Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

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世界遺産の切手|ヨーロッパ ギリシャ : ギリシャは地中海文明のルーツの一つであり、 複数の文明の接点に位置する国としてヨーロッパ、アフリカ、アジアの歴史に大きな影響を与えた。 デルフィの考古遺跡、 アテネのアクロポリス、ミストラ遺跡、メテオラ ・・

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UNESCO 世界遺産(ヨーロッパ)の切手 ギリシャ

 いわずと知れたギリシャ時代の中心地・ギリシャの世界遺産です。(1)バッサイのアポロ・エピクリウス神殿 (2)デルフィの考古遺跡 (3)アテネのアクロポリス (4)テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群 (5)アスクレピオスの聖地エピダウロス (6)ロードスの中世都市 (7)ミストラスの考古遺跡(ミストラ遺跡) (8)オリンピアの考古遺跡 (9)デロス島 (10)ダフニ修道院、オシオス・ルカス修道院、ヒオス島のネア・モニ修道院 (11)サモス島のピタゴリオンとヘライオン (12)アイガイの考古遺跡(現在名ヴェルギナ) (13)ミケーネとティリンスの考古遺跡群 (14)神学者聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟を含むパトモス島の歴史地区 (ホーラ) (15)ケルキラ歴史地区(コルフ歴史地区) (16)アトス山 (17)メテオラ が登録されています。 ギリシャは地中海文明のルーツの一つであり、複数の文明の接点に位置する国としてヨーロッパ、アフリカ、アジアの歴史に大きな影響を与えた国です。 参考:社団法人 日本ユネスコ協会連盟のHP(世界遺産活動

  
 

世界遺産(ヨーロッパ)

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ギリシャの世界遺産

■ギリシャの歴史は、神話と史実が混沌といりまじる数千年の昔にさかのぼり、民主政治やヨーロッパ文明発祥の地としての栄光の時代から、波乱に満ちた受難の時代を経て、現代の近代国家に至るまで途絶えることなく続いています。
■紀元前3000〜前1200年:クレタを中心に輝かしいミノア文明が産声をあげ、発展していく時期を迎えます。これは英国人考古学者アーサー・エヴァンス卿により、今世紀になって初めて行われたクノッソス宮殿の発掘により明らかになりました。

メテオラ

ミケーネとティリンスの考古遺跡群

■メテオラの修道院は、ビザンチン時代後期およびトルコ時代には、迫害を受けたキリスト教修道僧たちの聖域でした。彼らはこの不毛の人を寄せつけない高さ400mもの岩山に、ビザンチン芸術の中心を築き上げたのです。その歴史は、11世紀に始まります。

■ミケーネとティリンスの考古遺跡群は、ミケーネ文明の中心、ギリシャの世界遺産「ミケーネとティリンスの古代遺跡」。トロイ戦争で勝利したミケーネ国の神話を信じたシュリーマンによって1872年に発掘されました。

メテオラ

メテオラ

獅子の門

ミケーネとティリンスの
古代遺跡群

ギリシャ メテオラの修道院 世界遺産 メテオラ ミケーネとティリンスの古代遺跡 ギリシャ 世界遺産 ミケーネとティリンスの古代遺跡群

メテオラは、その地形及びギリシア正教の修道院文化の価値からユネスコ世界遺産(文化・自然複合遺産)に指定されています。

獅子の門がありアクロポリスの原型と言われる宮殿跡、3000年経ってもくずれない高度な方法で石を積み上げた墳墓「アトレウスの宝庫」などギリシャ文明前と思えない遺跡の数々が点在。

デルフィの考古遺跡

■デルポイ(デルフィとも)はギリシア本土、パルナッソス山のふもとにあった古代ギリシアの都市国家(ポリス)である。デルポイの遺跡は、アポロン神殿を中心とする神域と、都市遺構からなる。神域に隣接して、有力な各諸都市の財産庫も築かれていた。

デルフィ(国連)

デルフィの古代遺跡

デルフィのスタジアム

デルポイの遺跡

デルフィ(国連) デルフィの古代遺跡 デルフィの考古遺跡

古代ギリシアにおいてデルポイは世界のへそ(中心)と信じられ、ギリシア最古の神託所であるポイボス・アポロンの神殿の神託で有名であった。

Delphic-Sybil(デルフォイ(デルポイ)の巫女)

ミケランジェロ Delphic-Sybil(デルフォイの巫女) 

ミケランジェロ

ギリシア最古の神託所であるポイボス・アポロンの神殿の神託で有名であった。神がかりになったデルポイの巫女(シビュッラ、シビュラ)によって謎めいた詩の形で告げられるその託宣は、神意として古代ギリシアの人々に尊重され、ポリスの政策決定にも影響を与えた。

アスクレピオスの聖地エピダウロス

アテネのアクロポリス

エピダウロス劇場

■古代アルカディア地方の遺跡で、現在のギリシャのメッシニア県(Messinia Prefecture)北東部にある。「バッサイ」は「岩々の小さな谷間」を意味する紀元前5世紀半ばのアポロ・エピクリオス神殿が、良好な保存状態で残っていることで知られている。

