Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

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動物の切手|哺乳類:身体は大きいが可愛い動物の象(ゾウ)・犀(サイ)・カバ(河馬)・駱駝(ラクダ)・ラマ(リャマ)、ビクーニャ

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身体は大きいが可愛い哺乳動物のゾウ・サイ・カバ・駱駝(ラクダ)・リャマの切手

 こちらも動物(アニマル)としては有名な象(ゾウ)・犀(サイ)・カバ(河馬)・駱駝(ラクダ)・ラマ(リャマ)の切手です。 いずれもほとんどの動物園にいる大型哺乳類で、絶滅が危惧されている動物です。 特にゾウは陸棲哺乳類では最大の大きさを誇る。 アフリカで2種類、アジアで4種類が確認されている。ヒンドゥー教には、ゾウの頭を持つガネーシャと呼ばれる神様がいます。 ガネーシャはシヴァ神の長男で富と繁栄の神様とされ、仏教では歓喜天に当たる。 サイはゾウに次ぐ大型の陸棲哺乳類であり、最大の種であるシロサイは体長 4 m、体重 2.3 t に達し、その巨体に似合わず最高時速 50 km で走ると言われる。絶滅危惧種である。 野生のカバは獰猛な面も持っており、自分の縄張りに侵入したものは、同じカバのみならず、ワニや人であっても攻撃する事があるそうです。 ラクダの詳細は下記の通りだが、ラクダは砂漠のような乾燥した環境に適応しており、水を飲まずに数日間は耐えることができるそうで、背中のこぶは脂肪で出来ている。 絵葉書も一部入れました。 "ゾウ", "カバ", "クロサイ", "ラクダ"のニュース。世界の3大珍獣・コビトカバ(小人河馬、Choeropsis liberiensis)。

   

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 象(ゾウ)

長鼻類でもっとも進化したグループであるゾウは新生代の第四紀にはオーストラリアと南極大陸以外の総ての大陸に分布していたが、自然環境の変化や人類の狩猟などによりやがて衰退し、現在はサハラ砂漠以南のアフリカに生息するアフリカゾウとインドおよび東南アジアに生息するアジアゾウのわずかに2種が残るのみであり、滅亡へ向かいつつあるグループといえる。動物園の定番ではあるが、共に絶滅危惧IB類(IUCNレッドリスト)に指定されている。文献上、日本へ人為的に初渡来したのは応永15年6月22日(1408年7月15日)、東南アジア方面からの南蛮船により、足利義持への献上品として現在の福井県小浜市に入港。上京した後、朝鮮に贈られた記録がある。
■アフリカゾウとアジアゾウの大きな違いは耳で、アフリカゾウは大きく三角形、アジアゾウは小さく四角形です。
■アジアゾウの種類は、インドゾウ、セイロンゾウ、スマトラゾウ、マレーゾウの4種類です。アジアゾウの食性は植物食で植物の葉、枝、樹皮、種子、果実等を食べる。アフリカゾウは他にマルミミゾウがいます。

ベトナムのアジアゾウ(1961年)

中国・タイのアジアゾウ

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ベトナムのアジアゾウ・・・・ゾウの仕草やいろいろな場面を書いた切手

動物切手 アジアゾウ ベトナム 動物切手 アジアゾウ ベトナム 動物切手 アジアゾウ ベトナム 動物切手 アジアゾウ ベトナム

タイのアジアゾウ

インド象

ロシアのアジアゾウ(1993年)

ブータンのアジアゾウ(立体切手)

タイのアジアゾウ ロシアのアジアゾウ(1993年) Elephas maximus 切手

Elephas maximus

ブータンのアジアゾウ(立体切手)

ラオスのアジアゾウ(1958年) 働き者のゾウです、親子のゾウも

   

