Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

Kunioの世界の切手紹介と海外写真集
世界遺産|ヨーロッパ 北欧 : デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンの世界遺産 氷河(氷床)に覆われたが、
紀元前2000年代に、大陸から農業が渡来、小麦、大麦、エンマー小麦等の栽培と豚、山羊などの飼育が始まり、巨石文化も伝わった。

ホーム>切手・題材・テーマ別>世界遺産>ヨーロッパ>北欧

UNESCO 世界遺産(北欧)の切手                          

 ヨーロッパの中でも北欧のデンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンの世界遺産の特集です。 北欧は、約13,000年前まで、ほぼ全域にわたって氷河(氷床)に覆われ、大陸と繋がっていました。 紀元前2000年代に、大陸から農業が渡来し、小麦、大麦、エンマー小麦などの栽培と豚、山羊などの飼育が始まった。また、巨石文化も伝わった。 紀元前2000年から前1800年頃、バルト海沿岸全域に普及した闘斧文化は、デンマークでは単葬墓文化、他の北欧では船型石斧文化と呼ばれる。スエーデン東部とゴットランドには、海獣猟を特徴とする有孔土器文化もあった。 闘斧文化に続く新石器時代後期は、石槨(せきかく)墓の時代とも呼ばれる。石剣はノルウェー沿岸部に、石槨墓はスウェーデン南部の内陸部多くみられる。住宅も建てられ、長さ10メートル近くあり、後のロングハウスの原型ともいえる。 紀元前1800年頃、北欧に青銅器が到来し、大陸の影響を強く受ける。フィンランドでは、この時代の遺構・遺物は極端に少ない。デンマークでは、憤丘墓文化の影響を受け、現在15,000基もある。他の地では石積墓が主流である。バルト海沿岸地域には、石の船の形に並べた船型配石墓もみられます。 スウェーデンではスラニアの1,000作目にドロットニングホルム宮殿が描かれています。 自国切手が中心で状態が良いもの有れば順次追加してます。 
参考:社団法人 日本ユネスコ協会連盟のHP(世界遺産活動 

 

 世界遺産(ヨーロッパの内、北欧)

[ ヨーロッパの世界遺産の索引:
   トップオーストリアイギリスイタリアギリシャスイススペインドイツフランス北欧ロシアその他旧東欧 ]

[北欧の索引:  デンマークフィンランドノルウェースウェーデン ]
参考:「北欧スカンジナビアにあるデンマーク、ノルウェー、スウェーデンの旅行に関する情報の公式サイト」 こちら

 デンマーク

世界遺産は (1)ロスキレ大聖堂 、(2) イェリン墳墓群、ルーン文字石碑群と教会、(3)クロンボー城(シェイクスピア作品の一つで、最も有名な 悲劇、ハムレットの舞台となったお城)、(4)イルリサット・フィヨルド が登録。

 ロスキレ大聖堂 Roskilde Cathedral【文化遺産】

 クロンボー城

ロスキレ大聖堂(ロシア)

■世界遺産のロスキレ大聖堂 (デンマーク語: Roskilde Domkirke)はデンマークのシェラン島のコペンハーゲン近郊ロスキレ市の中央にあるゴシック様式の大聖堂である。北ヨーロッパの「煉瓦ゴシック様式」の典型である。 ロスキレ大聖堂は12世紀から13世紀の建築でロマネスク様式とゴシック様式の折衷で、シェラン島に現存する唯一の大聖堂である。

クロンボー城(デンマーク)

■クロンボー城(Kronborg Castle)とは、デンマークのシェラン島北東部のヘルシンゲル(Elsinore)にあるバイキングが作った古城。シェイクスピアの戯曲『ハムレット』の舞台として有名な城であるが、シェイクスピア自身がこの城を訪れたことはない。城内には、シェイクスピアを記念した石版が掲げられており、毎年夏には城の中庭を使ってHAMLET SOMMER演劇が上演されている。

