世界の珍獣・パンダとコアラ、レッサーパンダの切手
世界の珍獣・ジャイアントパンダ(別名シロクログマ(白黒熊)、イロワケグマ(色分熊)。 中国では熊猫(ションマオ)または大熊猫(ダーションマオ)、オオパンダと呼ばれる)とコアラ、レッサーパンダの切手。いずれも人気の高い動物です。パンダ (panda) は、ネコ目(食肉目)内の、あるグループに属する動物の総称で、竹林を住処にし、笹や竹を主食にしている。 白と黒にはっきりと分かれた体毛が特徴である。コビトカバ(小人河馬、Choeropsis liberiensis)、オカピ(キリンのページに掲載)とともに世界三大珍獣に数えられる。 パンダは800万年前から生息していた事が化石から確認されており、白黒の模様は氷河期を生きる為の保護色であったと考えられている。環境適応能力が高く、生き延びる為に肉食から植物(笹、竹)を食べるようになった。コアラは生息地オーストラリア、体長60-85cm程度、ずんぐりとした体型で、体毛は厚く柔らかい。食性は草食性で30種程のみのユーカリの葉や芽が主食です。レッサーパンダは、主な生息地域は中華人民共和国、インド(アッサムなど)、ネパール、ブータン、ミャンマーで、果実、根、タケノコ、ドングリ、竹、昆虫などを食べる。 何れも珍獣というよりか可愛らしい動物です。日本のいろんな動物園・テーマパークで見かけます。最近では「天才!志村どうぶつ園(日本テレビ系)」でも有名になっています。"パンダ", "コアラ", "レッサーパンダ"のニュースを掲載中。
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パンダ(ジャイアントパンダの学名:Ailuropoda melanoleuca、熊猫 ) |
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■パンダ (panda) は、ネコ目(食肉目)内の、あるグループに属する動物の総称。現生種ではジャイアントパンダとレッサーパンダ(レッドパンダ)の2種が存在する。ここではジャイアントパンダを中心に。竹林を住処にし、笹や竹を主食にしているが、かつては他のクマ類と同様に肉食を含む雑食性であったと言われている。全長は120から150センチメートルで、立ち上がると170センチメートルになる。オスの体重は約100から150キログラム、メスは約80から120キログラムである。生まれた子どもの体重は通常100から200グラムと大人の約1000分の1しかない。目の周り、耳、四肢、背中の両肩の間の毛が黒く、他の部分は白色(クリーム色)である。 |
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オオパンダ(上段3枚、墨絵、1963年、特59) |
オオパンダ(1973年、革14 ) |
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オオパンダ(中国、1973年、革14 、墨絵風) 竹を食べるパンダ、親子のパンダ、兄弟のパンダ |
オオパンダ(1973年、革14 ) |
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香港のパンダと竹林 |
アメリカの笹を食べるパンダ |
中国のパンダの親子と笹 |
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中国のパンダの親子・竹を食べてる絵画 |
中国のパンダの切手の切手 |
モンゴルのジャイアントパンダ |
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ジャイアント・パンダ |
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(ニュージーランド) |
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可愛い中国のジャイアントパンダの切手(墨絵) |
■日本においては、1970年代にパンダの大ファンである黒柳徹子が紹介し、その後日中国交正常化により上野動物園に中国から2頭贈られたため、日本中にパンダ・ブームが起こった。1972年9月、日中国交正常化を記念して、中国政府から2頭のパンダ、カンカン(オス2才)とランラン(メス2才)が日本に贈られることが決まリました。受け入れ先が決まった上野動物園は、当時パンダは「幻の動物」と言われ日本国内の動物園関係者で飼育方法を知るものはいなかったため、急遽プロジェクトチームを作りました。今、日本でパンダのいる動物園・テーマパークは、兵庫県の神戸の『王子動物園』、和歌山県の白浜の『アドベンチャーワールド』、東京都の上野の『上野動物園』です。 |
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動物園のパンダとゾウ(日本) |
東京・上野動物園の |
ロシアのジャイアントパンダ |
ブータンのジャイアントパンダ |
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Ailuropoda melanoleuca |
立体切手 |
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ジャイアントパンダ |
ジャイアントパンダ |
■ジャイアントパンダは政治の道具としても使われてきました。中国政府は各国との関係発展のために相手国にパンダを贈呈する、いわゆる「パンダ外交」を展開してきた。これが転じて、アメリカなどでは親中派が「パンダ・ハガー(パンダを抱く人)」という蔑称で呼ばれることがあります。 |
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ジャイアントパンダ |
動物園のパンダの兄弟 |
ジャイアントパンダと竹(オーストリア、2003年) 拡大 | ||||
■パンダ(ジャイアントパンダ Ailuropoda melanoleuca (英:Giant Panda)は、中国四川省、陝西省などに生息する、ネコ目(食肉目)クマ科に属する動物)のふるさとは、中国の四川省西北部を中心とする陝西省南部、甘粛省南部にかけての高山地帯です。主に、海抜1800m〜3200mの湿気の多い竹林や、針葉樹と落葉広葉樹が交じり合って茂る森林に生息します。冬場には、海抜800mあたりまで降りてくることもあります。 |
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1977年にモンゴルで発行されたジャイアント・パンダの切手 |
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1974年にモンゴルで発行されたジャイアント・パンダの切手 |
中国から台湾に贈られたパンダのペア。竹林の中の、雄の団団(トァントァン)と雌の円円(ユェンユェン)。(台湾、2008年) |
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■中国から台湾に贈られたパンダのペア。雄の団団(トァントァン)と雌の円円(ユェンユェン)。 |
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パンダ(中国香港、2007年) |
パンダ(中国香港、2007年) |
