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世界の鉱物(原石(宝石)&岩石)の展示場。・・ 南京の雨花石は逸品です
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鉱物関連の頁索引 [ 実際の 原石・岩石(世界|日本)|化石|切手の原石・岩石・宝石|恐竜・古代生物|化石 ]
ページ内のINDEX 原石(海外) 岩石(海外)
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■原石(海外)
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中国産原石の玉
中国・南京旅行にて
■インディコライトは青色を呈しているリチア電気石です。ブルー・トルマリンとも呼ばれています。青色の発色原因は鉄です。インディコライトという名称はインジコ・ブルー(藍色の染料名)に因んでいます。
■ジューダイトと書いてありますが、これは硬玉といい、鉱物名はひすい 輝石です。
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インディコライト(リチア電気石,トルマリン) 10cm 向こう側が透き通って見えます。 別名ブルー・トルマリン、発色は鉄 硬度 7-7.5
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ジューダイト(ヒスイ輝石,jadeite)110cm 三色の混合が見事です。
硬度 7 ケイ酸塩鉱物
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■雨花石(うかせき、中国、南京):家内と旅行で南京を数年前に訪問しました。非常に珍しいの触れ込みで雨花石を購入しました。
見ての通り雨花石はメノウの一種で、天然の模様と透明な質感が雨花石を中華名石と呼ばれるようになった訳です。雨花石は願いをかなえる不思議な石です。 中国・南京(昔父親の写真を見てて一度行ってみたいと思っていた所で日本人には嫌な思いある。かって孫文の時代に中国の首都でもあった)の南に位置する雨花台で採れる雨花石は、縞の美しい天然の石です。南京特産の雨花石はこの地名に由来しているそうです。 現在「雨花石」の名で売られている石の多くがメノウではないとの事です。 中国各地で同種のものが採れる様だが、原石はほとんど流通していない。 南京では中山稜含め各所で通常の綺麗な石ころと同様に販売されていました。 購入はしましたが、本物が欲しく別途購入したものをアップ(いずれも、ヒルトン南京の専門店で購入し鑑定書つきです。)しました。 実際に雨花石に手に取ると凄く綺麗です。
■トルマリン(tourmaline)は、ケイ酸塩鉱物のグループ名。結晶を熱すると電気を帯びるため、日本名・電気石(でんきせき)と呼ばれている。宝石のひとつで、10月の誕生石である。石言葉は「希望」。ブラジル、アフリカ各地(モザンビーク、ナイジェリアなど)スリランカ(主にドラバイト)
、アメリカ合衆国などで産出される。世界的に見ると多産な鉱物で有るが、稀に有る含銅エルバイト・トルマリンに関しては宝石としてのいわゆる「パライバ・トルマリン」として希産宝石として珍重される。
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雨花石 NO.1
(縞模様が有名です。)
鑑定書つき
中国南京ヒルトンホテルにて
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雨花石 NO.2
中国南京ヒルトンホテルにて
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■翡翠(ひすい、jade)またはヒスイは、深緑の半透明な宝石のひとつ。東洋(中国)、中南米(インカ文明)では古くから人気が高い宝石であり、金以上に珍重された。古くは玉(ぎょく)と呼ばれた。秦の始皇帝の遺体も玉で覆われていた。中南米の王族の墓でも同様の処置が確認された。中国では、他の宝石よりも価値が高いとされ、古くから、腕輪などの装飾品や器、精細な彫刻をほどこした置物など加工され、利用されてきた。玉(ぎょく)は中国では美しい石の総称で、古くから実用品や装飾等の材料として用いられた。玉の玉彫工芸は今でも中国の工芸品の重要な位置をしめる。また、玉の中でも特に翡翠が珍重されたことから、玉は翡翠の意味としても使われた。
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ヒマラヤの岩塩
(がんえん、英: rock salt, halite)
直径15CM位
中国蘇州の市場にて
■岩塩(がんえん、英: rock salt, halite)は、鉱物として産する塩化ナトリウム(NaCl)のこと。
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■ヒマラヤ山脈は今からおよそ3億8千年前〜4,500万年前の間に、インド亜大陸がユーラシア大陸と衝突し、海の底であったヒマラヤはこの壮大な大陸移動の力により世界一高い山脈へと変貌していった。 この間に、テチス海で結晶していた塩はマグマの熱によって焼かれ、
ヒマラヤが隆起していく過程で結晶岩塩となっていった。これがヒマラヤ原産太古の岩塩。 生命が発生した太古の海のミネラルを含有するこの岩塩は悠久の時が創りだし自然が人類に恵んでくれた貴重な贈り物で、エステなどで今は利用されています。
