世界の衣装(コスチューム・ファッション)・民族衣装の切手のトップ
世界の衣装(コスチューム・ファッション)・民族衣装(ethnic costume、Folk costume)の切手です。民族衣装の魅力に迫るとき、やはりとりどりの美しいデザインや文様(模様)にたどり着くと思います。民族衣装というのも、やはり、国家のアイデンティティーとして象徴的な役割があるのだろうと思います。その国をシンボルにした模様、その国の宗教的な意味あいを持つ模様、その民俗特有に伝わる模様・・・。不思議なことに、私にはそれらの模様が民族衣装自体の魅力を更に高めていると感じます。特に美しいものには感嘆物の、芸術的とさえ思われる極彩色の精緻な刺繍や染料の使い方の技術が施され、決して他民族には真似できない所から、その民俗の誇りとなって表れ、皆が皆、その技術を自負するのです。仮面(マスク)・帽子や髪飾り、ヘアスタイル・メイクアップ(化粧)も独特です。矢張り各国の女性の衣装や髪形は艶やかですね。中南米のスリナムも追加しました。日本は早嫁が着る着物は有りますが、沖縄では民族舞踊で使われる衣装が多数発行されていますのでそれを利用しています。 髪飾りやくまどり等は仮面(マスク)切手の頁に移しました。日本の衣装切手は、日本に関する切手の各頁で掲載してます。 参考:『Folk costume』、『世界の民族衣装一覧(Wikipedia)』
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民族衣装(ethnic costume)・衣装の切手 |
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■衣装・仮面・舞踊関連の切手の索引 [ 衣装切手のトップ (アジア編|オセアニア編|アフリカ大陸編|アメリカ大陸編|
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世界の女性を中心とした衣装や民族衣装、コスチューム・ファッションのトップページ(当ページ) |
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アジア編| |
琉球舞踊の衣装 |
アジア・オセアニアの女性を中心とした衣装や民族衣装、コスチューム・ファッション。日本は早嫁が着る着物は有りますが、沖縄では民族舞踊で使われる衣装が多数発行されていますのでそれを利用しています。日本の衣装切手は、日本に関する切手の各頁で掲載してます。しかし今日、多くの国では結婚式でさえ伝統的な衣裳は着られなくなり、せっかくの民族固有性も廃れてしまい意味が無くなっていくかもしれないと思うと、とても残念です。日本で例えるならば、あの神前で挙げる結婚式のなんとも言え無い凛とした独特の雰囲気は、今日では味わえる機会が少なくなってしまったのではないでしょうか。イスラム教徒は、毛や絹の四角い布に頭や腕を通す穴を開けたアバを着用する。女性は肌を隠さなければならないので、チャドルと呼ばれる衣装は目の部分以外の全身をすっぽり覆う形になっている。 |
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ルワンダの女性 |
アルジェリア |
アフリカ大陸の女性を中心とした衣装や民族衣装、コスチューム・ファッション。アフリカの少数民族の特徴は、他の大陸の民族に比べて明らかに原始的な生活を営んでいる点。裸に近い形で生活をしている人も多く、見た目のインパクトが大きい。ケニアのマサイ族、ナミビアのサン族、サハラ砂漠に住むトゥアレグなど本来は定住せず、狩猟および牛・羊・ヤギ等の家畜の遊牧で生計を立てる遊牧民が多い。アフリカの中でも圧倒的に少数民族が多いのがエチオピア、南部地域にはムルシ族、バンナ族など多くの特徴的な少数民族が住む。西アフリカは東アフリカに比べて音楽や派手な民族衣装など文化的な特徴をもつ民族が多い。北アフリカでは西アジアと同様にイスラム的なターバン、ハイクなどが着用される。熱帯アフリカでは1枚の布を体にかけたり、巻いたりするスタイルが発達した。 |
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カナダインディアン |
ジャマイカの民族衣装 |
南北アメリカ大陸の女性を中心とした衣装や民族衣装、コスチューム・ファッション。ではアメリカ文化なるものの中に民族衣装はあるか?アメリカ大陸の先住民族はアメリカインディアンで、これらの人々には当然素晴らしい民族衣装があります。でも残念ながら今のアメリカはこれらの先住民族が支配する国ではありません。ではやはりアメリカの民族衣装はないのか?いえあるのです。世界中からの移民(大半はヨーロッパからの)の国で、しかも230年しか経っていない国で、伝統民族衣装がある?そんなの聞いた事がない?それは何かと言いますと、「GパンとTシャツ」、それと「短パンとスニーカー」なのです。そうです、これこそ実にアメリカの民族衣装なのです。中南米は民族衣装が多いです。南アメリカの先住民の衣装では、貫頭衣であるポンチョが代表的である。イヌイットが着ていたアノラックは現代の衣装にも影響を与えている。また、アフリカから奴隷として連れてこられたため、アフリカの衣装の影響も受けている。 |
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ヨーロッパ編 |
スイス発行 |
