世界の衣装(コスチューム・ファッション)・民族衣装・伝統衣裳の切手 西ヨーロッパ編
世界の衣装(コスチューム・ファッション)・民族衣装(ethnic costume、Folk costume)の切手・西ヨーロッパ編(アンドラ、オーストリア、オランダ、スイス、ドイツ、フランス、ベルギー、モナコ、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク)です。ヘアスタイル・メイクアップ(化粧)も独特です。矢張り各国の女性の衣装や髪形は艶やかですね。 この地域は特にお洒落面で一番進んでいる地域です。 ヨーロッパその他諸外国の切手は@ハンガリーの民族衣装(コスチューム)の切手、Aスペイン を参照下さい。ヨーロッパ周辺は、幾度と無く侵略や植民地が繰り返されてきたので、実に多くのスタイルが生まれました。このように、衣服は生まれ、育ち、変貌し、死滅する生命体と言えます。民族衣装と歴史は切っても切れない関係で、民族衣装の歴史的背景は、良くも悪くも人間が培ってきた文化的財産なのでは?
参考:『Folk costume』、『世界の民族衣装一覧(Wikipedia)』
■衣装・仮面・舞踊関連の切手の索引 [ 衣装切手のトップ (アジア編|オセアニア編|アフリカ大陸編|アメリカ大陸編| |
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国際連合によるヨーロッパの区分 |
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西ヨーロッパの民族衣装(ethnic costume)・伝統衣裳(Traditional costume) |
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■そもそも洋服がヨーロッパの民族衣装から生まれたものであるため、基本的には洋服である。刺繍や装飾などで民族色を出すことが多い。スコットランドの男性用スカートであるキルトや、ロシアのサラファン、ルバシカがよく知られている。イタリア・オランダ・ギリシャ・ブルガリア・ロシア・エストニア・リトアニア・イギリス・ドイツ・オーストリア・フランス・フィンランド。など様々な国のものが長年時間をかけ今日のかたちになっているものが洋服である。 ヨーロッパの代表的な民族服・民族衣装 : イタリア:トガ(古代ローマ) マニカ・スタッカビーレ / オランダ:サボ / ギリシャ:ヒマティオン(古代) フスタネラ / ブルガリア:スクマーン / ロシア:ルバシカ サラファン / エストニア:サルク カイセッド / リトアニア:マルシュキニアイ / イギリス:キルト(スコットランド) / ドイツ:レーダーホーゼン / オーストリア:ディアンドル / フランス:コアフ / フィンランド:プク / |
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オーストリアの民族衣装・帽子 |
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5g:ザルツブルグ地方のピンツガウ、10g:ザルツカムメルグード、15g:ルツマンスブルグ、20g:フォーラルルベルク地方のモンターフォンの少女、30g:ザルツブルグ地方のボンガウの女 |
オーストリア
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40g:ウイーンの女(1840年)、50g:フォーラルルベルク地方のブレンゲンツェルヴァルトの女 |
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70g:ウァハウ 下オーストリア州、1S:チロル州プステルワール、1'20:ウィネルワットの女 |
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1'45:インスブルック、1'50:ウイーン(1853年)、2'40:キッツボーヘル |
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3:ブルゲンランドの女(オーストリア) |
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伝統工芸トルコ調の式服と教会の礼服(オーストリア、2001年) |
1S:チロル州プステルワール |
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デザイナー、テオ ツァッシェの婦人服のスケッチデザイン |
アイススケート協会100年 |
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1900年頃 |
1866年頃のコスチュームでアイススケートする女性 |
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見ていて透明感のある肌の質感も伝わってくるような繊細なデザインの綺麗な切手です(チェコスロバキア、1956年) |
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民族衣装に関する書籍類 |
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フランスの民族衣装 |
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サヴォイの女、ニースの女(フランス、1960年) |
ドン・ピエール・ペリニョン誕生300年(フランス、1938年) |
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シャンパーニュ地方の民族衣装を着てシャンパンを持つ女性 |
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■サヴォイア(イタリア語:Savoia, フランス語:Savoie, 英語:Savoy) は、南ヨーロッパの歴史上の地域名。フランスではサヴォワといい、現在はフランスのサヴォワ県とオート=サヴォワ県にあたる。1860年にサヴォイア家はイタリア統一を果したが、フランスにイタリア王国を承認させるため、ニース地方(イタリア語ではニッツァ)と共にサヴォイアをフランスに割譲した。そんな地域の民族衣装です。平たい麦わら帽子のニース帽は有名です。 |
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フランス 1943.12発行。 |
フランス イル・ド・フランスの女、オーベルニュの女、プロバンスの女 |
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■ピカルディ地域圏 (Picardie) は、フランス北部の地域圏である。ベルギーとの国境に近く、酪農や畑作、軽工業が盛ん。緯度は樺太と同程度であるが、西岸海洋性気候のため一年を通じて温暖に過ごす事ができる。 |
ドレスを着た女性 |
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モナコの民族衣装 |
