食べ物・植物の切手|きのこ(キノコ)とシダ植物、コケ類・地衣類
森の自然の味覚・きのこ(キノコ)、シダ植物、コケ類・地衣類(lichen)に特化した切手です。キノコも毒ありも食用も多々あり、アジアでの切手発行が多いように感じます。 キノコとは肉眼的な子実体であるが、それを作る生物の種そのものを指す場合もある。 その場合、キノコである生物がカビに見えたり酵母状であることもあり得る。 また、きのこの定義としては子実体はすべてキノコ、あるいはそれを作る生物はすべてキノコ、というのもある。 その場合、たとえば枯れ枝の表面などに張り付いていたり埋もれていたりする微小な点状のものもキノコと見なします。 その他には化石にも多くその痕跡を残し、ワラビ、ゼンマイなどのシダ植物も掲載。世界の植物化石の中には、必ずと言って好いほどシダ植物があります。地衣類(ちいるい、lichen)は、菌類(主に子嚢菌類)と藻類(シアノバクテリアあるいは緑藻)からなる共生生物。地衣類の構造は菌糸からできている。
コケ植物(Bryophyte)は、原始的な陸上植物の一群で、コケ類(こけるい)や蘚苔類(せんたいるい)、蘚苔植物(せんたいしょくぶつ)などともいい、世界中でおよそ2万種。多くは緑色であるが、赤色や褐色の種もある。なお、日常用語にて「コケ」は、そのほかに地衣類なども含む。
参考:「きのこ図鑑」 |
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■一般にキノコと呼ばれるものの多くは担子菌門(シイタケの様に、その体が多数の菌糸と呼ばれる管状の細胞から構成されており、多くのものが肉眼的な子実体を作る。傘があって柄がついているも)か子嚢菌門(アミガサタケ等の様な、減数分裂によって生じる胞子を袋(子のう)の中に作るのを特徴とする。)に属する。生育場所としてはキノコの多くは植物やその遺骸を基質としているが、中には動物の糞などの排泄物や死骸を基質とするものや、他種のキノコを基質にするものもある。 |
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カンボジア 900r:Amanita regalis,900r:Morchella semillbera(アミガサタケ科 ), |
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カンボジアのキノコの切手 Champignons:マッシュルーム、ヤマドリタケ属 |
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カンボジア 5:Albatrellus confluense(ニンギョウタケ),15:Boletus calopus(アシベニイグチ),80;Stropharia
aeruginosa, |
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モンゴルのキノコ切手 |
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中国香港のキノコ(マッシュルーム)の切手 右のタイのキノコ |
タイのキノコの切手 |
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フクロタケ |
ヒラタケ |
オオヒラヤケ |
アラゲキクラゲ |
■食用きのこ:シイタケ、エノキタケ、シメジ類、マイタケ、ナメコ、ツクリタケ(マッシュルーム)のように、非常によく食べられており、栽培も行なわれている食用キノコがある。最近では、エリンギやヤマブシタケの栽培も増えている。また、マツタケのように、栽培には成功していないが、大量に輸入されていたり、トリュフのように高価で珍重されるキノコもある。キヌガサタケは高級な中国料理の材料として扱われていたが、すでに中国で栽培されている。 |
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台湾の食用キノコ(ツクリタケ、ヒラタケ、キヌガサタケ、エノキタケ) |
日本・きのこ会議・シイタケ |
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クリスマス島のキノコ切手 |
中国・食用キノコ(ツクリタケ) |
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Leucocortinarius fragilissimus,Microporus xanthopus,Trogia anthidepas, |
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中国・食用キノコ (シロキクラゲ(Tremella fuciformis),アミガサタケ/キヌガサタケ,ヤマブシタケ(Hericium erimaceum
), |
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■薬用きのこ:一部のキノコには、薬用とされるものも存在する。日本薬局方には、マツホド(局方名:ブクリョウ)とチョレイマイタケ(チョレイ)は生薬材料として収載されており漢方方剤の原料として用いられる。この他、霊芝や冬虫夏草などが、局方外で漢方薬の材料とされることがある。シイタケ、カワラタケ、スエヒロタケ等からは抗腫瘍成分が抽出され、医薬品として認められているものもある。 |
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アフガニスタンのキノコ切手(1998年) 500:モリノカリバタケ属(Collybia fusipes)、200:ツノマタタケ属(Guepinia
helvelloides)、 |
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アフガニスタンのキノコ切手(1996年) いろいろな、マッシュルーム カヤタケ属(Clitocybe geotropa)、ベニタケ属(Russula virescens)、キヌオオフクロタケ(Volvariella bombycina)、シワカラカサタケ属(Cystoderma cinnabarinum)、ヌメリイグチ(Boletus luteus) |
