鳥類の切手|ハト目ハト科 平和を象徴する鳥類
鳥類(家禽類・その他)、極普通に見かけるハト目ハト科の平和を象徴する鳥類ハトの切手です。 ハト目(はともく、学名 Columbiformes)は、鳥類の分類の1つで、現在はハト科のみ。 ハトの形態は、ずんぐりとした体格だが、胸筋がよく発達しているため、速く飛ぶことができる。食物は植物質のものが多い。世界中に分布する。 ハト科(
Columbidae )の鳥類は、世界中に分布している。ハト科はすべて植物食である。クチバシを水につけ、吸い上げながら水を飲むのがハト科の特徴で、これができる鳥は他には僅かしかいない。ピジョンミルクという牛乳に似た成分の分泌物(雌雄共に分泌する)で子育てをする。このため年間を通じて繁殖可能である。 昔は少し大きな家ではハトを飼っていました。 また、品種改良されたドバトは、戦前・戦中の軍事用、戦後の一時期には報道用に伝書鳩として大いに活用された。地磁気などにより方角を知る能力に優れているとされ、帰巣本能があるため、遠隔地まで連れて行ったハトに手紙などを持たせて放つことによって、情報をいち早く伝えようとした。 世界では木の葉とを食用で利用する国も少なく有りません。
参考頁:玉川大学・教育博物館・鳥類図鑑。
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鳩(はと)は、ハト目・ハト科に属する鳥類の総称である。 体に比べて頭が小さく、胸骨、胸筋が発達してずんぐりとした体型が特徴である。 日本に生息する鳩には、アオバト、カラスバト、キジバト、シラコバト、ドバトなどが知られている。 |
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シマハト(zebra dove,チョウショウバト属 (Geopelia)) |
■シマハト(zebra dove,チョウショウバト属 (Geopelia))ハト科の属の一つ。東南アジアからオーストラリアにかけて生息し、主に開けた草原のような場所や、背の低い木が多い所にいる。地面を歩いて落ちている植物の種子を食し、巣は草や小枝などを組み合わせて作る。体毛は茶色で、縞や斑点模様を持つものもいる。 |
シラコバト(白子鳩、学名:Streptopelia decaocto)とサクラソウ(日本、1997年) ピカソが描く『平和の鳩』(中国)、紀5の「世界の平和を守れ」1次(東北版、1950年) |
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■シラコバト(白子鳩、学名:Streptopelia decaocto)は、ハト目ハト科に分類される鳥類。日本に生息する個体は江戸時代に移入されたものが野生化したといわれるが、もともと生息していたという説もある。一時期は生息区域が関東地方北東部(千葉県北部、茨城県南西部、埼玉県東部)にまで狭められ、そのため天然記念物にも指定されたものの、最近は群馬県南部でも生息が確認された。 |
キジバト(雉鳩、Streptopelia orientalis、日本) 拡大 |
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リュウキュウカラスバト(日本、1936年最終確認) |
ハト・航空切手(ドイツ) |
キジバト(雉鳩、Streptopelia orientalis、日本) |
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■リュウキュウカラスバト(琉球烏鳩、学名:Columba jouyi)は、ハト目ハト科カワラバト属に属する鳥。日本固有種。全長は約45cmで、カラスバトよりやや大型である。体の色は光沢のある黒色だが、背中の部分に白い三日月型の斑があることでカラスバトと区別できる。 |
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はとの一種(Vinago waalia) |
ハト(Dove、ス領サハラ、1961) |
キジバト(雉鳩、Streptopelia orientalis、日本) |
■キジバト(雉鳩、Streptopelia orientalis)は、鳥綱ハト目ハト科キジバト属に分類される鳥。別名ヤマバト。全長約33cm。体色は雌雄同色で茶褐色から紫灰色。翼に、黒と赤褐色の鱗状の模様があるのが特徴。英名のTurtleはこの鱗状の斑紋に由来する。また頚部側面に青と白の横縞模様がある。和名の由来はキジの雌に体色が似ていることが由来とされる。 |
ヒメアオバト |
コブバト |
シマハジロバト(Zenaida Dove、 |
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ミノバト(パラオ) |
パラオムナジロバト(パラオ) |
鳥類に関する書籍紹介 |
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■ミノバト(学名:Caloenas nicobarica)は、ハト目ハト科に分類される鳥類の一種。 東南アジア、インドネシア、ベンガル湾に浮かぶインド領のニコバル諸島などに生息し、別名を「ニコバルバト」という。 体長約40cmと大型のハトで、首から背にかけて蓑のような羽を持っていることからその名が付いた。近年のDNA分析の結果、ハト科の中でも17世紀末に絶滅したドードーに最も近縁の鳥であることが明らかとなった。 |
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■ドードー(Dodo)は、マダガスカル沖のモーリシャス島に生息していた絶滅鳥類。単にドードーといえばモーリシャスドードー(Raphus cucullatus)を指す。ドードー科に属する鳥には他に2種がある。発見されてから180年(100年、150年、80年という説あり)も経たずに絶滅したため、固有種を絶滅に追い込む人間の非業さを物語るものとして扱われる。(「絶滅危惧種の生物」のページで) |
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平和の象徴・ハト 愛情表現のハト |
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ハトは、その群れを成す性質から、オリーブと共に平和の象徴とされている。 ノアとハトのモザイク画これは旧約聖書のノアの箱舟の伝説にも由来している。ノアは47日目にカラスを放ったが、まだ水が乾く前であったからすぐに戻ってきた。ハトを放ったところ、オリーブの葉をくわえて戻ってきた。これによりノアは水が引き始めたことを知ったという。 また、ギリシア神話においてハトは、愛と美の女神アプロディーテーの聖鳥とされていた他、イアーソーンを始めとする英雄たち(アルゴナウタイ)が乗るアルゴー船が、互いに離れたりぶつかり合ったりを繰り返す二つの巨岩シュムプレーガデスの間を通り抜ける際、試しにハトを通り抜けさせて安全を確認するエピソードや、狩人オーリーオーンがプレイアデス(巨神アトラースの七人娘たち)を追い回した際、それを不憫(ふびん)に思った主神ゼウスが彼女たちをハトに変え、さらに星へと変えたエピソード等が存在する。 Wikipediaから引用 |
