Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

Kunioの世界の切手紹介と海外写真集
植物切手|世界の木に咲く花と実の切手 ビワや石榴(ザクロ)、栗、モモ、キンカン、ナシ、オレンジもそうです。 
イチジク(無花果)もサクランボ(黄桃)、栗・・ 栗は何とも言えない匂いの細長い白い花を咲かせます。 
 

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世界の木に咲く花と実の切手

 世界の木に咲く花と実の切手です。ヨーロッパのモナコでは樹木の切手がシリーズで発行されています。それを中心にしました。花咲く木は桜や梅だけではなく、ほとんどの樹木に花が咲きます。名も無い木の名も無い花たち、何気なく見ていると感動しますよ。秋になれば果実を実らせたたわわに枝を下げる樹木。これも見てて実りを生命感にあふれる光景ですね。それらの木に咲く花や果実の切手を集めています。また木に咲く花と実も果物にもありますが、一部「世界の果実(フルーツ)」のページに入れています。 矢張り一番はリンゴの花です。 身近で考えると、ビワや石榴(ザクロ)、栗、モモ、キンカン、ナシもそうです。 イチジクもサクランボもそうです。 ですが、栗は何とも言えない匂いの細長い白い花を咲かせます。 我が庭にも植えていますが、あの花が何故栗になるのか今でも不思議です。
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■種類を限定した花分類 
[ 牡丹(ボタン),芍薬(シャクヤク)梅、菊の花桜の花蘭(ラン)躑躅(ツツジ)石楠花(シャクナゲ)木犀(モクセイ)百合(ユリ)木に咲く花と実サボテンチューリップ水辺の花バラの花紅葉(モミジ)・楓(カエデ)・銀杏(イチョウ) ]

 木に咲く花と実

アメリカの樹木の花と実(1998年)左からタイサンボク、ブルー・パロヴェルデ、ユリノキ(Yellow Poplar)、
プレーリー・クラブ・アップル(Prairie Crab apple リンゴ)、パシフィック・ドッグクラウド(ハナミズキ)

アメリカの木の花と実(1998年)タイサンボク、ブルー・パロヴェルデ、ユリノキ、プレーリー・クラブ・アップル、パシフィック・ドッグクラウド(ハナミズキ) 木に咲く花と実

■タイサンボク(泰山木、大山木、学名:Magnolia grandiflora)とはモクレン科の常緑高木。米中南部原産。花期は5〜7月頃。葉の表面には光沢があり、裏面は毛は密生しており錆び色に見える。日本では公園樹としてよく植栽される。放置すると樹高20m以上にもなる。
■パロヴェルデ(ブルー・パロヴェルデ)(Paloverde, Blue Paloverde)はカリフォルニア南西部、アリゾナ、メキシコ北西部に分布。樹高5m〜10m。緑色のなめらかな樹皮を持つ。乾期には落葉する。パロヴェルデはスペイン語で「緑の棒」を意味。果実は食用になる。

■プレーリー・クラブ・アップル(Prairie Crab apple リンゴ)は、バラ科 【属名】マルス;リンゴ属 apple; crab apple ヨーロッパからアジアにかけて北半球の温帯に30種が分布する。落葉の高木・低木類。姫林檎や海棠が仲間のようです。
■ハナミズキ(花水木、学名:Benthamidia florida)はミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。北アメリカ原産。別名、アメリカヤマボウシ。ハナミズキの名はミズキの仲間で花が目立つことに由来する。また、アメリカヤマボウシの名はアメリカ原産で日本の近縁種のヤマボウシに似ていることから。アメリカの代表的な花ですね。

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 スペインの果物(1975年)

アーモンドナッツ、ザクロ(pomegranate)、オレンジ、クリ(栗、chestnut)、りんご

スペインの果物 フルーツ アーモンドナッツ、ザクロ、オレンジスペインの果物 フルーツ アーモンドナッツ、ザクロ、オレンジ、クリ(chestnut)、りんご

■ザクロ(石榴、柘榴、若榴、学名:Punica granatum)は原産地はイラン東部から北インドのヒマラヤ山地のザクロ科ザクロ属の小高木。初夏に鮮紅色の花を咲かせ、庭木などの観賞用に栽培されるほか、食用としても利用される。シリアとレバノンでは、ザクロの果汁を濃縮して料理の味付けやサラダドレッシングに、中東、北インド、メキシコなどでは、果肉の粒を煮込み料理やデザート、料理の飾り付けに用いる。

桃の花(ベトナム、1994年)

