ネコ科の動物 虎(トラ)・豹(ヒョウ)・ライオン等の切手
ネコ科(学名:familia Felidae、英語名:Felids)の動物 虎(トラ、タイガー、Tiger)、豹(ヒョウ、Leopard)、百獣の王・ライオン(Lion)、チータ、リンクス(Lynx,オオヤマネコ)、山猫(ヤマネコ)、チータ、ピューマ、ユキヒョウ、ジャガー等の切手です。ネコ科 (Felidae) は、脊椎動物亜門 哺乳綱 ネコ目(食肉目)に属する動物の一科。最初のネコ科の動物が現れたのは始新世のことであり、4000万年ほど昔のことである。人間にとってもっとも身近な種であるイエネコが人間に飼われ始めたのは4000〜7000年前からとされている。ネコ科の種は幅広い環境に適応しており、アフリカからアジア、南北アメリカにわたって野生の個体が生息している。生育地の多くは保護されており、猟などは禁止されている。現在、日本のイリオモテヤマネコやイランのチータ、カラカル、ジョフロワネコ、中国のアモイトラ等は絶滅の危機に瀕しています。ハイエナはその他の哺乳動物で掲載。ライオンはアフリカはもちろんのことインド、中東、ヨーロッパまで生息範囲は広かったが、各地で絶滅し、インドのギルの森とアフリカのみの生息になっているのがインドの切手(アジアライオン)で分かりました。マングースも、ネコ目(食肉目)です。いずれも動物園では良く見かける動物です。北海道・旭山動物園、円山動物園の動物も掲載。 |
哺乳類(海洋生物除く)の切手の索引 [ 哺乳類・爬虫類・両生類・節足動物トップ |犬|家畜(牛・豚・いのしし)|馬・シマウマ・ロバ| |
|||
虎(トラ)・豹(ヒョウ)・ライオンなどのネコ科の動物 |
|||
■ネコ科の動物は肉食であるため、狩りに適した身体的特徴をもつ。目は体の前方を向き、立体視が可能で、獲物までの距離を正確に測ることができる。網膜内に光の反射層(タペータム)があり、弱い光でも感知できる構造の目になっている。そのため暗いところでネコ科の動物の目は光って見える。これは多くは元々夜行性であり、森で活動していたためと考えられている。瞳孔が明るさに応じて開いたり閉じたりし、明るさの変化への適応が速い。犬歯は大きく、裂肉歯も鋭く短く大きい口吻により咬む力は相当強い。体長に比べ筋肉質であり、特に非常に強力な後ろ足をもつ。 |
|||
カンボジアの野生の猫科の動物 |
|||
ヤマネコ(Felis silvestris) アフリカの野生の猫(Felis libyca) |
カラカル(Felis caracal) |
絶滅危惧種・ジョフロワネコ |
|
■カラカル(Caracal caracal)は、哺乳綱食肉目ネコ科カラカル属に分類されるネコ。本種のみでカラカル属を形成する。特定動物、絶滅危惧種。体長55-90cm、尾長20-30cm、体重8-23kgで、長くほっそりした四肢を持つ。体毛は短く、地色は赤褐色で顎、胸、腹にかけて白色である。耳は三角形で大きく黒く、先端に特徴的な房毛がある。 |
|||
マルブレッド・キャット(タイ) |
ヒョウ(タイ) |
アメリカ のトラの切手 |
ベトナムのジャガー |
イラン生息の動物(チータ、Acinonyx jubatus) |
■アジアで唯一イランに数十頭が生息している。近年、チーターの数は減少を続け、人々のチーターへのイメージも変ってしまった。チーターの暮らしや習性についての人々の理解は狭まり、徐々にチーターが危険で有害な生き物であるかのように理解されるようになっていった。チーターが人を襲ったことなど、これまでなかったということを。チーターはイヌの群れに襲いかかるようなことすらないのだ。チーターは美しく、そして無害なネコ科の動物だ。彼らは人を襲うどころか、人や群をなしたイヌを恐れてしまうような動物である。我が国の多くの人々、特にこの無害な動物が生息している地域に住んでいる人々は、残念なことに、このことを知らない。この地域に生息するチーターが殺されたというニュースも、これまで何度か耳にしてきた。その一方で、チーターは今や絶滅の危機にある動物であり、国際自然保護連合のレッド・リスト(絶滅危惧種)に指定されている。アジア・チーターは世界でもっとも俊敏な動物である。この動物は、たった二秒で、止まった状態から時速75キロに達することができ、最高で時速110キロで走ることができるのだ!さらに、時速110キロで走っている瞬間、歩幅は7メートルにまでなる!しかしこの信じられない速度を実現するためには、多くのエネルギーが必要となる。そのため、この速度で走り続けることが出来るのは、400-500メートルほどである。 |
||
スウェーデンのトラの切手 |
豹と人間(ダホメー、1963年) |
日本・イリオモテヤマネコ |
|
絶滅危惧種 |
|||
ベンガルトラ(P. t. tigris、ネパール) トラ(ニュージーランド) |
ヒョウ(アンゴラ、1953年) |
リンクスの親子(ソ連) |
|
■トラ(虎、Panthera tigris)はインドネシアや中国、ロシアやその周辺の国に分布し、ネコ目(食肉目)ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。種類は@P. t. altaica シベリアトラ
AP. t. amoyensis アモイトラ BP. t. tigris ベンガルトラ CP. t. sumatrae スマトラトラ DP.
