Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

Kunioの世界の切手紹介と海外写真集 食べ物の切手|世界のワインとぶどう酒用のブドウ(葡萄)とチーズの切手: 歴史的には、ワインは最も歴史の古い酒の一つとされ、紀元前6000年頃にメソポタミアのシュメール人により初めてワインが作られた。 代表的なワインの産地はフランス、イタリア、スペイン。 ビールも追加。

ホーム>切手・題材・テーマ別>食べ物>世界のワインとぶどう酒用のブドウ(葡萄)、チーズなどの乳製品、ビールの切手


世界のワインとぶどう酒用のブドウ(葡萄)、チーズなどの乳製品、ビールの切手

 世界のワインとぶどう酒用のブドウ(葡萄)とチーズの切手です。ワイン(wine)とは、主としてブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料。葡萄酒(ぶどうしゅ)とも呼ばれる。通常、単に「ワイン」と呼ばれる場合には他の果汁を主原料とするものは含まない。歴史的には、ワインは最も歴史の古い酒の一つとされ、紀元前6000年頃にメソポタミアのシュメール人により初めてワインが作られたといわれる。ワインの宗教的利用も古くから始まっている。ギルガメシュ叙事詩には、古代メソポタミアで伝説的な王・ギルガメシュが大洪水に備えて箱舟を造らせた際、船大工たちにワインを振舞ったというシーンがある。紀元前5000年頃にはビールも作るようになり、紀元前3000年頃に古代エジプトに双方が伝わったとされ、ピラミッド内部の壁画にも克明に製法が記録されている。ビールの醸造の方が比較的簡単であったため、これら古代オリエント地域では、ビールを日常消費用、ワインを高級品として飲み分けていた。ヨーロッパ周辺地域においては歴史上古くからワイン造りが行われている。代表的な産地はフランス、イタリア、スペインなどであり、名だたる高級ワインを生産している。 ビールも追加
(ニューヨークワインは「ニューヨークワインのロングアイランド・Mattituck」で詳細)


食べ物切手の索引[ 料理・馳走・点心スイーツ(菓子・お茶)果物(フルーツ)切手野菜・薬用植物農林業きのこ(キノコ)ワイン ]

世界のワインとぶどう酒用のブドウ(葡萄)

■ワイン醸造の原理はぶどうを潰して、果汁を発酵させるという単純なものです。ぶどうは、ぶどう糖、果糖などの糖分を含んでおり、果皮に付いている天然酵母などが働いて発酵します。しかし現在では、日本も含めて世界の主要なワイン産地では純粋培養した酵母を利用することが多くなっています。発酵とは酵母の作用で糖分がアルコールと炭酸ガスに変化することで、ぶどうの糖分%の約半分がアルコール%になります。ワイン醸造は非常に簡単にみえますが、醸造法のポイントは細心の注意を払う必要があります。また、赤ワインと白ワインではぶどうの皮を漬け込んで発酵させるか、果汁のみを発酵させるかの違いがあります。  ワインはヌボー(新酒)は例外として、一般には熟成させた後に飲み頃を迎えます。熟成にはタンクまたは樽熟成と瓶熟成があります。熟成期間は国産ワインの場合、白ワインで1〜3年、赤ワインは2〜5年で飲み頃になります。 手作りワインは色々なHPで紹介あり。 また日本では、製造する専用の機械等も多数販売されているが、自作のワインは家庭内のみの飲用でなければならない。(他者に渡したりする場合は、無料であっても、「みなし醸造」となり、酒税法違反となるおそれがある。)

ワインとチーズ(カナダ、2006年) 

グラスに注がれたワイン、ワイン樽と香りを確かめる鑑定人、各種のチーズ、チーズ店で大皿に盛られたチーズ

ワインとチーズ(カナダ、2006年) グラスに注がれたワイン、ワイン樽と香りを確かめる鑑定人、各種のチーズ、チーズ店で大皿に盛られたチーズ

■カナダでは主にオンタリオ州のナイアガラ地方とブリティッシュコロンビア州のオカナガン地方やビクトリア周辺でワインが生産されている。品質管理のためにフランスやイタリアの原産地呼称管理制度を模して、ワイン卸商品質同盟(VQA)が導入されている。アイスワイン最大の生産国です。

サンマリノのワインとパン(ヨーロッパ切手、2005年) 

ドイツのワイン(ヨーロッパ切手、2005年) 