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■2007年、香港の中国返還10年を記念して中国本土から贈呈された2頭のジャイアントパンダ、楽楽(Le Le:発音は「ラーラー」、「ルールー」とも)と盈盈(Ying
Ying:インイン)を描く。切手の売り上げは、四川大地震で被害を受けたパンダ施設の再建にあてるという。 |
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和歌山・アドベンチャーワールド(白浜)のパンダの写真 |
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アドベンチャーワールド(白浜) |
アドベンチャーワールド (白浜町) 可愛いパンダとキリン |
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2009年8月撮影 |
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アドベンチャーワールド (和歌山県白浜町) 可愛いパンダ 2011.03 |
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コアラ(コモリグマ、フクログマ) |
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■コアラ(Phascolarctos cinereus)は、哺乳綱有袋上目カンガルー目の1種。生息地オーストラリア、体長60-85cm程度、ずんぐりとした体型で、体毛は厚く柔らかい。頭部は大型。外耳は小さいが周囲の体毛が長いため大型に見える。樹上生活に適応しており、手足には鋭く長い爪のついた5本の指をもつ。そのうち、第1指と第2指を他の3指と対向させて木の枝などをつかむことができる。指には指紋がある。地上に降りることは稀だが、木を移動する際に稀に地上に降りることもある。動作は緩慢で、特にメスは昼間はほとんど動かず、眠っていることが多い。食性は草食性で30種程のみのユーカリの葉や芽を主食とする。別名コモリグマ、フクログマ。 |
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コアラ(フランス、2007年) |
ロシアのコアラ(1993年) |
中国のコアラとユーカリの木 |
コアラ(オーストラリア、1938年) |
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Phascolarctos cinereus |
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台湾のコアラ 眠るコアラや親子のコアラ |
ベトナムのコアラ切手シート(1984年) |
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コアラの親子(オーストラリア、2005年) |
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■カンガルー目(カンガルーもく、学名:ordo Diprotodontia)は、有袋類のうち、カンガルー、ワラビー、ポッサム、コアラ、ウォンバットなど約120種が属する、主要な1分類群(1目)。異名として「双門歯目(そうもんし もく)」「双門歯類( - るい)」「双前歯目(そうぜんし もく)」「双前歯類( - るい)」とも呼ばれる。 ウォンバット形亜目 Vombatiformes 、クスクス形亜目 Phalangeriformes 、カンガルー形亜目 Macropodiformes |
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オーストラリア発行 コアラの親子、歩くコアラ、木登り中のコアラ |
コアラ(オーストラリア、2005年) |
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ユーカリを食べるコアラ |
■ユーカリはフトモモ科ユーカリ属(Eucalyptus)の総称。常緑高木となるものが多い。オーストラリア南東部とタスマニア島におもに分布する。ユーカリには500種類もあり、変種も含めると800から1000もの種類になる。成長がとても早く、材木として注目される。70メートルを超える高さになるものから、5メートル程で枝分かれする種類もある。葉から取れる精油は殺菌作用や抗炎症作用、鎮痛・鎮静作用があるとされる。オーストラリア先住民族(アボリジニ)は傷を癒すのに葉を利用した。 |
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コアラ(日本、2006年) |
コアラの親子(オーストラリア) |
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レッサーパンダ(小熊猫) |
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■レッサーパンダ(lesser panda)は、中国南部からヒマラヤにかけて棲息する哺乳類の一種である。ネコ目(食肉目)レッサーパンダ科に属する。亜種としてネパールレッサーパンダ(ニシレッサーパンダ) Ailurus fulgens fulgens とシセンレッサーパンダ Ailurus fulgens styani の2種があり、日本の動物園で飼育されているほとんどはシセンレッサーパンダである。主な生息地域は中華人民共和国、インド(アッサムなど)、ネパール、ブータン、ミャンマーで、果実、根、タケノコ、ドングリ、竹、昆虫などを食べる。主食がタケであること、タケを食べるため歯の形が似ていること、前肢には6本目の指といわれるでっぱりがあり、上手にタケを握れることなどのジャイアントパンダとの共通点が多い。中国名、小熊猫。小パンダ。 |
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レッサーパンダ |
レッサーパンダ(スウェーデン) |
レッサーパンダ(インド) |
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レッサーパンダ(ブータン、2009年) 拡大 |
■森林伐採等のため、レッサーパンダは野生では絶滅の危機にあり、中国での生息数は6000〜7000頭です。全世界では約800頭が飼育され、シセンレッサーパンダについては日本での飼育数はなんと全世界の約半数。そのため日本の動物園がこの種の保存に極めて重要な責任と役割を担っているのです。レッサーパンダの風太は2005年5月頃に「二本足で直立する写真」でブレイクした千葉市動物公園のレッサーパンダです。 |
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北海道・旭川・旭山動物園と札幌・円山動物園のレッサーパンダの写真 |
(クリックで拡大) | |||||
旭山動物園 雪の中のレッサーパンダ 2009年12月撮影 ご注意)画像の無断転用はお断りします。 |
円山動物園のレッサーパンダ |
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世界の珍獣・パンダとコアラ、レッサーパンダの切手 |
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