植物切手|秋を彩る 紅葉(モミジ、もみじ)・楓(カエデ)・銀杏
日本人には非常に親しみ易く、日本の秋を彩る馴染み深い樹木 紅葉(モミジ、もみじ)・楓(カエデ)・銀杏の切手です。 日本の秋は矢張り紅葉・楓・銀杏(イチョウ)ですね。 紅葉や黄葉が進行する条件は、日最低気温が10℃以下になると進み色付き始めて、さらに5℃以下になると一気に進むとされる。 全国の紅葉の名所は、東北は遠刈田温泉(蔵王連峰のふもとの温泉)、抱返り渓谷(桜で有名な角館の近く。東北の耶馬溪)。関東では、円覚寺(神奈川県鎌倉市。北条時宗創建の鎌倉五山に数えられる名刹)、いろは坂(栃木県日光市。東照宮から中禅寺湖へ登る、いろは坂)、近畿では日吉大社(滋賀県大津市坂本)、談山神社(奈良県桜井市、日光東照宮のお手本となった神社)、高雄山(京都市右京区)、京都で一番の紅葉の名所と言えば高雄山神護寺周辺でしょう。嵐山公園(京都市右京区。渡月橋を渡って、天竜寺、嵐山公園、祇王寺、念仏寺から高雄山に登る)です。中国四国では、紅葉谷公園(広島県宮島町。宮島の桟橋から弥山へ向かって歩く)、帝釈峡(広島県東城町。総延長18kmの渓谷)です。 |
■種類を限定した花分類 |
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■紅葉(こうよう、もみじ)は、落葉の前に葉の色が変わる現象。一般に落葉樹のものが有名であり、秋に一斉に紅葉する様は観光の対象ともされる。カエデ科のものをモミジと言うが、実際に紅葉の主役を務める木の代表である。厳密には赤色に変わるのを「紅葉(こうよう)」、黄色に変わるのを「黄葉(こうよう、おうよう)」、褐色に変わるのを「褐葉(かつよう)」と呼ぶが、時期が同じなためか、ともに「紅葉」として扱われることが多い。しかし、同じ種類の木でも場所が違えば時期も違う。それは気温や湿度に関係する。複数の現象が同時に進む場合もある。葉がなんのために色づくのかについては、その理由は諸説あり、いまだ明らかになっていない。 |
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モミジ(広島県、2009年) |
サトウカエデ(カナダ) |
アカガシワ(カナダ) |
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余談 銀杏(イチョウ)並木では、大阪の御堂筋の銀杏並木も有名です。昔は銀名(ギンナン)をよく拾いました。家の銀杏(イチョウ)の木もそのときに御堂筋で拾った物。凄く長生きします。 |
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■サトウカエデ(砂糖楓、Acer saccharum)は、カエデ科カエデ属の落葉高木。樹液を煮詰めたものをメープルシロップとして利用する。また、樹木はその堅牢性から、家具などに利用される。 |
canada aontas(アイルランド) |
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神宮外苑のイチョウ並木 |
京都 高山寺・表参道の紅葉、高山寺・石水院の銀杏 |
竹と楓(日タイ修好120周年、 |
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京都・化野念仏寺の紅葉 |
中尊寺(金色堂)と紅葉 |
奥入瀬渓流と紅葉(青森県) |
嵐山(秋):紅葉の嵐山と渡月橋 |
■京都市右京区の化野念仏寺は風葬された無縁仏を供養するために空海が五智山如来寺を開創、後に法然が念仏道場とした。紅葉時期には様々に色づいた木々の葉と、悲しげに立つ石仏の石の色が印象的。 |
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■日本語ではイチョウの実を指して「ぎんなん」と呼ぶが、これは「銀杏」の唐音読み「ぎん・あん」が、連声と呼ばれる現象によって転訛したもの。 |
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水戸・偕楽園の紅葉 |
モミジ(広島県、2009年) |
紅葉の谷川連峰・一ノ倉沢 |
イチョウ・東京 |
■紅葉や黄葉が進行する条件は、日最低気温が10℃以下になると進み色付き始めて、さらに5℃以下になると一気に進むとされる。美しい紅葉の条件には「昼夜の気温の差が大きい」「夏が暑く日照時間が長い」「夏に充分な雨が降る」「湿気が少なく乾燥している」などの条件が必要。紅葉の名所にはこの条件をよく満たす山間部が多い。 |
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京都・高台寺の庭と紅葉 |
広島・紅葉と宮島((1995年) |
千葉・養老渓谷 紅葉 |
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観楓図屏風(かんぷうずびょうぶ) 平安建都1200年記念(1994) |
■洛北・高雄は古来,紅葉の名所として名高い。清滝川のほとりで思い思いに紅葉狩を楽しむ人々の姿が描かれる。遠く雲間に神護寺の伽藍や,雪の愛宕社も望まれる。春夏を描いた他の1隻とともに四季の名所絵であったと思われる。画中の印から,狩野元信の次男,「秀頼」の筆とされるが,孫の「秀頼」とする説もある。 |
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白神山地、赤石渓流(白神岳から望む、白神山地の秋) 拡大 |
カナダの国立公園の紅葉と銀杏 |
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県内屈指の景勝地である赤石渓流は、黄葉の時期に一段と美しくなります。特に「日本の滝100選」に選ばれた、くろくまの滝周辺や奥赤石大橋から見る景色は、まさに絶景です。 |
