アジアの旅行写真|インドネシア バリ島(Pulau Bali)旅行 寺院・神々(2/2) |
バリ島(Pulau Bali) 寺院・遺跡
バリの寺院・遺跡・神々などを掲載。道端の苔むしたバリ島の石仏などを見ていると不思議と奈良県明日香村で見た猿石を思い出します。インド神話やヒンドゥー教の神様も多いですね。バリにも緩いカースト制度があるそうです。「神々の島」とも呼ばれ、どこか神秘的な雰囲気も漂うバリ島。まさにバリ時間とでも呼びたくなる独特の時間の流れています。ゆったりとした悠久の時間のなかで過ごしていると、身体が本来のリズムに戻っていくように感じるのは、まさにバリ島ならではの癒し効果満点です。(切手はこちら)
※バリ島ではバリ・ヒンドゥーの信仰体系に根ざした地域社会が形成されており、なかでもその慣習村(デサ・アダット)を支えているのがカヤンガン・ティガであり、以下の三寺院からなる。
プラ・プセ(Pura Puseh):デサを創始した祖先をまつる寺院。
プラ・デサ(Pura Desa):デサの集会所を兼ねる寺院。
プラ・ダルム(Pura Dalem):墓地を併設し、まだ浄化されていない死霊をまつる寺院。
Gods and temples on the ruins of Bali. Stone monkey reminds me of Asuka
Village, and saw that the mysterious stone Buddhas in Bali looking like
moss on the roadside. It is often the god of Indian mythology and Hinduism.
Yes there is a caste system in Bali too loose. "Island of the Gods",
also known as Bali drifts somewhere in the mystic atmosphere. I would just
call the flow of time in a unique and truly Bali time. Spending time with
the eternal among the spacious feel of the original rhythm back into your
body is healing perfect score very unique island.
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ご注意)画像の無断転用はお断りします。 |
補足説明では、Wikipediaを引用させていただきました。 参考:切手・東南アジアの世界遺産切手。
バリ島の寺院・遺跡 (2/2)
■バリ島のバトゥアン寺院は、944年に建てられたとても歴史のあるお寺。美しい彫刻がたくさん施されています。入り口で寄付した後は金額と名前などを記帳しバリ寺院らしい割れ門を通って中へ。これは聖なる山を表し、
割れ門を抜けた先、正面には衝立のような壁があります。これは門から直接悪霊が入ってこないようにという意味がこめられています。 デンサパールとウブドの中間の村にあります。
※サロンとは、インドネシアからマレー半島やフィリピンなどの男女が用いる腰布。マレー語のsarongは袋の意。長さ2〜4m,幅1m前後の布を筒状に縫い,これをスカートのようにはいて,余りをウエストのところでひだにたたみ腰にはさむ。布地は木綿が多く,多彩な模様が染めだされたバティックや絣(イカット)が用いられる。
Batuan (alternate: Batoeon) is a village in Bali, Indonesia. It is noted
for its artwork and style of painting which originated in the village in
the 1930s and has since emerged into a major Balinese artistic style, known
as a Batuan painting. It is a major painting center and contains a number
of art galleries and cooperative art societies which have played a key
role in promoting the art of Batuan. The village is also known for its
performance of the ancient Gambuh dance, performed every Full Moon day.
■バリ島のタナロット寺院(インドネシア語:Pura Luhur Tanah Lot)は、インドネシア・バリ島中西部の海岸にある寺院でバリ六大寺院のひとつ。干潮時には陸続きとなり、歩いて渡ることができる。夕暮れ時には美しいシルエットを形成している。 名前の由来は、真ん中の土地という意味のトゥンガ・ロットが変化したものといわれている。また、通称ロックテンプルとも呼ばれている。
Tanah Lot is a rock formation off the Indonesian island of Bali. It is
home of a pilgrimage temple, the Pura Tanah Lot (literally "Tanah
Lot temple"), and a popular tourist and cultural icon for photography
and general exoticism.