アクロポリス(1933年発行)

アクロポリス(1927年発行)

アポロ・エピクリオス神殿 ギリシャ 世界遺産 アクロポリス(1933年発行)

アクロポリスの上空を飛ぶ飛行機(ギリシャ,1926年、航空)

ヘファイストス神殿

パルテノン神殿
(ハンガリー、1966年)

世界遺産 アクロポリスの上空を飛ぶ飛行機(ギリシャ,1926年、航空) 世界遺産 アクロポリスの上空を飛ぶ飛行機(ギリシャ,1926年、航空) ヘファイストス神殿 ギリシャ 世界遺産 パルテノン神殿(ハンガリー、1966年) 世界遺産 ギリシャ

■パルテノン神殿(Parthenon)は、古代ギリシア時代にアテナイのアクロポリスの上に建設されたアテナ神を祭る神殿。現在残る神殿はペルシャ戦争後に建設されたもので、長さ68.7m、幅30.6mの周柱式神殿。

パルテノン神殿(アクロポリス)

パルテノン神殿(アクロポリス)

ヘファイストス神殿は通称テセイオンと呼ばれ、紀元前5世紀にできたドーリス式の神殿。アゴラはアテネ市民の公的な活動や商取引の中心だった広場。多くの建物のうちアッタロスのストアだけが復元され、現在アゴラで発掘された興味深い出土品の博物館になっています。

パルテノン神殿(アクロポリス) ギリシャ 世界遺産

アクロポリス(国連)

アテネのアクロポリス

アクロポリス(国連) ギリシャ 世界遺産 アテネのアクロポリス

■紀元前5世紀〜

アテネのアクロポリス

この世紀のはじめ、ギリシャの繁栄ぶりに目をつけたペルシャが、いくどかギリシャへの侵入を計画しますが、結局マラトンやサラミスで敗れます。この勝利に自信を得たギリシャは、ますますその繁栄に拍車をかけることになり、とくにアテネはポリスとして黄金期を迎えます。アクロポリスのパルテノン神殿が完成したのもこの頃です。しかし、アテネの繁栄も、敵対するポリスの盟主となったスパルタとの30年に及ぶペロポネソス戦争で、その栄光の座をおりることになります。(ギリシャ観光省−ギリシャ政府観光局

ロードスの中世都市

■ロードス島の中世都市とは、エーゲ海でもトルコ寄りにあるドデカニサ諸島で最大の島ロードス。ロードスはギリシャ語で「バラ」を意味する。14世紀から16世紀にかけての200年間、十字軍に従軍したヨハネ騎士団の本拠地となり、ゴシックスタイルの要塞都市に生まれ変わった。全長4kmの城壁が旧市街を囲む。大砲という新兵器の出現により、すさまじさを増したトルコ軍の攻撃に耐えられるように、設計された城壁の厚さは10m以上に達していたという。いかめしい城壁の内には荘重華麗な館が建てられ、中世ヨーロッパの雰囲気を色濃くとどめている。16世紀にスレイマン帝率いるトルコ軍が長い包囲の末に騎士団を破り、要塞都市としての使命は終わった。

ロードス島の巨像

ロードス市2400年記念

(ギリシャ、灯台、)

BC4世紀の彫像/BC1世紀水浴びのアフロディティ/聖イレーネ/聖ポールの門

ロードス島の巨像 世界の七不思議 灯台 世界遺産

詳細は七不思議

BC4世紀の彫像 ロードス ギリシャ 世界遺産 水浴びのアフロディティ 聖イレーネ ロードス 聖ポールの門 ロードス

ロードスのスタジアム

ロードス島の巨像
(ギリシャ、灯台)

ロードス島の巨像
(ギリシャ、灯台)

ロードス島の巨像
(灯台、キューバ)

■ロードス島の巨像:紀元前3世紀頃にリンドスのカレスによってロードス島に建造された、太陽神ヘリオスをかたどった彫像(コロッソス)。
切手はギリシャ発行。古代の記述に拠れば、ロードスの巨像は彫像自体の高さは34メートル(110フィート)、台座を含めると約50メートルに達した。
(「世界の七不思議」)

七不思議 ギリシャ ロードス島の巨像・灯台 ロードス島の巨像(灯台、キューバ)

ダフニ修道院、オシオス・ルカス修道院、ヒオス島のネア・モニ修道院

■ダフニ修道院、オシオス・ルカス修道院、ヒオス島のネア・モニ修道院は、いずれも中期ビザンティン時代に建設された修道院である。修道院の中央聖堂は、すべてスクィンチ式教会堂と呼ばれる形式で、また、ギリシャ共和国で11世紀に作成されたモザイクを今に残すものは、この三つの修道院以外にはない。

ダフニ修道院

オシオス・ルカス修道院

ダフニ修道院 オシオス・ルカス修道院

テッサロニキ(thessalonica)の初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群ミケーネとティリンスの考古遺跡群

