獰猛な熊・ヒグマや動物園の人気者のホッキョクグマなどのクマの切手
哺乳綱ネコ目(食肉目)クマ科の獰猛な熊・ヒグマ・ホッキョクグマ(別名は白熊、「地上最大の肉食獣」)の切手です。 熊はどこの動物園にも居ますね。 熊の中での最大種はヒグマもしくはホッキョクグマで体長300cm、最小種マレーグマでも体長100-150cmとネコ目内でも大型種で構成される。ツキノワグマに比べ、ヒグマは日本でも被害が多数出ています。一般に、密に生えた毛皮と短い尾・太くて短い四肢と大きな体、すぐれた嗅覚と聴覚をもつ。主に森林に生息するが、ホッキョクグマは氷原に生息する。秋期に豊富に栄養を摂って、冬季には冬ごもりを行う種もいる。冬ごもり中は冬眠と異なり体温の低下は見られず意識はあるものとされ、主に植物食傾向の強い雑食だが、ホッキョクグマ(アザラシ等)やナマケグマ(シロアリ等)は動物食傾向が強い。温暖化や長雨の現象から、日本の住宅地にも最近は出没しています。ジャイアントパンダもクマ科であるが別のページに掲載しました。昨今では温暖化の影響もあり、北上してきたヒグマと陸地に上がってきたホッキョクグマの生息域が重なり「ハイブリッド」と呼ばれるヒグマとホッキョクグマの交配種が確認されている。最近はマレーグマが人気です。 北海道・登別のクマ牧場や旭山動物園のホッキョクグマの写真も掲載。
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熊(クマ)・ヒグマ・ホッキョクグマ |
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ベトナムのクマ(1961年) |
ツキノワグマ(ヒマラヤグマ、Selenarctos thibetanus) |
日本・熊(ふみの日) |
モンゴルの熊・ツキノワグマ |
■ヒグマ(羆、樋熊・学名Ursus arctos)は、北アメリカ北西部に生息するハイイログマ(グリズリー、U. a. horribilis)、アラスカに生息するコディアックヒグマ(Kodiac Bear U. a. middendorfii)、北海道に生息するエゾヒグマ(U. a. yesoensis)など、いくつかの亜種が存在する。絶滅した亜種に、メキシコハイイログマ(U. a. nelsoni)とカリフォルニアハイイログマ(U. a. californicus)がある。また、アフリカ大陸北部の地中海沿いのアトラス山脈周辺にも、19世紀までは、アトラスヒグマ(U. a. crowtheri)という亜種が生息していた。 中でも有名なのが、アラスカ沿岸のコディアック島と、ロシアの極東カムチャツカ半島に生息するヒグマで、共に500kg以上の個体が記録されている。エゾヒグマでも500kg以上の確認されている。軽自動車並みの重量です。またヒグマは知力や学習能力も高く要注意の熊です。 |
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ヒグマ(羆、日本) |
ブータンの熊(3D立体切手) |
幻の国タンヌツーバの熊切手 |
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ブータンはツキノワグマですね。 |
グリズリー:えさの少ない環境に生息するためか、気性が荒い。単独あるいは母子2〜3頭で行動し、群れはつくらない。雑食性で、シカやバイソンを食べた例も報告されている。 |
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■ツキノワグマ(月輪熊、Ursus thibetanus)は、ユーラシア大陸東部、台湾と日本(本州、四国)だけに住む熊で固有亜種です。ツキノワグマには、樹皮を根元から2-3mにわたり剥ぎ取り縦方向に爪痕や歯痕を残す、樹皮剥ぎ(クマ剥ぎ)という習性がある。 |
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ヒグマの子供と親(スウェーデン、1993年) |
エゾヒグマ (URSUS ARCTOS YESOENSIS、モンゴル) |
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■エゾヒグマ(哺乳網・ネコ目(食肉目)・クマ科)は、日本の北海道のみに生息し、毛色は黒っぽい色、褐色などがいます。大きいものは2m位で、体重は300kg近くに及びます。クマは一般的に視覚と聴覚は劣るとされていますが、嗅覚は優れています。雑食性で、木の実などを食べますが、同じく日本(本州・四国)に生息するツキノワグマに比べると肉食性が強いと思われます。しかし主食はやはり果実や植物と思われます。 |
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ヒグマ(ポーランド、1965年) |