バリ島のタナロット寺院(インドネシア語:Pura Luhur Tanah Lot)は、16世紀にジャワの高僧ダン・ヒャン・ニラルタがこの地を訪れ、この景観こそ神々が降臨するにふさわしい場所として、村人に海の守護神を祀る寺院を建てるよう勧めたのがはじまるという。海岸の洞窟には、寺院の守り神とされる海蛇の巣があります。 丁度、通りかかったときに数万羽と思われる蝙蝠が飛び立ちました。
■バリ島のサレンアグン宮殿 ウブド王宮(Puri Saren Agung)は、ウブドではランドマーク的存在。 現在でもスカワティ王家の末裔が住んでいる。 手入れの行き届いた敷地には王宮ならではの豪華なバリ様式の彫刻や建物があります。 また、前庭の広場では毎夜
本格的なバリ舞踊が催されている。 人気の舞踏団が出演することもあり、ウブド外からも大勢の観光客が集まる人気の舞踏場。
ウブド王宮の本殿の門 |
ウブド王宮の入口の門前のガーディアン達 |
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ウブド王宮の本殿門前のガーディアン達 |
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プラ・ダルム |
人気の舞踏場 |
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非常に精密な象牙細工 |
沢山の宝石で飾られたガネーシャ(ウブドの街角) |
ヤシの実から猿の彫刻 |
■バリ島のプラ・デサ ウブド(Pura Desa Ubud)は、ウブドの街中にある[集落の共同体の寺院]。
インドネシアの中でもバリ島は、「プラウ・デワタ、神々の島」と呼ばれるほど、バリ・ヒンドゥー教の宗教行事が多いところで、各家庭の家寺も入れると、お寺の数が、人口の数に匹敵するのではあるまいか、と言われるほど。
バリ州の中に、県があり、市があり、村があり、最小単位である「バンジャール」と呼ばれる集落があります。その集落には、3つの重要なお寺があり、プラ・デサ(集落の共同体の寺院)、プラ・プセ(集落が生まれるもととなった、「へそ」という意味の寺院)、プラ・ダラム(死と火葬の神々を祀る、墓地の横に立つ寺院)と呼ばれています。
ウブド王宮の近く。
(参考 : バリ島のお祭り「オダラン」-バリ島ナビ )
参拝の観光客は、腰巻(サロン)と帯(スレンダン)、ハチマキ(ウドゥン)が必要です。ハチマキは大丈夫そう。 チャンディブンタル(割れ門)、ペンジョール(竹の飾り)。
バリ島の寺院・神々
■ナーガ は、インド神話に起源を持つ、蛇の精霊あるいは蛇神のことである。頭頂に5匹の蛇を飾る人間で、下半身は蛇(インドコブラ)という姿をしている。釈迦が悟りを開く時に守護したとされ、仏教に竜王として取り入れられて以来、仏法の守護神となっている。特に法華経の会座に列した八大竜王は有名で、その多くがもとはインド神話でも有名なナーガの王(ナーガラージャ)であった。天気を制御する力を持ち、怒ると旱魃に、なだめられると雨を降らす。天候に関して責任感も持っているので、自身の感情を抑えたりもする。チベットでは、樹の枝にも棲むとされている吉兆である。中国においては龍と同一視され、多くの描写が龍にも取り入れられた。
■バリの美術には、古くからのインド的性格が残存しており、時代が新しくなるにつれ、バリ島独自の土着的な性格が強くなっていく。インド色の濃い遺品として、たとえば、ペジュン出土の粘土製の奉納板(8世紀ごろ)にはインドのパーラ朝美術を思わせる仏教尊像が描かれている。さらにインド・ヒンドゥーの石彫であるドゥルガー像(11世紀ころ)が傑作として挙げられる。
バリ島の人々の信仰
バリ島の人々の信仰。 バリ島の信仰は、日本にも古くからある自然信仰、アニミズム(精霊崇拝)だといいます。 水や山など自然を祀り、祖霊を敬う。 インドネシアの殆どの方はイスラム教徒ですがバリ島では9割がヒンズー教徒です。 ヒンズー教といえば、ブラフマー神・ヴィシュヌ神・シヴァ神の3大神が有名ですがその上にサンヒャン・ウィディ・ワサという絶対神の存在も。
バリ島住民の90%はヒンドゥー教です。毎朝、神様へのお供え物をきちんと供えることがバリ人女性の大切な仕事です。 儀礼の根底には浄と不浄、神々と悪霊、山と海などの二元的対立や輪廻転生を信じる思考様式が存在している。
ただ絶対神は地上に降りて来られるわけではないということ、全ての神は絶対神の化身であるという説から人々が直接信仰するのは上記3神であり自然神・祖霊なのです。 全ての「神」への信仰が、絶対神への信仰に繋がる、とする考え。
■バリ・ヒンドゥー教の代表的な供物をあげてみましょう。
