北海道写真集| 想い出写真 道東の釧路と阿寒湖・アイヌコタン |
北海道
北海道の東南部に位置する釧路は暖流と寒流がぶつかり合う地点にほど近く、眼前には海、背後には広大な釧路湿原。 まるで両方の海に浮かぶように存在する釧路には、独特の風土、文化が培われてきたように感じます。 北海道最大の穀物輸出入港釧路港が置かれた港湾都市、釧路湿原や阿寒湖など国際的観光地を有する観光都市です。市内を釧路川、阿寒川が流れるほか、阿寒湖、春採湖(はるとりこ)があります。 釧路のイメージは港。 2020年11月現在、今は新型コロナウイルス感染症(
COVID-19(coronavirus disease 2019))が蔓延している状況で、最新の写真は2013年7月撮影。
ご注意)画像の無断転用はお断りします。
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釧路港と釧路湿原
■釧路港は、北海道釧路市にある24時間運用の国際港湾。港湾管理者は釧路市。国土交通省より、穀物の国際バルク戦略港湾に選定されている、港湾法上の重要港湾。国土交通大臣指定の重点港湾、特定貨物輸入拠点港湾(穀物)、港則法上の特定港。 昭和30年代から昭和50年代にかけて世界最大の水揚げ量を記録する漁港として有名だったが、元来 北海道東部開拓のための物流拠点として設置された。
阿寒湖
■阿寒湖は北海道東部、釧路市(旧阿寒郡阿寒町)にある湖。全域が阿寒国立公園に含まれ、道東を代表する観光地となっている。 北海道で5番目に大きい淡水湖。
特別天然記念物のマリモや、ベニザケの湖沼残留型(陸封型)であるヒメマスが生息しています。
遊覧船乗り場 |
遊覧船 |
阿寒湖 |
阿寒湖 |
阿寒のマンホール蓋(鳥、遊覧船) |
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阿寒湖温泉は、国道240号と阿寒湖湖畔の間、遊覧船乗り場あたりに温泉街が広がる。観光の拠点となっている。道内最大のアイヌコタンが形成され、土産物店や、飲食店などが並ぶ。
アイヌコタン マリモ(毬藻) |
アイヌの写真 |
アイヌコタンで見かけたマリモ |
阿寒富士(1950年、国立公園) |
日本・阿寒湖の毬藻 |
阿寒・阿寒湖と雄阿寒岳 |
■マリモ(毬藻、緑藻綱・シオグサ目・シオグサ科,学名:Aegagropila Linnaei)は、球状の集合体を作ることで知られている淡水性の緑藻の一種である。特に阿寒湖に生育するマリモは、美しい球状体を作るため国の特別天然記念物に指定されている。絶滅危惧種。見た目は柔らかそうであるが実際には硬い藻であり、手で触れるとチクチクとした感触がある。
アイヌコタン
■阿寒湖のアイヌコタンには30軒ほどの個性的な民芸品店があり、それぞれの店で一流の木彫り師による独創的な作品が作られています。コタン内のアイヌチセでは、国の重要無形民族文化財に指定されたアイヌ古式舞踊をはじめとするさまざまな舞踊が演じられ、アイヌ生活記念館では生活用具や衣服等を展示しています。アイヌコタン内のオンネチセ(アイヌ語で「大きな家」の意。チセは「家」)では、ムックリを用いたアイヌの音楽やアイヌ古式舞踊等のショーが行われる。
■コタンは、アイヌの「集落」、または「部落」のことである。 コタンはアイヌ語で「宅地」をさし、アイヌ民族の生活の本拠地でありアイヌの社会を形成する最も小さな単位である。現在、日本国内最大のアイヌのコタンは釧路市阿寒町阿寒湖温泉にある。
阿寒湖のアイヌコタン(2013) |
アイヌコタン入口 シマフクロウ |
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アイヌコタン全景 |
アイヌコタンには30軒ほどの個性的な民芸品店があります。 |
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阿寒湖温泉商店街のキタキツネ |
アイヌコタンの入口 1990年代 |
大きなトーテムポール? |
シマフクロウ |
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アイヌとトーテムポールは何処に行ってもありますが、元来は米大陸のインディアンの作るものと思います。コタンにあるのが何故か不思議。 |
■キタキツネは寄生虫エキノコックスの中間宿主で、地元では害獣とされています。エキノコックスは人の肝臓や肺で成長し、独特の中毒症状をもたらすため、北海道でキタキツネを見かけても決して触ったり抱いたりしないでください。
アイヌコタンには30軒ほどの個性的な民芸品店があり、 |
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コタン内のアイヌチセ |
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アイヌ生活記念館 ポンチセ(小さい家) |
ポンチセ(小さい家) |
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注)Wikipediaと観光地のHP、公式パンフレットを参考にさせてもらっています。
北海道写真集|道東の釧路と阿寒湖・アイヌコタン |