Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

Kunioの世界の切手紹介と海外写真集
鳥類の切手|大型の鳥の鶴(ツル)・フラミンゴ・コウノトリ・トキ・ペリカンとその他水辺の鳥(白鳥、オシドリ・・等)

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鳥類の切手|大型の鳥の鶴(ツル)・フラミンゴ・コウノトリ・トキ・ペリカンとその他水辺の鳥

 水辺の鳥の中でも大型な鳥の鶴(ツル)・フラミンゴ・コウノトリ・トキ(日本の保護鳥)・ペリカンと海辺を含む水辺の鳥(白鳥、オシドリ・・等)の切手です。これらの鳥達は、ラムサール条約(*1)で保護されています。また日本の「銀鶴」(銀鶴は奈良、春日大社の若宮御料古神宝類のもので、国宝に指定されている。高さは約13センチ、胴部は上下2枚のやや厚手の銀板を槌出して作られたもので、翼など羽毛の線には鋤彫(すきぼり)がほどこしてあり、頭部と両足は別材で継ぎ足している。)もありました。 Laughing Kookaburra(ワライカワセミ)はオーストラリアの野鳥というと必ず出てくる鳥で、一般的にもとても有名な鳥です。

参考頁:玉川大学・教育博物館・鳥類図鑑

 
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 鶴(ツル)

■ツル目(つるもく、学名 Gruiformes);首と脚が長いツル科、ずんぐりとした体形のミフウズラ科など、雑多なメンバーが含まれるグループである。クイナ科には飛べない鳥もいる。雛は生まれた時から綿羽で覆われている早成性である。タンチョウが見せる「ツルの舞い」の様に、多くのツル目の種では求愛ダンスが発達している。

■タンチョウ(Grus japonensis Japanese Crane、丹頂鶴)はツル目ツル科(学名:Gruidae)に属する。鳥綱には26目、約7600種の鳥類が属している。ツル目はその26目の一つで、12科189種からなりたっている。ツル目はその構成科数の割合にくらべ、種数が少ないようだ。タンチョウの頭頂は、赤い皮膚が裸出(50mm)している。 分類学上の配列ではツル目は、キジ目とチドリ目の間に位置している。 絶滅危惧種、天然記念物です。

アメリカシロヅル(中国)

オグロヅル(Grus nigricollis)

丹頂(日本)

丹頂(タンチョウ)

切手 鳥 鶴 中国 切手 鳥 鶴 中国 丹頂(日本) 鳥切手 鶴 ベトナム タンチョウ

オオヅルの亜種

オグロヅル

ホオジロカンムリツル
(頬白冠鶴、Balearica regulorum)

オオヅルの亜種

鳥切手 鶴 ベトナム オオヅル 鳥切手 鶴 ベトナム オグロツル 鳥切手 鶴 ベトナム ホオジロカンムリツル(頬白冠鶴、Balearica regulorum) 鳥切手 鶴 ベトナム オオヅル

■オグロヅル(Grus nigricollis)は、全長1.15〜1.4m、頭頂部には赤い皮膚が露出し、頭と首は黒色で、目の後ろには白い斑点があります。体は灰色で風切羽根と尾は黒色です。インド北部のラダク、中国のチベット・青海省の湿原や湖沼で繁殖し、中国のチベット南部・雲南省・貴州省・ブータン・アッサムで越冬します。中国及びチベットの第一級保護動物のひとつ。チベットでは本種を神鳥として崇拝する。
■ホオジロカンムリツル(頬白冠鶴、Balearica regulorum)は、全長100cm。額の部分にビロード状の密生した羽毛、頭頂に麦わらを束ねたような冠羽を持つ(これが名前の由来)。頚部の羽毛は明るい灰色で、英名の由来になっていると思われる。ウガンダの国鳥。

マナヅル

ソデグロヅル

鳥切手 鶴 ベトナム マナヅル 鳥切手 鶴 ベトナム ソデグロツル

丹頂鶴(タンチョウヅル,日本)

丹頂鶴(タンチョウヅル,日本)

銀鶴(ギンヅル、日本・春日大社)

マナヅル(ロシア、1993年)

日本 ツル 丹頂鶴 日本 ツル 丹頂鶴

釧路湿原・ラムサール条約

銀鶴(ギンヅル、日本・春日大社) 切手

マナズルの学名:Grus vipio

マナヅル(ロシア、1993年) Grus vipio 切手

アメリカシロヅル(米国,1957年)

白鶴の小型シート(中国、1986年)