パンとワイン

■ドイツは、寒冷な気候のために、ブドウの栽培が南部の地方に限られる。この地はブドウの栽培できる北限とされ、主にフランスに近いライン川やその支流沿いでワインが生産されている。主なアペラシオン(ベライヒ:13地区)としては、ライン川に面したラインガウやラインヘッセン、ライン川の支流であるモーゼル川、ザール川、ルーヴァー川の3つの川の流域にまたがるモーゼルがよく知られている。

ドイツワイン

パンとワイン 

■ドイツワインのブドウの品種は、安価なワインにはミューラー・トゥルガウが用いられるが、貴腐ワインをはじめとする高級白ワインはほとんどすべてがリースリングである。ドイツで生産されるワインは、圧倒的に白ワインが多い。

ブドウ/ワイン(ギリシャ、2005年) 

■ギリシャのワイン:ギリシャがオリンピック発祥の地であることは有名ですが、ワイン産地としても非常に長い歴史を持っています。ヨーロッパのワイン造りは7000年以上の長い歴史がありますが、その起源はギリシャにあるといわれ、ギリシャ北部マケドニアでは、7000年前 --つまりブドウ栽培の始まる以前からワインが造られていました。  現代のワイン醸造の土台を造ったギリシャ人は、その後 紀元前600年にマルセイユに上陸し、フランスで最初のワインを造ったといわれています。最近では近代的な醸造技術を取り入れた新しいスタイルのワインが誕生し、注目を集めています。

ワイン、ブドウとパン、ブドウを持つバッカス(ギリシャ、「農林業・八百屋」)

ギリシャの特産品 切手 農業 ワイン ギリシャの特産品 切手 農業 ブドウとパン ギリシャの特産品 切手 農業 ブドウを持つバッカス ギリシャの特産品 切手 農業 イチジク(Fig)

■雪印のHPに「チーズとワインの相性」が記載されていましたので転載しました。なるほどと思います。
★5大原則を覚えましょう
原則1 同じ原産地のものを選びましょう口の中で一緒に味わうチーズとワインですから、同じ原産地のもの、もしくはより近い地方の産地のものを合わせるのが原則です。これらの組み合わせを「マリアージュ」といい、だいたいは「ハズレ」がありません。
原則2 赤ワインがよく合いますもちろんチーズによっては白やロゼの方が合うものもありますが、どちらかと言えばチーズには赤ワインが合わせやすいと言われています。もしもどれか1本を選ぶ場合は、フルーティな赤ワインを選んでください。
原則3 銘醸ワインに過熟なチーズは避けてくださいデリケートな香り(ブーケ)を持つ銘醸ワインには、そのブーケを損なわないようなチーズを選んでください。過熟なチーズはもちろん、あまり匂いの強いチーズではワインと合いません。
原則4 塩味の強いチーズには酸味のあるワインを合わせましょう例えば青カビタイプのチーズのように塩味の強いチーズには、酸味のあるワインや甘口のワインがその塩味をまろやかにしてくれます。
原則5 脂肪の高いチーズには渋みのあるワインを合わせましょう乳脂肪分の高いチーズには、渋みのある赤ワインがおすすめ。例えば、サン・タンドレのようなクリーミーなチーズの味わいを赤ワインがよりいっそう引き立ててくれます

■チーズとは、牛・水牛・羊・山羊・ヤクなどからとれる乳を原料とし、凝固や発酵などの加工をしてつくられる食品(乳製品)の一種。日本語での漢字表記は乾酪。その起源は定かではないが、紀元前4000年ころには作られていたと考えられている。日本には、かつて蘇 「そ」(蘇(そ)は、8世紀〜10世紀頃の日本で最初に作られた)と呼ばれるチーズと同様の食品が存在した

スペインのワイン(スペイン、2003年) 

スペインのワイン
(モンティーリャ・モリレス)

スペインのワイン
(バルデベーニャス)

スペインのワイン
(ビエルソ)

スペインの輸出・ワイン
(1981年)

スペインのワイン(モンティーリャ・モリレス) スペインのワイン(バルデベーニャス) スペインのワイン(ビエルソ) スペインの輸出・ワイン(1981年)

■スペインはフランス、イタリアに次ぐワイン生産国である。北部のラ・リオハ地方及びカタルーニャ地方、中部のラ・マンチャ地方、南部のアンダルシア地方が有名な産地である。

■通常、ワインは瓶に詰められた後でも熟成が進み、風味は変化を続ける。熟成期間はボルドーワイン等の一部のワインでは50年以上もの熟成に耐えるものもあるが、多くは1年から10年ほど、長いものでも20年から30年である。安価なワインでは熟成によって品質が向上することはあまりなく、むしろ早く飲まないと劣化してしまう。