ロスキレ大聖堂 デンマーク 世界遺産 クロンボー城 世界遺産 ハムレット

 イェリン墳墓群、ルーン文字石碑群と教会

Jelling Mounds, Runic Stones and Church【文化遺産】

ユトランド中部の町。ここに残る2つの墳墓のうちひとつは、デンマーク王室の創始者、ゴーム王のものといわれ、墳墓のそばに立つ2つの石碑には、ゴーム王とハラル王を讃える碑文が刻まれています。 Jelling Mounds, Runic Stones and Church【文化遺産】

デンマーク王国1,000年(1953-56年)

世界遺産

■ルーン文字(Runic alphabet)とは、ゲルマン語の表記に用いられた文字体系。ルーン(あるいはルーネ)とは、スカンジナビア語やゴート語が語源で「神秘」「秘儀」などを意味する。音素文字である。 切手は異なった世紀の色々な出来事を記載したもの。ここではルーン文字に焦点を当てて掲載。
■デンマークには有史以前から人が住んでいた。氷河期の到来によって人はこの地を追われるが、紀元前12,000年ころから人が住み続けていると考えられている。農業は紀元前3,000年ころ始まったようだ。

ルーン文字(jelling runic stone)、ManorHouse、バイキングのキャンプ跡、ハムメルサス城の廃墟,Kalundborgの教会

デンマーク王国1,000年 ルーン文字(jelling runic stone)、ManorHouse、バイキングのキャンプ跡、ハムメルサス城の廃墟,Kalundborgの教会

ストックホルムの為替取引所、フレデリック5世の彫像、Nyborg城、GooseTower,戦士の彫像

デンマーク王国1,000年 ストックホルムの為替取引所、フレデリック5世の彫像、Nyborg城、GooseTower,戦士の彫像

 イルリサット・フィヨルド Illulissat Icefjord 【自然遺産】

イルリサット・フィヨルド氷原(デンマーク領グリンランド、2005年)

イルリサット・フィヨルド氷原(デンマーク領グリンランド、2005年) 世界遺産

■イルリサット・フィヨルド Ilulissat Kangerlua : グリーンランド全域でも最高の観光スポットが、思わず息を飲んでしまう絶景イルリサット・フィヨルド Ilulissat Kangerlua。この湾には氷山がひしめきあい、厚さ1.1km幅5kmにわたる氷河セルメク・クジャレク Sermeq Kujalleq が流れ込む。この氷河は1日平均25mの速さで動き、その氷量は南極大陸以外では世界最大を誇る。「一日当たり19m」と世界で最も速く流れる、約40万haにも及ぶ広大な氷河地域。

デンマークのグリーンランド探検隊とキャンプサイト(2004年)

デンマークのグリーンランド探検隊とキャンプサイト(2004年)
△TOP

 フィンランド

世界遺産は (1)ラウマ旧市街 、(2)スオメンリンナの要塞群 、(3)ペタヤヴェシの古い教会 、(4)ヴェルラ砕木・板紙工場 、(5)サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚群 、(6)シュトルーヴェの測地弧 、(7)クヴァルケン群島とヘーガ・クフテン が登録。  「クヴァルケン群島とヘーガ・クフテン」は、スウェーデンと共有のユネスコの世界遺産登録物件です。

 ラウマの旧市街(フィンランド、2002年、世界遺産)

ラウマの旧市街(フィンランド、2002年、世界遺産)

■ラウマ旧市街(Vanha Rauma) は、600軒ほどの建造物(家屋以外に倉庫なども含む)が立ち並んでおり、約800人が暮らしている。ラウマは19世紀初頭に旧市街の外側へと拡大していった。1640年と1684年の大火で焼失したこともあって、現存する最古の家屋は18世紀のものである。特に目を惹く建造物は水夫の家であったキルスティ (Kirsti) と、船主の家であったマレラ (Marela) である。前者は18世紀から19世紀に建造されたもので、後者はファサードのみ19世紀のものだが基本的には18世紀の建造物である。これらはともに現在博物館になっている。
木造建築が特徴的なラウマだが、石造建築物もある。聖十字教会、中世の絵画が所蔵された15世紀の旧フランシスコ会修道院付属教会、1776年建造のタウン・ホールなどである。ラウマ旧市街には、15世紀に建造された聖三位一体教会もあったが、1640年に焼失した。