ラオスのアジアゾウ(1958年) お食事のゾウや材木運びのゾウ

カンボジアのゾウ

カンボジアのゾウ

イギリス領インドのアジア象

ニュージーランドのゾウ

イギリス領インドのアジア象 ニュージーランドのゾウ

■アジアゾウ(Elephas maximus)は使役動物として現地の人たちには移動手段として使われ、重いものを運ぶのにも利用される。軍事用に使われたこともある。体長500-640cm。尾長100-150cm。体高200-300cm。体重はオスは平均4-5t、メスは2-3t。胴体は中央部で最も高くなる。額には隆起があり2つのコブ状になる。門歯(牙)はオスでは発達する。メスの牙は短く外観からわからないこともある。歯は臼歯が上下左右それぞれ1本ずつの計4本あり、一生のうち5回生え変わる。耳は小さく四角形で、集音の他に放熱や広げることで威嚇等の役に立つと考えられている。鼻の先端には上部に1つだけ突起がある。前肢の蹄は5本、後肢の蹄は4本。年をとると皮膚の色素が薄くなり、体のところどころ(主に顔面や鼻など)に肌色の部分が現れることが多い。

ベトナムのアジア・ゾウ

ゾウ(ブルガリア)

ベトナムのアジア・ゾウ 動物 アニマル ゾウ(ブルガリア) 大型動物

アジャンター(Ajanta)石窟寺院の壁画のゾウ
(インド、1949年)

コナーラクの太陽神(スーリヤ)寺院のゾウの彫刻
(インド、1965年)

アジャンター(Ajanta)石窟寺院の壁画のゾウ(インド、1949年)

■アジャンター石窟(寺院)群は、インドのマハラーシュートラ州北部、ワゴーラー川湾曲部を囲む断崖を550mにわたって断続的にくりぬいて築かれた大小30の石窟で構成される古代の仏教石窟寺院群のことをいう。開窟年代は、前期(第1期)と後期(第2期)に区分される。前期は紀元前1世紀から紀元後2世紀のサータヴァーハナ朝時代に築かれている。後期は5世紀後半から6世紀頃になる。

コナーラクの太陽神寺院のゾウの彫刻(インド、1965年)

■コナーラク(Konark)は、インドのオリッサ州の都市。コナラク、コナラーク、コナークとも表記する。州都のブヴァネーシュヴァルから南東約70kmに位置している。太陽神寺院(スーリヤ寺院)が有名で、「コナーラクの太陽神寺院」として世界遺産に登録されている。

■アフリカゾウは、体長(鼻長含む)600-750cm。尾長100-150cm。肩高200-400cm。体重はオスは5,000-7,000kg、メスは2,500-3,500kg。現生する陸棲の動物では最大種。胴体は肩の部分で一度隆起し、腰の部分が最も高くなる。皮膚は分厚く、多くの皺がある。体色は灰色。動物園等で飼育されることも多い。アジアゾウと比べるとやや大きめです。門歯(牙)はオス、メス共に発達し湾曲する。オスでは最大350cmに達することもある。この牙は争いの際や、塩や木の根を食べるため土を掘る際に用いる。

今人気の動物園

アフリカゾウ(ギニア)

アフリカゾウ(ギニア)

タンザニアのアフリカゾウ

ゾウ(チェコ)

日本のゾウの切手(ふみの日)

タンザニアのアフリカゾウ ゾウ(チェコ) 大型哺乳類 日本のゾウの切手(ふみの日)

アンチグア・バブーダの動物保護の小型シート(ゾウ)

ゾウの親子(ハンガリー)

ベルギー領コンゴのアフリカゾウ

アンチグア・バブーダの動物保護の小型シート(ゾウとサイ) ゾウの親子(ハンガリー) ベルギー領コンゴのアフリカゾウ

アフリカゾウ(カメルーン)

ワルシャワ動物園のゾウの親子

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アフリカゾウ(アメリカ、1970年)

アフリカゾウ(ケニア・ウガンダ・タンガニーカ)

アフリカゾウ
(南アフリカ、1954年)

アフリカゾウ(アンゴラ、1953年)

アフリカゾウ(アメリカ、1970年) アフリカゾウ(ケニア・ウガンダ・タンガニーカ) アフリカゾウ(南アフリカ、1954年) アフリカゾウ(アンゴラ、1953年)

世界遺産・日光東照宮・上神庫(とうしょうぐうかみじんこ)装飾「象」I、東照宮上神庫装飾「象」II(日タイ修好120周年、2007年)