テッサロニキ(thessalonica)の
ビザンチン風の城

■テッサロニキ((Thessaloniki)はギリシャの第二の都市。中央マケドニア地方の首府である。古代においてはテサロニケと呼ばれた。東ローマ帝国時代の教会や城壁が多数残されており、アテネが古代ギリシャを象徴する街なのに対して、中世東ローマ時代のギリシャを象徴する街だと言われている。テッサロニキは紀元前315年前後にマケドニア王アレクサンドロス大王によって創建。アレクサンドロスの王統より王位を奪ったカッサンドロスは王妃テッサロニカ(アレクサンドロスの腹違いの姉妹)の名を取りテッサロニケーと名付けた。紀元前168年にマケドニア王国が滅びてから、共和制ローマ領の都市となる。テッサロニキの人々は聖像破壊運動の時代にもイコンを隠して守ったため、他の旧東ローマ帝国領内では失われてしまった聖像破壊運動以前の貴重なイコンやモザイク画が数多く残っている。

神学者聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟を含むパトモス島の歴史地区 (ホーラ)

■ギリシャの小島パトモスの中心市街ホーラは、丘の上に立つ神学者聖ヨハネ修道院を外敵から守るべく要塞化した町である。この場所が正教会の重要な巡礼地となってきたことや、聖ヨハネが福音書や黙示録を執筆したことにまつわると伝えられる場所が残っていることなどが評価された。1080年に、東ローマ帝国コムネノス王朝のアレクシオス1世は、正教会のクリストドゥーロスにパトモス島を下賜した。これがきっかけとなり、1088年から丘の上に神学者聖ヨハネ修道院の建造が行われた。カトリコン(身廊)、中央教会、資料館、聖マリア礼拝堂などからなる修道院で、周辺を黒みがかった城壁に囲まれている。16世紀になると、創立者クリストドゥーロスの聖遺物を納めたクリストドゥーロス礼拝堂も建てられた。

パトモスの修道院
(ギリシャ)

パトモスの修道院
(ギリシャ、1947年)

パトモスの修道院(ギリシャ、1947年)

オリンピアの考古遺跡

アトス山

■オリンピア(またはオリュンピア)は、ギリシアのペロポネソス半島西部に位置する古代ギリシアの都市。古代オリンピックが行われた場所であり、現在も数多くの遺跡が存在する。古代オリンピックの始まりは紀元前8世紀にまでさかのぼる。

■アトス山は、「聖山の修道院による自治国家」として知られ、ギリシア共和国領内において正教会の修道院によって大幅な自治が行われており、いわば「宗教共和国」ともいえる存在。

オリンピック・スタジアム

オリンピア(国連)

聖山の修道院による自治国家

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デロス島

サモス島のピタゴリオンとヘライオン 

■デロス島は地中海のミコノス島の沖に浮かぶ面積3.5平方kmの小島。学問、音楽、予言の神であるアポロンと月の女神であるアツテミスの兄妹の生誕地として、古代ギリシャ、ローマ時代を通じて信仰を集め、貿易港として繁栄した。 紀元前10世紀ごろから住み始めたというイオニア人が建てた神殿や市場跡、彫像などが往時を偲ばせている。

■ギリシャのサモス島にはヘラ女神を祀ったイオニア式ヘラ神殿跡が残る。 現在では円柱が残るのみだが、建設当時のサモスのヘラ神殿はエフェスのアルテミス神殿と並ぶほど、当時の建築物としては最大級の巨大神殿であり、ギリシャで最大の神殿だとも言われている。

デロス島

デロス島のライオン像(国連)

サモス島(国連)

デロス島 デロス島のライオン像(国連) デロス島 ギリシャ 世界遺産

デロス島は海賊や盗賊の度重なる襲撃などで衰退し、1世紀後半には廃墟と化して無人島になった。デロスとは「明るい島」を意味する。

ミストラスの考古遺跡(ミストラ遺跡

ミストラス( Mystras,Myzithras)

■ミストラス( Mystras,Myzithras)はギリシア・ペロポニソス半島南東部・ラコニア県にある中世城塞都市遺跡。東ローマ帝国の地方行政組織モレアス専制公領の行政府、文化都市。日本では西欧の文献で長く用いられた表記を採用して「ミストラ」(Mistra)と記す場合も多い。ミストラスの歴史は近隣に立つ古代都市スパルタの歴史と密接に結びついている。古代スパルタは395年の西ゴート族長アラリックの攻撃により崩壊し、間もなくキリスト教都市として再建された。

ミストラス( Mystras,Myzithras)

ミストラスにはギリシャ正教会関連の美しい聖堂・修道院と宮殿・住居など数多くの建造物が残っている

ギリシャの歴史的建造物

Aegosthena城・要塞

Aegosthena城・要塞 ギリシャ 世界遺産

■Aegosthenaの街は紀元前1500年から紀元前700年頃まで栄えた。コリント湾の東の入り江に位置する。


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