t. corbetti インドシナトラ の5種類に大別される。白化型(ホワイトタイガー)も多数おり、昔は白虎として崇拝された。虎の食性は動物食で、主に哺乳類(小型から中型のシカ、イノシシ)などを食べるが、大型のシカやガウル、アジアゾウやサイの幼獣などの大型の獲物、昆虫や果実、種子を食べることもある。家畜や人間を捕食することもある。繁殖形態は胎生。また、虎の妊娠期間は100-108日。1回に2-4頭の幼獣を産む。 |
|||
タイのネコ科の動物(トラやリンクス他) クリックで拡大 |
「竜虎図」・橋本雅邦 |
||
虎(シベリアトラ、ソ連、1964年) |
韓国の虎の天井画(1951年) |
ベンガルトラ |
親子の虎 |
■世界の虎の生息地域 P. t. は、Panthera tigris の略形。 韓国の虎はトラと言うよりか竜に近い絵となっています。朝鮮半島にはP. t. altaica シベリアトラ が生息します。 |
|||
トラ(南ベトナム、1971年) |
ベンガルトラ(ブータン、3D) |
北朝鮮のシベリアトラの切手 |
|
■ベンガルトラ(Panthera tigris tigris)は、インドを中心としてアジア各国に生息しており、トラの中ではシベリアトラに次いで2番目に大きい種類です。密猟や森林伐採など人間の活動により生存が脅かされており、1992年現在、インドに約3,000頭、バングラデシュに約300頭、ネパールに約100頭と言われています。全長オス270-310センチメートル、メス240-265センチメートル。体重オス180-258キログラム、メス110-160キログラム。 |
|||
モンゴルのネコ科の動物(1979年、画像クリックで拡大) |
|||
Otocokobus Manul(マスール) |
LYNX(オオヤマネコ) |
UNCIA(ユキヒョウ) |
PANTNERA Pardus(ヒョウ) |
中国のトラの絵画・絵葉書(拡大) |
チータ(オーストラリア) |
Pathera Tiger(トラ、モンゴル) |
|
バングラデシュ(東パキスタン)のベンガルトラ |
マレーシアのマレートラ(1979年) |
マラヤのマレートラ |
|
加刷 |
マレートラはベンガルトラ |
||
ベンガルトラ |
東北の虎(中国、1979年) |
ブータンの絶滅危惧種・ユキヒョウ(プリズム・立体切手) |
|
中国のユキヒョウ |
中国のユキヒョウ |
オオヤマネコ(Lynx、チェコ) |
チータ(チェコ) |
■ユキヒョウ Panthera uncia (雪豹)は、ネコ目(食肉目)ネコ科に属する哺乳動物。分類学上の位置づけは明確でなく、独立した属に分類し、学名 Uncia uncia とする考えもある。中央アジアの高原や高山地帯に生息する、非常に珍しい動物。全身は灰白色の長い毛で密に覆われ、黒い斑紋や縞模様がある。雪山の過酷な環境に適応し、独自の進化を遂げた。絶滅危惧種。 |
ロシアのシベリアトラ(P. t. altaica)の親子 |
||
ヤマネコ(スウェーデン、1993年) ユキヒョウ(Uncia uncia、スウェーデン、1997年) ユキヒョウの子供(スウェーデン、1997年) |
|||
オーストラリアのTiger Cat |
|||
オオヤマネコの子供 |
アフリカン・ゴールデン・キャット(スペイン領,Rio muni) |
カラカル |
ユキヒョウ(panthera uncia、 |
■カラカル(Caracal caracal)は、哺乳綱食肉目ネコ科カラカル属に分類されるネコ。 |
|||
ワイルド・キャット |
ヨーロッパヤマネコ、 |
■ヤマネコ(山猫、英:Wildcat, Wild cat, Wild-cat)とはヨーロッパ・西アジア・アフリカに分布する小型ネコ類の一種である。学名:Felis
silvestris。 |
|
自然保護 |
|||
■マングースは、ネコ目(食肉目) マングース科に属する動物の総称、日本に於いてはエジプトマングース属のジャワマングースがハブ対策として沖縄島、奄美大島に放獣され定住している。 |