「リクライニング・ブッダ 象(寺院ワット・ポーにある寝釈迦仏に刻まれている螺鈿細工)」(日タイ修好120周年、2007年)
東照宮上神庫(とうしょうぐうかみじんこ)装飾「象」I、東照宮上神庫装飾「象」II(日タイ修好120周年、2007年) 東照宮上神庫(とうしょうぐうかみじんこ)装飾「象」I、東照宮上神庫装飾「象」II(日タイ修好120周年、2007年) 「リクライニング・ブッダ 象(寺院ワット・ポーにある寝釈迦仏に刻まれている螺鈿細工)」、「リクライニング・ブッダ 花」、「雅楽衣装文様・陵王」(日タイ修好120周年、2007年)

「曹沖、象を量る」(台湾、2008)

「曹沖、象を量る」(台湾、2008)

■中国の故事。1.20元・白い象を乗せた船、曹操と魏王・曹操の第八子の息子・曹冲(196-208)と家来など。スリランカから送られた象の重さを量る方法を曹冲が発見し、見事成功する物語。

■曹 沖(そう ちゅう、196年 - 208年)は、中国後漢末の人物で、魏王・曹操の第八子。幼少の頃から学問好きで聡明な上に心優しかったため家臣からの信望も厚く、将来を嘱望されていた。曹操は曹沖を溺愛し、一時は嫡子曹丕よりも曹沖の後継を考えていたというほどであったが、曹沖はわずか13歳で早世してしまった。
1700年以上前の三国時代,孫権が曹操に1頭の象を贈った。 曹操はその重さを訊ねたが誰一人答えられなかった。その時、幼い曹沖は「象を船に乗せ、(重さで船が沈むので)その船の水面の所に印をつけ、(象を下ろして)同じ高さになるまで重しを乗せてその重さを量ればよろしい」と答えて曹操を喜ばせた。

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 犀(サイ)

■サイはゾウに次ぐ大型の陸棲哺乳類であり、最大の種であるシロサイは体長 4 m、体重 2.3 t に達し、その巨体に似合わず最高時速 50 km で走ると言われる。頭部には 1 本または 2 本の硬い角を持つ。絶滅危惧種である。特に絶滅の危機があるスマトラサイ(Dicerorhinus sumatrensis)は頭部には最大で38.1cm(平均オス25cm、メス10cm)に達する2本の角がある。種類はシロサイ(白犀、Ceratotherium simum)、スマトラサイ(Dicerorhinus sumatrensis)、クロサイ(黒犀、Diceros bicornis)、インドサイ(Rhinoceros、ジャワサイも含まれる)。とりわけ、ジャワサイ(Rhinoceros sondaicus) は地球上で最も数が少ない大型獣として知られており、1967年から1968年に行われた調査では生息数が 25 頭まで減少したとされた。 サイは火を見ると消す習性があるものがいるために「森の消防士」とも呼ばれる。 生きてる化石です。

スマトラサイ(Dicerorhinus sumatrensis)

インドサイ(Rhinoceros unicornis)

モンゴルのサイ

ベトナムのサイ

スマトラサイ(Dicerorhinus sumatrensis) モンゴルのサイ ベトナムのサイ

サイ(中央アフリカ)

サイ(チェコ)

サイ(ケニア・ウガンダ・
タンガニーカ)

シロサイ(南アフリカ、1954年)

サイ(中央アフリカ) サイ(チェコ) サイ(ケニア・ウガンダ・タンガニーカ) シロサイ(南アフリカ、1954年)

ブータンのサイ(立体切手)

ニュージーランドのサイ

アンチグア・バブーダの動物保護の小型シート(サイ)

ブータンのサイ 立体切手 ニュージーランドのサイ 哺乳類 絶滅危惧種 アンチグア・バブーダの動物保護の小型シート(ゾウとサイ)

ベルギー領コンゴのサイ

クロサイ(アンゴラ、1953年)

ベルギー領コンゴのサイ サイ(アンゴラ、1953年)