りんご100年(日本、1975年)

多宝山地蔵院青蓮寺の百日紅(サルズベリ、2009年8月撮影)

桃の花(ベトナム、1994年) prunus persica

prunus persica

りんご100年(日本、1975年)

りんごの木と実

多宝山地蔵院青蓮寺の百日紅(サルズベリ、2009年8月撮影)

ココナツの木
(スペイン領イフニ、1967年)

■勝沼はその昔、甲州街道の宿場町として栄えました。笹子峠を越えてきた人とこれから峠に向かう人が集う町は、まさに街道を行き交う人々の情報交換の場でした。ぶどうの丘(ぶどうのおか)は、山梨県甲州市勝沼町菱山にある、日本最大級のワインショップを有する観光施設である。その名のとおり小高い丘の上に位置する。塩山市・勝沼町・大和村の合併前は勝沼町により運営されていたが、合併後は甲州市の運営となった。

ココナツの木(スペイン領イフニ、1967年)

 日本の木に咲く花や実

岩木山と林檎
(青森,2002)

桃の花と白峰三山
(山梨、2001年)

神奈川県の花 2004
フジと湘南海岸から望む江の島

神奈川県の花 2004 アジサイ
と箱根・芦ノ湖と富士山

桃の花と白峰三山(山梨、2001年) 神奈川県の花 2004 フジと湘南海岸から望む江の島 神奈川県の花 2004 アジサイと箱根・芦ノ湖と富士山

■岩木山は、津軽平野の南西部に位置する標高1,625mの青森県の最高峰であり、山頂から裾野までの美しい形から「津軽富士」と呼ばれています。 林檎は、東北地方の各地で栽培されており、中でも青森県は、林檎の生産量が全国第1位で、林檎の花が県の花に指定されています。毎年5月中旬ころには、白い花が林檎畑を彩ります。

桃(モモ)の果実(8月)

桃の果実(8月)

桃(モモ)の果実 桃(モモ)の果実

■ユスラウメ(梅桃、山桜桃梅、. downy cherry, Nanking cherry) 早速、初夏の味を試食、果実は薄甘くて酸味が少なく、サクランボに似た味がしました。そのままでの生食、あるいは果実酒などに利用されます。
現在では『サクラ』を意味する漢字『櫻』は元々はユスラウメを指す字であった。ユスラウメの実が実っている様子を首飾りを付けた女性に見立てて出来た字である。

ヤマモモ(山桃、学名:Myrica rubra)

ユスラウメ(梅桃、山桜桃梅、. downy cherry, Nanking cherry)

ヤマモモ(山桃、学名:Myrica rubra) ユスラウメ(梅桃、山桜桃梅、. downy cherry, Nanking cherry)

■ヤマモモ(山桃、学名:Myrica rubra)はヤマモモ目ヤマモモ科の常緑樹。また、その果実のこと。 和名の由来は山に生えモモの様な果実をつけることから。別名として楊梅(ようばい)、山桜桃、火実などがあり、古代から和歌などにも詠まれる。

勝沼ぶどう郷とぶどう(山梨県) 

南アルプスと桃(モモ、山梨県)

モモノハナ(岡山県、2009年) 

ヤマモモの花(高知県)

勝沼ぶどう郷とぶどう(山梨県)  南アルプスと桃(モモ、山梨県) モモノハナ(岡山県、2009年)  ヤマモモ(高知県)

■バラ科 (Rosaceae) は双子葉植物綱(離弁花類)に属する植物の分類の一つ。科名が由来するバラを始め、野草・栽培種とも多彩な種を含む。花弁・がくは5枚、雄蕊は10本ないし多数あり、雌蕊は1本のものから多数分立するものまで多様。葉は単葉または複葉で根元に托葉がある。 サクラ、ウメ、モモなど日本で古くから親しまれている花木類、また、イチゴ、リンゴ、ビワなど果実、アーモンドなど種子が食用であるものも多い。

みかんと佐田岬半島
(愛媛,2002) 

やまももと天狗高原
(高知,2002)

すだちの花と実と剣山
(徳島、2002)

オリーブの花と実と小豆島
(香川、2002)

すだちと剣山 オリーブの果実と小豆島(香川、2002)