アメリカシロヅル(米国,1957年) 白鳥の小型シート(中国、1986年)

■マナヅル(Grus vipio)は、夏季に中華人民共和国北東部、モンゴル、アムールで繁殖し、冬季になると日本、朝鮮半島、長江下流域ヘ南下し越冬する。日本では主に鹿児島県の出水平野(「鹿児島県のツルおよびその渡来地」として国の特別天然記念物)に越冬のため飛来(冬鳥)する。全長125cm。胴体は暗灰色の羽毛で覆われる。三列風切羽は淡灰色。頭頂から後頸にかけては白い羽毛で覆われる。眼の周囲から嘴にかけて羽毛が無く、赤い皮膚が露出している。農作物を食害する害鳥。
■ソデグロヅル(袖黒鶴、学名:Grus leucogeranus)は、全長130〜140cm。成鳥は翼角と初列風切羽が黒い(これが和名の由来である)他は全身真っ白。嘴は褐色、脚は薄い赤色で、顔面にマナヅルのそれによく似た赤い皮膚の裸出がある。シベリアの中北部で局地的に繁殖し、インドや中国の揚子江下流域などで越冬する。日本へはまれな冬鳥として渡来する。

ソデグロヅル(中国、1986年)

丹頂鶴(日本、2001年)

丹頂鶴(タンチョウヅル)

ソデグロヅル(中国、1986年) 飛翔

飛翔とつがい
ソデグロヅル(中国、1986年) つがい

丹頂鶴(日本、2001年) 丹頂鶴 日本

丹頂鶴(日本、2000年)

マナヅル(日本、1993年)

ナベヅル(日本、1992年)

オオヅル(Sarus Crane、ビルマ、1964年)

丹頂鶴 日本 鳥 切手 マナヅル(日本、1993年) ナベヅル(日本、1992年) オオヅル(Sarus Crane、ビルマ、1964年)

洞爺湖とタンチョウ 

水辺の鳥に関する書籍紹介

洞爺湖とタンチョウ 

■ナベヅル(鍋鶴、学名:Grus monacha)は、ツル目・ツル科に分類されるツルの一種。体長は100cmほどで、くちばしと首、足が長い。成鳥は額が黒、目の上が赤、頭から首が白、胴体は灰黒色をしている。和名は胴体の灰黒色が黒く変色した鍋を思わせることに由来している。

名張市の友好都市は、中国・蘇州市で色々交流もあります。市役所の玄関を飾る、丹頂鶴の刺繍。

タンチョウヅル(Crowned crane)

名張市の友好都市は、中国・蘇州市で色々交流もあります。市役所の玄関を飾る、丹頂鶴の刺繍。 カワウ(川鵜、学名:Phalacrocorax carbo)は、ペリカン目(Sibley分類ではコウノトリ目に属する)・ウ科。 タンチョウヅル(Crowned crane)

カワウ(川鵜、学名:Phalacrocorax carbo)は、ペリカン目(Sibley分類ではコウノトリ目に属する)・ウ科。

マナヅル(モンゴル、1990年、学名 Grus vipio Pallas、絶滅危惧種)

カグー(国鳥)図案のレンティキュラー切手

マナヅル(モンゴル、1990年、Grus vipio Pallas、絶滅危惧種) マナヅル(モンゴル、1990年、Grus vipio Pallas、絶滅危惧種) カグー(国鳥)図案のレンティキュラー切手

ニューカレドニア、2009年

マナヅル(モンゴル、1990年、Grus vipio Pallas、絶滅危惧種)

ホオジロカンムリヅル

バン(鷭・学名Gallinula chloropus、英国、1980年)

■バン(鷭・学名Gallinula chloropus)とは、ツル目クイナ科に分類される鳥。体長は35cmほどで、ハトくらいの大きさ。成鳥のからだは黒い羽毛におおわれるが、背中の羽毛はいくらか緑色をおびる。額にはくちばしが延長したような「額板」があり、繁殖期には額板とくちばしの根もとが赤くなる。オセアニアを除く全世界の熱帯、温帯に広く分布し、中央アジアや沿海州、アメリカ東部などで繁殖したものは冬には暖地へ移動する。

ホオジロカンムリヅル
マーシャル諸島

バン(鷭・学名Gallinula chloropus、英国、1980年)

■カグー(Rhynochetos jubatus)は、ツル目カグー科カグー属に分類される鳥類。本種のみでカグー科カグー属を構成する。別名カンムリサギモドキ。ニュカレドニアの固有種。全長55-60センチメートル。翼開張78センチメートル。