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演奏と民族衣装 |
■イギリスではキルト。キルト(Quilt)とは、表地(トップ・キルトトップ)と裏地の間に薄い綿を入れ、重ねた状態で指し縫い(キルティング)したもの。 |
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スイスの民族衣装 |
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アッペンゼールの少女(1942年) |
700年前の絵画と衣装(コスチューム、1990年) 一般人のようです。 |
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ヴァウドの少女(1916年) |
ベルンの酪農の少年(1916年) |
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リヒテンシュタインの民族衣装(1980年) |
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リヒテンシュタインの民族衣装 家族 フォークダンス 音楽隊 |
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リヒテンシュタインの民族衣装(1977年) |
■リヒテンシュタイン公国(Liechtenstein)、通称リヒテンシュタインは、西ヨーロッパの中央部に位置する国家。日本の小豆島とほぼ同じで東京23区の1/4程度しかない。人口は3万強。世界で、6番目に小さい国。アルプスの少女・ハイジの物語の原作は、リヒテンシュタインの裏山のマイエンフェルトの街が舞台となっていて、リヒテンシュタイン近辺一帯のスイス側はハイジランド(Heidiland)と呼ばれています。 |
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トリーゼンベルク地方、シェーレンベルク地方の衣装(リヒテンシュタインの民族衣装(1977年)) |
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リヒテンシュタインの民族衣装(1941年) 少女 |
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リヒテンシュタインのファッション |
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ドイツの民族服・民族衣装 |
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■ドイツの民族的なイメージ、と言ってまっ先に頭に浮かぶのは「グリム童話」。「赤ずきんちゃん」や「ヘンゼルとグレーテル」などの絵本に出てくる、女の子のかわいらしい衣装が浮かぶのではないでしょうか?多くのグリム童話には、中世のドイツや近隣のオランダ、オーストリアなどヨーロッパをイメージさせるような衣装が描かれています。童話などはこちらで掲載中。 |
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エルツ山地の民芸 |
ドイツの民族衣装 |
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1855年頃のドイツのリトグラフ(町の人々と服装、ドイツ) |
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ホイエスルヴェルダ |
シレッポ シュライフェの女 |
クロストヴィッツ |
ブウォータ |
■レーダーホーゼン(独Lederhose)とはドイツ南部バイエルン州からオーストリアのチロル地方にかけての地域で男性に着用される肩紐付きの皮製の半ズボンのこと。同地方の女性用民族衣装はディアンドルと呼ばれる。バイエルンではワイン祭りや結婚式などに現在も頻繁に着られている。 |
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ブッケブルグ(Buckeburug) |
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ドイツの民族衣装(コスチューム)の切手 |
ベツィンゲン(Betzingen) |
バート・ムスカウ(Bad Muskau) |
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ソルブ人(東ドイツ、1977年) |
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ゼンフテンベルク(Senftenberg ) |
バウツェン (Bautzen) |
Klitten地区の民族衣装 |
ザクセンの地区(Nochten) |
■ソルブ人(高地ソルブ語 Serbja、低地ソルブ語 Serby)は、現在ドイツ連邦共和国の東部に在住するスラヴ人の一派。ソルブ文化は、特にキリスト教の復活祭(イースター)で芸術的なイースターエッグを作ることで有名です。 |
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民族衣装(東ドイツ、1964年) |
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オランダの民族衣装 |
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Zeeland州,Walcherenから |
Markenの女性の民族衣装 |
Scheveningenの女性の |
Frieslandの女性の民族衣装 |
Volendam(フォーレンダム)の女性の民族衣装 (オランダ、1958年) |
オランダ・zeeland、フォーレンダムの伝統衣裳(グレナダ) |
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■オランダは木靴で有名です。サボ(Sabot)と言います。フランス語で、木靴の意。 |
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マルケン島の女性(オランダ) |
■オランダのアムステルダムに近いマルケン島(Marken)の民族衣装は、この島独特のもので、女性は赤い縞模様のシャツに黒いスカート、丸い帽子をかぶり、男性もカラフル。日曜日に教会に行く子供たちが着ている民族衣装もとてもかわいいものです。ただし民族衣装を着ている方は(土産物屋や観光アトラクションを除いて)信心深い人々。 |
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説明の補足ではフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を利用させていただきました。 | |||
世界の衣装(コスチューム・ファッション)・民族衣装・伝統衣裳の切手 西ヨーロッパ編 |
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