■リンゴ(林檎、苹果、学名:Malus pumila)は、バラ科リンゴ属の落葉高木樹。原産地はカザフスタン南部、キルギスタン、タジキスタン、中国の新疆ウイグル自治区など中央アジアの山岳地帯、カフカスから西アジアにかけての寒冷地だといわれている。食物繊維やビタミンC、ミネラル、カリウムが豊富。生のまま食用にするほか、ジュース(リンゴジュース)やアップルパイ、ジャム、焼きリンゴ、リンゴ酒(シードル、カルヴァドスなど)などにする。また、まるごと飴で覆ったリンゴ飴が、縁日の出店などで売られている。ギリシア神話には、「最も美しい女神に与えられる」と言われた黄金のリンゴを巡って3女神が争い、遂にトロイア戦争に至るエピソードがあります(パリスの審判)。良くご存知のリンゴの果実は空気に触れると変色します。これはリンゴに含まれるポリフェノールが空気中の酸素と結合するために起こる現象である。これを防ぐために古くから知られているのが塩水に晒す方法です。

スダチの花(徳島、2010年)

スダチの花(徳島、2010年)

梨(ナシ)の花

スダチの花(徳島、2010年) スダチの花(徳島、2010年) 梨(ナシ)の花

■スダチ(酢橘、学名:Citrus sudachi)はミカン科の常緑低木ないし中高木。ユズの近縁種であり、日本では古来から馴染みのある柑橘類である。スダチの名は酢橘(すたちばな)に由来する。花期は5 - 6月頃で白い花を咲かせる。秋頃に果実が実る。青いうちに収穫し出荷するが、熟すとミカンと同様に黄色くなる。スダチは徳島県を代表する特産物の一つで、徳島県の花にも指定されている。

■モモは、山梨ではおよそ200年前から栽培されていて、県内各地で多くの新しい品種が開発され、温室栽培から露地栽培までそれぞれの特徴をもった高品質な「桃」が生産されています。山梨はモモの生産量は日本一です。以外や岡山が日本一だと思ってました。「もも」は、食物繊維やミネラルが豊富なアルカリ性健康食品です。中でも、果肉がち密で、甘く、多汁な「白鳳」や大玉で果皮が鮮紅色の「浅間白桃」などが代表品種です。画家・原田泰治。

「チャノハナ(茶の花)」(東京,2003)

モモの花 
(山梨県 笛吹市)

鶴ヶ城と柿 
(東北・福島県、2003)

■「チャノハナ(茶の花)」は、白色の花で、10月から11月にかけて咲き、武蔵村山市及び瑞穂町の花として指定されています。チャノキ(ツバキ科)。中国・日本が原産。現在ほとんどは茶の葉をとるために栽培されている。多く枝分けれし、若い枝には毛が生える。若葉を摘んで加工し、日本茶や中国茶、紅茶の茶葉を作る。10〜11月、葉の腋に径3センチほどの白い花が咲く。八十八夜ごろ行なわれる「茶摘み」は春の季語。
■鶴ヶ城は、別称「若松城」とも呼ばれ、東日本で唯一の5層の天守閣を有する城です。現在の天守閣は昭和40年に復元されたものです。 柿は、「平核無柿」と呼ばれる渋柿で、会津地方で生産されているものは「庄助柿」とも呼ばれています。 

モモの花 (山梨県 笛吹市) 鶴ヶ城と柿 (東北・福島県、2003)

リンゴの花(日本・青森)

桐の花(日本・岩手)

リンゴの花(日本・青森,1990年)

桐の花(日本・岩手、1990年)

リンゴの花(日本・青森) 桐の花(日本・岩手)

青蓮寺の桐(Paulownia)の花 初夏の花

柿(カキ)の花

桐(Paulownia) 柿の花

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■サルスベリ(百日紅=ヒャクジツコウ、学名:Lagerstroemia indica)は中国南部原産のミソハギ科の落葉中高木。8月頃咲く紅の濃淡または白色の花が美しく、耐病性もあり、必要以上に大きくならないため、しばしば好んで庭や公園などに植えられる。

サルスベリ(東京、2002年)

船とニジッセイキナシの花

国宝・善光寺と 飯綱山とりんごの花(日本、長野、2001年)

サルスベリ(東京、2002年) 「山陰・夢みなと博」鳥取 船とニジッセイキナシの花

鳥取県・境港

国宝・善光寺と 飯綱山とりんごの花(長野、2001年)