ヒグマ(羆、Brown Bear) |
マレーグマ |
ヒグマ(スウェーデン、1978年) |
Ursus arctos |
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■マレーグマ(馬来熊、Helarctos malayanus)は、動物界脊索動物門哺乳綱食肉目クマ科マレーグマ属に分類されるクマ。体長100-150cm。体重25-65kgとクマ科最小種。その小ささのために英語では"Dog bear"(犬熊の意)と呼ばれることがある。全身は黒く光沢のある短い体毛で覆われる。農作物を食害する害獣。害獣としての駆除や、毛皮や漢方薬目的の乱獲等により生息数は減少している。 |
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ヨーロッパヒグマ |
ヒグマ(Brown Bear、ルーマニア) |
動物園のクマの兄弟 |
エゾヒグマ(蝦夷羆、Hokkaido Brown Bear)、リベリア |
■ホッキョクグマ(北極熊、Polar bear、シロクマ、Ursus maritimus)は、哺乳綱食肉目クマ科に分類されるクマ。動物愛護管理法の規定による特定動物。、ヒグマ以上に巨大化することも多々あることから「地上最大の肉食獣」と称される事も多い。
野生下では主にアザラシなどを主食とし、植物性のスゲや昆布なども食べる。全身が白い体毛に覆われているため、シロクマ(白熊)とも呼ばれる。ホッキョクグマはヒグマの近縁種であり、生殖的隔離が存在しない。通常北極圏ではヒグマは陸、ホッキョクグマは海と生息域がことなり混血の機会はないが、自然環境でも両者の混血の発生事例が報告されており、地球温暖化の影響が懸念されている。 |
しろくまラルス(スイス,2008) |
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ワルシャワ動物園の |
ウスェーデンの白熊(シロクマ) |
ニュージーランドのホッキョクグマ |
モンゴルのホッキョクグマ |
親子 |
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ホッキョクグマ(北朝鮮) |
ホッキョクグマ(アメリカ、1971年) |
シロクマ (polar bear、Ursus maritimus、米国) |
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極地のバイキング(デンマーク領グリーンランド、2000年) ホッキョクグマ(polar bear) |
ホッキョクグマ (ノルウェー,1925年) |
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■ホッキョクグマは、近年、地球温暖化の影響により絶滅の危機が高まっているという意見が出始め、IUCNレッドリスト2006年版では、それまでの「保護対策依存種」(LR/cd)から、さらに絶滅のおそれの高い「危急種」(VU)に変更された。 |
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ご注意)画像の無断転用はお断りします。 (クリックで拡大) | |||
北海道・登別のクマの写真(1990年代後半) |
北海道・旭川・旭山動物園のホッキョクグマの写真 |
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登別・熊牧場のクマ達 (詳細は こちら ) 登別・ヒグマ博物館 |
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■旭川市旭山動物園(あさひかわしあさひやまどうぶつえん)は、北海道旭川市にある日本最北の動物園。動物の自然な生態が見られる行動展示を実施して、一躍有名になった。上野動物園に次いで国内2位、世界レベルでも上位の入場者数を誇る。寒冷地域に生息する動物の飼育繁殖に実績があり、旭山動物園が国内で初めて飼育下での自然繁殖に成功した動物にホッキョクグマ、アムールヒョウ、コノハズクなどがある。 |
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森林火災防止運動 |
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環境の趨勢(国連GN、1993年) 白熊、鯨、ゾウアザラシ、ペンギン 温暖化 |
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獰猛な熊・ヒグマや動物園の人気者のホッキョクグマなどのクマの切手 |