ヨーロッパの女性を中心とした衣装や民族衣装、コスチューム・ファッション。その中でも私が興味を惹くものはカーニバルで有名なスペインです。スペインでは華やかさや格好よさは最も重要と言われ、闘牛士はそれを代表する競技であると言っても過言ではないと思います。そのため、男性は動きやすくぴったりとしたズボンをはき、腰の上までの短いベストと上着を着ます。フラメンコ踊りも有名で、女性の服装には何段もの長い(または短い)ひだのついたドレスを着ます。今にも踊りだしそうなひらひらとした衣裳は、お祭りが盛んで陽気な人々が集うスペイン特有のものだと思います。そもそも洋服がヨーロッパの民族衣装から生まれたものであるため、基本的には洋服である。刺繍や装飾などで民族色を出すことが多い。スコットランドの男性用スカートであるキルトや、ロシアのサラファン、ルバシカがよく知られている。イタリア・オランダ・ギリシャ・ブルガリア・ロシア・エストニア・リトアニア・イギリス・ドイツ・オーストリア・フランス・フィンランド。など様々な国のものが長年時間をかけ今日のかたちになっているものが洋服である。 |
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世界の代表的な民族衣装 |
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仮面・髪飾り・ダンス・バレエ・タペストリ・ラグ |
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チェコスロバキアの |
芸術家・岡本太郎の著書の中に「人間の顔は仮面である」の一文があり、衣装・化粧の分類から人面は外しこちらのページで取り上げてます。京劇や歌舞伎でのくまどり(京劇や日本の歌舞伎独特の化粧法【けしょうほう】・メイクアップです。)の切手が中国や台湾で多いですが、こちらに収録しました。メイクアップもくまどりと同様に判断してます。飽くまで儀式や祭礼の際、若しくは日本で言う能面等の芸能用の仮面を本ページでは採用する。 |
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仏領ポリネシアの少女と髪飾り |
世界の女性の髪飾り・ヘアスタイルや身の周りを飾るアクセサリ・帽子等の装飾品の切手です。髪飾りは矢張り綺麗ですね。華やかさが増します。南国では色鮮やかな花々は自然の葉が髪飾りになるようです。帽子の系統やネックレス等のアクセサリー、ヘアスタイルもこちらに収録しました。もちろん鏡の前で何時間も過ごすというのは女性なら洋の東西を問わない習性(女性という種には遺伝子として組み込まれているのだ)だけれど、へアスタイルは矢張り黒人の女性のヘアスタイルや髪飾りはユニークです。世界で一番お洒落はアフリカの女性たちかも知れない。 |
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仏領ポリネシアのフラダンス |
舞踊とダンスの区分は、東洋的な衣装を着ての踊りを舞踊に、西洋的なフォークダンスや普段着を着ての踊りやフラダンスをダンスとしました。が、実際にはなかなか区別がつかないです。衣装の頁で民族舞踊に関係する民族衣装を採用している関係から、民族舞踊はそちらを中心としていますが、一部この頁にも重複しない分を入れてます。その範疇に入らないダンスやバレエ・ショー等の世界の切手を採用しました。アイスダンス(フィギア・スケート)はスポーツとの兼ね合いありますがこちらに。珍品としては中国文化大革命時代にバレエ切手が多数出来ています。今では殆ど入手困難な切手です。舞踊を描く最初の切手はネパールで発行されたシバ神を描いたもので1907年に発行されてます。舞踊の索引 [ 舞踊(民族舞踊)|ダンス|バレエやショー ] |
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手工芸品のタペストリ・ラグ等 |
タペストリ(フランス) |
タペストリー (Tapestry) は織物の一種で、壁掛けなどに使われる室内装飾用の織物。スペイン・ジローナ(Girona)大聖堂の「天地創造の刺繍布(タペストリー)」は圧巻です。タペストリーは英語で、仏語のタピストリーからきている。製織の技術では日本の綴織(つづれおり:平織の一種で、太い横糸で縦糸を包み込むことで、縦糸を見えなくして横糸だけで絵柄を表現する織物)に相当するものである。しかし、規模、用途、材料、様式などは東洋のものとはかなり異なり、完成までに3年を要する作品もある大変に高価な物であった。最盛期は中世末期であり、現在では、ゴブラン織とも呼ばれる。ラグは小型の模様が綺麗な敷物で、小型の敷物の総称。一畳から三畳未満のものを指す(一畳未満はマット)。 ラグやジュータンは昔のペルシャ、今のイランが有名です。レースはハンガリーのハラスレース含めてヨーロッパ諸国が有名です。 |
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■民族衣装はその形によって5つの形に分けられる。巻垂型は、人体にまといつける着装をするのが特色で、エジプトや古代ギリシャ・ローマの服装インドのサリー、ドーティ、タイのパーチュンガベンなどがある。貫頭型は頭を通してかぶって着る方式を言い、チリやタイのポンチョ、トルコのシャルワール、日本の千早などがある。現代一般に着用されるセーターやTシャツもこの形式に当てはまり広く着用されている。腰布型は腰のまわりのみに衣料を装着したものである。前開型は前が割れていて、前を合わせて着て、帯を締める着装を総称していう。東アジア一帯に分布する。体形型は人体の形に合わせた衣服を言う。これが最も発達したのはヨーロッパで運動に適し実生活に便利であるため広く世界中に利用されている。民族衣装は、流行服(ファッション)のデザインに影響を与えることもある。 |
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説明の補足ではフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を利用させていただきました。 | |||
CM(衣服、化粧) |
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