■長野市は、善光寺を中心に門前町として発展を遂げてきました。その善光寺は、昔から宗派の区別なく多くの人々に親しまれており、現在の本堂は江戸時代中期に建築されたもので、国宝に指定されています。 長野市は、自然に恵まれ、例年5月頃、市の花であるりんごの花が満開となります。また、市街の北には標高1917mの飯綱山が穏やかな姿でそびえています。
■キリ(桐、学名:Paulownia tomentosa)は、ゴマノハグサ科(あるいはノウゼンカズラ科)キリ属の落葉広葉樹。高さは10mほどで、初夏の頃に円錐花序に淡い紫色の筒状の花をつける。葉も特徴的であり、広卵形の大きな葉をつける。原産地は中国とされ、日本では北海道南部以南において植栽される。かつて日本では女の子が生まれるとキリを植え、結婚する際にはそのキリで箪笥を作り嫁入り道具にするという風習もあった。キリは成長が早いためこのような事が可能なのです。今でも田舎の年寄はよくそんな事を言います。

オレンジの花と実(モロッコ)

オレンジの花と実(モロッコ)
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 モナコの木の花や実シリーズ

オレンジ(orange)の木の春夏秋冬(モナコ、1991年)

■オレンジ(orange、甘橙)はミカン科ミカン属の1種Citrus sinensis (syn. C. aurantium)、またはその果実。柑橘類に属する。スイートオレンジとビターオレンジ(サワーオレンジ)に大別され、スイートオレンジを特にオレンジと呼ぶこともある。ビターオレンジに含まれるダイダイは、日本ではとりわけオレンジとは呼ばない。原産地はインドのアッサム地方。15〜16世紀に中国を経てリスボンに伝わり、世界中に伝播した。日本に導入されたのは明治時代。現在の主産地はアメリカ、ブラジル、スペイン、イタリア、メキシコなど。日本での栽培はそれほど多くなく、国内流通品の大部分はアメリカのカリフォルニア産である。

オレンジ(orange)の木の春夏秋冬(モナコ、1991年)

■オリーブ(英:Olive、学名:Olea europea)はモクセイ科の植物。果実がオリーブ・オイルやピクルスを作るときに利用されている。種子の油は、オリーブ核油 olive kernel oil といい、オリーブ油よりも品質が劣る。地中海地方が原産とされ、葉が小さくて硬く、比較的乾燥に強いことからスペインやイタリアなどの地中海地域で広く栽培されている。多くの品種では自家受粉できない。DNAが同一の花粉には反応せず実をつけないことが多い。このため、オリーブは2本以上隣接して植えた方がよいとされる。

オリーブ(olive)の木の春夏秋冬(モナコ、1988年)

オリーブ(olive)の木の春夏秋冬(モナコ、1988年)

柿(Persimmon)の木の春夏秋冬(モナコ、1981年)

■柿(Persimmon)はカキノキ科の落葉樹。東アジアの固有種で、特に長江流域に自生している。日本から1789年にヨーロッパへ、1870年に北アメリカへ伝わったことから、学名にも kaki の名が使われる。雌雄同株であり、5月ごろに白黄色の地味な花をつける。果実は柿(かき)と呼ばれ、秋に橙色に熟す。 幹は家具材として用いられ、実は食用となる。葉は茶の代わりとして加工され飲まれることがある。未熟の果実はタンニンを多く含み、柿渋は防腐剤として用いられる。現在では世界中の温暖な地域(渋柿は、寒冷地)で果樹として栽培されている。

柿(Persimmon)の木の春夏秋冬(モナコ、1981年)

かつてのゴルフクラブ(ウッド)のヘッドには柿材(特にアメリカガキ)を使った物が多く、パーシモンの名で呼ばれていたが、現在では金属製のウッドが普及したためにあまり使われなくなったが懐かしい木です。また日本国中、どこに行っても見慣れた木です。あの冬に食べる干し柿は美味しいですね。 

■ビワ(枇杷、学名: Eriobotrya japonica)は、バラ科の常緑高木およびその果実。中国南西部原産。英語の「loquat」は広東語「蘆橘」(ロウクワッ)に由来する。日本には古代に持ち込まれたと考えられている。葉は互生し、葉柄は短い。葉の形は20cm前後の長楕円形で厚くて堅く、表面が葉脈ごとに波打つ。縁には波状の鋸歯がある。花期は11〜12月、白い地味な花をつける。花弁は5枚。葯には毛が密に生えている。自家受粉が可能で、初夏に卵形をした黄橙色の実をつける。果実は花たくが肥厚した偽果で、全体が薄い産毛に覆われている。またインドなどにも広がり、ビワを用いた様々な療法が生まれた。

枇杷(Japanese medlar)の木の春夏秋冬(モナコ、1985年)