フランスの産地 印象派ゴッホの絵画より

詳細は「ゴッホ(印象派)」

ゴッホ・『ぶどう畑と家並
(オーヴェールのブドウ畑)』
拡大○

『瓶、2つのグラス、チーズ、
パンのある静物』(パリ時代)

『オーヴェールの教会(オーヴェールの聖堂)』(フランス)(拡大○

ぶどう畑と家並 『オーヴェールの教会(オーヴェールの聖堂)』(フランス) 印象派 ゴッホ

■19世紀の後期印象派の画家、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホが、1890年に37歳で生涯を終えたのは、パリの西約30km、セーヌ川支流のオワーズ川沿いに位置する小さな村、”オーヴェール・シュール・オワーズ (Auvers-sur-Oise)” でした。この名前は、オワーズ川に面した、オーヴェール村という意味で、リー = lie は、フランス語で酒の澱(おり)という意味です。lie-de-vin でワインの澱という意味になります。そうすると、シュール・リーとは、「澱の上」とか、「澱に面した」という意味になりそうです。フランスのロワール地方を流れるロワール川河口近くの、ナント地域ではミュスカデという種類の白ワインが古くから造られています。

モルドバのワイン製造(2002年)クリコヴァ・ワイン製造所

クリコヴァ・ワイン製造所
入口

クリコヴァ・ワイン製造所
内部

クリコヴァ・ワイン製造所・ワインの貯蔵場所(ワインセラー)

■モルドバ(Moldova)のクリコヴァ社には地下に総延長50Km超のワインセラーがあり、その規模の大きさからギネスブックにも世界で最も巨大なワインセラーとして記録されています。 過去に石灰岩の採掘場だった地下坑道は現在整備され観光名所としても有名で、貯蔵蔵兼醸造所として現在も使われています。また保有するワインの本数も200万本を越える数が眠っており、こちらも同様にギネスブックに認定されています。旧ソ連時代のユーリ・ガガーリンがこのクリコヴァ社にワインの質の高さから入り浸っていた事はつとに有名だそうです。モルドバは古くからブドウが自生していた地域の一つで4千年から5千年前にはすでにブドウの収穫およびワインの製造が行われていたらしい。地理的且つ歴史的理由から主にロシア帝国ないしはソヴィエト連邦に於いて消費をされており、ソヴィエト連邦時代に市場に出回っていたワインのおよそ7割がモルドバ産だった。 

クリコヴァ・ワイン製造所
のホール

クリコヴァ・ワイン製造所
のワインのボトルとゴブレット

ポルトガルのポートワイン製造(1970年)ほか

ポートワインの収穫

ポートワインの積み出し

ポートワインの船での輸送

ポートワインのボトルと貯蔵

■ポートワイン(英語:Port Wine)またはヴィーニョ・ド・ポルト(ポルトガル語:vinho do Porto)はポルトガル北部ポルト港から出荷される特産の酒精強化ワイン。日本の酒税法上では甘味果実酒に分類される。ポルト・ワインとも言います。ポートワインは、まだ糖分が残っている発酵途中にアルコール度数77度のブランデーを加えて酵母の働きを止めるのが特徴である。この製法によって独特の甘みとコクが生まれます。
ヴィーニョ・ド・ポルト(vinho do Porto)またはポートワインとは、ドウロ川上流で栽培されたブドウを原料としたワインで、醗酵の途中でブランデーを加えて醗酵を止めたものである。アルコール度数は高めで、甘口。

■ポルトガルは、ヨーロッパでも最も長いワイン生産の歴史を持つ国の一つである。ポルトガルには、今から2,000年以上前にフェニキア人やカルタゴ人たちによって、ワイン文化が伝えられた。現在のポルトガルの南半分にあたる地域に位置した古代ローマの属州ルシタニアの名はワインと饗宴の神バックスの息子または従者とされるルスス(Lusus)に由来するとされ、ローマ帝国の時代にはローマへワインを輸出していた。

世界遺産 「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」

日本に初めて伝えられたぶどう酒「珍陀酒(ちんたしゅ)」もポルトガルの赤ワインであり、これはポルトガル語で赤ワインを指すヴィニョ・ティント(vinho tinto)に由来する。近代には、優良産地を保護するための原産地呼称制度をいち早く制度化した。ポルトガルはワイン生産にちなんだ二つの世界遺産(「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」と「ピコ島のブドウ畑文化の景観」)を持っています。