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■アルプスの岩塩ランプ ヒマラヤもうそうですが高い山は昔海の底でそれが隆起して出来たものが多く岩塩が多いです。 近隣のオーストリアのハルシュタット(世界遺産)には世界で最古の岩塩抗がある。紀元前400年以上も前に動物たちが食べているのに気付き発見された。此処は2.5億年前には海であり、1.5億年前に干上がって岩塩が取り残されたという。 海外写真集 [スイス(Switzerland) ]
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オパール(USA、オレゴン)
硬度 6.5 酸化鉱物(ケイ酸鉱物)
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オパール(opal、メキシコ)
硬度 6.5 酸化鉱物(ケイ酸鉱物)
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エメラルド(emerald、ブラジル)
ケイ酸塩鉱物 硬度 7.5
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ラピスラズリ(lapis lazuli、アフガニスタン) 方ソーダ石グループの鉱物である青金石 (ラズライト)を主成分 硬度 5-5.5
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トルコ石(turquoise、ターコイズ、中国、湖北省)水酸化銅アルミニウム燐酸塩
硬度 5.5-6
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アマゾナイト(天河石、ソ連) マイクロクリン(微斜長石)という石の一つ
Amazonite 硬度 6-6.5
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■ツタンカーメンの黄金の仮面にも使用されたラピスラズリなど古くから石には不思議な力があると信じられ、信仰の対象とされてきました。また、古代エジプトでオシリス神に捧げられていたとされるターコイズ(トルコ石)。
■オパール生産ではオーストラリアが世界の75%ほどを占め、続いてメキシコがおよそ20%と、一般の宝石市場で見かけるのは、ほぼこの2つの国からのオパールが殆どです。 メキシコのオパールは一般にファイアー・オパールと呼ばれる透明度の高い赤からオレンジ色の種類が有名です。メキシコの場合は800℃と比較的低い温度の流紋岩の溶岩流が冷える際に放出されたガスによって空隙や晶洞が形成されます。溶岩が冷えると同時に珪酸分を多く含まれる熱水も分離されますが、その温度が160℃程度まで下がって珪酸分が空隙や晶洞に沈殿してオパールの層を形成したと考えられています。
■ラピスラズリ (lapis lazuli) は、方ソーダ石グループの鉱物である青金石(ラズライト)を主成分とし、同グループの方ソーダ石・藍方石・黝方石など複数の鉱物が加わった類質同像の固溶体の半貴石。和名の瑠璃(るり)又は天藍石(てんらんせき)はサンスクリット語のヴァイドゥーリャないしパーリ語ののヴェルーリヤの音訳である。深い青色から藍色の宝石で、しばしば黄鉄鉱の粒を含んで夜空の様な輝きを持つ。
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ガーネット(紅榴石garnet)
硬度 6.5-7.5 ケイ酸塩鉱物
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ジャスパー(碧玉)
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■エメラルド(英: emerald)は、ベリル(緑柱石)の一種で、強い緑を帯びた宝石である。和名、翠玉(すいぎょく)、緑玉(りょくぎょく)。特にエメラルドカットと呼ばれるカットがされることが多い。エメラルドの語源はサンスクリット語で「緑色の石」を意味する「スマラカタ」に由来する。それが、ギリシャ語で「スマクラグドス」、ラテン語で「スマラグダス」と変化し、更に「スマラルダス」という俗語に変化、そこから更に古フランス語で「エスメラルド」に変化し、現在の「エメラルド」と言う呼称になったとされる。コロンビア、ブラジル、ザンビア、ジンバブエ、マダガスカル、パキスタンなど各地で産出するが、現在は、コロンビアが最大の産出国である。
■微斜長石(びしゃちょうせき、microcline、マイクロクリン)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種。長石グループの鉱物で、三斜晶系のカリ長石。青緑色の微斜長石を天河石(amazonite、アマゾナイト)といい、微量の鉛によって色付いている。
■ジャスパー(Jasper)碧玉(へきぎょく)は、微細な石英の結晶が集まってできた鉱物(潜晶質石英)。
硬度 7 SiO2 。勾玉。
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ルビー(Ruby、紅玉、インド)
硬度 9 アルミナ=酸化アルミニウム
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ルビー(マダガスカル) クロムで赤く
硬度 9 アルミナ=酸化アルミニウム
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■ルビー(Ruby、紅玉)とは、コランダム(鋼玉)と呼ばれる鉱物の変種である。赤い色が特徴的な宝石である。7月の誕生石。石言葉は「熱情・純愛」。語源はラテン語で「赤」を意味する「rubeus」に由来する。ミャンマー、スリランカ、タイ、カンボジア、タンザニア、マダガスカルなどが原産地である。
