地学関係の切手|ダイヤモンド等の宝石類と世界の鉱物(原石・岩石)や鉱山・油田・鉱業
世界の鉱物(原石・岩石・化石、一般的には、地質学的作用により形成される、天然に産する一定の化学組成を有した無機質結晶質物質のことを指す)の中の原石・岩石・宝石の切手です。 原石・岩石・宝石は、色や形様々ですが見ていてホッとするものです。また最近になり、各国は出来る限り実物に近い質感・色合い・色彩を出してきてます。実際のものは高嶺の花でも,切手は安いものです。宝石は誕生石が多い。実際の原石・岩石・化石と比較すると面白いです。鉱山や鉱業関係も取り入れました。宝石とは、鉱物の中で石にあたり希少性が高く美しい外観を有するもの、または一般的にアクセサリーなどに使用される鉱物を言う。硬度が高いことも重要。一般に鉱物としての無機物の結晶を指すが、珊瑚や真珠のように生物に起源するものや、琥珀のように有機物であるものもある。
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(ページ内の索引) [ 原石・岩石|宝石|化石|鉱山・鉱業 ] 参考HP:鉱物の一覧(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』) |
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■太陽系の隕石や月の岩石の生成年代から、この頃、原始地球が形成されたと考えられている。月の形成時期も、45億5000万年前とされる。 |
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■天然記念物(英:Natural monument、独:Naturdenkmal)とは、動物、植物、地質・鉱物などの自然物に関する記念物です。 |
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原石 |
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アメリカ発行 バリシア石(vatiscite) モリブデン酸塩鉱物(molybdates) 藍銅鉱(azurite) 銅鉱石(copper) |
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ギリシャ1980年発行 |
自然銅(native copper) |
クロム鉄鉱(chromite) |
スペイン1995年発行 |
石膏(gypsum)、重晶石(barite)、混合硫化物、ボーキサイト(bauxite) |
霰石(aragonite) |
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スペイン1994年発行 辰砂(cinnabar),閃亜鉛鉱(sphalerite),黄鉄鉱(pyrite),方鉛鉱(galena) |
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タイの鉱物 (錫(スズ)、亜鉛(アエン)、鉛(ナマリ)、ほたる石) |
コロンビアのエメラルド |
フランス領・南極 |
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中国 1982年 石黄(ヒ素の硫化鉱物、orpiment) 輝安鉱 |
辰砂(cinnabar) 鉄マンガン重石(タングステン) |
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■中国は豊富な鉱物資源に恵まれている。すで判明している鉱物資源は世界総量の約12%を占め、世界三位にランクされている。しかし、一人当たりの平均占有量は比較的少なく、世界の一人当たりの平均占有量のわずか58%(世界53位)しかない。現在までに発見された鉱物の種類は合わせて171種類で、そのうち、埋蔵量が判明している鉱物は158種類(エネルギー鉱物10種類、鉄金属鉱物5種類、非鉄金属鉱物41種類、貴重金属鉱物8種類、非金属鉱物91種類、その他の水気鉱物3種類)である。中国は世界でも鉱物資源の総量と種類が豊富な少数の国の一つである。判明している埋蔵量で計算すると、45種類の鉱物の中の25種類が世界三位以内にランクされ、そのうち、希土、石膏、パナジウム、チタン、タンタル、タングステン、ベントナイト、石墨、硫酸ナトリウム、重晶石、マゲネサイト、、アンチモンなど12種類の鉱物資源は世界一位の埋蔵量を持ちます。 |
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インドネシア アメジスト(紫水晶)とChrysopal(かんらん石,olivine) |
インドネシア 桂化木(オパール) |
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インドネシア テクタイト |
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モナコ 鋭錐石(anatase) |
曹長石(albite) |
ルチル(rutile、金紅石) |
緑泥石(chlorite ) |
板チタン石(brookite) |
石英(quartz) |
ウガンダの鉱物 モナズ石(monazite-(Ce))、 |
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ウガンダ発行 鉄コロンブ石(ferrocolumbite)とtantalite、方鉛鉱(galena)、孔雀石(malachite)、錫石(cassiterite)、 |
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イスラエル(1981年)、 |
Dioptase,翠銅鉱(アンゴラ、1970年) |
ダイアモンド(アンゴラ、1970年) |
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左からエメラルド(緑柱石)、珪孔雀石(elat stone)、 |
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白雲母、Muscovite |