Demarcated Wine Regions  100年(ワイン作りの境界領域を決める事?原産地呼称制度?) ポルトガル、2008年

■アルト・ドウロ・ワイン生産地域は、自然環境を上手に生かしたブドウの段々畑で有名である。ドウロ川の上流に位置し、2000年、ユネスコの世界遺産に登録された。アルト・ドウロ地方のブドウ畑は、斜面を段々畑にしてきた。段々畑を支える石壁の総延長は、数万kmに及ぶ。ここで産出されるワインは、ポート・ワインとして世界的に有名。

■ピコ島(ポルトガル語 Ilha do Pico)はポルトガルの最高峰火山ピコ(2351m)で知られるアゾレス諸島の島。ポルトガル領。中部群島に属し、アゾレス諸島第2の面積をもつ。島の首府はマダレナ。「ピコ島のブドウ畑文化の景観」はユネスコの世界遺産に登録された。ピコ島で産するワインは、ピコ・ワイン (Vinho do Pico) としてポルトガル政府の原産地統制 (VLQPRD) の対象であり、優れた品質で知られる。主な集落は、マダレナ、サンロッケ・ド・ピコ、ラジェス。

世界遺産 「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」 ポルトガル、2008年

世界遺産 「ピコ島のブドウ畑文化の景観」(ポルトガル、2006年)

ポルトガルのチーズ(アセイトン(羊乳)、Rebacal(山羊と羊乳混合)、 セラ・ダ・エストレラ(羊乳) ポルトガル、2010年)

ポルトガルのチーズ(アセイトン(羊乳)、Rebacal(山羊と羊乳混合)、 セラ・ダ・エストレラ(羊乳))

ポルトガルのチーズ(カブラ・トランスモンターノ(羊乳)、サン・ジョルジュ(牛乳)、ポルトガルを代表する羊乳製チーズ「セラ・ダ・エストレラ」() 

<p>ポルトガルのチーズ(カブラ・トランスモンターノ(羊乳)、サン・ジョルジュ(牛乳)) </p>ポルトガルを代表する羊乳製チーズ「セラ・ダ・エストレラ」(

ルーマニアで栽培されているワイン用の葡萄(ブドウ)(2005年)

ルーマニアの葡萄品種
(Grasa de Cotnari)

ルーマニアの葡萄品種
(Feteasca alba)

ルーマニアの葡萄品種
(Feteascaneagra)

ルーマニアの葡萄品種
(Victoria)

ルーマニアの葡萄品種(Grasa de Cotnari) ルーマニアの葡萄品種(Feteasca alba) ルーマニアの葡萄品種(Feteascaneagra) ルーマニアの葡萄品種(Victoria)

■ルーマニア・ワインは歴史も古く、紀元前からワインの製造が行なわれていました。中世ヨーロッパの皇帝・国王たちが愛飲していたのも、ルーマニアのコトナリの白ワインだったのです。19世紀の後半には有名なワイン国際博覧会で高い評価をうけ、パリでルーマニアワインの大ブームが起きたほどです。

スペインのワインの産地/リベイロとシエラマガ(2004年)

スロヴェニアのワイン用の葡萄(ブドウ)の切手(2000年)

ワインの産地/ロゴとぶどう

ワインの産地/ポスター図案

Zelen(白ブドウ、プリモリエ地方の土着品種)/Ranfol(白ブドウ)/Zametovka(黒ブドウ)/Rumeni Plavec(白ブドウ)

スロベニアの葡萄(ブドウ)の切手 Zelen/Ranfol/Zametovka/Rumeni Plavec

■スペインのリベイロの地元では、クンカス(cuncas)という白い陶器のお猪口のような器でワインを飲むんだそうです。 
■スロヴェニア(Slovenia)のワイン造りの歴史は古く、最古の記録は紀元前6世紀。スロヴェニアの国内の生産地域は主に3地域に別れ、プリモリエ Primorje(上地図、赤の部分)は赤が主体。ポドラウイェPodravje(上地図、緑の部分)は白、そしてポサヴィエPosavje(上地図、水色の部分)は白とロゼが主体。クラス(Kras)地域は、特殊な赤土からのワイン(クラシュキ・テランKraski teran)が有名。

ハンガリーのワイン用ブドウと産地(1990年)

ハンガリーの葡萄
(ブトウ、カダルカ Kadarka)

ハンガリーの葡萄
(ブトウ、レアーニカ. Leanyka)

ハンガリーの葡萄(ブトウ、カベルネ フラン Cabernet Franc)

白ブドウ
(ハンガリー,1954年)

ハンガリーの葡萄(ブトウ) カダルカ Kadarka ハンガリーの葡萄(ブトウ) レアーニカ. Leanyka ハンガリーの葡萄(ブトウ) カベルネ フラン Cabernet Franc ブドウ(ハンガリー,1954年)