|||
シーダーバレイの地図とユキヒョウ(ソ連) |
チーター(ポーランド) |
オオヤマネコ(Lynx、ポーランド) |
|
オオヤマネコ(Lynx、ルーマニア) |
チータ(モンゴル) |
動物園のヒョウの兄弟 |
|
ヒョウ(leopard、 |
ユキヒョウ(Uncia uncia、英領ジャージー)絶滅危惧種 |
斑点ジェネット(spotted Genet 、スペイン,1972年) |
エジプト・マングース |
■マングースは、ネコ目(食肉目) マングース科に属する動物の総称である。体長は23〜65cm、長い胴体と長い尾、短い脚が特徴で、体色は灰色または褐色である。 |
|||
ユキヒョウ(アフガニスタン) |
野生の猫(ベルリン、1968年) |
ブッシュ・ジェネット |
ヒョウ(南アフリカ、1954年) |
■ヒョウ(豹、Panthera pardus)は、アフリカ大陸、ユーラシア大陸南部から東部にかけて生息している。オスは体長140-180cm、メスは一回りないし二回り小さく120cmほど。尾が長く体長の半分以上もあり、オス95cm-110cm、メス70-83cmほどある。体重50-100kg。毛色は地色が淡黄色から黄褐色で腹や尾の下面の部分が白い。全身に黒斑があり、背中と体側面は斑の中が薄くなって梅の花のような形になっている。 |
|||
チータ(Acinonyx jubatus) |
ヒョウ(leopard、ギニア) |
ヨーロッパジェネット(Genetta genetta) |
|
■ヨーロッパジェネット(Genetta genetta)は、ジェネット属(Genetta Genus)、ジャコウネコ科(Viverridae Family)と食肉目(Carnivora Order)に属しています。夜行性。 |
|||
ピューマ(Easten Cougar、 |
ウンピョウ(雲豹、Neofelis nebulosa、Clouded leopard、 |
オオヤマネコ |
|
■ピューマ(学名、puma)は、 ネコ科に属する大型肉食獣。北アメリカ大陸のカナダから南アメリカ大陸南端のパタゴニア平原までの平地から標高3900mの高地まで、湿地の森林地帯から砂漠地方まで、非常に広い範囲の幅広い環境に適応し、生息している動物です。別名として
ポルトガル語からフランス語を経て伝わるクーガー (Cougar)、ヤマライオン (Mountain lion)、アメリカライオン (American
lion) などが一般的。 |
|||
金銭豹(アムールヒョウ)とピューマ カナダ,2005 |
金銭豹はアムールヒョウとも呼ばれ、中国東北部からロシア沿岸州に生息する。 ピューマはアメリカライオンとも呼ばれ、アメリカ大陸に広く生息する。カナダは一部が変形目打(カエデの葉)。 |
||
オーストンヘミガルス(Chrotogale owstoni)は、動物界脊索動物門哺乳綱ネコ目(食肉目)ジャコウネコ科オーストンヘミガルス属に分類される食肉類。本種のみでオーストンヘミガルス属を構成する。中華人民共和国(雲南省、広西チワン族自治区)、ベトナム北部、ラオスに分布する。体長56-72cm。尾長35-47cm。体重2.5-4kg。頭部は角張る。背面は灰色がかった黄褐色の体毛で覆われ、4本の横縞が入る。腹面は淡褐色の体毛で被われ、胸部から後肢基部にかけてオレンジ色の縦縞が入る。頸部や四肢には黒い斑点入り、頸部の斑点は筋状に並ぶ。尾には黒い帯模様が入り、先端は黒い体毛で被われる。門歯は幅広く、歯間に隙間が無い。第2大臼歯は大型で、咬頭が多い。 |
オーストンヘミガルスの生態(ベトナム,2005) 世界自然保護基金 |
||
|
|||
北海道・旭川・旭山動物園のトラとライオンの写真 |
(2009年12月 クリックで拡大) | ご注意)画像の無断転用はお断りします。 | |
アムールトラのノン |
アムールトラのノン |
||