ツル目(つるもく、学名 Gruiformes)の分類

ツル科 Gruidae

首と脚が長い大型の鳥類。タンチョウ、ナベヅル、マナヅルなど。

ツルモドキ科 Aramidae

ツルモドキ1種のみ

ラッパチョウ科 Psophiidae

ラッパチョウ属 Psophia のみ

ヒレアシ科 Heliornithidae

クイナ科 Rallidae

ツル目のなかで(以前のツル目でも)最大の種数を含む科である。飛行能力が低く、飛べない種もいる。ヤンバルクイナ、オオバンなど。

キボシクイナ科 Sarothruridae

キボシクイナ属 Sarothrura のみ。クイナ科から分離される。

カグー科

カグー(Rhynochetos jubatus)のみで構成

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 コウノトリ(鸛、学名:Ciconia boyciana)・トキ(朱鷺、鴇、学名:Nipponia nippon)

■コウノトリ(鸛、学名:Ciconia boyciana)は、コウノトリ目(学名 Ciconiiformes)コウノトリ科に属する鳥類の一種で、全長約110〜115cm、翼開長160〜200cm、体重4〜6sにもなる非常に大型の水鳥である。羽色は白と金属光沢のある黒、クチバシは黒味がかった濃い褐色。脚は赤く、目の周囲にも赤いアイリングがある。分布域は東アジアに限られる。また、総数も推定2,000〜3,000羽と少なく、絶滅の危機にある。シュバシコウ(White Stork:朱嘴鸛)はコウノトリ目コウノトリ科の鳥で、全長100-102cm、翼開長155-165cmです。

辰鼓櫓とコウノトリ(日本、兵庫)

コウノトリ(日本)

コウノトリ(日本)

シュバシコウ(White Stork:
朱嘴鸛、ハンガリー)

コウノトリ(日本、兵庫) 櫓 鳥 切手 コウノトリ(日本) シュバシコウ(White Stork:朱嘴鸛) ハンガリー

■シュバシコウ(朱嘴鸛、学名:Ciconia ciconia)は、コウノトリ科の鳥類の一種。「赤いクチバシのコウノトリ」の意味。
シュバシコウは、高い塔や屋根に営巣し、雌雄で抱卵、子育てをする習性から、ヨーロッパでは赤ん坊や幸福を運ぶ鳥として親しまれている。このことから欧米には「シュバシコウが赤ん坊をくちばしに下げて運んでくる」または、「シュバシコウが住み着く家には幸福が訪れる」という言い伝えが広く伝えられている。 ドイツ、リトアニアの国鳥です。 参考文献『小学館の図鑑NEO 鳥』

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■トキ(朱鷺、鴇、学名:Nipponia nippon)はコウノトリ目トキ科の鳥の一種。東アジアに広く分布していたが、19世紀後半から20世紀前半にかけて激減した。現在では中国の陝西省にのみ生息しており、中国と日本で人工繁殖が進められている。

トキ(日本)

トキ(日本)

トキ(日本)

トキ・自然公園50年(1981年)

トキ 鳥 切手 絶滅種 トキ 鳥 切手 絶滅種 トキ・自然公園50年(1981年)

中国の朱鷺(トキ)・・先日も中国からのトキを育て、野性に戻したとのニュースがあった。

コウノトリ目 サギ科 クロサギ (Eastern Reef Heron、クリスマス島)

中国の朱鷺 クロサギ (Eastern Reef Heron、クリスマス島)

ハダダトキ(Hadada Ibis)

中国の朱鷺(トキ)のFDC

アオサギ(蒼鷺、Ardea cinerea、gray heron、カンボジア)

ハダダトキ(Hadada Ibis) アオサギ(蒼鷺、Ardea cinerea、gray heron)

■ハダダトキ Hadada Ibis 学名:Bostrychia hagedash  アフリカの草原やサバンナ、熱帯雨林に住んでいます。虫やカエルなどを食べます。名前の由来は鳴き声が「ハーハーダーダー」と聞こえることから。
■アオサギ(蒼鷺、Ardea cinerea、gray heron) は、動物界脊索動物門鳥綱コウノトリ目サギ科アオサギ属に分類される鳥類。全長88-98cm。翼開張150-170cm。体重1.2-1.8kg。上面は青みがかった灰色の羽毛で被われ、和名の由来(漢字表記の蒼はくすんだ青色のことも指し、中国語名と同一)になっている。種小名cinereaは「灰色の」の意で、英名(grey)と同義。また淡灰色の長い羽毛(飾羽)が混じる。下面は白い羽毛で被われ、胸部の羽毛は伸長(飾羽)する。頸部から胸部にかけて黒い縦縞が入る。頭部は白い羽毛で覆われ、眼上部から後頭にかけて眉状の黒い筋模様(眉斑)が入る。後頭は眉斑と繋がるように黒い羽毛が伸長(冠羽)する。雨覆の色彩は灰色で、初列雨覆や風切羽上面の色彩は黒い。人間でいう手首(翼角)の周辺には2つの白い斑紋が入る。雌は雄に比べるとやや小型で、冠羽と飾羽が短い。虹彩は黄色