■柘榴石(石榴石、ざくろいし、garnet)はケイ酸塩鉱物(ネソ珪酸塩鉱物)のグループ。宝石としてはガーネット、または紅榴石の名前でよばれる。1月の誕生石である。石言葉は「真実・友愛」。
■碧玉(へきぎょく、異称:ジャスパー、英語:jasper)は、微細な石英の結晶が集まってできた鉱物(潜晶質石英)であり、宝石の一種。酸化鉄や水酸化鉄などの不純物が混入しているため不透明であり、不純物の違いによって、紅色・緑色・黄色・褐色など様々な色や模様のものがある。それらは、赤碧玉(せきへきぎょく、レッドジャスパー、英語:red
jasper)、緑碧玉(りょくへきぎょく、グリーンジャスパー、英語:green jasper)、黄碧玉(おうへきぎょく、イエロージャスパー、英語:yellow
jasper)、オビキュラージャスパー(英語:orbicular jasper)などといった名でも呼ばれる。碧玉は玉髄やメノウと同じ種類であるが、それらより不純物を多く含んでいるとされる。 日本では、新潟県佐渡地方の「赤玉」、島根県松江市玉造の「玉造石」、青森県津軽地方の「錦石」が碧玉に該当する。
■宝石は含まれる不純物で色が変わり、酸化アルミニウム(Al2O3)が結晶化したコランダムは無色透明ですが、コランダムにクロムが含まれると赤く輝くルビー、鉄やチタンが含まれると青く輝くサファイアと呼ばれます。
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ルチル入り水晶(ブラジル)
水晶の結晶中に金紅石(ルチル)の針状結晶がインクルージョンとしてあるもの。
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ラズベリーガーネット(灰礬柘榴石、メキシコ)
グロシュラーガーネット(Ca3Al2(SiO4)3)
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ダイアモンド(ザイール)
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■ダイヤモンド(diamond) は、炭素 (C) の同素体の1つであり、実験で確かめられている中では天然で最も硬い物質である。金剛石(こんごうせき)ともいう。結晶構造は多くが8面体で、12面体や6面体もある。宝石や研磨剤として利用されている。ダイヤモンドの結晶の原子に不対電子が存在しないため、電気を通さない。4月の誕生石。石言葉は「永遠の絆・純潔」。ダイヤモンドの母岩であるキンバーライトは古い地質構造が保存されている場所限定だが、日本でも見つかっている。
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【ゴールデン タイガーアイ】 金虎目石
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■【ゴールデン タイガーアイ】金虎目石. ゴールデンタイガーアイは南アフリカでしか採掘されないパワーストーンです。 金運石と言われており古くはヨーロッパ各国で財産を増やす石として大切にされ、大富豪と呼ばれる人達の間で身につけられていたと言われております。古代エジプト時代にもこの虎目石は治療に用いられ、目の病気や鎮痛効果に使われていました。
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■岩石(海外)
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天青石(celestite、マダガスカル)
天青石(celestite)は、炎色反応では、ストロンチウム特有の赤い色が出る。 石言葉は「休息」。
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グリーンピース大の粒が重なり合っていて写真以上に綺麗です。天青石(celestite)は、まさしく天の青さを現したものです。硫酸ストロンチウム(SrSO4)を主成分とする鉱物である。セレスタインとも呼ばれるが、これは「空色」という意味である(日本名も同様)。重晶石グループの鉱物。 斜方晶系で、硬度は3、比重は3.96、綺麗な青灰色で、ガラスまたは真珠光沢を持つ。
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我が家の肉石(バラ肉の様です、アメリカ)
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石炭
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■石炭(せきたん、coal)とは、古生代の植物が完全に腐敗分解する前に地中に埋もれ、そこで長い期間地熱や地圧を受けて変質(石炭化)したことにより生成した物質の総称。見方を変えれば植物化石でもある。
■台湾の故宮博物館で最も人気のある文物は「翠玉白菜」と「肉形石」(豚の角煮)
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蛍石(オレンジ、中国、招き猫)
■アラレ石(アラレいし、霰石、aragonite、アラゴナイト)は、鉱物の一種。スペイン・アラゴン州周辺で双晶が多く出たことからアラゴナイトと命名された。組成は炭酸カルシウム(CaCO3)
。比重2.9。モース硬度4。斜方晶系。
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縦が30cm横10cm程度で非常に重いです。唯、ご覧の通り非常に綺麗に彫刻されています。中国旅行の際に南京にて購入しました。
蛍石(フローライト)ではなく方解石(カルサイト)でしょうか?オレンジカルサイトの方が正解ですね。 中国上海の市場で。
