Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

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日本の美術切手|美術家別、サ行:西郷孤月 / 佐伯祐三 / 酒井抱一 / 佐々木象堂 /司馬江漢 / 昇亭北寿 /住吉具慶 / 鈴木其一 / 鈴木春信 / 鈴木百年 /雪舟 / 雪村 他。

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日本の美術切手(美術家別) サ行

 日本の絵画や人形・彫刻等の美術切手(美術家別、サ行)です。 美術家がハッキリしている絵画や浮世絵だけでなく水墨画・日本画・油絵・版画・彫刻等多数掲載してます。 繊細な筆タッチだけでなく、やはり日本人の感性に訴えるものがあります。 奈良時代から平安時代にかけて、中国や朝鮮半島などから渡来した技法や様式、あるいはそれに倣い日本で描かれた図画が「唐絵」と呼ばれた。これに対して日本的な主題を描くものが産まれ、「大和絵」と呼ばれ、別の頁(作品別)で掲載しています。 水墨画や狩野派の絵画・屏風絵も掲載中。 掲載美術家は予定も含め、西郷孤月 / 佐伯祐三 / 酒井抱一 / 佐々木象堂 /司馬江漢 / 昇亭北寿 /住吉具慶 / 鈴木其一 / 鈴木春信 / 鈴木百年 /雪舟 / 雪村 です。 

美術家の氏名のINDEX あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 / 作品別(大和絵・日本画) 国宝・工芸

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さ行(日本の美術家)

掲載美術家は予定も含め、
西郷孤月 / 佐伯祐三 / 酒井抱一 / 佐々木象堂 /司馬江漢 / 昇亭北寿 /住吉具慶 / 鈴木其一 / 鈴木春信 / 鈴木百年 /雪舟 / 雪村

酒井抱一

■酒井 抱一(さかい ほういつ、 宝暦11年7月1日(1761年8月1日) - 文政11年11月29日(1829年1月4日))は、江戸時代後期の絵師。権大僧都。本名は忠因(ただなお)、幼名は善次、通称は栄八、字は暉真。鶯村、雨華庵とも号する。狂歌での名前は、尻焼猿人。姫路藩主・酒井忠以(ただざね)の弟。代表作の銀屏風「風雨草花図」(「夏秋草図屏風」の題名で広く知られる)は、一橋徳川家がかつて所持していたもので、俵屋宗達の名作に影響を受けた光琳の金屏風「風神雷神図」(重要文化財)の裏面に描かれたものである(現在は保存上の観点から「風神雷神図」とは別々に表装されている)。風神図の裏には風に翻弄される秋草を、雷神図の裏には驟雨に濡れる夏草を描き、「風神雷神図」と見事な照応を示している。酒井抱一は,花鳥図や草花図を得意とし,琳派芸術の再興を志して豊かな叙情性と装飾性を追求し,独自の画風を示した。

酒井抱一・「夏秋草図」 大阪万博

酒井抱一・「夏秋草図」

酒井 抱一・四季花鳥図巻(部分)  酒井 抱一・四季花鳥図巻(部分)  酒井 抱一・四季花鳥図巻(部分)

酒井 抱一・四季花鳥図巻(部分)  酒井 抱一・四季花鳥図巻(部分)  酒井 抱一・四季花鳥図巻(部分)

四季花鳥図巻 酒井抱一画(東京国立博物館蔵)  上段左から 1 福寿草(四季花鳥図巻(部分)) 、2 桜草(四季花鳥図巻(部分)) 、3 菫と木瓜(四季花鳥図巻(部分)) 、4 土筆(四季花鳥図巻(部分)) 、5 藤(四季花鳥図巻(部分)) 、6 垂れ桜と燕(四季花鳥図巻(部分)) 、7 額紫陽花(四季花鳥図巻(部分)) 、8 辛夷(四季花鳥図巻(部分)) 、9 河骨と鷭(四季花鳥図巻(部分)) 、10 牡丹と芍薬と蝶(四季花鳥図巻(部分))
日本郵政公社設立 発行日平成15(2003)年4月1日(火)