ホアカトキ(トルコ、1976年)

ホアカトキ(トルコ、1976年)
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 フラミンゴ(Flamingo)

■フラミンゴ(Flamingo)とはフラミンゴ目フラミンゴ科に属する鳥の総称である。非常に長い脚と首を持つ大型の鳥である。 何万羽にもなるフラミンゴの群れが、空をピンク色に染めて飛翔する様は、テレビ等を通じて広く知られている。アフリカ、南ヨーロッパ、中南米の塩湖や干潟に生息する。 塩湖やアルカリ性の湖といった特殊な環境に適応しており、数千羽から百万羽程度の巨大な群れを形成する。

フラミンゴ(アメリカ)

コフラミンゴ
(Lesser Flamingo、ケニア)

フラミンゴ(アメリカ) 鳥 切手

■コフラミンゴはフラミンゴ目フラミンゴ科の鳥で、全長80-90cmです。東アフリカの大地溝帯、ナミビア、ボツワナ、モーリタリア、セネガル、インド北西部に分布しています。餌となる藍藻類や珪藻が多い内陸高地の強アルカリ性の湖沼、塩水湖、沿岸の潟湖などに生息します。ケニアのナクル湖は有名な生息地です。

コフラミンゴ(Lesser Flamingo)(ケニア)

フラミンゴ(メキシコ)

フラミンゴ(フランス、1970年、欧州自然保護年)

オオフラミンゴ(トルコ、1976年)

フラミンゴ(メキシコ) 鳥類 フラミンゴ(フランス、1970年、欧州自然保護年) オオフラミンゴ(トルコ、1976年)

 ペリカン(Pelican)

■ペリカン(Pelican)はペリカン目ペリカン科に属する鳥類の総称で、スペイン語では「アルカトラズ」と言う。大型の水鳥で最大の種では全長170cmほどになる。大きなくちばしをもち、魚を主食とする。まれに、鳩も食する。下のくちばしから喉にかけて弾力性のある特徴的な袋状構造をもつ。四本の指には水かきがある。 ペリカン科 Pelecanidae :大型の水鳥で長いクチバシと、大きな「のど袋」をもつ。モモイロペリカンなど。

ルーマニアのペリカン切手(動物保護)

ルーマニアのペリカン切手(動物保護)

ルーマニアのペリカン切手(動物保護) ルーマニアのペリカン切手(動物保護)

ブルガリアのペリカン切手(1984年)ペリカンの親子/泳ぐペリカン/飛び立つペリカン

ペリカン(アルメニア、2007年)

ブルガリアのペリカン切手 ペリカンの親子ブルガリアのペリカン切手 ペリカン(アルメニア、2007年)

白ペリカン(ルーマニア)

ペリカン(ギリシャ、1979年)

ハイイロペリカン
(Dalmatian Pelican,ブルガリア)

ペリカン(ルーマニア) ペリカン(ギリシャ、1979年) ハイイロペリカン(Dalmatian Pelican,ブルガリア)

 その他の水辺の鳥

上段:ソリハシセイタカシギ
下段:グーラミ

上段:ミカズキカイツブリ
下段:キンチャクダイ

コブ白鳥(日本)

オシドリ(日本)

香港 水辺の鳥 切手 日本 コブ白鳥 切手 日本 オシドリ 切手

シジュウカラガン(日本)

カルガモ(日本)

シジュウカラガン(日本) 水辺の鳥 雁 カリ カルガモ(日本) 鳥 切手

カラーマーク付き

Anas poecilorhyncha

オオジシギ

ハマシギ(シギ科、スウェーデン

オジロビタキ(ヒタキ科)

オオジシギ 水辺の鳥 スウェーデン ハマシギ (シギ科) 切手 ウウェーデン 切手 オジロビタキ (ヒタキ科)

