世界の棘皮動物・後鰓類の切手
世界の棘皮動物や後鰓類の切手です。ヒトデ(Starfish)の棘皮類・ウミウシ等の軟体動物の後鰓類も入れてます。 棘皮動物(きょくひどうぶつ)とは、棘皮動物門
(Echinodermata) に属する生物の総称である。ウニ、ヒトデ、クモヒトデ、ナマコなどが棘皮動物に属する。棘皮動物という名称は、 echinoderm
というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、 echinoderm とは echinos (ハリネズミ)のような derma (皮)を持つものという意味である。 その名が示す通り、元来ウニを対象としてつけられた名称であるが、ヒトデ、ナマコなど、ウニと類縁関係にある、トゲをもたない動物も、棘皮動物に含まれる。 後鰓目(こうさいもく
Opisthobranchia)は、軟体動物門 腹足綱 直腹足亜綱(異鰓亜綱)に属する分類群の名称。旧分類では、軟体動物門 腹足綱 後鰓亜綱に相当する。体は柔らかく、貝殻は小さいか消失している種が多い。殻の蓋はなく、蓋をもたないことは、旧分類における有肺亜綱(カタツムリ類)との共通した特徴である。
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魚介類(海水) |
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魚介類全般の索引 [ 海水魚と魚類環境保護|水棲哺乳類と漁業|金魚・熱帯魚・鯉などの観賞魚 |海草・海藻・海綿動物| |
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棘皮動物は、ウミユリ類、ヒトデ類、シャリンヒトデ類、クモヒトデ類、ウニ類、ナマコ類の6つのグループに分けられる。 |
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ヒトデとなまこ(ベトナム) |
1985年発行 |
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■ヒトデ(海星、人手、海盤車)は、棘皮動物門のいくつかの綱の総称。ヒトデ綱、クモヒトデ綱と、いくつかの絶滅綱からなる。これらは星形動物亜門として一括されることもあるが、亜門・上綱の分類は一定しない。棘皮動物に含まれるヒトデ以外のグループには、ウニやナマコなどがある。 |
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Nardoa tuberculata、フジナマコ(Holothuria monacaria) |
シカクナマコ (Stichopus chloronotus)、モミジガイ(Astropecten scoparius) |
ヤツデスナヒトデ(Luidia maculata) |
アオヒトデ (Linckia laevigata )、アカオニガゼ(Astropyga radiata) |
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■ヤツデスナヒトデ(Luidia maculata)は、腕の長さが20cm 以上ある大型のヒトデですが、ヒトデは5本腕のはずが、この種は基本的に8本も腕があるのが特長で、砂地にすんでいます。 |
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■フジナマコ(Holothuria monacaria)は、クロナマコ科のナマコ。房総半島以南の浅海にみられ、体長20〜50センチ。背面は淡灰褐色で褐色の斑点が縦に2列並ぶ。腸内にカクレウオがすむ。 |
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■モミジガイ(Astropecten scoparius)は、日本沿岸の砂泥地で最も普通に見られるヒトデで、砂浜での釣りの際に誤ってかかってくることがある。五本の腕を持ち、綺麗な星形の体型をしている。体色には変異があり、黄土色っぽいものや青っぽいものがいる。体の下側に棘皮動物の特徴である管足があり、この管足を使って素早く砂泥に潜ることができる。岩場に棲むヒトデと違って管足には吸盤がない。 |
マンジュウヒトデ(pin cushion sea star、シンガポール ) |
マンジュウヒトデ |
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■マンジュウヒトデ(饅頭海星)は、棘皮動物門 星形動物亜門 ヒトデ綱 真ヒトデ亜綱 アカヒトデ目(縁弁目) コブヒトデ科。
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マンジュウヒトデは、南西諸島以南、インド洋・西太平洋に分布する。熱帯・亜熱帯のサンゴ礁域・岩礁域に生息する。表面は小さい顆粒で覆われ、球体をしている。腕が無く、ヒトデに見えないが、腹面にヒトデ特有の5列の管足溝がある。幼若個体は扁平で短い腕と管足の横にある縁板と言う部分が明瞭であるが、成長するにつれて体は膨れ、縁板は皮膚の下に埋没する。体表にエビの仲間のヒトデヤドリエビがいたり、体内にカクレウオの一種が共生したりする。オニヒトデと同様、サンゴを食べる。 |
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ウニ(Sea Urchin) |
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■ウニ(海胆、海栗、雲丹)は、ウニ綱に属する棘皮動物の総称。別名にガゼ、ガンガゼなど。多くの種が全身にトゲを持ち、中にはガンガゼのように毒を持つものもある。また、タコノマクラなど一般に知られるウニとはかけ離れた外見を持つものもある。ウニ綱の動物は、一般的には球形から半球形や平板型など、ボールを様々な程度に平らにした姿をしている。他の棘皮動物の多くに見られる腕は全く存在しない。 |
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ナガウニの一種(Echinometra sp) パイプウニ( Heterocentrotus) |