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ヨーロッパの毒キノコ(東ドイツ、1974年) |
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イッポンシメジ |
ウラベニイグチ |
テングダケ |
ベニテングダケ |
シャグマアミガサタケ |
アセタケ属(Inocybe patouilardil) |
タマゴテングタケ |
ヤマドリタケ(ルーマニア、1958年) |
タマチョレイタケ属 |
カヤタケ属(Clitocybe geotropa) |
キシメジ属(Tricholoma terreum) |
アンズタケ(ルーマニア、1958年) |
ニシキタケ(Russula aurata) |
モリノカリバタケ属 |
ムラサキフウセンタケ |
ススケヤマドリタケ |
■毒キノコ:毒キノコの毒の成分にはアマトキシン類、ムスカリン、イボテン酸、コプリン、イルジンなどがある。摂取すると、嘔吐、腹痛、下痢、痙攣、昏睡などの症状を生じ、最悪の場合死に至る。長期にわたる体の麻痺を生じるようなキノコもある。変わったところでは、アルコールと一緒に食べると中毒を引き起こすものもある。 |
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スギタケ属(Pholiota mutabilis) |
ニガクリタケ |
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ヤマイグチ |
ナラタケ(Armillaria mellea) |
ホウライタケ属 |
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スペインのキノコ |
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ヤマドリタケ |
ウラベニイグチ |
アカハツの近縁種 |
タマゴテングタケ |
キューバのキノコ |
カナダのキノコ |
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ウラベニイグチ |
コタマゴテングタケ ニガイグチ / ベニウスタケ、アミガサタケ、ナギナタタケ、オオキノボリイグチ |
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ヒダハタケ |
アセタケ属 |
ベニテングタケ |
ニガクリタケ |
ヤマドリタケ(Boletus edulis、モンゴル、2002年)、Cepe de bai(boletus badius) いずれも食用 |
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アカカゴタケ(ポーランド、1962年) |
ニセショウロウとそれに |
アカダマスッポンタケ |
オニイグチ |
ハナビラタケ |
ノウタケ属 |
モリハラタケ(ブルガリア) |
ショウジョウタケ?(インド) |
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シダ植物(Ferns) |
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■羊歯(シダ)植物門、学名:Pteridophyta)は、いわゆるシダ(羊歯、歯朶)を含む植物の門。多くのものは立ち上がらない茎から羽状複葉の葉を出すものである。世界の植物化石の中には、必ずと言って好いほどシダ植物があります。シダ類の中にはワラビ、ゼンマイなど、山菜として利用されるものがいくつかある。 またシダ類は、葉が美しく、押し葉標本もきれいに仕上がる。しかも種類が多く、変異に富み、さらに雑種が多い。イチョウシダ(Asplenium ruta-muraria)は日本では絶滅危惧の植物。 |
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シダ(Blechnum spicant ) |
チャセンシダ |
チャセンシダ科 |
イチョウシダ |
鹿の角のようなシダ |
初期の木(シダ類、カナダ)化石 |
シダ植物・石炭紀 化石 |
シダ植物・二畳紀 化石 |
シダ( Mountain Ash Fern 、 |
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コケ類・地衣類 |
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■コケ植物(Bryophyte)は、原始的な陸上植物の一群である。コケ類(こけるい)や蘚苔類(せんたいるい)、蘚苔植物(せんたいしょくぶつ)などともいう。世界中でおよそ2万種ほどが記録されている。多くは緑色であるが、赤色や褐色の種もある。なお、日常用語にて「コケ」は、そのほかに地衣類なども含む。 |
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Xanthoria parietina |
parmelia physodes |
ミズゴケ・Sphagnum palustre |
ヒメヤナギゴケ・Amblystegium |
アカサビゴケ(Xanthoria elegans) , Usnes aurantiacoatra (英領南極、1989年) |
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アサヒゴケ(朝日苔) |
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ジョウゴゴケ(Cladonia chlorophaea) , イワタケ科(Umbilicaria antarctica) (英領南極、1989年) |
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花と果実・野菜の写真の索引 |
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