■ソロサイやクロサイの和名や英名は体色由来ではなく「幅が広い」という意味のWide(ワイド)をWhite(ホワイト)と間違えたことが原因。
■スマトラサイは体長 2.5 - 3.2 m、体高 1.1 - 1.5 m、体重約 1.5 t のサイ科最小種。前後 2 本の角をもつ。タイ、スマトラ、カリマンタンなどの東南アジアの森林に生息している。木の葉が主食。森林伐採や密猟により、絶滅の危機に瀕している。 。

ヒガシクロサイ(東黒犀、Eastern Black rhinoceros,Diceros bicornis)ギニアビサウ

インドサイ(イッカクサイ)
ネパール

ハバナ動物園のサイ
(キューバ、1978年)

ヒガシクロサイ(東黒犀、Eastern Black rhinoceros,Diceros bicornis) インドサイ(イッカクサイ)ネパール ハバナ動物園のサイ(キューバ、1978年)

■イッカクサイ(いっかくさい). 哺乳(ほにゅう)綱奇蹄(きてい)目サイ科インドサイ属に含まれる動物の総称。この属Rhinocerosは嗅覚上の角(つの)が1本なのがめりはりで、ニカクサイと区別される。アジアに分布するインドサイとジャワサイの2類があり、前者は肩高1.5〜1.8メートルほどで、後者はやや小さい。インドサイの別名としても使用される。
■絶滅の危機にあるイッカクサイ、密猟の被害に - ネパール:ネパール南部のチトワン国立公園(Chitwan National Park)付近で前週、密猟者によってイッカクサイ3頭が殺され、1頭が傷を負った。イッカクサイは絶滅の危機に瀕しており、同国立公園での生息数は2000年に記録された544頭から、2005年には372頭に減少している。(2006年07月31日)

インドサイ(イッカクサイ)
ネパール

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 河馬(カバ)

■カバ(河馬)は、鯨偶蹄目鯨反芻亜目カバ科の動物である。英語名の「Hippopotamus(ヒポポタマス)」は、ギリシャ語で馬を意味するhipposと、川を意味するpotamosを語源としている。日本語の「河馬」は明治期にこの語、またはドイツ語の「Flusspferd」から作られた訳語と考えられる。頭胴長3.5〜4m、体重1.2〜3.5トン。陸上動物としては、ゾウに次ぐ重さであると言われる。寿命は約30年。クジラと同じ祖先から出たものと言われています。 カバはアフリカ大陸の赤道付近に生息している。1日のほとんどを水中で過ごしており、交尾や出産も水中で行う。潜水が得意であり、4- 5分程度水中に潜ることができる。 水中生活を主とするカバの皮膚は乾燥や紫外線に弱く、それらから保護するために、俗に「血の汗」や「ピンクの汗」などと呼ばれる赤みを帯びた粘液を体表から分泌します。

ニュージーランドのカバ

ベトナムの河馬

カバ(ケニア・ウガンダ・
タンガニーカ)

ニュージーランドのカバ 河馬 ベトナムの河馬 カバ(ケニア・ウガンダ・タンガニーカ)

カバ(南アフリカ、1954年)

カバ(ギニアビサウ、1989年)

コビトカバ(小人河馬、Choeropsis liberiensis)の親子(ギニア)

日本のカバの切手(ふみの日)

カバ(南アフリカ、1954年) カバ(ギニアビサウ、1989年) カバの親子(ギニア) 日本のカバの切手(ふみの日)

■カバはそのユーモラスな外見から、カバは“穏和で動きの鈍い草食動物”といった印象を持たれることが多い。しかし、野生のカバは獰猛な面も持っており、自分の縄張りに侵入したものは、同じカバのみならず、ワニや人であっても攻撃する事がある。