 クヴァルケン群島とヘーガ・クフテン

■ヘーガ・クステン (Hega kusten) は、スウェーデンのヴェステルノールランド県に広がるボスニア湾沿岸部の海岸である。この一帯は、氷河期には巨大な氷床が形成されており、それが後退するに従って陸地にのし掛かる重みが軽減されてきた。その反動で、年間平均1cm前後という顕著な土地の隆起(リバウンド現象)を惹き起こしており、アイソスタシー研究の好例として知られている。
「高い海岸」を意味するその名の通り、ヘーガ・クフテンは屹立した断崖とともに、数多くの入り江、湖、島々などから成る非常に複雑な景観を形成しているのである。

クヴァルケン群島
(フィンランド、2008年)

クヴァルケン群島 (フィンランド、2008年)

クヴァルケン群島 フィンランド 世界遺産 「クヴァルケン群島とヘーガ・クフテン」は、スウェーデンと共有のユネスコの世界遺産登録物件です。

 スオメンリンナの要塞群

 ペタヤヴェシの古い教会

「王の門」と「Pajama」、「Tenalji von Fersen」と 「Turkoma」
、「Bastioni Hjarne」と「Udenma」(スウェーデン、2006年)

スオメンリンナの要塞群 スウェーデン 2006年 世界遺産

ペタヤヴェシの古い教会 フィンランド 世界遺産

■スオメンリンナの要塞は、フィンランドの首都ヘルシンキ市内の6つの島の上に建造された海防要塞。観光客のみでなく、地元民にとっても、美しい行楽地として人気がある。当初の名前はスヴェアボリ(Sveaborg, スウェーデンの要塞)だったが、1918年に愛国主義的な理由からスオメンリンナ(スオミの城塞)と改称された。これは、星型要塞の一例である。

 フィンランドの歴史的建造物

Keuruu(ケウル)の古い木造教会

ランミ(Lammi)の古い教会

Keuruu(ケウル)の古い木造教会 フィンランド
ランミ(Lammi)の古い教会 フィンランド
△TOP

 ノルウェー

世界遺産は (1)ベルゲンのブリッゲン地区 、(2)アルタの岩絵、(3)ウルネスの木造教会、(4) レーロースの旧鉱山街 、(5)ヴェーガ群島 、(6) シュトルーヴェの測地弧、(7)西ノルウェーフィヨルド群 - ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド(West Norwegian Fjords Geirangerfjord and Naroyfjord【自然遺産】) が登録。

 西ノルウェーフィヨルド群 -  ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド

ガイランゲルフィヨルド(ノルウェー、2005年)

ガイランゲルフィヨルド(ノルウェー、2005年)

■ガイランゲルフィヨルドは、標高1500m級の山々に挟まれ、無数の滝が白糸のように流れ落ちる絶景16kmのフィヨルドです。
ネーロイフィヨルドは全長17km、全幅250mと世界で最も狭いフィヨルド。世界最長最深のソグネフィヨルド(Sognefjord)が枝分かれしたもので、ネーロイフィヨルドはソグネフィヨルドクルーズのハイライトです。

 ウルネスの木造教会 

ウルネスの木造教会

ウルネスの木造教会 Urnes Stave Church ノルウェー 世界遺産

■ウルネスの木造教会 Urnes Stave Church 【文化遺産】
美しい景観の中に立つ、ノルウェー最古のスターヴ教会。13〜14世紀に建てられたもので、磁石の上に支柱を建てて壁板を組み合わせるという独自の建築様式を用いています。北欧神話とキリスト教装飾が施されています。