アムールトラ(シベリアトラ)は、寒い地域(アムール川周辺)にすんでいる動物です。ですから、旭川の寒さはへっちゃらです! |
|||
雪の中のライオン・メスの「レイラ」 |
ライオンはアフリカにすんでいる動物です。旭川の冬は少しつらいかも・・・。なので、冬期開園中は、外に出す時間を夏より短くしています。 |
雪の中のアムールヒョウ |
アムールヒョウです。現在は「アテネ」・「キン」兄弟の2頭飼育しています。 「アテネ」・「キン」兄弟は、2005年に広島の安佐動物公園から旭山動物園にやってきました。 |
北海道・札幌・円山動物園のユキヒョウ、トラとライオンの写真 |
|||
ユキヒョウ |
ユキヒョウ(Uncia uncia) |
ライオンの家族 |
雪の中の孤独なライオン |
アムールトラの食事 |
メス・ライオンの食事 |
オス・ライオンの食事 |
リンクスの食事 |
■アムールトラ(シベリアトラ)は、アムール、ウスリ地方に生息し、トラのなかで、全長4m、体重350kgに達する最大級の亜種です。また生息数が激減し、ワシントン条約付属書1類の希少種です。札幌・円山動物園のHPはこちら。 |
|||
ライオン(アンゴラ、1953年) |
「平和」とイギリスのライオン |
北ベトナムのライオン |
ライオン(南アフリカ、1954年) |
■ライオン(Panthera leo)は、体長オス170-330cm、メス140-270cm。肩高オス120cm、メス110cm。尾長60-100cm。体重オス150-260kg、メス120-182kg。頭部は太くて短く、丸みを帯びる。背面は黄褐色、腹面は淡黄色の体毛で覆われる。出産直後の幼獣の体重は1-2kg。幼獣には暗色の斑紋が入るが、成長に伴い消失する。オスは頭部から頸部にかけて鬣(たてがみ)が発達する。 |
|||
Gir野生生物保護区のアジアライオン(インド、soruth、1929年) |
ライオン(ケニア・ウガンダ・ |
日本・ライオン(ふみの日) |
日本の動物園のライオン |
■インドライオン (アジアライオン、学名:Panthera leo persica) ライオンと言えば、アフリカを連想しますが、本種はライオンの1亜種でアフリカではなく、インド西部のギルの森(Gir Forest)というごく限られた地域にわずか300頭ほど生息しています。 |
|||
■インドライオン(補足):インドにすむライオンの亜種で、アフリカのライオンと比べると、やや小柄で概してたてがみが短かく尻尾の房毛が長いと言われています。また、下腹部にひだ状の皮膚のたるみがあることも違いの一つといわれています。アフリカのライオンと違って、主に林の中にすみ、単独で狩りをします。これは、獲物の大きさがアフリカのものと違うためで、昆虫類からハ虫類、大型草食獣まで様々なものを食べます。体調が優れない時は草を食べる事もあります。アジアのライオンは、かつては中近東からインドにかけて広く分布していましたが、狩猟や開発による生息域の破壊によって、現在はインドのギル森林保護区を中心に数百頭が残されているだけになってしまいました。体長:145〜250cm 、絶滅危惧IB類。(よこはま動物園・ズーラシアにもいます) |
|||
アフリカライオン |
映画ナルニア国物語「ライオンと魔女」(オーストリア、2005) |
ダンチヒ(Danzig)のライオン |
ライオン・シリーズ |
動物園のライオンの兄弟 |
ライオン(スワジランド,1979年) | ||
絶滅危惧種のクロアシネコ(ボツワナ) Felis nigripes クロアシネコ (Black-footed cat) |
|||
クロアシネコ(Black-footed Cat、ボツワナ、2005年) |
クロアシネコ(ボツワナ、2005年) |
||