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■世界遺産の広島・宮島の紅葉谷公園には約200本の紅葉があります。 種類はイロハカエデが110本と最も多く、ヤマモミジ60本・ウリハダカエデ10本ほかにトウカエデ・コウチハカエデ・オオモミジ等。 春から夏にかけて、葉に澱粉質を蓄え、霜が降りる秋になるとアントシアニンという物質に変わります。このアントシアニンという物質の量によって、紅葉の良し悪しが決まります。 春から夏にかけては緑が清々しく、11月中旬から下旬にかけては紅葉が綺麗です。 こしあん や つぶあんの広島県の世界遺産&日本三景の厳島(宮島)の名産品”もみじ饅頭”も楽しみです。「もみじ饅頭」が一般的だが、商品によっては「もみじまんじゅう」とも表記する(藤い屋、後藤製菓など)。略称として、「もみまん」と呼ばれることがある。もみじ饅頭がブームとなった1980年代から、主に地元の中高生が(性的なジョークのニュアンスを込めて)使用していた語です。 |
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京都・祇王寺の紅葉 |
京都・渡月橋の紅葉 |
京都・常寂光院の紅葉 |
剣岳と立山連峰の紅葉 |
■渡月橋(とげつきょう)は、京都府京都市の桂川にかかる橋である。橋北側は右京区、南側は西京区である。北から渡月橋を渡ると、中之島(嵯峨中ノ島町)を経て嵐山の麓に至る。亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられた。嵐山もみじ祭り開催。 |
横蔵寺の紅葉(岐阜、2010年) |
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鈴木其一筆「四季花木図屏風」六曲一双(左隻部分)より |
伊藤若冲・動植綵絵・ |
もみじ 高野辰之作詞・岡野貞一作曲/文部省唱歌(二年) |
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日中平和友好条約30年 繁栄と発展の象徴「魚水情・四季」(王伝峰 画) 中国では |
高橋天山・「山寺の秋」・ |
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紅葉のしくみについては、次のように考えられています。 |
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近畿の紅葉の写真 |
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積田神社境内の銀杏の大木 |
積田神社境内の銀杏の大木 |
積田神社境内の大灯篭 |
■積田神社(つむたじんじゃ)は、南都春日大社奥宮や別名を積田の宮と言われ、参道の銀杏並木(実際には1000数百年の大木2本)も有名で、この2本で初冬になると参道一面黄色に染められます。積田神社の大銀杏は胴回り5−6mのものが2本、大灯篭は高さ8−10mで見事なものです。(名張) |
杉谷神社の拝殿と紅葉 |
杉谷神社「由緒略記」より 〔御 由 緒〕 当神社は中世名張郡最大の豪族大江氏の氏神として、永延年間に大江朝臣三河守貞基によって始祖である「天之穂日命」を祀る神社として創建せられたと伝えられる。後に鳥羽天皇の御代に至り勅により菅原道真公の霊を勧請し「椙谷天満宮」と尊称された。 始めは大江一族の鎮守社であったが、菅公祭祀以来名張郡三十余郷の惣社となるに至り、明治四年に社格が制定され「郷社」となる。 |
積田神社境内の紅葉した銀杏 |
積田神社境内の銀杏と紅葉 |
桃山風の建物として三重県並びに名張市の有形文化財に指定されている。また、宝蔵する北野天神縁起三巻の絵巻は同の重要美術品・三重県文化財に指定されている。大屋戸天神とも称される。 |
積田神社の目前の夏見橋は、曽爾街道の起点。 この辺りは壬申の乱の時も大海人皇子の通過点だったと思われる。 |
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奈良・室生寺のある室生の里の秋(2010年) |
積田神社参道の銀杏と紅葉 |
積田神社境内の紅葉 |
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■奈良・女人高野・室生寺はシャクナゲの他、紅葉の名所 |
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奈良・女人高野・室生寺の紅葉(2010年) |
京都・西本願寺の山門前のイチョウ |
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■奈良県桜井市にある紅葉名所、談山神社は藤原鎌足を祭る神社。鎌足が中大兄皇子と蘇我入鹿を滅ぼすための謀を談じた山にあるので、この社名がついた。木造としては現存唯一の十三重塔をはじめ、三間社春日造りの本殿ほか朱塗りの華やかな社殿が立ち並ぶ。境内は桜と紅葉の名所として知られ、秋は約3000本のカエデが、社殿の朱色と競うように赤や朱色に燃え立つ。 |
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奈良・桜井の談山(たんざん)神社の紅葉 御祭神 藤原鎌足公 |
談山神社の十三重塔 |
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談山神社の紅葉(拡大X) |
談山神社の紅葉(拡大X) |
談山神社の紅葉(拡大X) |
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京都・清水寺の紅葉(2008年) |
京都・清水寺の紅葉 |
日牟禮八幡宮の境内 |
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■京都府京都市東山区にある紅葉名所、清水寺は、清水の舞台で知られる。宝亀9年(778)延鎮上人が音羽の滝の上に庵を結び、千手観音を祭祀ったのが始まりで、坂上田村麻呂が延暦17年(798)に長岡京の旧紫宸殿を移築して堂宇を建造したと伝える。断崖に立つ舞台造の本堂(国宝)は徳川家光が寛永10年(1633)に再建したもので、優美な寝殿造が踏襲されている。139本の柱が支える舞台からは京都市街を一望できる。三重塔(重要文化財)も同時期の再建。
桜の名所清水寺は紅葉の名所でもあります。清水の舞台の下は錦雲渓と呼ばれる渓谷で、秋には、枝を絡ませた楓の木々が見事に紅葉します。 |
竹とんぼのような羽根の付いたのもみじの種 |
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ドウダンツツジの紅葉 |
カエデの紅葉 |
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