枇杷(Japanese medlar)の木の春夏秋冬 モナコ

ビワは中国系移民がハワイに持ち込んだ他、日本からイスラエルやブラジルに広まった。トルコ、レバノン、ギリシャ、イタリア南部、スペイン、フランス南部、アフリカ北部などでも栽培される。私が生まれ育った神奈川県の田舎では、ビワを庭に植えることを不吉とする迷信があった。 庭には幹が20-30cmで高さが5-6mで子供の頃には今時冷やして食べた思い出があります。 

リンゴ(apple)の木の春夏秋冬(モナコ、1983年、プリキャンセル)

■リンゴ(林檎、苹果)は、バラ科リンゴ属に属する樹木、またはその果実。学名は Malus pumila var. domestica。

リンゴ(apple)の木の春夏秋冬(モナコ、1983年、プリキャンセル) 花 モナコの木の花や実 リンゴ(apple)の木の春夏秋冬(モナコ、1983年、プリキャンセル) リンゴ(apple)の木の春夏秋冬(モナコ、1983年、プリキャンセル)

■アーモンド(英名:Almond、学名: Prunus dulcis)は、バラ科サクラ属の落葉高木。およびそれから採ったナッツのこと。和名はヘントウ(扁桃)、ハタンキョウ(巴旦杏)、あるいは、あめんどう。原産はアジア西南部。現在では南ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなどで栽培されており、アメリカカリフォルニア州が最大の産地である。日本では小豆島などで栽培されている。高さは5mほど。2-3月にかけてサクラに良く似た花をつけ、7-8月に実が熟する。果実が自然に落下することはないので、実の収穫は木を「ツリーシェイカー」と呼ばれる機械で揺さぶることで行われる。

アーモンド(almond)の木の春夏秋冬(モナコ、1993年)

アーモンド(almond)の木の春夏秋冬(モナコ、1993年)

木蓮の花、ミシシッピ州150年(USA、1967年) モクレンは州花

インドソケイ(素馨、frangipani)キョウチクトウ科(モトセラット)

木蓮の花、ミシシッピ州150年(USA、1967年) インドソケイ(素馨frangipani)キョウチクトウ科(モトセラット)

■インドソケイ(印度素馨)はキョウチクトウ科で学名:Plumeria rubraです。 プルメリアの仲間でメキシコからパナマに分布します。ソケイ(素馨)というのはジャスミンのことですから,よい匂いがするのでしょうか。ハワイやタヒチでレイに使われるのがこのインドソケイです。 

■モクレン(木蓮、木蘭、Magnolia quinquepeta もしくは Magnolia liliiflora)は、モクレン目モクレン科モクレン属の落葉低木。花が紫色であることから、シモクレン(紫木蓮)の別名もある。ハクモクレン(白木蓮、学名:Magnolia heptapeta、シノニム:Magnolia denudata)はモクレンの仲間で白色の花をつける。モクレンとハクモクレンの雑種はサラサモクレン(更紗木蓮、Magnolia × soulangeana)と呼ばれ、やはり街路樹などに用いられる。

洋梨(ナシ、Pear)の花

中国マルメロ(quince)の花

■マルメロ:中央アジア原産。ヨーロッパでは紀元前の昔から栽培されてきた。江戸時代の1634年に長崎に渡来。 ・春5月頃、うすピンク色の花が咲く。 実は夏から秋にかけてできる。「西洋なし」みたいな形。 (若い実には毛がいっぱい生えている)。 そのままで食べるよりも、ゼリーや砂糖漬け、ジャムなどに利用される。薬用にもなる。 .

アーモンドの木(Anguilla)

洋梨(ナシ、Pear)の花 中国マルメロ(quince)の花 アーモンドの木(Anguilla)

meesun blossomと果実(韓国)

モモ(桃,peach、ルーマニア)

柿(カキ、台湾)

水蜜桃(スイミツトウ、台湾)

meesun blossom(韓国) モモ(桃,peach、ルーマニア) 柿(カキ、台湾) 水蜜桃(スイミツトウ、台湾)

ロウバイ

■ロウバイ(蝋梅、唐梅、Chimonanthus praecox)は、バラ科サクラ属と誤解されやすいが、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。1月から2月にかけて黄色い花を付ける落葉広葉低木である。花の香りは強い。種子などにアルカロイドであるカリカンチンを含み有毒。中毒すればストリキニーネ様の中毒症状を示す。