■アタカマ石(緑塩銅鉱 Atacamite)は砂漠に咲いた緑色の花という風情がある鉱物です。名称は原産地であるチリのアタカマ砂漠に因んでいます。銅による緑色の発色で綺麗な花の様な結晶をしています。
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蛍石(メキシコ)
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アラレ石(モロッコ)
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アタカマ石(チリ)
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蛍石:火にくべると燐光を放つという
特徴から、日本では蛍石と
呼ばれているフローライト。
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鶏冠石(中国、湖南省)
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珪孔雀石(Chrysocolla,USA、アリゾナ)
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珪孔雀石(Chrysacolla,ポーランド)
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■鶏冠石(けいかんせき、realgar)は、ヒ素の硫化鉱物、名前の通り鶏のトサカの ような赤色をした鉱物で、金属かまたは不透明が多い硫化物の中で少し変わった存在です。色を除いては構造などほとんどの点で硫黄に似ていて「ルビーサルファー」と呼ばれる場合があります。金属硫化物鉱石と熱水脈で、温泉や火山(蒸気から結晶)地帯等で生じます。かつては花火の着色料などとして雄黄と共に採掘されていた。
■珪孔雀石(けいくじゃくせき、chrysocolla、クリソコラ)とは、ケイ酸塩鉱物の一種、銅を含む鉱物から 出来る二次鉱物。孔雀石(くじゃくせき、malachite、マラカイト)(Cu2(CO3)(OH)2)にケイ素が加わったような組成であり
、孔雀石と同時に産出されることも多い。英語起源のマラカイトなど欧語表記はギリシア語(アオイ科の植物の名称)に由来する。銅を含む鉱物が風化することによって生成するため、銅鉱床付近で産出される。宝石としてはモース硬度が低く扱いにくい。そのため、宝石として使う場合は樹脂を浸透させるなどの処置が必要となる。また、樹脂の代わりに石英が浸透したものはジェムシリカと呼ばれている。石英が浸透したジェムシリカはアメリカで人気が高く、ルースとして宝飾用に使われる。
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孔雀石
(マラカイト、USA、アーカンサス)
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チタン石
(titanite、くさび石、ブラジル)
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リビングストン鉱
(Livingstonite)
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化学組成はCaTiSiO5 硬度 5-5.5
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■孔雀石(くじゃくせき、malachite、マラカイト)は銅を含む美しい緑色の柔らかい単斜晶系の鉱物(組成は、炭酸水酸化銅 Cu2CO3(OH)2 )である。 硬度 3.5-4。 現在ではロシアのウラル山地、次いで南アフリカが主な産地となっている。
■リビングストン鉱(Livingstonite)です。産出が稀な水銀(Hg)の鉱物です。硬度 2。
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曹灰長石
(ラブラドル長石、マダガスカル)
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リチア電気石(Elbaite、ブラジル)
エルバイト、ピンク・トルマリン
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リチア雲母(Lepidolite,ブラジル)
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■曹灰長石とは、宝石ではなく準貴石としてラブラドライト(labradorite)という名前で販売されている。光をあてるとイリデッセンスという特有の虹色の輝きを示す。この現象は遊色効果であり、ラブラドル長石のものは特にラブラドル効果と呼ばれている。
■リチアとはリチウムを含む石の意味です。
■雲母(うんも、mica、マイカ)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)のグループ名。きらら、きらとも呼ばれる。耐熱性で電気を通しにくい性質を持ち、半田ごて等の絶縁体として利用されている。近年では、自動車や建築物等の塗料の材料の一部として使われることがある。雲母坂は、京都市左京区にあり、古来よりの比叡山登山道であり、行者道。かつて雲母が採れたことによる地名とされる。
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黄鉄鉱(USA)
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砂漠の薔薇(モロッコ)