四季花鳥図巻 酒井抱一画(東京国立博物館蔵)  1 福寿草(四季花鳥図巻(部分)) 、2 桜草(四季花鳥図巻(部分)) 、3 菫と木瓜(四季花鳥図巻(部分)) 、4 土筆(四季花鳥図巻(部分)) 、5 藤(四季花鳥図巻(部分)) 、6 垂れ桜と燕(四季花鳥図巻(部分)) 、7 額紫陽花(四季花鳥図巻(部分)) 、8 辛夷(四季花鳥図巻(部分)) 、9 河骨と鷭(四季花鳥図巻(部分)) 、10 牡丹と芍薬と蝶(四季花鳥図巻(部分))

酒井抱一筆「十二ヵ月花鳥図屏風」六曲一双(部分)より 向日葵、芙蓉、菊、椿、桜と鶯 (出光美術館蔵)

酒井抱一筆「十二ヵ月花鳥図屏風」六曲一双(部分)より 向日葵、芙蓉、菊、椿、桜と鶯  酒井抱一筆「十二ヵ月花鳥図屏風」六曲一双(部分)より 向日葵、芙蓉、菊、椿、桜と鶯  酒井抱一筆「十二ヵ月花鳥図屏風」六曲一双(部分)より 向日葵、芙蓉、菊、椿、桜と鶯

酒井抱一筆「十二ヵ月花鳥図屏風」六曲一双(部分)より 牡丹、燕子花、紫陽花

酒井抱一・桜・「雪月花図」

酒井抱一筆「十二ヵ月花鳥図屏風」六曲一双(部分)より 牡丹、燕子花、紫陽花  酒井抱一筆「十二ヵ月花鳥図屏風」六曲一双(部分)より 牡丹、燕子花、紫陽花 酒井抱一・桜・「雪月花図」

江戸琳派の創始者である酒井抱一の代表作「十二ヶ月花鳥図」は、皇室の御物とされている国宝級の名品です。該当の屏風は出光美術館蔵。 画は初め狩野(かのう)派、南蘋(なんぴん)派の花鳥画風、浮世絵、円山派、土佐派など広く学んだが、尾形光琳の作品に感動し、その復興に専念した。

「四季花鳥図巻」は、春夏及び秋冬の二巻仕立てで構成された豊饒華麗な花鳥図巻で、鮮明な色彩美の他に、曲線等が効果的に用いられ、それらに生き生きとしたリズムがつけ加えられています。

Sakai Hooitsu (酒井 抱一, 1761-1828) was a Japanese painter of the Rimpa school. He is famous for reviving the style and popularity of Ogata Koorin, and for creating a number of reproductions of Koorin's work.
Hooitsu's style shows elements of the realism of ukiyo-e, but resembles particularly the decorative style of Ogata Koorin, which Hooitsu took major steps to revive. 

四季花鳥図(カマキリ)
酒井抱一 『四季花鳥図巻』

四季花鳥図(カマキリ)

佐伯祐三

佐伯祐三・テラスの広告

■佐伯 祐三(さえき ゆうぞう、1898年4月28日 - 1928年8月16日)は、大正〜昭和初期の洋美術家。大阪市生まれ。佐伯はその後満30歳で死去するまでの6年足らずの美術家生活の間、2回パリに滞在し、代表作の多くはパリで描かれている。

佐伯祐三・テラスの広告 油絵

西郷弧月

西郷弧月・「春暖」

■西郷 孤月(さいごう こげつ、1873年9月23日 - 1912年8月31日)は、明治期の日本美術家、美術教育家である。本名は規(めぐる)。長野県松本市生まれ。日本美術院の創設者のひとり。松本藩士の子として生まれる。下村観山、横山大観らとともに東京美術学校の第一期生として学ぶ。研究科に進学し在学中に助教授となるも、1898年(明治31年)に岡倉天心が東京美術学校を辞任するのに従い辞職し、日本美術院の設立に尽力した。