■ジャックフルーツ(Jackfruit、別名:パラミツ(波羅密)、ナガミパンノキ、ナンカ )は、イラクサ目クワ科パンノキ属の熱帯性常緑高木で、世界最大の果実として知られます。果実は集合果で幹や太い幹から直接ぶら下がります。仮種皮は黄色や橙色となり、果肉は柔らかく食用となります。タイではカヌゥン(khanun)と呼ばれ、木芯を天然染料の草木染め材料として黄褐色の染料となり僧の法衣染料として用いられます。

ジャックフルーツ(Jackfruit) 
バングラディシュ

ロウバイ ジャックフルーツ(Jackfruit) バングラディシュ

北海道・ナナカマド

北海道・雪のナナカマド

■ナナカマド(七竈、学名;Sorbus commixta)はバラ科の落葉高木。赤く染まる紅葉や果実が美しいので、北海道や東北地方では街路樹としてよく植えられている。高さ7〜10m程度になり、夏には白い花を咲かせる。葉は枝先に集まって着き、奇数羽状複葉。秋にはあざやかに紅葉し、赤い実を成らせる。実は鳥類の食用となる。果実酒にも利用できる。 備長炭の材料として火力も強く火持ちも良いので作られた炭は極上品とされている。

渡辺省亭 画・葡萄図(部分)

■ハトは、その群れを成す性質から、オリーブと共に平和の象徴とされている。 ノアとハトのモザイク画これは旧約聖書のノアの箱舟の伝説にも由来している。ノアは47日目にカラスを放ったが、まだ水が乾く前であったからすぐに戻ってきた。ハトを放ったところ、オリーブの葉をくわえて戻ってきた。これによりノアは水が引き始めたことを知ったという。また、ギリシア神話においてハトは、愛と美の女神アプロディーテーの聖鳥とされていた他、イアーソーンを始めとする英雄たち(アルゴナウタイ)が乗るアルゴー船が、互いに離れたりぶつかり合ったりを繰り返す二つの巨岩シュムプレーガデスの間を通り抜ける際、試しにハトを通り抜けさせて安全を確認するエピソードや、狩人オーリーオーンがプレイアデス(巨神アトラースの七人娘たち)を追い回した際、それを不憫(ふびん)に思った主神ゼウスが彼女たちをハトに変え、さらに星へと変えたエピソード等が存在する。 Wikipediaから引用

ハトとオリーブ
(フランス、1961年)

渡辺省亭・葡萄図(部分) ハトとオリーブ(フランス、1961年)

■イチジク(無花果、映日果)は、クワ科イチジク属の落葉高木。また、その果実のこと。原産地はアラビア南部。不老長寿の果物とも呼ばれる。原産地に近いメソポタミアでは6千年以上前から栽培されていたことが知られている。地中海世界でも古くから知られ、古代ローマでは最もありふれたフルーツのひとつであり、甘味源としても重要であった。果実を干したものは緩下剤に使われた。 また果肉や葉から出る乳液にはゴムに近い樹脂分が含まれるが、民間薬として、痔や疣(いぼ)に塗布したり、駆虫薬として内服した。 エデンの園で禁断の果実を食べたアダムとエバは、自分たちが裸であることに気づいて、いちじくの葉で作った腰ミノを身につけたと、旧約聖書の創世記には記されている。ルカによる福音書には実のならないイチジクの木のたとえ話が記されている。実がならないイチジクの木を切り倒すのではなく、実が実るようにキリストは世話をし、肥料を与え、育てたという。聖書ではイスラエル、また再臨・終末のたとえと関連してしばしば登場する。

ティツィアーノ 『アダムとイブ(Adam and Eve)』

農産物 イチジク(Fig)
ギリシャ

 ルネサンス期ヴェネツィア派最大の巨匠ティツィアーノ ギリシャの特産品 切手 農業 イチジク(Fig)
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 スロベニアの洋梨の花と実と虫

梨の花、梨キジラミ(半翅目、cacopsylla pyricola)、梨の実(ウイリアムペア) スロベニア

キジラミの成虫は、体長約2ミリほどで蝉を小型にしたような形で、被害としては、吸汁によって葉のねじれや成長が妨げられるということがあげられます。幼虫の排泄物はネバネバしており、病気を媒介します。半翅目(はんしもく) Hemiptera は、昆虫の分類群のひとつで、口が針状になっているのが特徴である。

梨の花、梨キジラミ(cacopsylla pyricora)、梨の実(ウイリアムペア)

鈴なりの梨の果実(6月)

葡萄(ブドウ)の果実(6月)

鈴なりの梨の果実(6月) 葡萄(ブドウ)の果実(6月)
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世界の木に咲く花と実の切手

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