■カベルネ フラン Cabernet Franc は、フランスのボルドー地方の品種だが、明るい色合いで、木苺などの芳香がある。この品種からできた赤ワインでは、長期の熟成に耐えるシャトー・シュヴァル・ブラン(サンテ・ミリオン)がある。
■レアーニカ. Leanyka は、ハンガリー語で“乙女”という意味。小ぶりな房と、完熟時の小さくて褐色がかった色が特長。19世紀頃から栽培され、今日ではハンガリー全土でみられるほど一般的な品種に成長、多用なアロマとブーケを持ち、じっくり熟成したものは変化に富んだ香りをもち、独特のアロマと精巧な味わい。
■カダルカ Kadarka は、16世紀にセルビア人によってハンガリーにもたらされたバルカン地方原産。タンニンが少ないため色は薄いものの、酸味がほどよく、バランスがとれていて、熟成することによりだんだんとスパイシーさ。赤ワイン。

ハンガリーのブドウの房と葉、ワイナリーとブドウ畑。ハンガリーワインの産地(2007年)

ハンガリーの葡萄
(ペーチ)

ハンガリーの葡萄
(エチェックブダ)

ハンガリーの葡萄
(トルナ)

ハンガリーワイン

ハンガリーワイン
■ハンガリーはブルゲンラント、ショプロン、ヴィッラーニなど有名な産地を抱えて有名で、中でもトカイのトカイワインは世界三大貴腐ワインの一つに数えられ、世界的に有名です。

ブダペストの市内の店先
のトカイワイン

■トカイワインまたはトカイ(ハンガリー語:Tokaji)は、ハンガリーのトカイ(Tokaj)と周辺の地方からなるトカイ・ワイン地区(ハンガリー語:Tokaj-Hegyalja Borvidek)で作られるワインである。そのワインはトカイ地方独特の気候が産み出す。二つの川が合流するトカイ地方は、秋から冬にかけての朝、濃い霧が発生する。この霧は丘の上に昇っていき、やがてブドウ畑全体を包み込む。そして霧による湿気によって、貴腐菌というカビに侵された白ブドウが作り出される。貴腐菌は水分を外に出し、糖分を濃縮させることで、とても甘いブドウになる。貴腐ワインが生まれたのは、17世紀にトカイはオスマン帝国の侵略を受け、住民たちはこの地から避難せざるを得なくなった。しかし村を離れている間に、ブドウ本来の収穫期を過ぎてしまい、霧によって収穫されずに残っていた実にカビがつき、腐り始めていた。諦めきれずそのブドウでワインを作ったところ、濃厚で甘い蜜のようなワインになったことが始まりである。

ブダペストの市内の店先のトカイワイン

アルバニアのブドウ

アルバニアで発行された5-6世紀のモザイク画(1970年)

■アルバニア(Republic of Albania)は、東ヨーロッパのバルカン半島南西部に位置する共和制国家。首都はティラナ。
アルバニアは山がちな地形にも関わらず、国土に占める農地面積が25.5%と高い。主な生産品目は主食の小麦、生産額は2004年時点で30万トンである。その他の麦や、トウモロコシの生産も盛ん。地中海性気候に適したオリーブやブドウも生産している。
シラーはフランスのローヌ渓谷のコート ロティ、シャトー ヌフドパプ、エルミタージュで普及しているワイン用の品種であり、複雑でスパイス味豊かな長期熟成型のワインに造られます。アルバニアのブドウ品種sheshが地元品種に近い。

鳥とブドウのモザイク画

滝とブドウと鳥

アルバニアで発行された5-6世紀のモザイク画(1970年)

イタリアのワイン

ワインとブドウ

■イタリアのワイン:イタリアは温暖な気候に恵まれており、イタリア二十州全てで赤・白・ロゼ・スパークリングのワインが作られ、それぞれの州で特徴あるワイン作りが行われている。ピエモンテ、ヴェネト、トスカーナなど北部諸州の名醸地が特に知られる。
使われる品種はバルベーラ・サンジョヴェーゼ・ネッビオーロ・トレッビアーノ・ピノグリージオといったイタリア土着種のブドウが多いが、カベルネ・ソーヴィニヨン・メルロー・シャルドネなどといった品種も多い。 生産規模ではフランスとほぼ互角であり、ワイン生産量・海外輸出量共に一位二位争いを繰り広げている。ワイン法や従来の格付け基準にとらわれずに造られるトスカーナ産の上質なワインを、とくにスーペル・トスカーナと呼んでいます。

ワインとブドウ

イタリアのワイン(1996年) イタリアのワイン(1996年)