香港中国の水鳥切手は、スウェーデン切手などで大変有名な、凹版切手彫刻の名匠チェスラフ・スラニア氏の手による切手です。(2003)
こちらの切手はスウェーデンとの共同発行です。ソリハシセイタカシギ、ミミカイツブリ、オオハム、カンムリカイツブリ

ナンキンオシ (南京鴛、学名:Nettapus coromandelianus,Trutu Coklat)

ヘラサギ(African White Spoonbill、ギニア)

ホンケワタガモ(スウェーデン)

チュウシャクシギ(スウェーデン)

ナンキンオシ (南京鴛、学名:Nettapus coromandelianus,Trutu Coklat) インドネシア ヘラサギ(African White Spoonbill、ギニア) ホンケワタガモ チュウシャクシギ

■ナンキンオシ (南京鴛、学名:Nettapus coromandelianus)は、カモ目カモ科に分類される鳥類の一種。全長約33cm。日本で記録されたカモ科の鳥としては、最も小型の種類に属する。雄成鳥は頭部は白色だが、額から頭頂は黒褐色。背中から尾は黒色で体の下面は白色である。雌の成鳥は、顔の茶色の通眼線があり、体の上面はやや褐色味をおびる。
■サギ(鷺)は、コウノトリ目サギ科 (Ardeidae) に属する鳥類の総称で、水鳥の仲間である。雪客(せっかく)という異称もある。外観はコウノトリやツルに姿が似て、長い脚と嘴を持つが、大きさはコウノトリやツルより小さい。体色は多く灰色から白、黒のものもあり、また季節により体色が変わるものもある。

カラフトアオアジシギ

ウエストオーストラリアの黒鳥(ブラックスワン)

オオサギ(沖縄・1960年)

カラフトアオアシシギ 日本 水辺 西オーストラリアのブラックスワン

ブラックスワンの学名は Cygnus atratus

オオサギ(沖縄・1960年) 鳥の切手

ガチョウ
(plectropterus gambensis)

サギ(Heron,チェコ、1983年)

ガチョウ( plectropterus gambensis ) サギ(Heron,チェコスロバキア、1983年)

■日本では黒鳥(コクチョウ)と呼ばれるブラックスワンの学名は Cygnus atratusで、鴨、白鳥、ガチョウ等と同様に水鳥であり、カモ科に属します。西オーストラリア州では1973年にブラックスワンを州の鳥に定められました。ブラックスワンは西オーストラリア州に限らず、オーストラリア他州やニュージーランドでも生息しています。日本でも見られるようです。他の水鳥と異なり、ブラックスワンは渡り鳥ではなく留鳥で、生まれた地域で一生を過ごすようです。ブラックスワンが紹介されるまで、ヨーロッパ人にとって“黒い白鳥”は空想上の鳥であり、多くのヨーロッパ人にとっては驚きと共に疑いもあったようです。 

コブハクチョウ、白鳥の雛とおとり池、白鳥の番と雛、巣の中の卵と納屋、白鳥の若鳥と入り江(イギリス、1993年)

コブハクチョウ、白鳥の雛とおとり池、白鳥の番と雛、巣の中の卵と納屋、白鳥の若鳥と入り江(イギリス、1993年)  コブハクチョウ、白鳥の雛とおとり池、白鳥の番と雛、巣の中の卵と納屋、白鳥の若鳥と入り江(イギリス、1993年)

■コブハクチョウ(瘤白鳥、学名:Cygnus olor)は、カモ目カモ科ハクチョウ属に分類される鳥類で、白鳥の一種。ヨーロッパ、中央アジアを中心に生息する。繁殖のため渡りをする。デンマークの国鳥。 1933年、八丈島で迷鳥としての記録がある。 全長約150cm。雌雄同色であり、全身白色の大型の水鳥である。扁平なくちばしはオレンジ色。くちばし上部の付け根に黒いコブのような裸出部があり、名前の由来になっている。ヒナの羽毛(幼綿羽とその後に生える幼羽)は灰色のことが多いが、白色の個体もいる。ハクチョウの中でも優雅な姿が好まれ、古代ローマの頃から飼育が始まっていた。中世では「王の鳥」と讃えられた。

マガモ(スイス)

白鳥(中国,1983年,T83)コブハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウ

ウミスズメ(Uria aalge inornata)絶滅危惧種、リベリア

Mallard,Anas platyrhynchos
マガモ(スイス)Mallard,Anas platyrhynchos

白鳥(中国,1983年,T83)コブハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウ ジャポニカ 札幌オリンピック ウミスズメ(Uria aalge inornata)絶滅危惧種

ノドアカクロサギ(ザンビア)

