アジアの旅行写真|シルクロード 烏魯木斉(ウルムチ)は「海から最も遠い都市」 |
シルクロード 烏魯木斉(ウルムチ)
烏魯木斉 索引 [ 新疆ウイグル自治区博物館|紅山公園|出発 ]
シルクロード(絲綢之路)のオアシス都市ウルムチは、天山山脈北麓のジュンガル盆地東南縁に位置しています。 ウルムチという言葉はジュンガル部の言葉で「美しい牧場」を意味するが、これが1955年の新疆ウイグル自治区の成立に伴って正式な市名となった。 大都市であるが、四方のどの海からも2,300km以上離れているため、「海から最も遠い都市」などとも呼ばれる。 自治区人民政府が設置される中国西部最大の都市である。市区人口は135万人、都市圏人口は183万人。
2016年6月 空港はウルムチ地窩堡国際空港(ウルムチちかほうこくさいくうこう)
天山北路最大のオアシス都市で、市内各所にバザールが開かれています。来るまで想像だにしなかった大都会。
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新疆ウイグル自治区(Shinjang Uyghur Aptonom Rayoni)は、中華人民共和国の西端にある自治区である。1955年に設立され、首府はウルムチである。
ウイグル族のほか、漢族、カザフ族、キルギス族、モンゴル族(本来はオイラト族である)など42の民族が居住する多民族地域であり、自治州、自治県など、様々なレベルの民族自治区画が置かれている。
6時30分 起床 外はまだ真っ暗。そのはず。ウルムチの生活時間では4時30分。
烏魯木斉 新疆ウイグル自治区博物館
新疆ウイグル自治区博物館は、新疆ウイグル自治区での発掘品を収蔵する自治区最大の博物館。楼蘭(ローラン)の美女(女性のミイラ)の展示で有名。 このミイラは紀元前19世紀(約3,800年前)に埋葬されたものであることがわかっています。死亡時の年齢は約40歳、身長155センチメートルと推測されている。
新疆ウイグル自治区博物館 |
博物館前の大きなビル群 |
博物館の内部 |
楼蘭(ローラン)の美女 紀元前19世紀(約3,800年前) |
楼蘭の美女の名前で知られる女性のミイラは1980年に楼蘭鉄板河遺跡で発見されたミイラで、発見当初には日本の新聞の一面を飾った記憶があります。一目で美しい白人女性と分かるミイラで、肌は白く、髪は黄褐色、そして彫りが深い・・・文字通りの「美女」でした。 |
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楼蘭(Loulan,推定されている現地名はクロライナ Kroraina)は、中央アジア、タリム盆地のタクラマカン砂漠北東部(現在の中国・新疆ウイグル自治区チャルクリク)に、かつて存在した都市、及びその都市を中心とした国家。「さまよえる湖」ロプノールの西岸に位置し、シルクロード(絲綢之路)が西域南道と天山南路に分岐する要衝にあって、交易により栄えた。4世紀頃からロプノールが干上がるのとほぼ時を同じくして国力も衰え、やがて砂漠に呑み込まれた。 |
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「墓地」説明 |
楼蘭故城の「小河墓地」 |
楼蘭故城の「小河墓地」 |
★楼蘭故城の西175kmの砂丘の中に胡楊の柱が立ち並ぶ丘の「小河墓地」 |
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アスターナ古墳の出土品 |
アルタイ山脈沿いの出土品 / 騎馬民族が信仰目的で作成したトーテムとミイラ |
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新疆ウイグル自治区博物館の唐代に作られた塑像の俑 |
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トルファン郊外のアスターナ古墳からの出土品 墓を守る守護神? |
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★アスターナ古墳は、トルファン(吐魯番)東郊外(約50km)、高昌故城(こうしょうこじょう、5~7世紀)の北方約1kmの火焔山(かえんざん)南麓にある、500基あまりの地下墓の遺跡。 |
★ロプノール(ロプ・ノール、ロプ湖、英語: Lop Nur、中国語: 羅布泊)は、中央アジア、タリム盆地のタクラマカン砂漠北東部に、かつて存在した塩湖で、「さまよえる湖」として知られている。
烏魯木斉 紅山公園
紅山公園はウルムチ市の中心、ウルムチ河の東岸に位置しています。巨大な竜のように東西に横たわり、頭は川の中部に伸び出しているように見えます。 西端の断崖は赤褐色で、「紅山」と呼ばれるようになりました。文献の記載によりますと、1785年と1786年、ウルムチ河は水害に見舞われました。 人々は瑶池から飛んできた二匹の竜は紅山と妖魔山に化け、ここで暴れをしたわけだと考えました。 それを鎮める為に塔を建てました。今では市民の憩いの場所になっています。 山頂には清の時代に建てられた9層の紅山宝塔(鎮龍宝塔)からは、天山山脈やウルムチの街を一望できる。海抜は1391m。
シルクロードという語は、19世紀にドイツの地理学者リヒトホーフェンが、その著書『シナ China 』(1巻、1877年)においてザイデンシュトラーセンSeidenstrassen (ドイツ語で「絹の道」の意)として使用したのが最初で、彼の弟子ヘディンがその中央アジア旅行記の一つの書名にこの言葉を使用し、さらにその本が1938年に『ザ・シルクロード』という題名で英訳されたことにより有名になった。 リヒトホーフェンやヘディンらこの語の元来の使用者は、東トルキスタン(現在の中国新疆ウイグル自治区)を東西に横断する交通路を意図していたが、のちには中国を起点・終着点とする国際交易路を広く指しても使われるようになった。
敦煌からトゥルファンを経てウルムチに達し、イリ川流域にいたるもの。この北方のシルクロードはおそらく紀元後数年に開かれた。天山山脈の北麓を進むことから天山北路とも呼んでいます。
ウルムチに関して2000年以降で事件が起きています。参考まで
①ウルムチ駅爆発事件は、2014年4月30日に中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市で発生したテロ事件。 中国共産党総書記・国家主席習近平が同自治区を初めて視察した直後に発生、自爆した2人を含む3人が死亡し、79人が負傷した。5月14日、逃亡していた容疑者7人が拘束された。5月18日、中国公安当局は、ウイグル独立派組織東トルキスタンイスラム運動(ETIM)の関与を明らかにした。
②2009年ウイグル騒乱は、2009年7月5日に、中国・新疆ウイグル自治区ウルムチ市において発生した騒乱事件。 騒乱に先立つ6月に広東省の工場でデマを発端としてウイグル族が漢族に襲撃され多数が殺傷されたが襲撃側の刑事処分が曖昧にされたことからウイグルでの不満が高まったことが本事件の引き金となったとされる。
烏魯木斉へ出発 関空、上海
関空から上海に行き、その後ウルムチから西安まで旅行し、チンタオ経由で関空に戻る日程でした。。 三蔵法師・玄奘の気持ち満喫したいとおもっています。
★熊本地震は、2016年(平成28年)4月14日21時26分以降に熊本県と大分県で相次いで発生している地震。気象庁震度階級では最も大きい震度7を観測する地震が4月14日夜および4月16日未明に発生したほか、5月14日9時までに最大震度が6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生している。一連の地震活動において震度7が2回観測されたのは初めてのことである。熊本城は櫓や門など重要文化財に指定されている13の建築物全て
で深刻な被害が出ている。
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