Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

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魚介類の切手|世界のクラゲ・イソギンチャク・珊瑚(サンゴ)等の腔腸動物・ミミズ、 ゴカイ、ヒルなどの環形動物

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世界の珊瑚(サンゴ、不思議で綺麗な生物)等の腔腸動物・環形動物の切手

 世界の腔腸動物(coelenterate)、珊瑚(サンゴ)やイソギンチャク、クラゲ等やゴカイ等の環形動物の切手です。サンゴ(珊瑚)は、刺胞動物門花虫綱に属する動物(ポリプ、サンゴ虫)のうち固い骨格を発達させる種です。宝石になるものや、サンゴ礁を形成するものなどがある。英語からコーラル (coral) とも呼ばれている。近年、沖縄県八重山諸島近海や世界遺産として知られるサンゴ礁グレートバリアリーフでは海水温の上昇が原因とみられるサンゴの白化現象が発生し、大きな問題となっている。サンゴは海水温が30度を越すと、サンゴと共生する褐虫藻が減少し、白化現象が発生する。地球温暖化現象はいろいろな分野へ波及している。一般的には腔腸動物はクラゲ・イソギンチャク・珊瑚などを言います。ミミズ、 ゴカイ、ヒルなどの環形動物も混在してます。刺胞動物は先カンブリア期の地層に既に、化石として姿をとどめている。
 腔腸動物(こうちょうどうぶつ、Coelenterata)とは、クラゲやサンゴ、イソギンチャクを含む刺胞動物(しほうどうぶつ)とクシクラゲを含む有櫛動物(ゆうしつどうぶつ)をまとめた動物のグループ。
 

 

 魚介類(海水)・・腔腸動物(coelenterate)の中の刺胞動物 珊瑚(サンゴ)やイソギンチャク等 と環形動物

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 珊瑚(サンゴ)

無脊椎動物

■珊瑚はポリプ(サンゴ虫)と呼ばれている生物がつくりあげています。サンゴ虫はイソギンチャクやクラゲの仲間の一種で、その中でも花虫類に属しています。花虫類はさらに八放珊瑚と六放珊瑚に分類され、宝石の珊瑚を作ったのは8本の触手を持っている八放珊瑚です。八放珊瑚はプランクトンを食べて、内部に骨格を造りながら増殖し、樹枝状の集合体を形成します。寿命は約、四、五百年です。この集合体は水深100〜400メートルの岩に根を下ろしたような形で生息します。そしてサンゴ虫が死ぬと外部の組織が腐敗して、骨格だけが残ります。その残った骨格が本サンゴです。サンゴの種類としては、@イシサンゴ類(骨格のある珊瑚)ではミドリイシ・・スギノキミドリイシ/オヤユビミドリイシ/トゲホソエダミドリイシ等、トゲサンゴ・ショウガサンゴ・オオバナ・アワサンゴ・ハナガササンゴ・ウチウラ・ミズタマサンゴ・クサビライシ他多数あります。また、A骨格のない珊瑚では、【好日性】ではウミキノコ・カタトサカ・ウミアザミ・ディスクコーラル・ツツウミヅタ他多数あり、【陰日性】ではトゲトサカ・ビロードトゲトサカ・ウミイチゴ・ヤギ・チヂミトサカ他多数あります。

イボイソギンチャク(香港)ベニウミトサカ(Alcyonium),マメスナギンチャクの一種(Zoanthus 属),タバネイボヤギ(Tubastrea sibogae),ノウサンゴ属の一種(Platygyra)

ウメボシイソギンチャク・イボヤギ(2002年、中国香港)

サビカラマツ(2002年、中国香港)

香港 ベニウミトサカ(Alcyonium),マメスナギンチャクの仲間(Zoanthus 属),タバネイボヤギ(Tubastrea sibogae),ノウサンゴ属(Platygyra) 珊瑚 切手 2002年、中国香港 珊瑚

オオトゲトサカ

インドヨウラクヤギ

2002年、中国香港 珊瑚

フィジー(1989年) 珊瑚の切手 
Platygyra daedaiea、ネジレタバネサンゴ(Caulastrea furcata)、トゲツツミドリイシ(Acropora Echinata)、ツツユビミドリイシ Acropora humilis

フィジー(1989年) 珊瑚の切手 Platygyra daedaiea、ネジレタバネサンゴ(Caulastrea furcata)、トゲツツミドリイシ(Acropora Echinata)、ツツユビミドリイシ Acropora humilis

シンガポールのサンゴ(1994年)

シーファン(Sea fan、珊瑚)

チューニケイトtunicate
(学名Tridedemnum solidum)

軟質サンゴ(Soft Coral)

ノブ珊瑚(Knob Coral)

シンガポールのサンゴ(1994年) シーファン 珊瑚 シンガポールのサンゴ(1994年) チューニケイトtunicate(学名Tridedemnum solidum) シンガポールのサンゴ(1994年) 軟質サンゴ(SoftCoral) シンガポールのサンゴ(1994年) ノブ珊瑚(KnobCoral)