ハシビロコウ(ザンビア)

民芸シリーズ(ダック・デコイ、アメリカ、1985年)

ノドアカクロサギ
ノドアカクロサギ 英名:Slaty Egret 学名:Egretta vinaceigula  ザンビア

(英名:Slaty Egret
学名:Egretta vinaceigula )

ハシビロコウ(ザンビア)(英名:Shoebill・Shoe-billed Stork ・ Whale-headed Stork、学名:Balaeniceps rex)

スズガモ(Aythya marila)、マガモ(Anas platyrhynchos)
民芸シリーズ(ダック・デコイ、アメリカ、1985年) スズガモ(Aythya marila)、マガモ(Anas platyrhynchos) オオホシハジロ(Aythya valisineria)、アメリカホシハジロ(Aythya americana)

オオホシハジロ(Aythya valisineria)、
アメリカホシハジロ(Aythya americana)

■「動かない鳥」で有名なハシビロコウ(嘴広鸛、英名:Shoebill・Shoe-billed Stork ・ Whale-headed Stork、学名:Balaeniceps rex)は、伝統的にはコウノトリ目の下位に分類されることが多い。ハシビロコウは、首をすくめて飛ぶ姿勢はサギの仲間に近い特徴とされ、DNA研究においては分類群の異なるペリカン目に近いのではないかという報告もあり、謎の多い鳥です。ハシビロコウは、エチオピア区に生息し、ウガンダ共和国のビクトリア湖周辺に見られる。ワシントン条約で国際取引が規制されている希少種。ハシビロコウ亜科は、ハシビロコウ1属1種のみ。全長約1.2m、体重約5kgの大型の鳥類である。巨大な嘴を持ち、獲物を狙うときは数時間にわたってほとんど動かないのが特徴。
■カモ(鴨)とは、カモ目カモ科の鳥類のうち、カリ(雁)に比べて体が小さく、首があまり長くなく、冬羽(繁殖羽)では雄と雌で色彩が異なるものをいう(カルガモのようにほとんど差がないものもある)。分類学上のまとまった群ではない。日本では主にカルガモ、オシドリなどが通年生息し、日本全国の河川や湖などで見られる。日本では多くが冬鳥であるため、冬季にはマガモ、コガモ、オナガガモ、スズガモなど多種が見られる。カモ科の鳥は、肉、卵、羽毛が利用され、数種は飼いならされ家禽(アヒル、ガチョウ、バリケンなど)として飼育される 

雁(台湾、上海版、1950年)

雁(台湾、上海版、1950年)

■雁(がん、かり)(異字:鴈)とは、カモ目カモ科の水鳥の総称。枕詞は「遠つ人」。大きさはカモより大きく、ハクチョウより小さい。東西で狩猟の対象であったが、日本では急速な減少から保護鳥の対象となった。現在は禁猟。日本ではマガン、カリガネ、ヒシクイなどが生息し、北海道宮島沼や宮城県伊豆沼などに冬鳥として飛来する。宮城県の県鳥でもある。家禽はガチョウ(鵞鳥)と呼ばれる。

カモ(鴨)科の鳥 ハンガリー

野鳥・湿地トラスト50年(イギリス、1996年)

アヒルの一種

タゲリ

ガン(カリ)の一種

カイツブリ(日本、1991年)

野鳥・湿地トラスト50年(イギリス、1996年) アヒルの一種 野鳥・湿地トラスト50年(イギリス、1996年) タゲリ 野鳥・湿地トラスト50年(イギリス、1996年) ガンの一種 カイツブリ(日本、1991年) 水辺の鳥

エトピリカ(日本、1992年)

オオハクチョウ

タマシギ

オオミズナギドリ

エトピリカ(日本、1992年) オオハクチョウ タマシギ 水辺の鳥 オオミズナギドリ

■タゲリ(田鳧、Vanellus vanellus)は、動物界脊索動物門鳥綱チドリ目チドリ科タゲリ属に分類される鳥。タゲリ属の模式種。全長31.5cm。背面は光沢のある暗緑色、腹面は白い羽毛で覆われる。頭部には黒い冠羽が発達する。頸部には黒い首輪状の斑紋が入る。
■エトピリカ(花魁鳥)Fratercula cirrhata は、チドリ目・ウミスズメ科に分類される海鳥の一種。エトピリカは、アイヌ語で「くちばし(etu)が美しい(pirka)」という意味鮮やかな飾り羽とくちばしが特徴の海鳥です。
■タマシギ(珠鷸:学名Rostratula benghalensis)とは、チドリ目タマシギ科に分類される鳥類の一種で、一妻多夫であることでよく知られています。
■オオミズナギドリ(大水薙鳥、学名:Calonectris leucomelas)とは、ミズナギドリ目ミズナギドリ科に分類される鳥類。日本近海では最も普通にみられるミズナギドリ類。

