
ツバルのラン(セッコク属の1種他) |
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花と果実の写真の索引 [ 蓮と睡蓮|春の花と果実[ No.1|No.2 ]|夏の花と果実[ No.1|No.2 ] |秋の花と果実[ No.1|No.2 ]|冬の花と果実|四季咲き・温室の花 ] |
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トンガのランの花 |
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左からスパソグロティス(Spathoglottis plicata)、デンドロビューム(Dendrobium platygastrium)、シュスランの仲間(Goodyera rybicunda)、カクラン (Phaius tankervilliae ) |
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モナコのラン(1990年) |
モナコのラン(1990年) |
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ハンガリーのラン |
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クリスマス島のラン(1994年) |
君子蘭(クンシラン、台湾) |
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Arachnis Maggie Oei |
レナンタンダ・プリンスノロドムシアヌーク(Renantanda Prince Norodom Sihanouk (= Vanda Tan Chay Yan )) |
シンガポールの国花・Vanda Miss Joaquim (シンガポール、1963年) |
ランの一種 |
■カトレヤ(カトレアとも。Cattleya)とは中南米原産のラン科植物の1つの属、あるいはその近縁属との交配品種を含む1群の植物である。美しい花を咲かせることからよく栽培され、最も有名な洋ランである。洋ランの女王とも言われる。中南米のコロンビア、ベネズエラ、ブラジル、エクアドルなどに分布し、特にアンデス山脈などの標高100m〜1500m程度の森林地帯に産する。カトレヤ(Cattleya)・カトレヤ(C.) / ブラッソカトレヤ(Brassocattleya)・ブラッサボラxカトレヤ(BC.) / レリオカトレヤ(Laeliocattleya)・レリアxカトレヤ(LC.) / ソフロカトレヤ(Sophlovattleya)・ソフロニティスxカトレヤ(SC.) / ブラッソレリオカトレヤ(Brassolaeliocattleya)・ブラッサボラxレリアxカトレヤ(BLC.) / ソフロレリオカトレヤ(Sophlolaeliocattleya)・ソフロニティスxレリアxカトレヤ(SLC.) / ロルフェラ(Rolfera)・ブラッサボラxソフロニティスxカトレヤ(Rolf.) / ポティナラ(Potinara)・ブラッサボラxソフロニティスxレリアxカトレヤ(Pot.) |
愛知の自然・洋ラン(2006年) |
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オドントグロッサム属 |
カトレア(Cattleya) |
デンドロビューム・フィンブリアタムとガンジーとタージ・マハル |
エランギス・ビロバとガンジーとインドの初代首相ジャワハルラール・ネルー(1889-1964)。 |
■シート地に女優アイシュワリヤー・ラーイ(インド出身1994年のミス・ワールド) 上の右の2枚は拡大○ |
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Paphiopedilum millmoore |
Paphiopedilum ernest |
Paphiopedilum harrisianum |
Paphiopedilum gaudianum |
サギソウ(鷺草、Habenaria radiata または Pecteilis radiata) |
バニラ(vanilla、学名 Vanilla planifolia)とバニラ・ビーンズ |
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■サギソウ(鷺草、Habenaria radiata 、Pecteilis radiata)とは、ラン科ミズトンボ属(Habenaria)、或いはこの属を細分化したサギソウ属(Pecteilis)に分類される湿地性の多年草。この花はガによる花粉媒介の送粉シンドロームの特徴を示しており、距の長さに見合った長さの口吻を持つセスジスズメなどのスズメガ科昆虫が飛来して吸蜜する。この時に花粉塊が複眼に粘着し、他の花に運ばれる。 |
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■バニラ(vanilla、学名 Vanilla planifolia)はラン科バニラ属の蔓性植物。または、その植物から抽出された香料のこと。種小名はラテン語で「扁平な葉」を意味する。 原産はメキシコ、中央アメリカといわれている。栽培はマダガスカル、メキシコ、グアテマラ、ブラジル、パラグアイ、インドネシアなど。バニラ・ビーンズはその名の通りバニラの種子のことであるが、種子を含んだ種子鞘ごと発酵・乾燥を繰り返すキュアリングを行うことによって初めて香料となる。原料として主に使用されるのはバニラ (Vanilla planifolia) の種子鞘で、この他に品質は少し劣るものの、同じバニラ属であるニシインドバニラ(V. pompona)も原料として利用される。 |
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△TOP | |||
ウガンダの花(1988年) |
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アフリカン・チューリップ・ツリー |
グロリオサ・シンプレクス |
カナリナ・アビイシニカ(Canarina abyssinica)・キキョウ科 |
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小型シート |
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ハイビスカス |
ショウガ科の花 |
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キバナキョウチクトウ |
アデニウム・オベスム |
クラッペルトニア・フィキフォリア |
ソーセージノキ |
■ソーセージツリー:「ソーセージの木」という名で親しまれている西アフリカ原産の木です。ソーセージのようにぶら下がっている実は、現地の人たちも食べられないというだけで、あまり詳しいことが分かりませんでした。本当に役に立たない実なのかどうか調べてみたら、食用(熟していない実は毒性がある)としては適しませんが、熟れた実を炒ってビールに加えて発酵剤、梅毒やリウマチの治療薬など、薬用目的では大いに利用されているようです。肌のハリと弾力を回復する効果もあるので、フランス製のソーセージツリー成分入りスリミングムースも発売されています。 |
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花の女王・綺麗な蘭(ラン)の花切手(Orchid Stamps)と珍しい花 |
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