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たんばん
(Chalcanthite,USA、アリゾナ)
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自然界に生じる硫酸銅
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■黄鉄鉱(おうてっこう、pyrite、パイライト)は硫化鉱物の一種。鉄と硫黄からなり、化学組成はFeS2で表される。理想的なものは、硫黄53.4%、鉄46.6%。英名である「パイライト」は、ギリシャ語の「火」を意味する「pyr」に由来する。これは、黄鉄鉱をハンマーなどで叩くと火花を散らすことから名付けられた。近年では高性能な薄膜太陽電池の材料としての利用が注目を集めており、工業的価値の見直しが進んでいる。方鉛鉱などと共に、半導体性があり、鉱石検波器として鉱石ラジオなどに使用されたことがある。アンモナイトの化石のなかに黄鉄鉱が結晶することがあり、これを特にアンモナイトパイライトと呼ぶ。アクセサリーとしてペンダントトップなどに用いる。
■砂漠の薔薇(バラ、Desert Rose または Sand Rose):ここで挙げているのは石膏(硫酸カルシウム、CaSO4)でできた砂漠のバラです。現在、砂漠のバラがどのようにしてバラ形の結晶に成長するのか、科学的に解明されていない。メキシコやサハラ砂漠で採取されたものが多く出回っている。原産地には、人より大きい巨大な岩石のようなものもある。砂漠のバラは水に溶けたミネラルが結晶に成長するものなので、砂漠といえども水がない(またはなかった)地域からは出てこない。そのため、砂漠のバラは、かつて水が存在した証拠としても扱われる
■胆礬(たんばん、chalcanthite、CuSO4・5H20)は硫酸銅です。結晶系は三斜晶系。単結晶の大結晶は稀で、銅鉱山の坑道の天井に鍾乳石様の塊を形成したり、内壁から霜柱状の結晶が成長するという産状が多い。
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水晶(大きさ15cm,太さ3cm)
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■石英(せきえい、quartz、クォーツ)は二酸化ケイ素 (SiO2) が結晶してでできた鉱物。六角柱状のきれいな自形結晶をなすことが多い。中でも特に無色透明のものを水晶(すいしょう、英:
rock crystal、ロッククリスタル)と呼び、古くは玻璃(はり)と呼ばれて珍重された。粉末は水晶末と呼ばれ、顔料として使用される。
4月の誕生石である。石言葉は「完璧・冷静沈着・神秘的」。
■松茸水晶(セプタークォーツ):はじめの水晶の先端に覆いかぶさるように、次の水晶が結晶した石を松茸水晶と呼びます。ネパールでは子孫繁栄のお守りとして大切にされています。
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松茸水晶(マダガスカル)
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透明水晶(アメリカ・アーカンソー州)
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■スピリチュアルな効果が宿ったとされる天然石をパワーストーンと呼ばれます。メノウで作られた勾玉、古代エジプトでオシリス神に捧げられていたとされるターコイズ、ツタンカーメンの黄金の仮面にも使用されたラピスラズリなど古くから石には不思議な力があると信じられ、信仰の対象とされてきました。
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■アメリカ・アリゾナの様々なメノウ(瑪瑙、agate、アゲート)は縞状の玉髄の一種で、蛋白石、石英、玉髄が層状に岩石の空洞中に沈殿してできた鉱物の変種である。中心部にすき間を残していることがしばしばあり、まれに液体・気体がそのすき間に存在することもある。平行な縞状模様があるものを縞瑪瑙(しまめのう、onyx、オニキス)という。蛋白石質と石英質の部分が交互に配列するため縞状に見え、黒色と白色がきれいに層状になっているものは、古くからカメオ細工の材料として用いられている。
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メノウ(アメリカ合衆国、アリゾナ州)
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メノウ(アメリカ合衆国、アリゾナ州)
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メノウ(アメリカ合衆国、アリゾナ州)
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ゴビ砂漠の岩石
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■ゴビ砂漠は、中国の内モンゴル自治区からモンゴルにかけて広がる砂漠。東西約1600km、南北約970km、総面積は約130万km2で、世界で4番目の大きさを誇る。古くからモンゴル帝国を始め、匈奴、突厥などの活躍の場であり、シルクロードの重要な拠点都市が幾つか存在した。また、黄砂(こうさ)とは、この地などから巻き上げられ気流に乗り運ばれる砂の事であり、春先には日本にも多く飛来する。上の岩石が黄砂の根本ですね。ゴビは、モンゴルの言葉で「砂漠」を意味します。ゴビには砂丘はあまりありません。岩と石と砂漠の背の低い植物がまばらに生えた赤茶けた荒野という表現がピッタリかもしれません。