 ノルウェーの歴史的建造物

ノルウェー/ボルグン(Borgund)のスターヴ教会、木造、1938年

■ノルウェーにはスターヴ教会(stavkirke)と呼ばれている独特な木造教会があります。スターヴ教会はヴァイキング時代後100年以上たった12世紀から14世紀の200年ほどの間に、1000棟以上が建てられたそうです。

トロンハイムの建物
(ノルウェー、1990年)

■トロンハイム(Trondheim) はノルウェー中部に位置するノルウェー第3の都市。オーラヴ王が船出をしたと伝承される地で、ノルウェー王国最初の首都。内には歴史的遺産が残されており、中でもオーラヴ2世(オーラヴ・ハラールソン、Olav Haraldsson)を祭るニーダロス大聖堂へは中世から巡礼が盛んに行われた。

ノルウェー トロンハイムの建物(ノルウェー、1990年)
△TOP

 スウェーデン

世界遺産は (1)ドロットニングホルムの王領地、(2)ビルカとホーヴゴーデン 、(3)エンゲルスバーリ製鉄所 、(4)ターヌムの岩絵群 、(5)スコーグスシュルコゴーデン(森の墓地) 、(6)ハンザ同盟都市ヴィスビュー 、(7)ルーレオのガンメルスタードの教会街 、(8)カールスクローナの軍港 、(9)エーランド島南部の農業景観 、(10)ファールンにある大銅山の鉱業地域 、(11)ヴァールベリのラジオ放送局 、(12)シュトルーヴェの測地弧 、(13)ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島 、(14)ラポニア地域 が登録。

 ドロットニングホルムの王領地

 エンゲルスバーリ製鉄所

■ドロットニングホルム宮殿(Drottningholms slott)は、スウェーデン・ストックホルム郊外の小島にある離宮である。この宮殿は、スウェーデン王カール11世の母后ヘトヴィヒ・エレオノーラの命によって1662年に建設が始められ、1686年に完成した。庭園にはバロック様式が採用された。ドロットニングホルム(Drottningholm)はスウェーデン語で「王妃の小島」を意味する。「北欧のヴェルサイユ宮殿」の勇名を馳せる。グスタフ3世は毎年この宮殿で演劇や舞踏会などを催した。この時代のスウェーデンは「ロココの時代」と呼ばれている。

ドロットニングホルム宮殿(Drottningholms slott,スウェーデン、1991年)

ドロットニングホルム宮殿、スラニア絵画 クリック拡大
ドロットニングホルム宮殿(Drottningholms slott,スウェーデン、1991年) 世界遺産 ドロットニングホルム宮殿、スラニア絵画 世界遺産

ドロットニングホルムの劇場

エンゲルスバーリの製鉄所

ヴァールベリのラジオ放送局 スウェーデン 世界遺産

世界最大の凹版切手。ドロットニングホルム宮殿の天井画より「スウェーデン王の偉業」を描く切手。スラニア1000作目の作品

■エンゲルスバーリの製鉄所(Engelsbergs bruk)とは、スウェーデン・ヴェストマンランド地方のエンゲルスバーリ村にある製鉄所。エンゲルスバーリを中心としたこの地域で製鉄が始まったのは、早くとも中世のこととされる。13世紀には、地域の農民が原始的な溶鉱炉を用いて、自らの農具のために、鉄の生産を行ったとされる。16世紀には、スウェーデンで初めて、棒鋼の生産が開始され、17世紀にも生産は継続された。エンゲルスバーリは300年以上の間、スウェーデンの鉄鋼生産を支えてきた歴史があり、当時の建物が現存する。その数は50以上に上る。

 ファールンにある大銅山の鉱業地域

ファールンにある大銅山の鉱業地域(スウェーデン、2004年)・・■ヴァイキング時代から続く大銅山ファールンの大銅山地域

ヴァイキング時代から続く大銅山ファールンの大銅山地域(世界遺産、2001) ヴァイキング時代から続く大銅山ファールンの大銅山地域(世界遺産、2001)