日本の馬と文化 西郷弧月・春暖 絵画

鈴木春信

鈴木春信・まりつき

鈴木春信・文読み

■鈴木 春信(すずきはるのぶ、 享保10年(1725年)? - 明和7年6月15日(1770年7月7日)は、江戸時代中期の浮世絵師。細身、可憐で繊細な表情の女性像で知られる美人画浮世絵師。浮世絵版画における「錦絵」技法の大成者としても知られる。江戸神田白壁町の戸主(家主)。平賀源内の友人。宝暦10年ごろから急逝するまで、浮世絵師として活躍した。中判(約28 × 20cm)とよばれる正方形に近い画面を愛用し、春信様式ともよぶべき独特の可憐・華奢(きゃしゃ)な人物像をあみだした。また、古典的な和歌、物語、故事などを当世の風俗でえがく「見立て」の趣向を積極的にとりいれて、抒情(じょじょう)的な画面をつくりだした。 その他の浮世絵等はこちらのページに掲載しました。

鈴木春信・まりつき 浮世絵 鈴木春信・文読み 浮世絵

鈴木春信・見立夕顔

鈴木春信・見立夕顔 浮世絵

鈴木其一

鈴木 其一(すずき きいつ、男性、寛政8年(1796年)4月 - 安政5年9月10日(1858年10月16日))は、江戸時代後期の絵師。江戸琳派の祖、酒井抱一の弟子で、その最も著名な事実上の後継者である。 代表作は『朝顔図屏風』(メトロポリタン美術館) 、『夏秋渓流図』(根津美術館) 、『群鶴図屏風』(ファインバーグコレクション) 、『漁樵図屏風』(プライスコレクション) がある。

鈴木其一・菊
・「双鶴春秋花奔図」

鈴木其一・百合
・「夏秋渓流花木図屏風」

鈴木其一筆「四季花木図屏風」六曲一双(左隻部分)より
楓-T、楓-U(出光美術館蔵)

鈴木其一・菊・「双鶴春秋花奔図」 鈴木其一・百合・「夏秋渓流花木図屏風」 鈴木其一筆「四季花木図屏風」六曲一双(左隻部分)より楓-T、楓-U 鈴木其一筆「四季花木図屏風」六曲一双(左隻部分)より楓-T、楓-U

鈴木 其一|『朝顔図屏風』 (メトロポリタン美術館) 六曲一双 紙本金地著色

鈴木 其一|『朝顔図屏風』 (メトロポリタン美術館) 六曲一双 紙本金地著色 鈴木 其一|『朝顔図屏風』 (メトロポリタン美術館) 六曲一双 紙本金地著色

雪村

雪村・松鷹図 ●

■雪村(せっそん、永正元年(1504年)? - 天正17年(1589年)頃)は、室町時代後期の、水墨美術家。戦国時代を生きた絵師で僧侶。雪村周継とも称す。常陸国部垂(茨城県常陸大宮市)に佐竹氏の一族として生まれる。名前から分かるように、雪村自身、雪舟を強く意識し尊敬していたようだが、画風に影響を受けなかった。関東の水墨画のなかでも極めて独自性が高い画風を確立した。後の尾形光琳は雪村を好み、模写を幾つも試みている。

雪村周継・「松鷹図」(部分)

雪村・松鷹図 水墨画 雪村周継・「松鷹図」(部分)

雪舟

雪舟(水墨美術家)

雪舟・国宝・『秋冬山水図』 ●

■雪舟(せっしゅう、1420年(応永27年) - 1506年(永正3年))は号で、15世紀後半室町時代に活躍した水墨美術家・禅僧で、画聖とも称えられる。日本の水墨画を一変させた。諱は「等楊(とうよう)」、もしくは「拙宗(せっしゅう)」と号した。 備中国に生まれ、京都・相国寺に入ってから周防国に移る。その後遣明使に随行して中国(明)に渡って中国の水墨画を学んだ。

雪舟(水墨美術家)

ルーマニアで発行された雪舟

雪舟・国宝・秋冬山水図 水墨画 室町時代

雪舟の作品は数多く、中国風の山水画だけでなく人物画や花鳥画もよくした。大胆な構図と力強い筆線は非常に個性的な画風を作り出している。現存する作品のうち6点が国宝に指定されている。


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