エトピリカと北海道の地図
(北海道、2005年)

エトピリカ

アカショウビン(日本、1992年)

カワセミ(日本)

アマサギ

マガン

アカショウビン(日本、1992年) 鳥類 カワセミ 水辺の鳥 アマサギ マガン 鳥

■アカショウビン(赤翡翠、学名Halcyon coromanda)は、ブッポウソウ目カワセミ科に分類される鳥類。森林に生息するカワセミの仲間で、日本では夏鳥として見られる。種小名はインドのコロマンデル海岸に由来してる。
■アマサギ(亜麻鷺、黄毛鷺、猩々鷺:学名Bubulcus ibis)は、コウノトリ目サギ科に分類される鳥類の一種。

トモエガモ(日本、1993年)

アメリカオシドリ(1968年)

カツオドリ(Sula leucogaster、
日本、1991年)

ウミネコ

トモエガモ(日本、1993年) 水辺の鳥 アメリカオシドリ(1968年)

アメリカオシ(亜米利加鴛鴦、
学名Aix sponsa)

カツオドリ(日本、1993年) ウミネコ 水辺の鳥

日本・鵜飼

長良川の鵜飼

オシドリ(日本、1992年)

アメリカオシドリ(USA、1991年)

日本・鵜飼 長良川の鵜飼 水辺の鳥 オシドリ(日本、1992年) アメリカオシドリ(USA、1991年)

■鵜(ウ)とは、ペリカン目ウ科(学名:Phalacrocoracidae)に属する水鳥の総称です。
■鵜飼とは、鵜(ウ)を使ってアユなどを獲る伝統的な漁法のひとつ。日本では岐阜県、愛知県、京都府、愛媛県などで行われているが、特に長良川での鵜飼いが最も有名です。『日本書紀』神武天皇の条に「梁を作つて魚を取る者有り、天皇これを問ふ。対へて曰く、臣はこれ苞苴擔の子と、此れ即ち阿太の養鵜部の始祖なり」と、鵜養部のことが見え、『古事記』にも鵜養のことを歌った歌謡が載っている。鵜飼漁で獲れる魚には傷がつかず、ウの食道で一瞬にして気絶させるために鮮度が非常に良い。このため、鵜飼鮎は献上品として殊のほか珍重され、安土桃山時代以降は幕府および各地の大名によって鵜飼は保護されていった。
■シロチドリは、チドリ目チドリ科に属するスズメ大の小鳥で、古くから“浜千鳥”の名で広く親しまれています。三重県下では、伊勢湾沿岸の開けた見通しのよい砂地や草地などで繁殖するほか、冬季には干潟や渚で、ゴカイやカニなどを採食しているのが観察できます。県民投票により昭和47年(1972)6月20日に三重県の“県鳥”として指定されました。二見浦は、シロチドリの生息地である伊勢湾の入口にあり、夫婦岩、水族館等が有名で、観光名所として多くの人々が訪れます。

シロチドリと二見浦

シロチドリと二見浦

コチドリ(小千鳥、Charadrius dubius)

オシドリ(日本)

白鳥(アイスランド)

■コチドリ(小千鳥、Charadrius dubius)は、鳥綱チドリ目チドリ科チドリ属に分類される鳥。全長16cm。頭頂部と背面は灰褐色、腹面は白い羽毛で覆われる。眼の周囲の羽毛は黄色。嘴から眼を通り側頭部へ続く黒い筋模様(過眼線)が入る。額にも黒い斑紋が入り、過眼線と交わる。喉から後頭部にかけての羽毛は白い。頸部には黒い首輪状の斑紋が入る。肢はオレンジ。

白鳥(アイスランド)

カツオドリ(Brown Booby、Sula leucogaster、ニューカレドニア)

アカアシカツオドリ(Sula sula、仏領ポリネシア、1996年)

オオグンカンドリ(Fregata minor、仏領ポリネシア)

クロアジサシ(Anous stolidus、仏領ポリネシア)

カツオドリ(Brown Booby、Sula leucogaster、ニューカレドニア) アカアシカツオドリ(Sula sula、仏領ポリネシア) オオグンカンドリ(Fregata minor、仏領ポリネシア) クロアジサシ(Anous stolidus、仏領ポリネシア)