ファールン金鉱(1975年)

ファールン銅鉱跡(1973年)

■ファールン大銅山地域 The Mining Area of the Great Copper Mountain in falun 【文化遺産】
「ファールンの大きな穴」として知られている巨大な採鉱発掘跡で、最深部は600mにもおよびます。この鉱山地域は、少なくとも13世紀から、20世紀最後の数年にその活動を終えるまでスウェーデンの経済と工業に大きく貢献しました。旅行者はガイドの案内に従って坑道を見学することができます。

ファールン金鉱(1975年) 世界遺産 ファールン銅鉱跡(1973年) スウェーデン 世界遺産

 ターヌムの岩絵群

■ターヌムの岩絵群は、スウェーデン西部の町ターヌムスヘーデ(Tanumshede )周辺に残る岩石線画群で、ターヌムスヘーデは、スウェーデン西部のヴェストラ・イェータランド県ブーヒュースレーン地方にある人口1600人の町である。この町には青銅器時代の岩石線画の刻まれた平面岩としては、スカンジナビア半島で最大級のVitlyckehall石がある。それは1972年にAge Nilsenによって発見されたが、彼はもともと建設工事中で発破を仕掛けようとして偶然発見したのだった。100枚ほどのパネル画に約3000の岩石線画が描かれている。集中しているのは青銅器時代にフィヨルドの岸辺にあたっていた25kmほどのライン沿いの地域。

ターヌムの岩絵群 スウェーデン 2001年 世界遺産

ターヌムの岩絵群 スウェーデン 2001年 世界遺産 ターヌムの岩絵群 スウェーデン 2001年 世界遺産

 ラポニア地域

■ラポニア地域(英語: Laponian Area )は、スウェーデンの世界遺産の一つである。スウェーデン語では単にラポニア(ラポーニア、Laponia)と呼ばれる。サーメ人(ラップ人)の伝統的生活文化が残されている地域として評価されたもの。登録地域の95%は国立公園または自然保護区である。国立公園はムッドゥス国立公園(Muddus)、パジェランタ国立公園(Padjelanta)、サーレク国立公園(Sarek)、ストーラ・ショーファレット国立公園(Stora Sjofallet)の4つ、自然保護区はシャウンニャ自然保護区(Sjaunja)とストゥッバ自然保護区(Stubba)の2つである。残る5%は、スリチェルマ氷河地帯(Sulitelma)、チューオルタ渓谷(Tjuoltadalen)、ラパダーレン三角州(Rapadalen)です。ラップ人地域。

ラポニア地域(スウェーデン)
 

スウェーデン ラポニア地域 世界遺産 スウェーデン ラポニア地域 世界遺産

ラポニア地域の氷河と動物

スウェーデン世界遺産・ラップ人地域(ラポニア地域)
のトナカイとオーロラ

ラップ人地域(ラポニア地域)のトナカイとオーロラ

 ヴァールベリのラジオ放送局(ヴァールベリの無線局)

■「ヴァールベリの無線局」は、 スウェーデン・ハッランド県ヴァールベリ近郊にあるグリムトン長波海岸局(識別符号SAQ)の日本のユネスコによる世界遺産登録名である。1923年に築かれ、高周波発電機式(アレキサンダーソン式)としては世界で唯一稼動可能な超長波 (VLF) 送信機を備える。また、高さ127メートルの自立型鉄塔6基を電線が伝い、アンテナの放射素子として使われていることから、巨大な送電用鉄塔のように見える。1950年代までは専らアメリカ・ロングアイランドにあるRadio Centralとの間で大西洋横断無線電信の送信に使われた。