重晶石、Barite(アンゴラ、1970年) |
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ハンガリー(1969年) 硫化カドミウム(Greenockit calcite sphalerite crystal)、水晶(Quartz)、銅(Copper)、赤銅鉱(cuprite crystal) |
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鉱物資源(アメリカ、1974年)石化木、電気石 |
鉱物資源(アメリカ、1974年)紫水晶、菱マンガン鉱 |
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トパーズ(Topaz、ソ連、1963年) |
ジャスパー(Jasper、ソ連,1963年) |
水晶(ポルトガル、1971年) |
アフガニスタンの鉱物(1999年) |
アフガニスタンの鉱物(1999年) | アフガニスタンの鉱物(1999年) | ||
■古くからアフガニスタンには世界最大規模の各種金属、希少金属、貴金属、宝石を含有する豊富な鉱脈が数多く存在することが知られており、インフラの整備や権益の開発が進めば資源企業に莫大な富をもたらすと考えられている。 もっとも歴史のあるのは紀元前から採掘が続いた青色の宝石ラピスラズリである。 |
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ニュージーランドの鉱物 1c:軟玉(Nephrite),2c:瑪瑙(めのうagate).,3c:黄鉄鉱(iron pyrite),4c:紫水晶(amethyst),5c:紅玉髄(carnelian) |
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チンワルド雲母(Zinnwaldite) |
紫水晶(amethyst) |
鉱物として産する塩化ナトリウム(NaCl、halite) |
■チンワルド雲母Zinnwaldite |
パライバトルマリン |
紫水晶(amethyst、ブラジル) |
異極鉱・スミソナイト |
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メキシコの鉱物資源(メキシコ、2005年)より |
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Valencianite (Adularia) |
金鉱石(Gold) |
石膏 (Gypsum) |
緑柱石(BERYL) |
■石膏は石膏像やギプスほう帯(ギプス Gips はドイツ語で石膏のこと)などで、一般的に知られている鉱物です。自然に産する時は、透明感のあるきれいな結晶(矢羽根双晶)として観察されます。「聖母マリアのガラス」と言われるほど、優しく清らかな美しさがあります。 |
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蛍石(fluorite) |
藍銅鉱(azurite、アズライト) |
異極鉱・ ヘミモルファイト |
マンガン方解石 |
Uraninite 閃ウラン鉱 |
パイロモーファイト |
オパール水晶カルセドニー |
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水晶アメシスト |
銀鉱石(Silver) |
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岩石 |
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中国香港・砂岩 |
礫岩 |
凝灰岩 |
花崗岩 |
上記の中国香港の切手では実際の石のイメージが分かるように印刷されています。 |
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タイ 宝石 ルビー・ダイヤモンド 切手 |
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タイ 宝石 サファイア,ダイヤモンド,真珠 |
東ドイツ アメジスト(紫水晶),アクアマリン他 |
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オーストラリア 黒オパールとオパール |
東ドイツ トパーズ他 |
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ダイアモンドと鉱山 |
■【中国時報】ダイヤ販売台湾世界一 デビアス発表、宝石全体トップ5(2009年4月12日) 世界大手のダイヤモンド製造・販売会社デビアスは先ごろ、昨年の5カラット以上の大粒ダイヤの販売で台湾が世界で最も多かったと発表した。宝石全体の消費量でも台湾は世界のトップ5に入った。 原因について同社は、「台湾で世界的な富豪793人にランクインしている者はわずか5人と少ない。しかしダイヤの生産量が近年減少の傾向にあり、価格が上昇していること。同社の製品の品質への信頼度の高さが、投資目的のコレクターに支持された」と分析している。 |
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アメシストとダイアモンドのブローチ(ソ連) |
■ダイヤモンドはマントル起源の火成岩であるキンバーライトに含まれる。キンバーライトの貫入とともにマントルにおける高温・高圧状態の炭素(ダイヤモンド)が地表近くまで一気に移動することでグラファイトへの相変化を起こさなかったと考えられている。このため、ダイヤモンドの産出地はキンバーライトの認められる地域、すなわち安定陸塊に偏っている。上位6カ国、ロシア
(22.8%)、ボツワナ (19.9%)、コンゴ民主共和国 (18.0%)、オーストラリア (13.2%)、南アフリカ共和国 (9.3%)、カナダ
(8.1%) だけで、世界シェアの90%を占める。 |
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レーニンの誕生日を記念し作 |