マッシュルームサンゴ

魚と珊瑚(モナコ、2000年)

モナコの海の生物(2000年)

シンガポールのサンゴ(1994年) マッシュルームサンゴ 魚と珊瑚(モナコ、2000年) モナコの海の生物

トゲウミエラ(Pteroides、八放サンゴ亜綱、モナコ、1980年)

八放サンゴ亜綱:ウミトサカ目(Alcyonacea、モナコ、1980年

ベニサンゴ(Corallium rubrum、モナコ、1980年)

PITCAIRN諸島の珊瑚(Montastrea、Acropora coral sticks)

トゲウミエラ(Pteroides、八放サンゴ亜綱、モナコ、1980年) 八放サンゴ亜綱:ウミトサカ目(Alcyonacea、モナコ、1980年 ベニサンゴ(Corallium rubrum、モナコ、1980年) PITCAIRN諸島の珊瑚 (Montastrea、Acropora coral sticks)

ショウガサンゴ(Stylophora sp.、パプアニューギニア、1982年)

サンゴモドキ(Distichopora sp.、パプアニューギニア、1982年)

コーラル・フラワー
(coral flower、Belize)

ショウガサンゴ(Stylophora sp.、パプアニューギニア、1982年) サンゴモドキ(Distichopora sp.、パプアニューギニア、1982年) コーラル・フラワー(coral flower、Belize) サンゴ

サンゴの一種 (Isis sp.、パプアニューギニア、1983年)

ミドリイシ科(Acropora sp.、パプアニューギニア、1983年)

オオナガレハナサンゴ(Catalaphyllia jardinei),
コブハマサンゴ(Porites lutea), イボヤギ(Tubastraea coccinea)
,ウスチャキクメイシ(Favia pallida) (タイ、1992年)

Isis sp.(パプアニューギニア、1983年) サンゴ ミドリイシ科(Acropora sp.、パプアニューギニア、1983年) オオナガレハナサンゴ(Catalaphyllia jardinei),コブハマサンゴ(Porites lutea), イボヤギ(Tubastraea coccinea),ウスチャキクメイシ(Favia pallida) (タイ、1992年)

セネガルの珊瑚(サンゴ)

セネガルの珊瑚(サンゴ)

セネガルの珊瑚(サンゴ) セネガルの珊瑚(サンゴ) セネガルの珊瑚(サンゴ)

 腔腸動物の中の刺胞動物

ナミビアの腔腸動物(2000年)

■イソギンチャク(磯巾着)は、刺胞動物門花虫綱六放サンゴ亜綱イソギンチャク目に属する動物の総称である。柔らかい無脊椎動物で、口の回りに毒のある触手を持つ。岩の上などに定着して生活する動物で、体は基本的には円筒形である。上の面を口盤とよび、その中央には口がある。口盤の周辺には多数の触手が並ぶ。触手は普通、円錐形だが、先端部が膨らんだものや、多数の枝をもつ場合もある。体の側面は滑らかなものが多いが、疣状の突起を持つもの、多数の房状の突起を持つものなどもある。下面は足盤とよばれ、ここで岩などに吸着する。あまり動くことはないように思われるが、イソギンチャクはこの足盤を使って、普通は時速数cm程度の速度で移動することができる。普通は雌雄異体であり、体外受精する。

イソギンチャクの一種
(Anthothoe Stimpsoni)

イソギンチャクの一種
(Bundosoma Capensis)

ナミビアの腔腸動物(2000年) イソギンチャク(Anthothoe Stimpsoni) ナミビアの腔腸動物(2000年) Bundosoma Capensis

イソギンチャクの一種
(Anthopleura stephensoni)

イソギンチャクの一種
(Pseudactinia flagellifera)

ウメボシイソギンチャク(Actinia equina、モナコ、1980年)

ヘビイソギンチャク(Anemonia sulcata、モナコ、1980年)

ナミビアの腔腸動物(2000年) イソギンチャクの一種(Anthopleura stephensoni) ナミビアの腔腸動物(2000年) イソギンチャクの一種(Pseudactinia flagellifera) ヘビイソギンチャク(Anemonia sulcata、モナコ、1980年)

■腔腸動物(Coelenterata)とは、クラゲやサンゴ、イソギンチャクを含む刺胞動物(しほうどうぶつ)とクシクラゲを含む有櫛動物(ゆうしつどうぶつ)をまとめた動物のグループ。クラゲ、クシクラゲなどでは、胃は口などを通して体外に接続し、放射管を経由して全身をめぐる環状管に接続している。刺胞類と無刺胞類は刺胞(上皮細胞層の体表側に位置する細胞の一種であり、触手や口などに広く分布、内部に刺糸と呼ばれる糸状の組織を内包していることが特徴)の有無によって区別される。
■クラゲ(水母、海月)は、刺胞動物門に属する動物のうち、淡水または海水中に生息し浮遊生活をする種の総称。体がゼラチン質で、普通は触手を持って捕食生活をしている。また、それに似たものもそう呼ぶこともある。