■パルミジャーノ・レッジャーノ(Parmigiano Reggiano)はイタリアを代表するチーズのひとつ。イタリアチーズの王様とも呼ばれる。 名前の由来は地名からきており、パルマ、レッジョ・エミリア、モデナなどのエミリア・ロマーニャ地方で作られ、DOPの認定を受けたものだけが刻印を押されて「パルミジャーノ・レッジャーノ」を名乗ることができ、認定を受けられなかったものは側面に×印をうたれてしまう。 原料は、前日に搾った牛乳を一晩置いて分離した乳脂肪分を抜いたものと当日の朝搾った牛乳を混合したものを用いるので、1日に1回だけ製造できる。 水分を完全に抜き切り、最低1年、通常は2年以上熟成させる為、超硬質のハードチーズとなり、アミノ酸が結晶して白い斑点ができる。 この製造過程で出来る乳脂肪分はマスカルポーネなどの原料に使われ、乳清はプロシュット・ディ・パルマ用の豚の飼料になる。

アルゼンチンのワイン醸造(2000年)

アルゼンチンのワイン醸造

■アルゼンチンでは上質なワインのほとんどが、メンドーサ州の高地で生産される。かつてはワインの国内消費量において世界有数であったが、一方で質はそれほど高いものとはいえなかった。他の飲料に押されて国内での消費が低調となり、それが生産者側の品質への関心を高めることとなった。また、ヨーロッパのブドウ畑の飽和状態から、不足を補おうと外資が参入したこともあって、国際競争力に耐える優良なワインが生産されるようになった。独特の強い香りを持つものが多く、固定ファンも増えている。
■ワインの醸造は、1.二酸化硫黄の添加 → 2.収穫から搾汁 → 3.主発酵(一次発酵) → 4. 二次発酵とマロラクティック(Malo-Lactic Fermentation)発酵 → 5. 澱引き(おりびき) → 6. 瓶詰め  の順に行われます。

アルゼンチンのワイン醸造

日本のワイン・ブドウ

勝沼ぶどう郷とぶどう(山梨県) 

渡辺省亭 画・葡萄図(部分)

勝沼ぶどう郷とぶどう(山梨県)  渡辺省亭・葡萄図(部分)

ワインの種類とワインの醸造

■白ワイン :主に無色に近い色調から(時に緑がかった)黄色みを帯びたワインを白ワインと呼ぶ。白ブドウなど主に色の薄い果皮のブドウを原料とし、発酵には果汁のみを使用する。酸味の強い物は、一般的に魚料理に合うとされる。
■赤ワイン :透き通った赤や濃い紫、あるいは赤褐色のワインを赤ワインと呼ぶ。一般に白ワインよりもタンニンを多く含み、渋みがある。主として黒ブドウや赤ブドウを原料とし、果実を丸ごとアルコール発酵させる。この発酵の過程で、果皮に含まれる色素やタンニンが抽出される。マロラクティック発酵により減酸が行われることも多い。濃厚な風味のものは一般的に肉料理に合うとされる。また冷やすと苦味が増すので、冷やさないのが普通である。
■ロゼワイン :ロゼ(rose)とはフランス語で「薔薇色」を意味し、時にピンク・ワインとも呼ばれる赤みを帯びた淡い色調のワインを指す。製法には、果皮の色の薄いブドウを赤ワインのように醸造する方法や、赤ワインと同じブドウを白ワインのように醸造する方法、赤と白の双方のブドウによる混醸などがあり、味わいも様々である。  提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
■貴腐ワインは、ボトリティス・シネレアという貴腐菌がついた葡萄から作ったワインのことを指す。
■氷結ワインは、冷蔵庫を用いて人工的にブドウを凍らせ、アイスワインと同様に水分を除いて濃縮された果汁を醸造するワインである。非常に甘い濃厚なワインとなる。

■ワインの醸造:伝統的な方法では、搾った果汁を樽や甕に入れ天然酵母によりアルコール発酵させた後、滓引きを行い樽で数ヶ月から数年間熟成し瓶詰めされる。現在でも基本的な方法はワイン発祥の頃と変わっていない。発酵が終わったワインは、酵母や酒石(酒石酸水素カリウム)などの澱が沈降するため、セラミックフィルター、遠心分離、ろ過、静止などにより澱を分離する。蛋白質を除去し透明化させるため、卵白やベントナイトという粘土などを添加する方法はコラージュ(collage)と呼ばれ、高級赤ワインでは広く行われている。

 

