アメリカ合衆国(USA)旅行写真|アンテロープ・キャニオンとホースシューベンド |
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アンテロープとホースシューベンド
アンテロープ・キャニオン(Antelope Canyon)は、アメリカ合衆国アリゾナ州ペイジ(Page, Arizona)近郊の、ナバホ族の土地に位置し、アメリカ南西部では、最も写真撮影され多くの人々が訪れるスロット・キャニオン(幅の狭い渓谷)である。
グランドキャニオンのサウスリムヴィレッジを出て89号線を北上する(道程は230kmくらい)。見えるのは赤い砂漠と、地平線と、そこへ真っ直ぐに向かう一本の道だけ。2時間くらい経つと少し大きな町に出る。大きな3本の煙突(レイクパウエルの発電所)が見える。町に入ると陸揚げされたボートが沢山見える。もうすぐそこがユタ州です。そこが目指す町ペイジ。
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ペイジ(Page, Arizona)
★アリゾナ州ペイジ(Page, Arizona)は、1957年、グレン キャニオン ダム(GLEN CANYON DAM)建設の際に労働者のキャンプをこの地に作ったことから街の歴史は始まる。 ナバホ族保留地に隣接し、街の南東にはホピ族の保留地がある。 現在はグランド・サークルの中心として観光拠点の町となっている。 それにしても鄙びた小さな町です。
※レイク・パウエル(Lake Powell)は、実はこの巨大な湖は人造湖。1956年、周辺の電力と水不足を解消するために、グレン・キャニオン・ダム(Glen
Canyon Dam)の建設が開始され、総長300kmにおよぶレイク・パウエルが誕生しました。
■「ナバホ族」は、アメリカの南西部に先住するインディアン部族。「ナバホ」とは、テワ・プエブロ族の言葉で、「涸れ谷の耕作地」という意味。「ディネ」(Dine)そのものはアサバスカ諸語の言葉で「人々」をあらわす自称であり、アメリカ南西部では、アパッチ族など同じアサバスカ民族も自称に使用する言葉である。第二次世界大戦の戦闘において、独特な言葉を使う彼らを暗号専門の部隊として徴用した。軍事的な指令文はナバホ族出身の兵士によってナバホ語に翻訳して送信され、受信する側では、これもまたナバホ族出身の兵士によって英語に翻訳されたのである。
アンテロープ・キャニオン(Antelope Canyon)
■アンテロープ・キャニオン(Antelope Canyon)は、アメリカ合衆国アリゾナ州ペイジ(Page, Arizona)近郊の、ナバホ居留区(ナバホ・ネイション)に位置しています。入るには一人当たり8ドルの費用を出し、見学にはナバホ族が運営するツアーを利用します。アンテロープ・キャニオンはアッパーキャニオンとローワーキャニオンに分かれ、アッパーキャニオンの方が圧倒的に人気があります。今回はアッパーを見ました。
ナバホ族の土地のルール |
ナバホ族が運営するツアー トラックで見学します |
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ナバホ居留区(ナバホ・ネイション) |
ツアーのトラック |
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★ナバホ居留区(ナバホ・ネイション):グランドキャニオン国立公園の東に広がる地域に、アメリカインディアン最大の部族、ナバホの住む大地があり、ナバホ・ネイション(ナバホの国)と呼ばれています。大きさは北海道ほどで、人口はおよそ30万人。 ここは準自治区になっており、彼等は議会を作ってこの地域を管理・運営しています。モニュメント・バレーやアンティロープ・キャニオンはこの地域にあるので、トライバル・パーク(部族公園)に指定されています。
アッパー・アンテロープ・キャニオン
■ガイドさんはナバホ族の出身で、おばあさんが所有していた土地が、そのアッパーアンテロープ・キャニオンだったそうです。今はフェニックスに住み通っているようです。
アンテロープ・キャニオンは、もともとはロッキー山脈が隆起してきた際に出来たコロラド台地の一部で、一時的に(地質史的に)隆起した台地を流れていく水が、柔らかい砂岩を侵食して出来たもの。そして、このキャニオンの形を作ったのは鉄砲水、年に何度か来る鉄砲水は、この狭い渓谷をかけぬけます。その時に水と一緒に運ばれてくる砂や岩や植物たちに削られて、こういった形が出来上がるそうです。高さは12mの大きな洞窟になっています。
★アンテロープ・キャニオンは、周囲のナバホ砂岩の侵食によりできた何百年にも及ぶ地層を形成しており、これは主として鉄砲水のほか、風成の侵食によるものである。特にモンスーンの時期に降る雨水はアンテロープ・キャニオンの一部である谷間を流れ、より狭い通路を流れるにつれ水は加速して砂を拾いあげる。その後長い時間をかけて通路が侵食されると、狭い通路は更に広くなり岩の鋭さはより滑らかにされて、岩の「流れる」ような特徴を形作る。こうして独特の岩の通路が、長い時間をかけ完成された。
ホースシューベンド(Horseshoe Bend)
■ホースシューベンド(Horseshoe Bend)とは、アメリカ合衆国アリゾナ州ペイジの町付近にある、コロラド川が蹄鉄(horseshoe)の形に蛇行している場所の名前。 ペイジの町に入るところから89号線を西に10分くらい(ページの南約6キロメートル)進むと左の岩肌にPと書かれた場所が見れる。 その反対側がホースシューベンドです。 無料の駐車場からは徒歩で凡そ20分程度(国道89号線から1.2キロメートル)の赤い砂漠の道を行くと突然現れてきます。 グランドキャニオンと突然の感じが似てる。
崖には柵や手すりなど人工的な物が一切設置されていないため要注意です。 吸い込まれてしまいそうなほどに切り立った断崖絶壁、因みに崖からの深さは600m位だそうです。
正面の平地にホースシューベンドがあります。 |
ホースシューベンド |
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ホースシューベンドへの道から眺めると |
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ホースシューベンド説明板 |
ホースシューベンド |
コロラド川に小さな船 |
ホースシューベンド全景 |
崖の上では |
アリゾナの赤い砂 石 |
■Horseshoe Bend is a horseshoe-shaped meander of the Colorado River located
near the town of Page, Arizona, in the United States.
Horseshoe Bend is located 5 miles (8.0 km) downstream from the Glen Canyon
Dam and Lake Powell within Glen Canyon National Recreation Area, about
4 miles (6.4 km) southwest of Page.
■グランドサークル(The Grand Circle)は、アメリカのユタ州とアリゾナ州の州境にあるパウエル湖(レイクパウエル)という巨大な人造湖を中心に、半径230km
の円を描いた時、その円(サークル)の中に含まれるエリアの呼称。世界遺産のグランドキャニオン、ザイオン国立公園、ブライスキャニオン国立公園、レイクパウエル、レインボウブリッジなどを含む。
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Wikipediaを参考にさせていただきました。
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