世界のチューリップの花の切手(ユリ科)
チューリップ(tulip、Tulipa gesneriana L])はユリ科チューリップ属の植物。球根ができ、形態は有皮鱗茎。和名は鬱金香(うこんこう、うっこんこう)、中近東ではラーレと呼ばれる。アナトリア、イランからパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンのステップ地帯が原産です。外観は、花弁が先端が丸いもの・尖ったもの・フリル状のものある。咲き方は一重から八重。一つの球根から複数の花がつくもの。すぼまった状態で開花するものや花弁が外側へ反り返り全開して開花するものなど。花色も青以外の赤・黄・オレンジ・白・緑・紫などの単色や複数の色のものなど、数百品種のチューリップが存在する。青バラと同様に多くの育種家によって青いチューリップの開発が進められているが、花弁全体が青い品種は発表されていない。 チューリップの花を上から覗くと、花弁の根元に青い部分が存在する。その部分には青い色素がみられ、その青い部分を増やすことで青いチューリップを作る研究がされています。 |
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花の写真|蓮(ハス、Lotus)と睡蓮(スイレン、WaterLily)、季節の花と果実の写真( 春|夏|秋|冬 ) |
■種類を限定した花分類 |
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身近で綺麗なチューリップの花 |
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チューリップ |
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■チューリップの生産地は、世界的にはオランダが非常に有名で、各国へ輸出されている。日本のホームセンターや園芸品店で販売されている球根は、ほとんどがオランダからの輸入である。日本では、新潟県や富山県で大規模な栽培が行われている。両県を合わせた球根生産での国内シェアは98%(富山県53%、新潟県45%)である。 チューリップは和名は鬱金香(うこんこう、うっこんこう)、中近東ではラーレと呼ばれる。 チューリップの生産地は、世界的にはオランダが非常に有名で、各国へ輸出されている。日本のホームセンターや園芸品店で販売されている球根は、ほとんどがオランダからの輸入である。 チューリップの球根の糖度がきわめて高くでん粉に富むため、オランダでは食用としての栽培も盛んで主に製菓材料として用いられる。そのほか、花をサラダや菓子の添え物として生食することもある。 |
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アフガニスタンの色々な色のチューリップ(1997年) チューリップはアフガニスタンの国の花 |
アフガニスタンのチューリップ |
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アルバニアのチューリップの花(1971年) |
チューリップ(USA) |
チューリップ(USA、1991年) |
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■トルコを原産とするチューリップは、外貨獲得のために主力輸出品として活用しており、オランダでは代表的な風景の一部として、風車とともに紹介される。古くより経済に影響を与えた、重要な花の品種である。 次の国はチューリップを国花としている国:アフガニスタン、オランダ、トルコ、ベルギー、ハンガリー 。 |
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イランのチューリップの花 |
チューリップ アフガニスタン(1961年) 教師の日 |
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アフガニスタンの色々な種類のチューリップ(1963年) 教師の日 |
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チューリップの花言葉 |
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北海道網走管内の中部に位置する |
チューリップと |
チュリップの花(新潟) |
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チューリップの球根栽培が盛んな富山県。日本一の生産量を誇ります。砺波平野のチュ-リップ畑は壮観です。チューリップは富山県の県花です。 |
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チューリップと立山連峰(富山、2000年) |
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旧オルト住宅及び旧リンガー住宅の一部と花(チューリップ) |
■「グラバー園」は、長崎市内の南山手の小高い丘の上にあり、主に幕末から明治にかけて建築された洋館を移築復元した異国情緒漂う観光施設で、年間約130万人の観光客や修学旅行生が訪れています。 各洋館のうち、本郵便切手に描くこととした建築当時の面影を色濃く残す3つの住宅が国指定重要文化財となっています。 |
上湧別町の風車小屋とチューリップ畑(北海道、2002年) |
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■北海道網走管内の中部に位置する上湧別町(かみゆうべつちょう)にあるチューリップ公園では、毎年5月1日から約1カ月間、「チューリップフェア」が開催されます。 園内に咲き誇るチューリップには、「金太郎」、「桃太郎」、「かぐや姫」、「白雪姫」など童話の主人公の名前が付けられた品種や、本場オランダから直輸入されたものなど珍しい品種を含めて120品種120万本があります。 この写真付き切手(Pスタンプ)には、北海道の雄大な自然とオホーツクの澄んだ青空のもと、さまざまなチューリップが色鮮やかに切手一面に咲き誇ります。 |
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チューリップ(オランダ) |
チューリップ(ベルギー、2000年) |
カナダのチューリップ切手(2009年、シール式) |
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チューリップ(新潟県、2009年) |
■毎年5月には、首都オタワで「カナディアン・チューリップ・フェスティバル」が行われています。オランダとカナダとの友情の証であるチューリップは、心温まるエピソードがもとで、オランダから大戦後に送られた10万個の球根から始まりました。今でも毎年オランダから球根が送られていて、オタワでは300万株以上のチューリップが春には咲きほこっているそうです。 |
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チューリップの花 |
チューリップ |
チューリップ(日本) |
チューリップの花 |
■一般的なチューリップの育て方:チューリップは、代表的な秋植え球根です。寒さにもとても強く、冬季の水やりを忘れなければ、まず咲いてくれるとても丈夫な球根植物です。 |
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(キューバ、1982年) |
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赤十字と白いチューリップ |
白いチューリップ |
(キューバ、1982年) |
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チューリップの木 |
チューリップツリー(Spathodea campanulata) |
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■『チューリップの木』は、標準和名で『ユリノキ』と呼ばれる落葉高木で、生長すると30〜40mもの大木に育ちます。(大きく育った木では、樹高60mに達するとも言われています)。生育が早く、10年で10mに達する場合もあるようですが、開花するまでには、植樹後8〜9年を必要とするみたいです。花の形がチューリップに似ているところからチューリップの木とも言われます。また葉の形がはんてんに似ているところからハンテンボクとも言われます。 |
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チューリップツリー(Spathodea campanulata) ウガンダ |
チューリップツリー(Spathodea campanulata) ガボン |
チューリップツリー(Spathodea campanulata) ヴァージン諸島 |
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チューリップの写真 |
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オランダ・アムステルダムにて撮影(クリックで拡大) |
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スキポール空港の陶器で出来たチューリップと如雨露 |
スキポール空港の本物のチューリップ 球根も沢山ありました |
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■チューリップは、古くはオスマン帝国でもてはやされ、オーストリアの大使ブスベック(ブスベキウス)によってはじめてヨーロッパに伝わる。この伝来のときにあやまってチュルバン(ターバン)と伝わったために現在のチューリップと言う名が生まれた。日本には、江戸時代後期に伝来したが普及するに至らず、大正時代に入って、ようやく新潟市で本格的な球根栽培が始まった。このことから、新潟地域の栽培農家は新潟が「日本チューリップ発祥の地」と自負しており、道の駅花夢里にいつには記念碑が建てられている。1963年には新潟県の県花にも指定されている。 |
アムステルダム |
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