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 駱駝(ラクダ、Camel)とリャマ

■ラクダ(らくだ 駱駝)は、哺乳類・ウシ目(偶蹄目)・ラクダ科・ラクダ属 Camelus の動物の総称。西アジア原産で背中に1つのこぶをもつヒトコブラクダ Camelus Dromedarius と、中央アジア原産で2つのこぶをもつフタコブラクダ Camelus ferusおよびCamelus bactrianusの3種が現存する。フタコブラクダは古くから家畜種Camelus bactrianusが知られていた。19世紀後半に、ロシア人の探検家ニコライ・プルジェヴァルスキー(プルツェワルスキー)が中央アジアで野生の個体群を発見し、Camelus ferusと命名した。 ラクダの背中のこぶの中には脂肪が入っており、エネルギーを蓄えるだけでなく、断熱材として働き、汗をほとんどかかないラクダの体温が日射によって上昇しすぎるのを防ぐ役割もある。いわば、皮下脂肪がほとんど背中に集中したような構造であり、日射による背中からの熱の流入を妨ぎつつ、背中以外の体表からの放熱を促しています。ラクダの家畜化は一説には5000年前に始まったと言われています。

野生の駱駝(中国)

ゴビ砂漠などに生息してる。

ヒトコブラクダ(モンゴル、1978年)

フタコブラクダ(モンゴル、1978年)

切手 動物 ラクダ 中国 切手 動物 ラクダ 中国 ヒトコブラクダ(モンゴル、1978年) フタコブラクダ(モンゴル、1978年)

南ア・ニヤサランドのラクダ

ラクダに乗る東方三博士

ラクダ(モンゴル,1958年)

アフガニスタンのラグダ

南ア・ニサヤランドのラクダ

ヨルダン発行(クリスマス)
ラクダに乗る東方三博士

ラクダ(モンゴル,1958年)

少女とラクダ
アフガニスタンのラグダ 切手 少女とラクダ

■駱駝(ラクダ)と言うとアラビアのローレンスを思い出します。駱駝騎兵(らくだきへい)とは、騎兵の一種。通常の騎兵が馬に騎乗して戦闘を行うのに対して、ラクダ(駱駝)に騎乗して戦う点が特徴的である。駱駝騎兵の長所としては、他の騎兵の長所に付け加えて、まずなんと言っても灼熱の砂漠における移動が速やか、かつ安全に行える点がある。次に駱駝の体臭を馬や象は苦手とするために敵の騎兵や戦象が混乱するという点もある(ただし、味方の騎兵や戦象の混乱を抑えるため、これらの厩舎を駱駝と隣同士にしておく必要がある)。また駱駝の背は馬よりもかなり高いためにその分、高い位置から攻撃を行えるという点がある。そのため細長い剣や槍が使用された。他にも駱駝は馬に比べてより重い重量の荷物に耐えられるため、二人乗りや物資の輸送も同時に行えるという点も長所である。その事から駱駝は砂漠地帯では戦争に使われました。

モンゴルの遊牧民とテント

モンゴルのラクダの隊商

雪山を行くラクダの隊商

アフガニスタン(1985年)

モンゴルの遊牧民とテント モンゴルのラクダの隊商 雪山を行くラクダの隊商

ラクダの隊商・農民の日ラクダの隊商・農民の日 アフガニスタン

エジプトのラクダ

イラクのラクダ

中国・万里の長城とフタコブラクダ(絵葉書)

中国・万里の長城とフタコブラクダ(絵葉書)

中央アジア原産のラクダ 世界遺産で

エジプトのラクダ イラクのラクダ キャメル CAMEL

ビクーニャ(Vicugna vicugna)

リャマ (llama)の切手の切手
(1873年、ペルー)

リャマ (llama)、ラマ (llama)

■リャマ (llama)、ラマ (llama)は、哺乳類ウシ目(偶蹄目)ラクダ科の動物である。体高約1.2m、体重70〜140s。南アメリカのアンデス地方に多く住む。姿はラクダと似ているが、背中にコブはなく、全身が毛で覆われている。白い毛のものと茶色の毛のもの、白と茶色がまだらになったものがいる。足から頭までの体長は1m程度。頭から尻までの長さは2m程度。まつげが長く目はパッチリとしている。性格はおとなしく、人に慣れやすい。
■ビクーニャ(Vicugna vicugna)は、南アメリカ大陸のアンデス地方に棲息する草食性哺乳類の一種(1種)。鯨偶蹄目-ラクダ科に分類される、有蹄類である。日本では、動物を指す場合は「ビクーニャ」、その体毛を加工して作る繊維製品(cf. 動物繊維)は「ビキューナ」(英語読み)と呼ぶことが多い。南アメリカ大陸の進化してきた動物であり、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンに分布し、標高約3,700- 5,000mの高地の草原に10頭前後の群れを作って生活する。体長(頭胴長)約130- 160cm、体高(肩高)約85cm、体重約33- 65kg。全身断熱性に富む体毛で覆われている。最も支持を集める説では、アルパカは本種が家畜化されたものと見なされている。 ビクーニャは、アルパカ、ラマ(リャマ)、グアナコと近縁であり、伝統的には、ビクーニャとアルパカをビクーニャ属に、ラマとグアナコをラマ属にまとめられる。

