乗り物の切手|世界の気球・風船
世界の気球・風船(balloon)を中心にした切手(stamp)です。気球(ききゅう)とは飛行するための乗り物(航空機)の一種。空気より軽い気体を風船に詰め込む事で浮力を得るもので、軽航空機 (LTA; Lighter-Than-Air) に分類される。バーナー等で熱した空気を利用する物を熱気球、水素やヘリウムなどを使用する物をガス気球、ガスと熱した空気の両方を利用する物をロジェ気球と呼ぶ。人間が乗る為には気球の下にバスケットやゴンドラをつける。熱気球が発明された1783年以降19世紀までフランスを中心にヨーロッパで気球ブームが起き、遊覧飛行や冒険飛行が頻繁におこなわれた。19世紀半ばに動力を備えた飛行船が、20世紀に飛行機が発明されるとそれらに取って代わられ下火となるが、第二次世界大戦後、熱気球はスカイスポーツ (競技)として復活する。ガス気球は気象観測用のラジオゾンデや、宣伝・広告用のアドバルーンなどとして現代でも利用されている。超長距離の記録飛行の多くにはロジェ気球が用いられてきた。
乗り物の切手索引 [ 自動車関係(バイク・自転車 |自動車切手、バス、馬車 |レーシングカー・ラリーカー)| |
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■気球(ききゅう)とは飛行するための乗り物(航空機)の一種。空気より軽い気体を風船に詰め込む事で浮力を得るもので、軽航空機 (LTA; Lighter-Than-Air) に分類される。 気球の種類は、熱気球、ガス気球、ロジエ気球に分類されます。 |
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インドの気球(インド、1983年) Montgolfier |
■Montgolfier :モンゴルフィエ兄弟(―きょうだい)は。モンゴルフィエ式の熱気球を発明し、世界で初の有人飛行を行ったフランスの兄弟。1783年6月5日、彼らはアノネーでリンネル製の袋を使って最初の公開飛行を行った。気球(袋)は1600-2000mまで上昇し、2Kmの距離を約10分に渡って滞空した。煙は「モンゴルフィエのガス」と呼ばれた。現在、この6月5日は、熱気球の日とされている。 |
ザイールの気球・モンゴルフィエ兄弟の最初の気球 |
オーギュスト・ピカールの気球(ベルギー、1932年) |
■オーギュスト・ピカール(Auguste Piccard、1884年-1962年)はスイスの物理学者、気象学者、冒険家。1931年5月27日、宇宙線やオゾンを研究するために、自らが設計した水素気球に乗ってドイツのアウグスブルグ上空16000mの成層圏に達した。これは世界初の気球による成層圏到達である。この気球は直径30mと大型のもので、地上と上空の気圧の差を巧みに利用したものであった。1932年8月18日にはFNRS-1で自らの高度記録を更新している。彼はその後も気球に乗り続け、計27回の浮上で最高記録は23000mであった。 |
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ベトナム発行の気球 |
ベトナム発行の気球 |
カンボジア・バルーン |
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モンゴルの気球(1977年) |
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ギニアビサウの気球 |
アンドラの気球切手 |
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スイスの気球 |
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1999年スイス切手:英国人のブライアン・ジョーンズらが |
ドイツの気球 | ||
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■ロジエ気球:熱気球とガス気球の長所を併せ持つ、ハイブリッド気球です。 ■気球による初の無着陸世界一周飛行:1999年3月13日〜3月20日 ベルトラン・ピカールと ブライアン・ジョーンズ(Brian Jones、(ローリング・ストーンズの元メンバー、ブライアン・ジョーンズとは別人)
による。飛行距離:40,879km、飛行時間:19日21時間55分。 |
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モナコ(気球とスペースシャトル) |
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■気球の歴史 ・・・ 1709年:神父バルトロメウ・デ・グスマンがポルトガルで熱気球の実験を行うが、異端として告発される。 1783年11月:
モンゴルフィエ兄弟が熱気球の有人飛行に成功。 1877年: 島津源蔵 (初代)がガス気球で日本初の有人飛行に成功。 (1903年: ライト兄弟が飛行機による飛行に成功。)
1944年: 日本が風船爆弾でアメリカ合衆国本土を攻撃。 |
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モンゴルの気球100年記念(1982年) |
第9回熱気球世界選手権 |
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ロイヤル・ヴァウツアール(1836年) オエメン(1897年) |
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左からイントレピッド号、現代の気球、エクスプローラー2号(USA、1983年) 気球200年 |
気球郵便100年(USA,1959年) | ||
気球・ジュピター号 |
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有人飛行200年(ツバル) 飛行機と気球 |
世界こどもの日(シリア、1986年) |
国際若者科学フェア・気球 |
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★JAXA BU60-1号機 : 世界一高い高度まで上った無人気球。2002年5月23日、岩手県にある三陸大気球観測所(宇宙科学研究所(現JAXA宇宙科学研究本部)、2007年9月27日をもって閉鎖)から放たれた後、高度53.0kmを記録。 |
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気球と観光地(オーストラリア、2008年) |
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■ガス気球:初めて人が乗るガス気球を飛行させたのは、フランスのシャルル教授です。1783年にモンゴルフィエ兄弟が熱気球での飛行を成功させた10日後、パリで飛行しました。 ヘリウムなどのガスを風船部分に詰め込み浮力を得ます。 上昇したいときは砂袋などの「バラスト」を放し、下降したいときはガスを抜きます。 熱気球は燃料のガスがなくなったら終わりですが、ガス気球はガスがあっても捨てるべきバラストがなくなったら終わりなのです。 |
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気球(ユーゴスラヴィア、1964年) |
気球郵便100年 |
中村岳陵・気球揚る(日本) |
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気球から年賀(韓国、1972年) |
気球200年(フランス、1983年) |
ひまわりと風船 |
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気球200年(オーストリア 1984年) |
有人飛行200年(アンドラ、1984年) |
プロブディフの街と気球 |
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シュトーバー(1732-1802)による |
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気球と地球(シンガポール) |
佐賀インターナショナル・バルーンフェスタ(2000年) |
熱気球の飛ぶ仕組みについては、こちらのページが参考になります。 |
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有人飛行200年(モルディブ) |
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名張の家の近所で熱気球 |
家の近所で熱気球News |
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熱気球体験:巨大な熱気球ふわり 家族連れら500人、空の旅に感激−−名張 /三重 |
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