①チャナン(Canang):各家庭で毎日のお供え物に使う供物。供物の中でもっとも基本的なものです。チャナンは各家庭のイブ(お母さん)が市場からヤシやバナナの葉、お花などを買ってきたり、自宅に咲いているお花を摘んで、手作業で作っています。四角いタイプと花型のタイプがあります。四角いタイプを「チャナン・チュペール(Canang
Ceper)」、花型のタイプを「チャナン・グア(Canang guak)」と呼びます。
②サイバン(Saiban):バナナの葉に炊き立てのご飯を載せたもの。
③セガハン(Segahan):地下の悪霊に捧げる供物。悪霊が好きな赤玉ねぎや砂糖などが入っています。
④チャル(Caru):家の浄化儀礼(ムチャル)などに使われる動物のいけにえ。犬などを使う事もありますが、焼いた鶏の肉を使う事が多いです。
⑤ゲボガン(Gebogan):オダランの時などにお寺に備える大きな供物。専用の台に、リンゴやミカンなどのフルーツを色鮮やかに積み重ねてタワー状にしたもの
寺院のお祭りや、大きな行事、お祈りの時に神様に供えた供物(ゲボガンなど)のお下がりは、お祈りの行事が終わった後、食べてよい事になっています。こういうお下がりの事をルンスラン(Lungsuran)と言いますが、果物やお菓子、焼いた鶏肉、サテなどご馳走も多いので、ルンスランをみんなで頂く事も、お祈りの時の楽しみの一つとなっています。 毎日行われるチャナンをお供えする行為をムバンタン(mebanten)と言います。
■サン・ヒャン・ウィディ(Sang Hyang Widhi)とは、インドネシアのバリ・ヒンドゥー教における、全知全能の神。
インドネシアでは、パンチャシラ(建国五原則)によって「唯一神への信仰」を義務付けられている。
その為、多神教であるヒンドゥー教を唯一神教とする解釈として、「あらゆる神々は唯一神サン・ヒャン・ウィディが、様々な形で具現化したものである」
と考えられた。
女性原理(pradhana)と男性原理(purisa)の結合という意味で、プラダナ・プルサ(pradhana purusa)と呼ばれることもある。
バリ島のガネーシャとガルーダ
■ガルダ(Garuda)は、インド神話に登場する神鳥。英語やインドネシア語などではガルーダという。カシュヤパとヴィナターの息子で、ヴィシュヌのヴァーハナ(神の乗り物)である。 その一族はインド神話において人々に恐れられる蛇・竜のたぐい(ナーガ族)と敵対関係にあり、それらを退治する聖鳥として崇拝されている。これは、インドにおいて猛禽類や孔雀は蛇を食べると解釈されていたことによるものらしい。単に鷲の姿で描かれたり、人間に翼が生えた姿で描かれたりもするが、基本的には人間の胴体と鷲の頭部・嘴・翼・爪を持つ、翼は赤く全身は黄金色に輝く巨大な鳥として描かれる。 インドネシアの国章は「ガルーダ・パンチャシラ」。
インド神話の神・ヴィシュヌとガルーダ |
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ヒンドゥー教の神のガネーシャの像 |
■ガネーシャは、インド神話・ヒンドゥー教の神の一柱。その名はサンスクリットで「群衆(ガナ)の主(イーシャ)」を意味する。同じ意味でガナパティとも呼ばれる。また現代ヒンディー語では同じデーヴァナーガリー綴りでもガネーシュ、ガンパティ(ガンパチ)などと発音される。英語風に訛ればガーネッシュ(Ganesh)などともなる。太鼓腹の人間の身体に 片方の牙の折れた象の頭をもった神で、4本の腕をもつ。障害を取り去り、また財産をもたらすと言われ、商業の神・学問の神とされる。インドのマハラシュトラ州を中心にデカン高原一帯で多く信仰されている。 |
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ガネーシャの大きな像(高さ6-7m) このガネーシャの像や祠の大きさは |
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[切手のリンク:アジア切手|デッドカントリー切手|アジアの世界遺産|神仏像|民族衣装 ] |
参考 ) 狛犬(こまいぬ)とは、獅子や犬に似た日本の獣で、想像上の生物とされる。像として神社や寺院の入口の両脇、あるいは本殿・本堂の正面左右などに一対で向き合う形、または守るべき寺社に背を向け、参拝者と正対する形で置かれる事が多く、またその際には無角の獅子と有角の狛犬とが一対とされる。 狛犬に類似する想像上の獣
をここでは、ガーディアンと呼んでいます。
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