■ダイヤモンド(diamond) は、結晶構造を持つ炭素 (C) の同素体の一つであり、実験で確かめられている中では天然で最も硬い物質である。金剛石(こんごうせき)ともいう。結晶構造は多くが8面体で、12面体や6面体もある。宝石や研磨剤として利用されている。ダイヤモンドの結晶の原子に不対電子が存在しないため、電気を通さない。 |
ダイヤモンド(南アフリカ) |
ダイヤモンド(南アフリカ) |
■青田石(せいでんせき)は、篆刻の主要な印材。中国浙江省青田県産。王冕が発見した花乳石(かにゅうせき)がこれにあたるとされる。青田県季井嶺の図書洞から産出する。篆刻では初心者向けの石とされ、非常に安価である。色は薄い緑。 |
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ストラウ・コッパーベリ鉱山 |
ゴールドラッシュ |
砂金採取(エクアドル、1937年) |
炭鉱夫(日本、1946年) |
ブリテッシュ・コロンビアの砂金採り(カナダ、1958年) |
キプロスの銅の採掘場(1955年) |
■今、世界の鉱山では下記のような事が起こっています。一度考えてみたい内容です。 今、世界の鉱物資源はごく少数の国際資源メジャーによって寡占支配が進んでいます。その一方で経済成長が著しい中国がメタル争奪戦に参戦してきています。現場では工業化社会を支えるために自然破壊が進み、先住民の権利が奪われ、社会的・文明的崩壊が進んでいます。ところが工業化社会の住人たち、私たち日本人はここで何が起こっているか知らされていない。工業化社会の中でいくら循環型社会と唱えてみても、それを支える資源開発の現場にまで思考がいきつかない。 |
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炭鉱夫(産業図案、1948年) |
電気炉製鋼(産業図案、1949年) クリックで拡大 |
■インドネシアのグラスバーグ鉱山は、世界最大の有名な金鉱山で、アメリカのフリーポート・マクモラン社がずっと以前から開発していました。標高4,400mの赤道直下、氷河がまだ残っているような所を掘り進んでいます。ここでも先住民族が強制移住させられ、拉致や暗殺などが生じている模様です。会社は直接インドネシアの軍隊を雇って、反対者を抑圧しているのです。年間1億6,000万tの岩石が採掘され、毎日数十万tの廃石が発生します。鉱石の部分は細かく砕いて金と銅をとり出すわけですが、ここではその廃棄物(テーリング)を川に流しています。このためテーリングが周辺の熱帯雨林の中にあふれ出し、有害物質を含んだまま海に流れ込みます。 (国際環境NGO FoE Japanとの共催で、2008年3月12日、「資源開発とCSR〜環境社会影響とその対策」と題するセミナー より抜粋転載) |
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銀鉱発見100年(アメリカ、1959年) |
カリフォルニア金鉱100年 |
■ニューカレドニアのゴロ・ニッケル鉱山の例を紹介します。先住民の人たちが太古の祖先から受け継いだ森林、生態系を何とか守りたいと、反対運動をしているところです。ラテライト系のニッケル鉱ですが、森林をなぎ倒しどんどん破壊しながらニッケルを採掘しています(本誌2007年11月号に報告を掲載)。金や銅の鉱脈と違って、ニッケルは土壌の表面から10〜20mの場所に広く分布し、植生や表土を広範囲にわたってはぎとるような方法で採掘しています。 |
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コムストックと採鉱者たち |
サッターズ・ミルの景色 |
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■フィリピンは昔から金と銅がよくとれる所で、やはり先住民族の住んでいる豊かな森の中にしか、もう資源がなくなってきた。そういう所に手をつけようとすると、その森を利用してきた先住民族の人たちが反対運動をします。反対運動のリーダーが殺害されるというような事件も起こっているのです。 |
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ソ連の油田開発 |
水晶の採掘者と水晶の絵模様のタブ(ソ連) |
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ファールン金鉱(1975年) |
ファールン銅鉱跡(1973年) |
■ファールン大銅山地域 The Mining Area of the Great Copper Mountain in falun 【スウェーデン 世界文化遺産】 |
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ヒスイの里と相馬御風(新潟県) |
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■全国で唯一、ヒスイの里と呼ばれている糸魚川市は、古くから神話・伝説の多い所であり、相馬御風の生まれたところでもあります。 糸魚川市の南に位置する明星山の大岸壁が、小滝川に落ち込むところで、色彩豊かなヒスイの原石が産出されていましたが、現在は、国の天然記念物に指定されてます。この小滝川と姫川が合流し、日本海に流れ出たところは、ヒスイの原石が見付かることがあり、地元では、ヒスイ海岸と呼ぶことがあります。 相馬御風は、明治・大正・昭和を通し、叙情歌人・詩人・自然主義評論家として活躍しました。 |
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トンガ(TONGA)の鉱物資源調査(1985年) |
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太平洋海底には豊富海底資源が存在することが明らかになっています。日本政府もかつて太平洋海底資源開発のための調査を行っていました。貴重な鉱物資源ではありますが、それを引き揚げて、精錬し、販売するためのコストを考えると必ずしもすぐに開発できるという状況にはありません。銅、亜鉛、金等の鉱物資源を含む熱水鉱床が900万トン以上存在しているとみられている、トンガの海域に属する2万平方キロメートルの海底における、排他的な鉱物開発権を韓国は手に入れた。 |