■ボジョレー(フランス語: Beaujolais )は、フランス南東部・リヨンの北に位置する土地で、特にワインの産地として知られる。
■ボジョレー・ヌヴォー(Beaujolais Nouveau)とはフランスのブルゴーニュ地方南部に隣接する丘陵地帯・ボジョレーで生産されるヌヴォー(プリムールまたは試飲新酒)仕様の赤ワインである。したがって、ボジョレーの通常の赤ワインとは異なる。試飲酒だけに、通常のワインが出来上がるより早く試飲できなければ意味がないために、ヌヴォー(試飲新酒)用のボジョレーは、ブドウを収穫したら速やかに醸造してボトルへ詰め、収穫したその年の11月に出荷を済ませる。ヌヴォー(試飲新酒)仕様で軽い仕上がりの赤ワインである。
■ボジョレー・ヴィラージュ(Beaujolais Villages)と呼ばれる、より限定された地域のものにもヌヴォーがあり、こちらには「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌヴォー」というラベルが貼られる。つまり、これらヌヴォーとは、その年に収穫されたブドウ(ガメ種)の出来具合を確認するための試飲酒のことである。

Mattituckのニューヨークワイン用ブドウ畑

・・・ 詳細は、「Mattituck(ワインとUFO)」で。USA、ロングアイランド

Hallock Lane Extension,Mattituckのブドウ畑 Hallock Lane Extension,Mattituckのブドウの花

 ブドウの花

農作業のトラクター(クボタ製) Hallock Lane Extension,Mattituckのニューヨークワインのブドウ畑

農作業のトラクター(クボタ製) アメリカ ぶどう園 ニューヨークワイン 

日本のブドウをイメージすると一寸感覚が違います。 ロングアイランドの牧場ののどかな風景

日本のブドウをイメージすると一寸感覚が違います。 牧場ののどかな風景 ロングアイランド

ロングアイランドのノースフォークでは協同のワイン工場があります 白ワインの保管庫

ワインのビン詰め工程です 白ワインは常温で外に赤ワインは低温で室内に保管

シャンペンの製造

赤ワインは低温で室内に保管

包装されたワイン

シャンペンの製造

ブドウの収穫時期が9月中旬頃ですと、気温が30度ある日もあります。この気温では発酵は1−2週間で終了します。

THE TASTING ROOM  2885 Peconic Lane P.O. Box 256 Peconic, NY 11958  631-765-6404

Peconic, New York:

Besides housing The Tasting Room, the quaint town of Peconic is also home to Taste of the North Fork, offering food products made from North Fork fruits and wines; The Peconic Baking Company; Whiteflower Antiques;and The Homeport B&B.And, of course, Peconic is smack-dab in the middle of wine country, with over a dozen wineries and vineyards located within a 10-mile radius, and practically all of the vineyards located within a 20 mile radius.

THE TASTING ROOM
2885 Peconic Lane  P.O. Box 256 Peconic, NY 11958
631-765-6404   Email: mail@tastingroomLI.com

THE TASTING ROOM

The Tasting Room is Long Island's only multi-winery showcase for fine, limited production, hand-crafted, boutique wines from the North Fork, and offers sales and tastings from:

2005年に収穫の赤ワイン「terresa」 3755 Hallock Lane Extension,Mattituck, New York 11952 U.S.A ボルドーの「メルロー(Merlot)」
 

レストランのワインのテイスティングルーム(THE TASTING ROOM 2885 Peconic Lane P.O. Box 256 Peconic, NY 11958 631-765-6404 )の前です。Hallock Lane Extension,Mattituckの庭の野ウサギ

レストランのテイスティングルームです 庭のウサギ

■テイスティングとは :  ワインやウイスキーなど飲料水に対して多く使われ、外観をチェックしたり、色を見たり、香りを嗅いだり、口に含んだときの舌触りを確かめたり、口中香、味わい、後味の余韻など色々とあります。

その他海外のブドウ・ワイン

芳醇な香りのスイスワイン 「スイス(Switzerland)」

■スイスワインが造られ始めたのは古く、ローマ人がこの地に侵攻してきた紀元前一世紀のローマ時代にまで遡り、それ以来長い歴史と文化の中でワイン造りが受け継がれてきた、スイスワインは古い歴史を持つ由緒正しいワインですよ。美味しく希少価値が高いだけではなく、健康にも良いスイスワインにはアルペンチーズとのマリアージュが最高ですね。スイスアルプスの清涼な水と空気を一杯に吸って育まれたスイスワインは、瑞々しくフルーティでとても美味しいものです。

ブダペストの市内の店先
のトカイワイン

芳醇な香りのスイスワイン


ハンガリー(Hungary、
ブダペスト、世界遺産)」

TERRA ANDINA CHILE - Chilean Premium Wines(チリ)