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藍銅鉱
(アメリカ・アリゾナ州)
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バリッシャー石
(Variscite、アメリカ・ユタ州)
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紅石英(ローズクォーツ)
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バリッシャー石:Al(PO4)・2H2O アルミニウムの燐酸塩2次鉱物(水和物)
バリッシャー石はユタ産の塊状標本が有名
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紅石英、ローズクォーツは、別名、愛と美の女神『アフロディーテの石』ともいわれ、心の痛みを癒し愛を引き寄せる「愛のパワー」を持つ石として知られています。
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タイ・アユタヤの石
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ロシア・モスクワ赤の広場(城壁の石)
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ロシア・サンクトペテルブルグの城壁の石
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■1350年にアユタヤ王朝の都として築かれたアユタヤは、バンコクを世界でも有数の稲作地帯に発展させてチャオプラヤー(メナム)川中流の沿岸にあり、東西約7km、南北約4km、四方を川に囲まれた島状の街だ。水運を利用し、近隣だけでなく中国、ペルシャ、遠くヨーロッパとも交易を広めました。最盛期には東南アジア最大の都市へと発展した。今は世界遺産。
■ロシア・モスクワ赤の広場もロシア帝国のサンクトペテルブルグも世界遺産に登録されています。
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インドネシアの鉱物切手
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ブルーグリーンオパール(クリソパル) テクタイト(隕石) アメジスト 桂化木・オパール
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ブルーグリーンオパール(クリソパル) テクタイト(隕石) アメジスト 桂化木・オパール
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■テクタイト(英: tektite、語源はギリシャ語の tektos --溶けた-- から)は、隕石衝突によって作られる天然ガラスである。成分は地球の鉱物と同じで、形状は円形のものや水滴形状のものが多いが、さまざまである。テクタイトの起源については、地球で形成されたものかどうかで議論されたが、高速で衝突した巨大な隕石のエネルギーで蒸発気化した地表の石や砂などが、上空で急冷して固まったものだと考えられています。
■アメシスト(アメジスト、紫水晶、英: amethyst)は紫色の水晶である。主に装飾用に使われる。2月の誕生石。石言葉は「誠実・心の平和・高貴」。 英語名 "amethyst"
はギリシア語の amethustos(酔わせない)から派生した。アメシストは魅惑的な紫色をしている水晶です。日本では紫色は一番高貴な色とされていたため、アメシストを所有することが出来たのは位の高い人だけでしたが、今では比較的安値で購入できる宝石です。西洋では、アメシストのグラスでワインを飲むと悪酔いしないと信じられています。宝石名はギリシャ神話に登場する少女の名前に由来します。
ある日、酒の神デュオニュソスは、ふざけて、最初に出合った人間を家来のピューマに襲わせることにしました。運悪く最初に出会ったのがアメシストという名の少女でした。彼女は月の女神アルテミスの所へ行くところでした。少女の危機を知ったアルテミスは、ピューマの牙から彼女を守るために、少女の体を硬い大理石に変えてしまいました。大理石になった少女を見た酒の神デュオニュソスは悪いことをしたと反省し、大理石にブドウ酒をかけてやりました。すると、大理石は紫色の宝石に変化しました。
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ノジュール
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アメジストのノジュール
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■ノジュールとは化石などが入った塊を呼ぶ事が多いが、モジュールの定義は非常に曖昧な物で、どうもはっきりしない。堆積物中の結核・結核体・凝結物などを、成因に関係なく(と言うよりは、成因が判明していない)、包括的に呼んでいる様である。よって、高師小僧、黄土小僧などもノジュールに含めることがある。しかし、一般的には、堆積物形成後、化石・砂粒などを核として、堆積物の構成成分(珪酸・炭酸塩・鉄酸化物など)の分離濃集、堆積物中を循環する溶液からの鉱物質の沈殿濃集、あるいは珪酸交代作用等により生じた物と考えられている。
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さぼてん水晶(?)のノジュール
(アメリカ・テキサス州)
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