西アジア原産 ヒトコブラクダ(アフガニスタン、1997年)

ヒトコブラクダ(アフガニスタン、1997年)

■アルパカ(学名:Vicugna pacos、英語名・スペイン語名:alpaca、ケチュア語名:allpaqa、羊駱駝)は、南アメリカ大陸原産の家畜の一種であり、1種。鯨偶蹄目- ラクダ亜目- ラクダ科に分類されるビクーニャ属(genus Vicugna)の模式種ビクーニャ(V. vicugna)からの派生種。 極めて良質な体毛を具えており、古来、衣類を始めとする生活用品への体毛の加工利用が品種改良の目的であった。南アメリカ大陸の、特にペルー、ボリビア北部、チリ北部の、海抜およそ3,500 - 5,000mのアンデス湿潤高原地帯で放牧されている。アルゼンチンなど南アメリカ南部にはほとんどいない。体長(頭胴長)約2m、体高(肩高)約0.95m。体重は約50- 55kg。ビクーニャよりやや大きく、グアナコより少し小さい大きさである。

世界遺産マチュピチュとリャマ(ペルー、1980年)

      <p>マチュピチュとアルパカ(ペルー、1980年)</p>

なら・シルクロード博の螺鈿模様のラクダ(日本、1988年)

■ならシルクロード博覧会(ならシルクロードはくらんかい)とは、1988年4月23日から10月23日まで奈良県奈良市で開催された博覧会です。入場者は682万人。
平城宮跡会場以外は奈良公園周辺の会場で行われた。
閉幕後も奈良公園シルクロード交流館で、シルクロードの歴史や奈良との関係を展示紹介しています。

なら・シルクロード博の螺鈿模様のラクダ(日本、1988年) 奈良

 世界の工芸品に見るラクダ

唐三彩(中国、1961年)

駱駝(ラクダ)

駱駝(ラクダ)

■唐三彩は中国・唐代につくられた低火度焼成の三彩陶のこと。陶質の素地に白化粧あるいは透明釉を掛けたのち、緑や褐色の鉛釉を加えることで三つの色が互いに入り混じり独特の文様をあらわす。コバルトの藍釉が加わったもの、緑・白,青・白といった二彩のものを含めて呼ぶことが多い。 主として洛陽・長安における貴族の葬礼及び明器(副葬品)として使われ、そのために様々な器形や人形,家財をかたどったものがつくられることとなった。その美しさと技術は渤海三彩・遼三彩・宋三彩・新羅三彩・奈良三彩・ペルシア三彩といった広範かつ長きに渡って多大な影響を与える。漠が減び、六朝時代の争乱期ののち、再び全中国を長期にわたって統治したのは唐(618−907)で、この時代を特徴づける陶磁器はいうまでもなく唐三彩である。三彩は漢代に本格化した鉛釉から発展した低火度焼成の鉛釉陶である。

唐三彩(中国、1961年) 駱駝(ラクダ) 唐三彩(中国、1961年) 駱駝(ラクダ)

 アフリカ・エジプトのラクダの写真

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ピラミッドの傍の隊商(観光客)と砂漠のラクダ
物凄く絵になりますね(ギザの3大ピラミッド、世界遺産)

ピラミッド観光でラクダ
に乗った人々(3大ピラミッド)

ルクソールでの
ラクダの放牧風景

エジプトのラクダはヒトコブラクダです。15分間で1,000円程度

ピラミッドの傍の隊商(観光客)と砂漠のラクダ
ルクソールでのラクダの放牧風景

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