■クロアシネコ(Black-footed Cat)は南アフリカ共和国、ナミビア、ボツワナ、そしてわずかにジンバブエにも分布する、小型の野生の猫である。カラハリ砂漠の半砂漠地帯やサバンナ地帯に点在する。平均的な体重は1.6kgで、現存する猫の中で最も小さいものの一つである。メスは1.3kgなのに対してオスは1.9kgくらいになる。体長は36-52cmで、加えて13-20cmの尾を持つ。肩高は約25cmである。体の大きさと比べて頭が大きい。毛はシナモンのような薄茶色から黄褐色で、はっきりした黒い斑点がある。肩からは筋が流れ、脚と尾のところで輪になっている。これらの斑紋はオスよりメスのほうがはっきりきている。名前が示唆するように、足の裏側は真っ黒である。歯の本数は28で、他の多くのネコ科の種に比べて上顎前臼歯が1対少ない。イリオモテヤマネコも同じ歯の特徴をもつ。クロアシネコは夜行性で夜に活動するため、滅多に見られない。日中はトビウサギの巣穴や、岩や低木の陰、シロアリの塚に隠れている。国際自然保護連合のレッドリストにも登録された。Felis nigripes クロアシネコ (Black-footed cat) |
|||
ハバナ動物園のネコ科の動物(キューバ、1977年) |
|||
黒ヒョウ(Black Panther) |
ピューマ(Puma concolor) |
ヒョウ(Leopard) |
トラ(Tiger) |
東ドイツのネコ科の動物の子供(1978年) |
|||
ライオンの子供 |
ヒョウの子供 |
トラの子供 |
ユキヒョウ(Uncia uncia)の子供 |
ラオスの野生のネコ科の動物(1981年) |
|||
スナドリネコ (Prionailurus viverrinus、Felis viverrinus、Fishing cat) 、カラカル(Felis caracal)、ヤマネコ(Felis silvestris) |
ウンピョウ(Neofelis nebulosa)、マレーヤマネコ (Prionailurus planiceps、Flat-headed cat) 、ジャングルキャット (Felis chaus,Jungle cat) |
||
■スナドリネコ(漁猫、学名:Prionailurus viverrinus、英語名:Fishing cat)は、食肉目(ネコ目)- ネコ亜目- ネコ科- ベンガルヤマネコ属(genus Prionailurus)中の1種に分類される比較的小型の哺乳類。あるいは異説でネコ属(genus
Felis)中の1種ともされ、その場合の学名は Felis viverrina 。インドネシアの島々からインドシナ半島、中国南部・インド地域にかけての沼沢地に生息する、ネコ科動物にあって特筆すべき魚食動物である。体長57〜86cm、尾長25〜33cm、体重5.5〜8.0kg。 |
|||
■マレーヤマネコ(Prionailurus planiceps、Flat-headed cat)は南西アジアに棲息する中型の野生の猫で、哺乳綱 - ネコ目(食肉目)- ネコ科 - ベンガルヤマネコ属。扁平な頭部を持つ事から、フラットヘッドキャット / フラットヘッデッドキャット (Flat-headed Cat) という別名をもつ。頭胴長約41 - 56cm、尾長13 - 17cmで、肩高は40cm弱、体重は約1.5 - 2.2kgである。ネコ科の中でもっとも小さい種の1つ。毛皮は濃い茶色で喉と脚に黒い斑点があるが、全体的には無地である。 |
ハクビシン(Paguma larvata、 |
■ハクビシン(白鼻芯、 中国語名 果子狸:クオツリー)は、ネコ目(食肉目)ジャコウネコ科に属する動物である。学名はPaguma larvata。その名の通り、額から鼻にかけて白い線があることが特徴である。東南アジアから中国を中心に分布している。日本に生息する唯一のジャコウネコ科の動物である。SARSの元凶と言われている。 |
|
■ネコ科動物のその他の特徴:ネコ科の動物の耳は頭の上部に位置し、目と同じく前面を向けることで人間の耳よりも高い指向性をもつ。種によっては100kHz(10万ヘルツ)までの帯域をカバーし、音によって獲物との距離を測ったり、音源を特定するための道具となっている。耳を動かして向きを変えたり、閉じたりすることができることも、ネコ科の動物の特徴である。 |
|||