ムラサキサギ(Purple Heron、Ardea purpurea、ギリシャ)

カモメ(Gull、ギリシャ、1979年)

パプアノドグロヒタキ(Poecilodryas albonotata, w:Black-throated Robin,パプアニューギニア)

ノガン(Otis tarda, Great Bustard, イラン、1974年)

ムラサキサギ(Purple Heron、Ardea purpurea、ギリシャ、1979年) カモメ(Gull、ギリシャ、1979年) パプアノドグロヒタキ(Poecilodryas albonotata, w:Black-throated Robin,パプアニューギニア) ノガン(Otis tarda, Great Bustard, イラン、1974年)

マガモ(真鴨、Anas platyrhynchos、ソ連、1990年)

ホオジロガモ(頬白鴨、Bucephala clangula)

オシドリ(mandarin duck、ソ連、1970年)

カモの雄雌(ロシア、1990年)

マガモ(真鴨、Anas platyrhynchos) ソ連 1990年 ホオジロガモ(頬白鴨、Bucephala clangula) オシドリ(mandarin duck、ソ連、1970年) カモの雄雌(ロシア、1990年)

ユリカモメ
(Black-headed Gull、ルーマニア)

ガチョウ(Geese、ブルガリア、1955年)

ロス海のカモメ(ソ連)

メガネケワタガモ(眼鏡毛綿鴨、Spectacled Eider)

ユリカモメ Black-headed Gull ガチョウ(Geese、ブルガリア、1955年) ロス海のカモメ(ソ連) 鳥類 メガネケワタガモ(眼鏡毛綿鴨、Spectacled Eider)

*1:ラムサール条約は、湿原の保存に関する国際条約。水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る目的で、1971年2月2日に制定され、1975年12月21日に発効した。1980年以降、定期的に締結国会議が開催されている。日本語での正式題名は特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(英:Convention on Wetlands of International Importance Especially as Waterfowl Habitat)。日本での法令番号は昭和55年条約第28号。通称は、この条約が作成された地であるイランの都市ラムサールにちなんでいます。登録の対象は「湿地」であり、湿原(釧路湿原等)や湖(琵琶湖等)、海域(慶良間諸島海域等)などの水域を対象としている。

ベーリング海の鵜
(cormorant、ソ連)

カオジロガン
(barnacle goose、ソ連)

ニシズグロカモメ
(Mediterranean Gull)

白ヘラサギ(White spooonbill、ルーマニア、1957年)

ベーリング海の鵜(cormorant、ソ連) カオジロガン(barnacle goose、ソ連) 鳥類 ニシズグロカモメ(Mediterranean Gull) 鳥類 白ヘラサギ(White spooonbill、ルーマニア、1957年)

アマサギ(マーシャル諸島)

アメリカムラサキバン(Porphyrio martinicus. Purple Gallinule)

クラハシコウ

ヒメアカクロサギ

アマサギ アメリカムラサキバン クラハシコウ ヒメアカクロサギ

■クラハシコウ(学名:Ephippiorhynchus senegalensis)は、コウノトリ目コウノトリ科に分類される鳥類の一種。
■カワガラス(河烏、学名:Cinclus pallasii)は、スズメ目(Passeriformes)カワガラス科(Cinclidae)に分類される鳥類の一種。ヒマラヤ北部からインドシナ北部、中国、台湾、サハリン、カムチャツカ半島に分布する。全長は22cmほどで、ヒヨドリやツグミより少し小さい。全身が濃い茶色の羽毛におおわれているのが名前の由来だが、カラスの仲間ではない。幼鳥は喉から腹にかけて白くて細かいうろこ模様がある。くちばしと足は灰色でがっちりしている。
■フサエリショウノガン(Houbara Bustard、房襟小野雁、Chlamydotis undulata)は、ツル目ノガン科に分類される鳥類の一種。

フサエリショウノガン(Houbara Bustard)ス領サハラ、1961年

フサエリショウノガン(Houbara Bustard)ス領サハラ、1961年

セグロミズナギドリ
(バハマ、2009)

カワガラス(英国、1980年)

21世紀未来博覧会(山口きらら博)
「トモエガモ(別名アジ)」 2001

ヘラサギ(トルコ、1976年)

セグロミズナギドリ(バハマ、2009) カワガラス(英国、1980年) ヘラサギ(トルコ、1976年)

鳥類の切手|大型の鳥の鶴(ツル)・フラミンゴ・コウノトリ・トキ・ペリカンとその他水辺の鳥

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