トックリガンガゼモドキ |
ラッパウニの一種 |
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ラッパウニ(Flower sea urchin、 |
■ラッパウニ(Toxopneustes pileolus ,Lamarck) 殻上の棘は比較的短く、棍棒状。その間に分布する叉棘は先端がラッパ状に開く独特の形状をしていて、近縁のアオスジラッパウニ以外では混同することはないでしょう。学名の属名は「毒の呼吸」または「毒の肺」という意味で、ラッパウニが毒を持っていることを示している。このウニに特徴的なラッパ状に開いた叉棘には三叉状に分布した細い棘があり、それらの先端がラッパ状の叉棘がつぼむときに中心部に寄せられます。我々の掌に吸い付いた叉棘がこのような運動をすると、カミソリのように薄い棘が我々の皮膚をカミソリのように切ることになり、切り口から毒が進入します。 |
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■トックリガンガゼモドキ (Echinothrix calamaris)は、 ガンガゼ亜目 Diademina。ガンガゼ(岩隠子, Diadema setosum) は、長い棘に毒があり、刺さると激しい痛みをおこす。 |
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ヒトデ(Starfish、2001年) |
British Indian Ocean Territory |
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■ヒトデ(海星、人手、海盤車)は、棘皮動物門のいくつかの綱の総称。ヒトデ綱、クモヒトデ綱と、いくつかの絶滅綱からなる。これらは星形動物亜門として一括されることもあるが、亜門・上綱の分類は一定しない。棘皮動物に含まれるヒトデ以外のグループには、ウニやナマコなどがある。星型(多くは五芒星形)をした生物。英語では starfish (星の魚)あるいは sea star (海の星)、フランス語ではetoile de mer(海の星)、ドイツ語ではSeesterne(海の星)など、多くの言語で星にちなんだ名で呼ばれる。 |
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Cushion star |
Azure sea star |
Crown-of-thoms |
Banded bubble star |
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■後鰓類(こうさいるい Opisthobranchia)は、軟体動物門腹足綱直腹足亜綱異鰓上目に属するグループで。体は柔らかく、貝殻は小さいか消失している種が多い。学名という名称はラテン語の opistho (後ろの) brankhia (鰓)に由来する。貝殻がないか目立たない種の多くはウミウシと総称されるが、明確な貝殻を持つものなどウミウシに含まれないものも多い。 |
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キマダラウロコウミウシ (Cyerce nigricans)ニューカレドニア |
■ウミウシ(海牛、a nudibranch; a sea slug)とは、軟体動物門腹足綱後鰓目(旧後鰓亜綱)中で貝殻が縮小したり消失した生物の総称。 ウミウシという呼び名は、後鰓亜綱に属する生物に広く使われる。有毒な付着生物を食べることで、体内に毒を蓄積している種も多く、多くは食用には適さない。 |
サラサウミウシの仲間 |
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![]() 1964年 |
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■「流氷の天使」と呼ばれるクリオネは、巻き貝の仲間です。えっ?貝?! ふわふわとダンスをするような姿は、まるでクラゲのようですね。でも、クリオネはれっきとした貝。和名は「ハダカカメガイ」といいます。「クリオネ」は学名の一部です。 |
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クリオネ |
■クリオネ (Clione) は、軟体動物門腹足綱裸殻翼足類(裸殻翼足目、または後鰓目裸殻翼足亜目)ハダカカメガイ科の1属である。クリオネ属、ハダカカメガイ属。日本ではハダカカメガイ
Clione limacina が知られています。 |
クリオネ |
フレームエンゼルフィッシュ(Centropyge loricula,Flame Angelfish)とウミウシ(Nudibranch) |
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『ギリシャ神話のクレイオ』 ミニャール |
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クリオネ(和名ハダカカメガイ、貝殻は成長すると失いますが巻貝の仲間です。)は、ギリシャ神話のクレイオの事で、最高神ゼウスと記憶の女神ムネシュネ(正妻ではない)の間に生まれた9人のミューズ(女神)の一人です。 ミューズ(ムーサとも呼ばれる)達は、人間の過ごすこの世を飾り、様々な芸術を司どる女神とされクレイオの分野は歴史で持ち物は巻物です。 クレイオは、神の身では人間に恋をする事は許されないのに、アプロディテ(ヴィーナス)が人間のアドニスに恋したと嘲笑した呪いから人間であるマケドニアのペラ王に恋をするようになり、その間に生まれたのがヒュアンキトス(太陽神アポロンの同性愛相手の美少年)です。 |
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後鰓類の分類 |
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世界のウニ、ヒトデの棘皮類・ウミウシ等の軟体動物の後鰓類 |
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