食事でトスカーナ・ワインの赤を

TERRA ANDINA CHILE - Chilean Premium Wines 白 TERRA ANDINA CHILE - Chilean Premium Wines 赤ワイン 食事でトスカーナ・ワインの赤を

日本のブドウ・ワインの産地

■日本最古の酒は、山ブドウやイチジクなどの果汁で作られた果実酒、つまりワインだったと考えている研究者もいる
■日本では山梨県勝沼町(現・甲州市)で最初に生産*2され、現在も生産量日本一を誇るワインどころとなっている。

甲斐市のシャトレーゼベルフォーレ・ワイナリー

甲斐市のぶどう園と富士山

サントリー登美の丘ワイナリー

甲斐市のシャトレーゼベルフォーレワイナリー 甲斐市のぶどう園と富士山 サントリー登美の丘ワイナリー

■山梨県甲州市は 全国一の質と量を誇る日本初のワイン製造地。山梨の自慢は富士山と富士五湖でしょうか。
■広大な自家ぶどう園をもつ「日本のワインの理想郷」、登美の丘ワイナリー。ワイン工場見学やテイスティング。

日本のプラム

スモモ(酢桃、李、学名:Prunus salicina、プラム)

プラムの絞り汁は発酵してプラム酒にすることができる。これを蒸留し樽に詰めて熟成すると、東欧でスリヴォヴィッツとして知られるブランデーになる。樽詰めの際に生のプラムを一緒に入れておくのが伝統である。果実の風味と香りが染み出すことで、スリヴォヴィッツに独特の味わいを加える。早春に花が咲くと、プラムの木は花で覆われる。適切な条件ならば花のおよそ50%が受粉しプラムになる。開花は80日で始まる。

スモモ(酢桃、李、学名:Prunus salicina)

ドイツはその地理的要件から、葡萄の栽培が南部の地方に限られる。この地は葡萄の生育できる北限とされ、主にライン川やモーゼル川の支流沿いでワインが生産されている。冬季、時にクリスマスにはシナモンなどスパイスを利かせたホットワイン、『グリューワイン』が飲まれる。

世界のビールに関連した逸話や切手

ミュンヘン一揆12周年

■ミュンヘン一揆(ミュンヘンいっき、英語:Munich Putsch)は、1923年11月8日-9日に第一次世界大戦中のタンネンベルクの戦いの英雄エーリヒ・ルーデンドルフ、ヒトラーらドイツ闘争連盟がミュンヘンで起こしたヴァイマル共和国打倒のクーデター未遂事件。
ドイツでは主に、首謀者の名前からヒトラー一揆 (Hitlerputsch)もしくはヒトラー・ルーデンドルフ一揆(Hitler-Ludendorff-Putsch)と呼ばれているほか、事件が発生したビアホール「ビュルガーブロイケラー」の名をとってビュルガーブロイケラー一揆 (Burgerbraukellerputsch、英語ではBeer Hall Putsch - ビヤホール一揆)とも呼ばれる。
ヴァイマル共和国史の一局面を象徴する事件であり、またナチズム運動に一つの転機をもたらした事件としても重要です。

ミュンヘン一揆(1923年)
鷲と3つ首の蛇

ミュンヘン一揆12周年

Beer Pureness Law 450th Anniv(法律、西ドイツ、1996年)

ビール&チキン、ポテト
(チェコ、2005年、Europe切手)

■モロコシ属 (Sorghum) は、約30の種が分類される、イネ科の属である。その内のいくつかは穀物として、また多くが飼料として世界中で栽培される。モロコシ属(Sorghum)の多くの種は、穀物、飼料、砂糖やアルコールの原料として利用される。多くの種が耐乾燥性、耐熱性を持っており、特に砂漠気候では重要な作物となっている。また熱帯地域の多くでも重要な穀物の一つである。アフリカ、中央アメリカ、南アジアなどで盛んに栽培され、世界で生産される穀物として第5位の規模を持つ。アメリカ合衆国には、17世紀初頭にアフリカ人奴隷が持ち込んだ。

Beer Pureness Law 450th Anniv(法律、西ドイツ、1996年) ビール&チキン、ポテト(チェコ、2005年、Europe切手)

モロコシ属 (Sorghum) からビールを作る工程(南ア、Bophuthatswana)

モロコシ属 (Sorghum) からビールを作る工程(南ア、Bophuthatswana)

世界のワインとぶどう酒用のブドウ(葡萄)、チーズなどの乳製品、ビールの切手

カウンター