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平和50周年記念(広島・長崎平和記念) 平和のハトと原爆ドーム、ステンドグラス |
世界大戦平和記念(日本、1919) |
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狩野山楽・双鳩図(1981年) |
国際切手展・スペイン ハトを放つ(スペイン、1986年) |
竪琴と女性とハト(モナコ、1963年) |
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国連15周年・鳩とエンブレム(キューバ、1961年) |
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ハトとオリーブ(フランス、1961年) |
赤いハートとつがいのハト |
国際軍備縮小会議 破壊された剣に平和の鳩(スイス、1932年) |
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旧約聖書の《創世記》8章には、ノアの洪水について書かれていますが、この中にノアが放った鳩がオリーブの若葉を持ちかえり、これによって洪水が終わったことを知る話があります。この聖書の記述がキリスト教世界における「鳩」=「平和」の由来とされています。 実は、古代ギリシャ・ローマ時代から、鳩とオリーブは無垢と平和の象徴として用いられており、その起源はかなり古いようです。 |
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『鳩』(コートジボアール) |
ピカソが描くハト |
ダイアナ妃とハトを放つマザー・テレサ(ギニア、2006年) 拡大○ |
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(チェコスロバキア) |
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鳩(ハト、沖縄、1950年) |
紀24の「世界の平和を守れ」3次、(中国、1953年)ピカソが描く『平和の鳩』 |
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■パブロ・ピカソが平和主義者だったのか、それともただの臆病者だったのか、現在でも議論が続いてる。第一次世界大戦、スペイン内戦、第二次世界大戦という3つの戦争に、ピカソは積極的に関わらなかった。フランスの2度にわたる対ドイツ戦争では、スペイン人であるピカソは招集されずにすんだ。上の鳩の作品もそのうちのひとつかと思われる。 |
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ピカソが描く『平和の鳩』(中国) |
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左は紀18で1952年・アジア太平洋地域平和会議、下は紀10の「世界の平和を守れ」2次 |
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キスする2羽のハト LOVE切手(スウェーデン)額面なし |
ハトと花(USA、LOVE切手) |
ハトとバラ(USA、LOVE切手) |
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バレンタイン |
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キスをする2羽のキジバト |
国際協力年(日本、1965年) |
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△TOP |
■食文化としてドバトは中国では普通に食用にされる。また、フランスでもハトは食材として一般的である。イギリスでも18世紀頃までは自然繁殖した物を捕らえて調理したものが一般的に食卓に上っていたといわれ、現在でも食文化中にそのなごりがみられる。中近東では古くより、乾燥した風土でも放し飼いでよく増える性質があるため、ハトのための養殖場(塔のような建造物)もあり、貴重な動物性蛋白源として、一般的に利用されている。 ドバトはカワラバトの飼養品種が再野生化したものとされ、野鳥とはみなされない。 |
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最新の鳥類の分類法(シブリー・アールキスト鳥類分類 (Sibley-Ahlquist taxonomy of birds) ) |
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■シブリー・アールキスト鳥類分類 (Sibley-Ahlquist taxonomy of birds) は、1990年代に チャールズ・シブリー、ジョン・アールクィスト、バート・モンローによって発表された鳥類の分類体系。 骨格などの形態データーを元に行われていた従来の分類方法とは大きく異なり、DNA − DNA分子交雑法という分子生物学的手法を初めて導入し、鳥類全体を同一の基準で包括的に分類した唯一の分類体系であるが、さまざまな問題が指摘されており、広く受け入れられているものではない。詳細。 |
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Cladeは鳩の系統を示します。 |
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COP(Conference of the Parties) 生物の多様性に関する条約(生物多様性条約 |
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「COP(Conference of the Parties)」とは、国際条約を結んだ国が集まる会議(締約国会議)のことです。生物多様性条約とは |
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鳥類の切手|ハト目ハト科 平和を象徴する鳥類 |
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