ハナギンチャク(花巾着、tube-dwelling anemone,Cerianthus membranaceus)

■ハナギンチャク(花巾着、tube-dwelling anemone,Cerianthus membranaceus)は、外見的にはイソギンチャクによく似た動物であるが、足盤がなく、砂地に巣穴を作り、それに潜って生活している。他物に付着せずに生活すること、棲管の中を素早く移動できることなど刺胞動物の中で極めて独特である。

■刺胞動物(しほうどうぶつ)とは、刺胞動物門に属する約11,000種にのぼる動物の総称である。ほぼ全てが水界に生息し、大部分が海産である。「刺胞」と呼ばれる、毒液を注入する針(刺糸)を備えた細胞内小器官をもつ細胞があることからこの名で呼ばれる。体は単純で、二胚葉動物である。
クラゲやイソギンチャク、ウミトサカ、ウミエラ、サンゴなどが刺胞動物に属する。

ハナギンチャク(花巾着、tube-dwelling anemone,Cerianthus membranaceus)

■プランクトン(Plankton、浮遊生物)とは、水中や水面を漂って生活する生物の総称。様々な分類群に属する生物を含む。微小なものが多く、生態系では生態ピラミッドの下層を構成する重要な者である。プランクトンとは、浮遊生物のことであり、水中を漂って生活する生物を指す言葉である。ケイソウや小型甲殻類、クラゲ、魚類の幼生など、様々な分類群に属する生物を含む。遊泳能力を全く持たないか、あるいは遊泳能力があっても水流に逆らう力が軽微であったり比較的小型の生物であるため結果的に漂うことになる生物が大部分である。

ビゼンクラゲ科 Rhizostoma

Jimble(オーストラリア、1984年)

クラゲ(medusa、jellyfish)

アカクラゲ(琉球、1960年)

ビゼンクラゲ科 Rhizostoma Jimble(オーストラリア、1984年) 米国・深海の生物(2000年) クラゲ(medusa、jellyfish) アカクラゲ(琉球、1960年)

 環形動物

ラセンケヤリ(Spirographis spallanzanii、環形動物、モナコ、1980年) ケヤリムシ科

カンザシゴカイ科の一種(Pomatoceros triqueter、環形動物)

■環形動物とは、環形動物門に属する動物の総称。 ミミズ、ゴカイ、ヒルなどが環形動物に属する。 陸上、海中、淡水中と広い範囲に生息しており、体長は0.5mm程度〜3mに達するものまで多岐にわたる。一般に細長い。左右対称で、多少とも腹背の区別があり、節足動物程には目立った附属肢はない。消化系は先端の口から後端の肛門までほぼ直線的。多くは雌雄同体。

ラセンケヤリ(Spirographis spallanzanii、環形動物、モナコ、1980年) カンザシゴカイ科(Pomatoceros triqueter、環形動物)

イバラカンザシ(台湾)

■イバラカンザシは環形動物門 多毛綱 ケヤリムシ目 カンザシゴカイ科 イバラカンザシ属。Spirobranchus giganteus。イバラカンザシの多くはハマサンゴ類の上に住んでいるが、稀に岩の上でも見つかることがある。幼生期には選択的にハマサンゴ類の上に定着するようだ。

■ケヤリムシ(毛槍虫、英:feather duster worms)とは、環形動物門多毛綱ケヤリムシ目ケヤリムシ科に属する動物の総称、または特にその中の1種 Sabellastarte japonica Marenzeller を指す和名である。和名の由来は大名行列の先頭を飾った毛槍から。
■カンザシゴカイ科はケヤリムシ科と同じように、先端に鰓冠を持ちます。しかし、ケヤリムシ科の棲管は泥や粘液でできているのに対して、カンザシゴカイ科の棲管は必ず石灰質でできています。カンザシゴカイ科の種の多くは鰓冠のそばに、鰓冠を引っ込めた時に、棲管の入口を閉じるためのふたを持っていて、このふたの形態が属や種を決める重要な形質になります。ふたは柄が付いていて、鰓冠を広げた時には管口の横の方へ押しやられます。鰓冠を頭髪に見立てると、ふたはちょうど頭髪に挿したかんざしに見立てて、この仲間をカンザシゴカイと呼びます。

イバラカンザシ(台湾) 環形動物

■環形動物は、陸上、海中、淡水中と広い範囲に生息しており、体長は 0.5mm 程度から 3m に達するものまで多岐にわたる。消化系は先端の口から後端の肛門までほぼ直線的。循環系は閉鎖血管系をもち、緑色色素のクロロクルオリン(ケヤリムシなど)または、赤色色素のエリスロクルオリン(ミミズ)、エリトロクルオリン(ゴカイ)、ヘモグロビン(ヒル)によって、体内の酸素運搬を行う。ただし、心臓はもたず、弁のある血管自体が収縮することで血液を循環させている。脳神経節と腹側神経索からなる、比較的良く発達した神経系をもつ。


 

世界の珊瑚(サンゴ、不思議で綺麗な生物)等の腔腸動物・環形動物の切手

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