 ルーレオのガンメルスタードの教会街     カールスクローナの軍港

ルーレオのガンメルスタード
の教会街

カールスクローナの軍港

ヴァールベリのラジオ放送局 スウェーデン 世界遺産

■ルーレオーのガンメルスタードの教会街は、スウェーデン北部、フィンランド国境と間近な都市であるルーレオ内のガンメルスタード村にあります。 ガンメルスタードの歴史は15世紀初頭に、スウェーデン貴族が建てた教会を中心に、ルーレオ川の西側に信者たちがコテージを建てて住み始めたり、遠方から来た信者の為に簡易宿泊所を作ったことに由来します。ガンメルスタードのルーツといえる、カトリックの教会は、スウェーデン北部の中世聖堂としては、もっとも大きい建築物であり、北部地方最古の教会でもあります。
■カールスクローナの軍港は、スウェーデン南部、バルト海に面したカールスクローナは、17世紀後半にバルト海の羅権を守るために建設された軍港で、ヨーロッパ初の近代的な軍港都市として、後の軍港のモデルになりました。

 ハンザ同盟都市ヴィスビュー(Visby)

ヴィスビー(Visby)

■ヴィスビー(Visby)はゴトランド島に位置するスウェーデン王国南西部の都市である。10世紀に建設され、そのころの遺跡で国際的に有名。ゴットランド県とゴットランド郡の中心都市である。現在のスウェーデンにおいて、ヴィスビーは旧市街を囲む殆ど完全な姿の3.4kmの石の壁で知られている。この壁は"Ringmuren"(輪壁)と呼ばれる。「輪壁」と呼ばれる旧市街を囲む石の壁が有名。ハンザ同盟(はんざどうめい)は、中世後期に北ドイツを中心にバルト海沿岸地域の貿易を独占し、ヨーロッパ北部の経済圏を支配した都市同盟。
 

ヴィスビーの市街地

ヴィスビーの輪壁

ヴィスビーの市街地

ハンザ同盟都市ヴィスビュー 世界遺産 スウェーデン  ハンザ同盟都市ヴィスビュー 世界遺産 スウェーデン 

 エーランド島南部の農業景観

■「エーランド島南部の農業景観」は、スウェーデンにある文化的景観の一種で、ユネスコの世界遺産に登録されている。エーランド島にはStora Alvaretと呼ばれる石灰岩に覆われた不毛の平原が広がっているが、そのやせた地質と高いpHレベルのせいで、多くの希少種を含む植生が見られる。世界遺産登録理由は、その傑出した生物多様性と先史時代からの人類の苦闘の痕跡とが評価されたものである(ただし複合遺産ではなく文化遺産としての登録)。この地形は島の4分の1以上にあたる260平方km以上にわたって広がっており、この種の地形としてはヨーロッパ最大級である。

エーランド島の風車

イェットリンゲ、エーランド島

エーランド島の集落

エーランド島の放牧

エーランド島の風車 世界遺産 イェットリンゲ、エーランド エーランド島南部の農業景観

 ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島

■「ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島」は、ユネスコの世界遺産登録物件のひとつ。その名の通り、スウェーデンのボスニア湾沿岸にあるヘーガ・クステン(ハイ・コースト、高地海岸)と、フィンランドのクヴァルケン群島とを対象とする。これらの地域は、氷河の融解に伴って土地が隆起する現象が、地球上で最も顕著に現れている地域であることから、世界遺産に登録された。『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島 スウェーデン 世界遺産  ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島 スウェーデン 世界遺産 

 スウェーデンの歴史的建造物や遺物

ルンド大聖堂と天使(1946年)

ルンド大聖堂(1946年)

ルンド大聖堂と天使(1946年) スウェーデン ルンド大聖堂と天使(1946年) スウェーデン

■スウェーデンの中でも、最も古い歴史を持つ町の一つルンド。11世紀にはイングランド・デンマーク連合の東の都として栄えました。町のシンボルとも言うべき大聖堂は1145年に建設され、北欧全体を統括していたといいます。

6世紀ごろの青銅製冑(カブト)のデザイン(エーランド島出土) スウェーデン、1967年

6世紀ごろの青銅製冑(カブト)のデザイン(エーランド島出土) スウェーデン、1967年

世界遺産の切手|ヨーロッパ 北欧 : 
デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンの世界遺産 

カウンター